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大規模スクラムの失敗から学んだこと
∼急成長をとげるAirレジの組織拡大の取り組み∼
㈱リクルートライフスタイル 塚越 啓介・佐橘 一旗
自己紹介
• Itsuki Sakitsu - エンジニア
• 初期からのスクラム導入推進役
• Keisuke Tsukagoshi - エンジニア
• スクラム支援、コーチング
大規模スクラムって?
普通のスクラム
Product Owner
Scrum Master
Team
Product
大規模スクラム?
Product Owner
Scrum Master
Team
Product
大規模スクラム?
Product Owner
Scrum Master
Team
Product
大規模スクラム
PO Lead
Company Board UX Specialist Portofolio Architect
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Pro...
本日お伝えしたいこと
スケールアップしても
スクラムの原理原則はかわらない
スクラムの導入に最も重要なのは
「Why」「検証と適応と透明性」
アジェンダ
1. Airレジとは?
2. なぜスクラムに取り組んだのか?
3. 大規模アジャイル開発、検証と適応からの学び
4. 今後、挑戦したい課題
5. まとめ
1. Airレジとは?
About AirREGI
無料で簡単に使えるPOSレジアプリ
Aサービ
ス
Bサービ
ス
2.なぜスクラムに取り組んだ
のか?
Why SCRUM?
我々は何故、
• スクラムを行うのか?
• 未経験の事業領域、試行錯誤の必要性
• スケールする必要があったのか?
• 相互に連携する複数のサービスを、全体整合性を
保ちつつも並行して立ち上げたい
ぶっちゃけた話
当たり前を当たり前に
やりたいから
当時の状況
要件決まってないから
開発できない
当時の状況
要件決まってないから
開発できない
これ、全然イケテナイ
言われたから作るか
当時の状況
そんな話きいてないけど
当時の状況
こんなスケジュール無理
にきまってるじゃん
当時の状況
こんなスケジュール無理
にきまってるじゃん
目指したもの
• 率直な意見を言い合える文化
• チームが協力してものづくりを行える文化
• 常に成長を続けられる文化
なぜスクラムをはじめたのか
当たり前を当たり前に
やりたいから
3. 大規模アジャイル開発、検
証と適応からの学び
How we learned, tried and adopted
組織拡大の歴史
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase1. Scrum試験導入
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase2. Scrum全面適応
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase3. 組織の拡大
2.1. WFからスクラムへ
How we started SCRUM
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase1. Scrum試験導入
はじまり
• 「今のプロセスを改善したい」
• Scrum Boot Campを購入
• まずはカタチから
WF開発
Product
WF開発 + スクラムチーム
ProductProduct
当初導入できたこと
• アーティファクト
• プロダクトバックログ、スプリントバック
ログ(KANBAN)
• セレモニー
• 計画ミーティング、朝会、振り返り、スプ
リントレビュー
やってみた結果
• 開発タスクが漏れなくなった
• 他メンバーが何をしているか見えるようになった
• 案件や進め方に対して意見が出せるように
スクラムよかった!
• 知見者がいない状態でも導入効果はある
• 形だけの導入でも効果はでる
スゲーうまくいった
スクラムうまくいったから
他のチームも
全部スクラムでやろう!
2.2. スクラムの全面適応
How we adapted
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase2. Scrum全面適応
スクラム+WFチーム
Product
全面スクラム化
Product Product
何が起こったか
SMってタスクの管理す
る人でしょ!
スクラムだから納期は
コミットしないでしょ?
ユーザーストーリー作っ
たからあとよろしく!
あれ?
なんか違う
スクラムよかった!
