Y Combinator & スタンフォード大学「スタートアップの始め方 (CS183B)」受講ガイド - Summary of How to Start...Takaaki Umada
Y Combinator が Stanford University で実施した「スタートアップの始め方 (How to Start a Startup)」講座の復習用&ガイド用ドキュメントです。
Paul Graham, Peter Thiel, Marc Andreessen 他、豪華講師陣による「スタートアップや事業との向き合い方」は、すべてのスタートアップ関係者の方々に聞いていただきたい内容になっています。
Y Combinator & スタンフォード大学「スタートアップの始め方 (CS183B)」受講ガイド - Summary of How to Start...Takaaki Umada
Y Combinator が Stanford University で実施した「スタートアップの始め方 (How to Start a Startup)」講座の復習用&ガイド用ドキュメントです。
Paul Graham, Peter Thiel, Marc Andreessen 他、豪華講師陣による「スタートアップや事業との向き合い方」は、すべてのスタートアップ関係者の方々に聞いていただきたい内容になっています。
フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
Y Combinator 風の3分ピッチテンプレートです。初期のスタートアップには以下の構成をお勧めしています。
1. Problem
2. Solution
3. Market Size
4. Traction
5. Unique Insight
6. Business Model
7. Team
UTokyo 500k 用のテンプレートとして作成しました。
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
2/23 にピッチの練習にお付き合いさせていただくことになったので、その準備用資料です。
どのようなピッチが一般的に良いとされるのか、様々な見方があるとは思いますが、今回は例によって Y Combinator のやり方 (How to Start a Startup: CS183B) を踏襲しています。また Paul Graham のエッセイなども参照しています。
フォーカスするためには、たぶんどうやってフォーカスするか(前回)に加えて、何にフォーカスするかを決める必要があって、今回は後者、つまり「フォーカスポイントを決める」方の話です。
スタートアップの初期は Y Combinator 的に言うところの Do things that don’t scale (スケールしないことをしよう)をはじめとした明確なフォーカスポイントがあると思います。ただ次第に自分たちでフォーカスポイントを決めなければいけなくなってきて、そのときにどのようにフォーカス先を意思決定すれば良いのか、どうすれば良い意思決定ができるのか、という問いが出てきて、その際に方法論の必要性が生じます。
そこで意思決定の方法論を検討するのですが、スタートアップのような情報不足や資源の制約下では、ゲーム理論をはじめとしたいわゆる規範的な normative 意思決定理論よりは、行動経済学や認知心理学の記述的な descriptive 意思決定からのアプローチが良いのかなと思い、Kahneman をはじめとした行動経済学の研究成果をベースにしています。
Y Combinator 風の3分ピッチテンプレートです。初期のスタートアップには以下の構成をお勧めしています。
1. Problem
2. Solution
3. Market Size
4. Traction
5. Unique Insight
6. Business Model
7. Team
UTokyo 500k 用のテンプレートとして作成しました。
いつも働きすぎの CEO におくる、スタートアップの成功のための心と体の健康管理入門Takaaki Umada
私の近くにいるスタートアップの CEO やスタートアップで働く方々は、その多くが働きすぎじゃないかと思うぐらい、昼夜問わずに働いています。そんな彼らに健康であり続けてほしいと思うので、参考情報を中心に書きました。
多くのCEOが同じような不安や抱えていることを知り、またそれを克服する方法がある程度あるということを知っているのは、長期的に見てスタートアップの成功に利するものかと思います。
Y Combinator 創業者 Paul Graham からのスタートアップへのアドバイス(スタートアップが迷った時に読む Paul Graham から...Takaaki Umada
スタートアップが迷った時に読む Paul Graham からのアドバイス集です。これまでのエッセイをトピック別にまとめ、アドバイスを抽出しました。
Y Combinator のプログラムを通して、数百社のスタートアップに対して アドバイスを続け、Y Combinator が他アクセラレーターとは別格のスタートアップを続々と輩出してこれたのは、おそらく Paul Graham のスタートアップへのアドバイスが的確だったからだろう、と思っています。なので日本でも Paul Graham のエッセイにアクセスしやすくなれば、スタートアップの皆さんの架空の相談先の一つとして役立つのではないか、と思いまとめた次第です。
併読して役立つであろうスタンフォード大学の How to Start a Startup のサマリーは以下においています。
http://www.slideshare.net/takaumada/how-to-start-a-startup-42996994
2/23 にピッチの練習にお付き合いさせていただくことになったので、その準備用資料です。
どのようなピッチが一般的に良いとされるのか、様々な見方があるとは思いますが、今回は例によって Y Combinator のやり方 (How to Start a Startup: CS183B) を踏襲しています。また Paul Graham のエッセイなども参照しています。
最近 Y Combinator は「ハードテックスタートアップ」に注目しています。スタートアップシーンの将来を考えるとき、 Y Combinator の投資先はある種の先行指標になると思っているので、今回はハードテックスタートアップについて 2016 年現在の状況を簡単に解説しました。
是非 Sam Altman による MIT での講演 How to Start a Hard Tech Startup も合わせてご覧ください。
セル生産方式におけるロボットの活用には様々な問題があるが,その一つとして 3 体以上の物体の組み立てが挙げられる.一般に,複数物体を同時に組み立てる際は,対象の部品をそれぞれロボットアームまたは治具でそれぞれ独立に保持することで組み立てを遂行すると考えられる.ただし,この方法ではロボットアームや治具を部品数と同じ数だけ必要とし,部品数が多いほどコスト面や設置スペースの関係で無駄が多くなる.この課題に対して音𣷓らは組み立て対象物に働く接触力等の解析により,治具等で固定されていない対象物が組み立て作業中に運動しにくい状態となる条件を求めた.すなわち,環境中の非把持対象物のロバスト性を考慮して,組み立て作業条件を検討している.本研究ではこの方策に基づいて,複数物体の組み立て作業を単腕マニピュレータで実行することを目的とする.このとき,対象物のロバスト性を考慮することで,仮組状態の複数物体を同時に扱う手法を提案する.作業対象としてパイプジョイントの組み立てを挙げ,簡易な道具を用いることで単腕マニピュレータで複数物体を同時に把持できることを示す.さらに,作業成功率の向上のために RGB-D カメラを用いた物体の位置検出に基づくロボット制御及び動作計画を実装する.
