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Wo! vol.36 シニアがわかりにくいインターネット用語は?
- 2. ©2015 THINKJAM.Inc. Page 1
アンケート主旨と内容
当社レポート『シニア層がつまずくWebサイト16の落とし⽳』にご関⼼をお寄せいただいた
地⽅在住のシニア36名に、インターネット⽤語の理解度を調べるためのアンケートを実施しました。
●実施期間:2015年1⽉10⽇〜2⽉9⽇ ●⽅法:インターネットによるアンケート
●対象:⾸都圏を除く地⽅在住の50歳〜80歳以上の⽅36名(男性:27名 ⼥性9名)
※新聞を読んでお問い合わせをされてこられたシニアの⽅。
●平均年齢 68.8歳
●回答者デバイス:PC:34名、スマートフォン:1名、タブレット:1名
ブラウザ
ソーシャルメディア
オンラインショッピング
レビュー
FAQ
ダウンロード
サイトマップ
アカウント作成
ログイン
サイト
調査した
インターネット
⽤語
調査内容
1)上記⽤語の意味を、5つの選択肢から選んでいただく
2)正解を提⽰した後、「⾔い換えたほうが良い表現」を
5つの選択肢から選んでいただく(「現在のままで良い」⼈はその旨選択していただく)
- 3. ©2015 THINKJAM.Inc. Page 2
結果サマリ①|インターネット⽤語、わかりますか?
正解 不正解 不明
サイトマップ 30.6% 66.6% 2.8%
ソーシャルメディア 44.4% 38.9% 16.7%
レビュー 58.3% 30.6% 11.1%
FAQ 61.1% 19.5% 19.4%
わかりにくい
⽤語
要注意な
⽤語
浸透している
⽤語
正解 不正解 不明
ブラウザ 80.6% 11.1% 8.3%
オンラインショップ 86.1% 13.9% 0.0%
正解 不正解 不明
アカウント作成 91.7% 5.5% 2.8%
ダウンロード 94.4% 5.6% 0.0%
ログイン 94.4% 2.8% 2.8%
サイト 97.2% 0.0% 2.8%
正解率が低いものを「わかりにくい⽤語」として
まとめました。
「サイトマップ」
→「マップ」から、店舗地図などと勘違いする
「ソーシャルメディア」
→国や⾃治体、新聞社などのサイトだと勘違いする
「レビュー」
→何度もページを⾒ること、動画を再⽣すること
など「⾒る」ことだと勘違いする
「FAQ」
→問い合わせフォームと勘違いするだけでなく
⾒当もつかない⼈が2割ほどいるのは問題
9割以正解しているものは、浸透しているものだと
いうことで、このまま使っていても⼤丈夫かも
しれません。
要注意は、不正解が1割以上いるため、
企業側としては少し使い⽅を考えておきたいと
いうものです。
正解率から、3つのカテゴリに分けて整理しました。
- 4. ©2015 THINKJAM.Inc. Page 3
結果サマリ②|わかりにくい⽤語は、どのように⾔い換えれば良いか?
そのままで良い
サイトマップ 5.6% → ホームページ内リンク集 61.1%
ソーシャルメディア 2.8% → コミュニティサイト 50.0%
レビュー 5.6% → 利⽤者の声 63.9%
FAQ 2.8% → よくあるご質問・回答 69.4%
このように⾔い換えたほうが良い
正解率の⾼い⽤語も、「そのままで良い」という⽅は意外と少ないようです。
そのままで良い
ブラウザ 0.0% → ホームページ⽤閲覧ソフト 41.7%
オンラインショップ 27.8% → インターネットショップ 55.6%
このように⾔い換えたほうが良い
そのままで良い
アカウント作成 13.9% → 新規会員登録 47.2%
ダウンロード 36.1% → ファイルを取り込む 44.4%
ログイン 22.2% → ご本⼈さま確認 41.7%
サイト 22.2% → Webサイト 41.7%
このように⾔い換えたほうが良い
「わかりにくい⽤語」は、やはり「そのままで良い」
という⼈は少なく、別の⽤語で⾔い換えて欲しいとい
うニーズがあるようです。
選択肢の中から、最も多かったものをまとめると
左のようになりますが、できるだけ⽇本語表記を
したほうが良さそうです。
正解率の⾼い⽤語でも、ダウンロード以外は
⽇本語を意識して、少し表現を変えてあげたほうが
良さそうです。
「ブラウザ」は正解率が80%を超えていたものの、
「そのままで良い」という⼈は0名!シニアには、
「ホームページ」や「インターネット」などの
⽤語を活⽤したほうが良さそうです。