• 知見者がいない状態でも導入効果はある
• 形だけの導入でも効果はある
正しくは
スクラムよかった
• 知見者がいない状態でも導入効果はある
• 形だけの導入でも効果はある
ただし、チームメンバーの多く
が能動的かつ課題感を共有して
いる場合に限る
落とし穴
• トップダウン導入による、やらされスクラム
• 形だけの導入によるスクラムの誤解の顕在化
• 不安感からくる手段の目的化
Whyの有無で
効果は全然ちがう
形だけの導入による成果と障害
• 成果
• プロセス自体の定期的改
善 (振り返り)
• コミュニケーションの改
善 (チーム、KANBAN)
• スコープをきることでリ
リースサイクルを向上
(プロダクトバックログ)
• 障害物
• スクラム...
事例1.スクラムのバズワード化
• 「スクラム」だから○○やらないとダメ
• 「スクラム」をやることが目的になってしまう
原因
Whyの欠如
不安からプロセスに縛られる
対策
Whyを考えるワークショップの実施
相互に聞ける環境づくり
/やって...
事例2.POのコミット力低下
• 案件の投げっぱなし、情報共有不足
• POとチームの関係性悪化
原因
お互いの状況が見えていない
わからないことをすぐに聞けない
対策 先ずは物理的な距離を近づける
成果 すぐに聞ける状況と、不満を口にしにくい...
事例3.メンバーの自発性がなかな
か育たない
• SMがタスクを作成、アサイン
• 振り返りがお通夜
原因 SMが自分で仕切ってしまう
対策 自己評価/他者評価のフィードバック実施
成果 自分が無意識でやっていたことへの気づき
取り組みまとめ
• 組織的にスクラムに対する理解を深める
• ワークショップ、コーチング、相互相談
• 席替え実施
• POと開発チームを近くに
• 自己評価/他者評価
• SMチェックシート実施
2.2. スクラムから大規模ア
ジャイル開発へ
How we scaled
大規模アジャイル開発
全面スクラム化
Product
POの意思を統一する人
PO Lead
Product
アーキテクト整合性
PO Lead
Product
Architect
リリース案件、リリース前QA
PO Lead
Architect Releaser
Product
プロダクトが増える
PO Lead PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
全体の意思を統一する人
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
全体のUI/UXを統一する人
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist
全体のアーキテクト
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Arc...
全体のスクラム支援
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Arc...
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Architect Scr...
Portfolio Backlog
Release Train
SysQA RTE
Release Train
SysQA RTE
PB PB PB
Company Board
Architects
UX
Specialist
Scrum
Su...
スクラムの儀式
Sprint
計画MTG リファインメント スプリント
レビュー
朝会
DemoDay
SM, PO
ナレッジ共有会
開発アーキ別
共有会
Scrum of Scrum
振り返り
組織拡大
2014/03 現在2014/06
さらに拡大
Scrum
試験導入
既存体制
Product /
Component
機能組織
全面
適用
WF体制
2013/11
組織拡大
Phase3. 組織の拡大
我々は何故、
• スクラムを行うのか?
• 未経験の事業領域、イテレーション開発の必要性
• スケールを志すのか?
• 相互に連携する複数のサービスを、全体整合性を
保ちつつも並行して立ち上げたい
スクラムから大規模スクラムへ
• 成果
• 開発できる案件が増えた
• ナレッジ蓄積スピードの加
速
• 障害
• 組織的課題が見えづらい
• リーダーTに対する依存
• 組織にアーキテクチャが

おいつかない
事例1. 組織的課題が見えづらい
• 全体の可視化が忘れられやすい
• 各チームだけでなく、全体最適はとれてる?
原因 チームのことにフォーカスしてしまう
対策 全体像の可視化、各立場での情報共有
成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Architect Scr...
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Architect Scr...
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Architect Scr...
事例1. 組織的課題が見えづらい
• 全体の可視化が忘れられやすい
• 各チームだけでなく、全体最適はとれてる?