This paper discusses assembly operations using a single manipulator and a parallel gripper to simultaneously
grasp multiple objects and hold the group of temporarily assembled objects. Multiple robots and jigs generally operate
assembly tasks by constraining the target objects mechanically or geometrically to prevent them from moving. It is
necessary to analyze the physical interaction between the objects for such constraints to achieve the tasks with a single
gripper. In this paper, we focus on assembling pipe joints as an example and discuss constraining the motion of the
objects. Our demonstration shows that a simple tool can facilitate holding multiple objects with a single gripper.
【DLゼミ】XFeat: Accelerated Features for Lightweight Image Matchingharmonylab
公開URL:https://arxiv.org/pdf/2404.19174
出典:Guilherme Potje, Felipe Cadar, Andre Araujo, Renato Martins, Erickson R. ascimento: XFeat: Accelerated Features for Lightweight Image Matching, Proceedings of the 2024 IEEE/CVF Conference on Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR) (2023)
概要:リソース効率に優れた特徴点マッチングのための軽量なアーキテクチャ「XFeat(Accelerated Features)」を提案します。手法は、局所的な特徴点の検出、抽出、マッチングのための畳み込みニューラルネットワークの基本的な設計を再検討します。特に、リソースが限られたデバイス向けに迅速かつ堅牢なアルゴリズムが必要とされるため、解像度を可能な限り高く保ちながら、ネットワークのチャネル数を制限します。さらに、スパース下でのマッチングを選択できる設計となっており、ナビゲーションやARなどのアプリケーションに適しています。XFeatは、高速かつ同等以上の精度を実現し、一般的なラップトップのCPU上でリアルタイムで動作します。
85. 85
Monopoly is the condition of every
successful business.
独占はすべての成功企業の条件なのだ。
Competition is an ideology—the
ideology—that pervades our
society and distorts our thinking.
競争はイデオロギーなのだ。社会に浸透し、
僕たちの考えを歪めているのが、まさにこ
のイデオロギーだ。
Photo by Steve Jurvetson
https://www.flickr.com/photos/jurvetson/15448437356
86. 86
BIG PIECE OF A SMALL PIE
2012 revenue: $195.6B
2012 profit margin: 0.2%
2012 revenue: $50.2B
2012 profit margin: 21.0%
Market capitalization:
$112.4B
Market capitalization:
$393.8B
All United States airline
carriers combined
4
競争の激しい業界は利益率が少ない
87. 87
BIG PIECE OF A SMALL PIE
2012 revenue: $195.6B
2012 profit margin: 0.2%
2012 revenue: $50.2B
2012 profit margin: 21.0%
Market capitalization:
$112.4B
Market capitalization:
$393.8B
All United States airline
carriers combined
4
独占している会社は利益率が⾼い
http://startupclass.samaltman.com/courses/lec05/
96. Peter Theil at the Hy! Summit ̶ March 19, 2014 ̶ Image by Dan Taylor-121
96
正しい順序で市場を拡
⼤することの⼤切さは
⾒過ごされがちで、
徐々に規模を拡⼤する
には⾃⼰規律が必要に
なる。⼤成功している
企業はいずれも、まず
特定のニッチを⽀配し、
次に周辺市場に拡⼤す
るという進化の過程を
創業時から描いている。
- Peter Thiel
Zero to One
124. Peter Thiel いわく、ビジネススクールの⼈は極端に社会化された⼈たちな
ので、知らないうちにトレンドを追ってしまい、アイデアが誰かのコピー
になりがちだそうです。(※ただし実⾏フェーズでは MBA で⾝につけた
スキルは役⽴つのではないかと思います。)
逆にアスペルガー型の⼈間のほうがスタートアップにとっては有利ではな
いか、と Peter Thiel は述べています。
⼀⽅でスタートアップを成功させるには、最低でも⼀⼈の創業者(⼤抵は
CEO)が営業やマーケティングにたくさんの時間を費やす必要があるので、
奇抜なアイデアとまともな実⾏の間でバランス感が求められます。
とはいえ、経営者がプログラミングを学ぶよりも、ハッカーがビジネスを
学ぶほうが簡単だと⾔われます。ぜひ技術系の⼈もビジネスを臆さず、ス
タートアップを始めてみてください。
124
MBA は social すぎてトレンドを追いがちなので注意
159. Peter Theil at the Hy! Summit ̶ March 19, 2014 ̶ Image by Dan Taylor-121
159
べき乗則を気にかけ
なければならないの
は投資家だけじゃな
い。誰にとってもべ
き乗則は⼤切だ――
なぜなら、世の中の
すべての⼈は投資家
だからだ。
- Peter Thiel
Zero to One