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2011fall guidance04edu2
- 2. 本日の内容
• 調査発表:トーマス・ゴードン
2
- 3. 調査発表グループの編成
• テーマ一覧
– トーマス・ゴードン『教師学』
• 1章・池田,2章・金井,
– キャリア教育に関する中教審答申・補足資料
– 教科教育における個に応じた指導法研究
• 担当者(日程):
– 教員採用試験・傾向と対策
• 担当者(日程):
3
- 4. キャリア志向性の形成過程
自己概念を構成する要素 自己洞察
– 才能:自分の強みと弱みは何か
– 動機:人生において何を望むのか 教育
– 価値:自分のやっていることの善し 日常生活
悪しを判断するものは何か
仕事経験
キャリアアンカー
キャリア選択
仕事の捉え方
• キャリアアンカー
– 自分が本当にやりたいことをよく考えるための拠
り所。難しい選択を迫られたときでも放棄するこ
とのない自己概念(Schein, 1990)。
S4
- 6. 今後の学校におけるキャリア教育・職業
教育の在り方について[中教審答申2011]
• 基本的な考え方
1. 社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力(≒基礎的
・汎用的能力)・態度を育成する、幼児期の教育から高等教育
までの体系的な取り組み
2. 子ども・若者一人一人の発達状況の的確な把握ときめ細かな
支援
3. 能力や態度の育成を通じた勤労観・職業観等の価値観の自己
形成・自己確立
• 充実施策
1. 教育方針の明確化と教育課程への位置付け
2. 重視すべき教育内容・教育方法と評価・改善
3. 教職員の意識・指導力向上と実施体制の整備
6
- 7. テキスト
「社会的・職業的自立,社会・職業への円滑な P173表
移行に必要な力」の要素(中教審答申,2011) と比較
7
- 8. 各学校段階ごとの課題
(中教審答申,2011)
幼児期:自発的・主体的な活動を促す 特別支援教育:
小学校:社会性,自主性・自立性,関心・意 個々の生涯の状態に応じたき
欲等を養う め細かい指導・支援の下でおこ
なう
中学校:社会における自らの役割や将来の生
き方・働き方等を考えさせ,目標を立てて計
画的に取り組む態度を育成し,進路の選択・
決定を導く
後期中等教育:修了までに,生涯にわたる多
様なキャリア形成に共通して必要な能力や態
度を形成。これを通じ,勤労観・職業観等の
価値観を自ら形成・確立する
高等教育:学校から社会・職業への移行を見据え,教育課程の内外での学習や
活動を通じ,高等教育全般においてキャリア教育を充実する
8
- 9. キャリア教育計画
• 前提となる学校体制・・・経営手法の導入
– トップダウン的な目標設定
– PDCAサイクル
– 情報公開と地域連携
• 重要なポイント
– 子どもの発達段階に応じたプログラム
– 段階を分けただけでなく,相互の連結を考える
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- 10. • PDCAサイクルによ
る教育目標の達成
教育目標とは
• 例)人間力のある子
どもを育てるために
全校で取り組む
→抽象的
• テーマ,期限,達成
基準が含まれる必要
がある。
奈良県立教育研究所
上村(2004)より引用
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- 11. フィールド学習における課題
• フィールドにおけるキャリア教育
– 9割以上の学校が導入
• 職場体験(ジョブシャドウイング)
– 実施前の下調べや態度測定→終了後に比較
• インターンシップ
– 地元企業との連携が重要
• 企業と一緒に学生を育てるカリキュラムへ
– 職業科では実際の就職へ結びつける
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