原因 チームのことにフォーカスしてしまう
対策 全体像の可視化、各立場での情報共有
成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
事例2.リーダーTに対する依存
• リーダーチームの意思決定待ち
• チーム間でのコミュニケーション不足
原因 PM : メンバー = リーダーT : チーム
対策
リーダーTの解散
 ※サポート型のリーダーチーム
成果 各チーム間連携の向上
事例3. 組織とアーキテクチャ
• 技術的負債の顕在化
• 人が増えてもなかなか開発速度があがらない
原因
コンウェイの法則
組織の大きさとアークテクチャの乖離
対策
アーキテクチャの見直し
プラクティス(TDD, CI/CD)の導入
成果 挑...
スケールアップにより発生した
問題
• チームで発生したことは抽象度があがって再
発する
• 急成長するプロダクトにあわせて、組織だけ
でなくアーキテクチャもスケールする
4. 今後挑戦したい課題
Our current impediment list
事例1. 組織的課題が見えづらい
• 全体の可視化が忘れられやすい
• 各チームだけでなく、全体最適はとれてる?
原因 チームのことにフォーカスしてしまう
対策 全体像の可視化、各立場での情報共有
成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
改めて、
検証と適応と透明性
組織拡大と可視化の重要性
• 組織拡大 = 意思を持つ人の増加
• 可視化は「事実」を顕在化させる
• 意見は受け入れづらいが、事実は受け入れ
やすい
• 目的が共有できていれば、課題を解決する
意思を共有できる
改めて、検証と適応と透明性
プロセス、スループットの
更なる可視化
プロセス、スループットの
更なる可視化
• 大規模化に伴って登場人物が増えたが、アジャ
イルさの阻害要因になっていないか?
• 個別のレビューも塵が積もれば山となる
PO Lead
Company Board
PO Lead
Architect Releaser Architect Releaser
Product Product
UX Specialist Portofolio Architect Scr...
大規模のプロセスを
どう可視化するのか?
案
件
リ
リ
ー
ス
プロセス プロセスプロセスプロセス
・どれだけのプロセスを実践している?
・各プロセスにどれだけコストがかかっているのか?
・そのプロセスの意味と目的は?権限移譲出来ない?
・全...
5. まとめ
Summary
スクラムから学んだこと
• Whyを理解/共有をすること
• 物理的な距離を近づけること
• PMをそのままSMにしないこと (SMは我慢す
ること)
大規模化から学んだこと
• 全体の可視化を改めて行うこと
• リーダーチームもサポート型に
• 組織構造にあわせたアーキテクトを作ること
まとめ
スケールアップしても
スクラムの原理原則はかわらない
スクラムの導入に最も重要なのは
「Why」「検証と適応と透明性」
失敗から学んだことを
お伝えしてきましたが
結局やってよかった?
YES!
Scale Upしてよかったこと
• 仲間が増える
• できることが増える
• 学ぶことが増える
出来る、大規模アジャイル開発
失敗から学ぶことが出来れば大丈夫!
そのためのWhyと透明性
出来る、大規模アジャイル開発
失敗から学ぶことが出来れば大丈夫!
そのためのWhyと透明性
一つでも皆様のお役に立てるものがあれば
幸いです
課題を解決する仲間
絶賛募集中!
• http://www.career.recruit-lifestyle.co.jp/
大規模スクラムの失敗から学んだこと #AgileJapan2015
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大規模スクラムの失敗から学んだこと #AgileJapan2015

  1. 1. 大規模スクラムの失敗から学んだこと ∼急成長をとげるAirレジの組織拡大の取り組み∼ ㈱リクルートライフスタイル 塚越 啓介・佐橘 一旗
  2. 2. 自己紹介 • Itsuki Sakitsu - エンジニア • 初期からのスクラム導入推進役 • Keisuke Tsukagoshi - エンジニア • スクラム支援、コーチング
  3. 3. 大規模スクラムって?
