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広告ビジネス 次の１年
- 2. 自己紹介 藪本 晃輔 29歳 独身 CyberZの新規事業系広告エンジニアです。 趣味：日本酒を飲むこと 経歴： 2012年〜 某SIerでDFPの開発 2014年〜 CyberZ.Incで広告系の新規事業開発
- 10. シンプルに要求を考えると次が見えてくる 1. 〜2009年ごろ：まずは量を出したい →広告主、枠双方にメリット 2. 〜2015年ごろ：枠じゃなくて人をターゲティングして出したい →広告主側のメリットが大きい 3. 2015年ごろ〜：やっぱり枠じゃね？ →広告主、枠双方にメリット 4. 最近・これから：広告のクオリティを上げたいよね →広告主、枠双方にメリット ー本当に広告を見てるのかな？ ー枠別に表示を最適化した方が効果良いよね ーどうしたら広告を見て商品を好きになってもらえるか？
- 11. どのようにクオリティを上げていくのか 1. 媒体が中心になる 2. 動画などの訴求方法の拡大 3. オフラインマーケティング 4. 機械学習の活用
- 12. 媒体中心になる根拠 1. ソーシャル系ネットワーク ーFacebook、Twitter、Line等の効果が高い ーその上に十分在庫を抱えている（ただし巨大な媒体だから出来ること） 2. 人材移動 ー以前は配信媒体側（DSP、アドネットワーク）に広告人材が集まっていた ー最近はSSP、媒体に広告人材が移動しているように見受けられる 3. マーケターがリタゲの罠に気づき始めている
- 13. 媒体が中心になるとどうなるか 1. 広告フォーマットが自由になる ー独自フォーマットに対応するアドネットワークや営業代理店が出てくる 2. 媒体側運用レバーの増加 ー現状フィルタリングくらいだが、ターゲティング機能強化、DMP連携などが 標準的に備わってくると思う 3. PMPが盛り上がる ー媒体が独自の広告価値を出すために、積極的に広告主と契約したがる ーPMPを扱う代理店が増える
- 14. 動画などの訴求方法拡大 もう始まってると思いますが・・・ ● TrueView ● AbemaTV ● AppLovin ● AfiO by AMoAd など・・・ 動画の年なのは間違いないと思っています。
- 15. オフラインマーケティング 1. 位置情報、在庫情報連動型広告 現在各社取り組んでいる状態 ーこの人はどこに住んでいて、どういう通勤ルートなのか ー今探しているものが、近くの店で買えますよ、という広告 2. デジタルサイネージ、イベント等のオフライン広告の計測 人に商品を「好き」にさせる広告 ーイベントの開催、イベントスポンサーによるイベントファンの取り込み ー看板広告によるジャック →まずはTwitter投稿数や検索数、施策を打つ /打たないのA/Bテストによる計測 （実際企業のマーケターもそのように計測している）
- 17. まとめ ● 最近は１インプレッションの価値を上げることが注目されてきている ー全世界へのリーチが簡単にできるようになったので、次は質を上げようとする発想 ● 配信システム中心の進化から、媒体中心の進化へ ーこれまでは媒体がボトルネックになっていた ーインプレッションの価値を上げるうえで、媒体に向き合うことが必須 ● 「いつ」「誰に」「何を」「どこで」訴求して、 「知って」「好きになって」もらう、というマーケティングの原点に より近づいていく 配信システムなどは大手に集約されていくなどはあると思いますが、 まだまだ広告テクノロジーは面白いと思いますよ！