  4. 4. 普通のスクラム Product Owner Scrum Master Team Product
  5. 5. 大規模スクラム? Product Owner Scrum Master Team Product
  6. 6. 大規模スクラム? Product Owner Scrum Master Team Product
  7. 7. 大規模スクラム PO Lead Company Board UX Specialist Portofolio Architect PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product Scrum Support
  8. 8. 本日お伝えしたいこと スケールアップしても スクラムの原理原則はかわらない スクラムの導入に最も重要なのは 「Why」「検証と適応と透明性」
  9. 9. アジェンダ 1. Airレジとは? 2. なぜスクラムに取り組んだのか? 3. 大規模アジャイル開発、検証と適応からの学び 4. 今後、挑戦したい課題 5. まとめ
  10. 10. 1. Airレジとは? About AirREGI
  11. 11. 無料で簡単に使えるPOSレジアプリ
  12. 12. Aサービ ス Bサービ ス
  13. 13. 2.なぜスクラムに取り組んだ のか? Why SCRUM?
  14. 14. 我々は何故、 • スクラムを行うのか? • 未経験の事業領域、試行錯誤の必要性 • スケールする必要があったのか? • 相互に連携する複数のサービスを、全体整合性を 保ちつつも並行して立ち上げたい
  15. 15. ぶっちゃけた話
  16. 16. 当たり前を当たり前に やりたいから
  17. 17. 当時の状況 要件決まってないから 開発できない
  18. 18. 当時の状況 要件決まってないから 開発できない これ、全然イケテナイ 言われたから作るか
  19. 19. 当時の状況 そんな話きいてないけど
  20. 20. 当時の状況 こんなスケジュール無理 にきまってるじゃん
  21. 21. 当時の状況 こんなスケジュール無理 にきまってるじゃん
  22. 22. 目指したもの • 率直な意見を言い合える文化 • チームが協力してものづくりを行える文化 • 常に成長を続けられる文化
  23. 23. なぜスクラムをはじめたのか 当たり前を当たり前に やりたいから
  24. 24. 3. 大規模アジャイル開発、検 証と適応からの学び How we learned, tried and adopted
  25. 25. 組織拡大の歴史 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大
  26. 26. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase1. Scrum試験導入
  27. 27. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase2. Scrum全面適応
  28. 28. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase3. 組織の拡大
  29. 29. 2.1. WFからスクラムへ How we started SCRUM
  30. 30. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase1. Scrum試験導入
  31. 31. はじまり • 「今のプロセスを改善したい」 • Scrum Boot Campを購入 • まずはカタチから
  32. 32. WF開発 Product
  33. 33. WF開発 + スクラムチーム ProductProduct
  34. 34. 当初導入できたこと • アーティファクト • プロダクトバックログ、スプリントバック ログ(KANBAN) • セレモニー • 計画ミーティング、朝会、振り返り、スプ リントレビュー
  35. 35. やってみた結果 • 開発タスクが漏れなくなった • 他メンバーが何をしているか見えるようになった • 案件や進め方に対して意見が出せるように
  36. 36. スクラムよかった! • 知見者がいない状態でも導入効果はある • 形だけの導入でも効果はでる
  37. 37. スゲーうまくいった
  38. 38. スクラムうまくいったから 他のチームも 全部スクラムでやろう!
  39. 39. 2.2. スクラムの全面適応 How we adapted
  40. 40. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase2. Scrum全面適応
  41. 41. スクラム+WFチーム Product
  42. 42. 全面スクラム化 Product Product
  43. 43. 何が起こったか
  44. 44. SMってタスクの管理す る人でしょ! スクラムだから納期は コミットしないでしょ? ユーザーストーリー作っ たからあとよろしく!
  45. 45. あれ?
  46. 46. なんか違う
  47. 47. スクラムよかった! • 知見者がいない状態でも導入効果はある • 形だけの導入でも効果はある
  48. 48. 正しくは
  49. 49. スクラムよかった • 知見者がいない状態でも導入効果はある • 形だけの導入でも効果はある ただし、チームメンバーの多く が能動的かつ課題感を共有して いる場合に限る
  50. 50. 落とし穴 • トップダウン導入による、やらされスクラム • 形だけの導入によるスクラムの誤解の顕在化 • 不安感からくる手段の目的化
  51. 51. Whyの有無で 効果は全然ちがう
  52. 52. 形だけの導入による成果と障害 • 成果 • プロセス自体の定期的改 善 (振り返り) • コミュニケーションの改 善 (チーム、KANBAN) • スコープをきることでリ リースサイクルを向上 (プロダクトバックログ) • 障害物 • スクラムのバズワード化 • POのコミット力低下 • メンバーの自発性がなか なか育たない
  53. 53. 事例1.スクラムのバズワード化 • 「スクラム」だから○○やらないとダメ • 「スクラム」をやることが目的になってしまう 原因 Whyの欠如 不安からプロセスに縛られる 対策 Whyを考えるワークショップの実施 相互に聞ける環境づくり /やってみせる 成果 プロセスではなくゴールを 意識できるようになった
  54. 54. 事例2.POのコミット力低下 • 案件の投げっぱなし、情報共有不足 • POとチームの関係性悪化 原因 お互いの状況が見えていない わからないことをすぐに聞けない 対策 先ずは物理的な距離を近づける 成果 すぐに聞ける状況と、不満を口にしにくい環境
  55. 55. 事例3.メンバーの自発性がなかな か育たない • SMがタスクを作成、アサイン • 振り返りがお通夜 原因 SMが自分で仕切ってしまう 対策 自己評価/他者評価のフィードバック実施 成果 自分が無意識でやっていたことへの気づき
  56. 56. 取り組みまとめ • 組織的にスクラムに対する理解を深める • ワークショップ、コーチング、相互相談 • 席替え実施 • POと開発チームを近くに • 自己評価/他者評価 • SMチェックシート実施
  57. 57. 2.2. スクラムから大規模ア ジャイル開発へ How we scaled
  58. 58. 大規模アジャイル開発
  59. 59. 全面スクラム化 Product
  60. 60. POの意思を統一する人 PO Lead Product
  61. 61. アーキテクト整合性 PO Lead Product Architect
  62. 62. リリース案件、リリース前QA PO Lead Architect Releaser Product
  63. 63. プロダクトが増える PO Lead PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product
  64. 64. 全体の意思を統一する人 PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product
  65. 65. 全体のUI/UXを統一する人 PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist
  66. 66. 全体のアーキテクト PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect
  67. 67. 全体のスクラム支援 PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  68. 68. PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  69. 69. Portfolio Backlog Release Train SysQA RTE Release Train SysQA RTE PB PB PB Company Board Architects UX Specialist Scrum Support
  70. 70. スクラムの儀式 Sprint 計画MTG リファインメント スプリント レビュー 朝会 DemoDay SM, PO ナレッジ共有会 開発アーキ別 共有会 Scrum of Scrum 振り返り
  71. 71. 組織拡大 2014/03 現在2014/06 さらに拡大 Scrum 試験導入 既存体制 Product / Component 機能組織 全面 適用 WF体制 2013/11 組織拡大 Phase3. 組織の拡大
  72. 72. 我々は何故、 • スクラムを行うのか? • 未経験の事業領域、イテレーション開発の必要性 • スケールを志すのか? • 相互に連携する複数のサービスを、全体整合性を 保ちつつも並行して立ち上げたい
  73. 73. スクラムから大規模スクラムへ • 成果 • 開発できる案件が増えた • ナレッジ蓄積スピードの加 速 • 障害 • 組織的課題が見えづらい • リーダーTに対する依存 • 組織にアーキテクチャが
 おいつかない
  74. 74. 事例1. 組織的課題が見えづらい • 全体の可視化が忘れられやすい • 各チームだけでなく、全体最適はとれてる? 原因 チームのことにフォーカスしてしまう 対策 全体像の可視化、各立場での情報共有 成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
  75. 75. PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  76. 76. PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  77. 77. PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  78. 78. 事例1. 組織的課題が見えづらい • 全体の可視化が忘れられやすい • 各チームだけでなく、全体最適はとれてる? 原因 チームのことにフォーカスしてしまう 対策 全体像の可視化、各立場での情報共有 成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
  79. 79. 事例2.リーダーTに対する依存 • リーダーチームの意思決定待ち • チーム間でのコミュニケーション不足 原因 PM : メンバー = リーダーT : チーム 対策 リーダーTの解散  ※サポート型のリーダーチーム 成果 各チーム間連携の向上
  80. 80. 事例3. 組織とアーキテクチャ • 技術的負債の顕在化 • 人が増えてもなかなか開発速度があがらない 原因 コンウェイの法則 組織の大きさとアークテクチャの乖離 対策 アーキテクチャの見直し プラクティス(TDD, CI/CD)の導入 成果 挑戦中 バグ発生率は低下中
  81. 81. スケールアップにより発生した 問題 • チームで発生したことは抽象度があがって再 発する • 急成長するプロダクトにあわせて、組織だけ でなくアーキテクチャもスケールする
  82. 82. 4. 今後挑戦したい課題 Our current impediment list
  83. 83. 事例1. 組織的課題が見えづらい • 全体の可視化が忘れられやすい • 各チームだけでなく、全体最適はとれてる? 原因 チームのことにフォーカスしてしまう 対策 全体像の可視化、各立場での情報共有 成果 大規模アジャイル開発体制自体の改善
  84. 84. 改めて、 検証と適応と透明性
  85. 85. 組織拡大と可視化の重要性 • 組織拡大 = 意思を持つ人の増加 • 可視化は「事実」を顕在化させる • 意見は受け入れづらいが、事実は受け入れ やすい • 目的が共有できていれば、課題を解決する 意思を共有できる
  86. 86. 改めて、検証と適応と透明性 プロセス、スループットの 更なる可視化
  87. 87. プロセス、スループットの 更なる可視化 • 大規模化に伴って登場人物が増えたが、アジャ イルさの阻害要因になっていないか? • 個別のレビューも塵が積もれば山となる
  88. 88. PO Lead Company Board PO Lead Architect Releaser Architect Releaser Product Product UX Specialist Portofolio Architect Scrum Support
  89. 89. 大規模のプロセスを どう可視化するのか? 案 件 リ リ ー ス プロセス プロセスプロセスプロセス ・どれだけのプロセスを実践している? ・各プロセスにどれだけコストがかかっているのか? ・そのプロセスの意味と目的は?権限移譲出来ない? ・全体のスループットを明らかにし、更なるROI改善を
  90. 90. 5. まとめ Summary
  91. 91. スクラムから学んだこと • Whyを理解/共有をすること • 物理的な距離を近づけること • PMをそのままSMにしないこと (SMは我慢す ること)
  92. 92. 大規模化から学んだこと • 全体の可視化を改めて行うこと • リーダーチームもサポート型に • 組織構造にあわせたアーキテクトを作ること
  93. 93. まとめ スケールアップしても スクラムの原理原則はかわらない スクラムの導入に最も重要なのは 「Why」「検証と適応と透明性」
  94. 94. 失敗から学んだことを お伝えしてきましたが
  95. 95. 結局やってよかった?
  96. 96. YES!
  97. 97. Scale Upしてよかったこと • 仲間が増える • できることが増える • 学ぶことが増える
  98. 98. 出来る、大規模アジャイル開発 失敗から学ぶことが出来れば大丈夫! そのためのWhyと透明性
  99. 99. 出来る、大規模アジャイル開発 失敗から学ぶことが出来れば大丈夫! そのためのWhyと透明性 一つでも皆様のお役に立てるものがあれば 幸いです
  100. 100. 課題を解決する仲間 絶賛募集中! • http://www.career.recruit-lifestyle.co.jp/

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