ココロカード解説書v2.1

ココロカード
〜使い方マニュアル〜
Ver.2.1
2021/01/22
編集履歴
Ver.2.1　2021/01/22　カードの引き方の章を追加、再編
Ver.2.0　2020/07/01 市販化に伴う大幅な改定
Ver.1.3　2019/08/27　カード内容アップデートに伴う変更

ココロカードとは
ココロカードとは、人の深層心理や出来事の意味を言語化
できる心理カウンセリングカードです。
現在の状況の意味や、それを創っている深層心理、自分
でも気づいていない感情を言語化して、あなたの人生地図
（ライフマップ）と言えるほどの全体像を目で見て掴むこと
ができます。
今の状況を引き起こす本当の原因や、それをケアする方
法がわかります。
タロットカードやセラピーカードを研究していくなかで、日本
人には抽象的だったり専門的すぎて入り込みにくい部分
を、より理解しやすく、使いやすいものにしようと古今東西
のカードを研究し約300枚のオリジナルカードを作りまし
た。
＜ココロカードの特徴＞
・心のブレーキとアクセルを言語化できる
・潜在意識の仕組みがわかる
・忘れていた自分らしさを思い出す
心の本音が浮かび上がり、解決のヒントもくれて、詳しくヒアリングせずとも、自分や相手の心の
状態が分かります。
まだ使っている人が世界でもごく少数の希少価値のあるカードです。
自分で引いて自分の心の状態が言葉になると、自分の本音を大事に扱ってあげることができる
ようになります。
また大切な家族や友達に引いてあげるとその方の心を軽くしてあげられるようになります。
カウンセラーやコーチ、セラピストの方は、ココロカードをセッションで使えるようになると、すぐに
深いレベルで心が繋がることができてクライアントさんの心をいつも温泉のように穏やかな状態
にしてあげられるようになります。
他のセッションツールと合わせて使いたい方も大歓迎です。
ココロカードプチ解説講座（約50分）
https://youtu.be/vQ6GSvDzkl0
©️ARATA SHIRAISHI &CocoroDrive All Rights reserved.
1

＜こんな方にオススメです＞
・人の悩み相談に乗ったり癒したりすることが好き
・自分らしく幸せになることで人にもいい影響を拡げたい
・家族や友達が何で困っているのか知って解決したい
・目の前に起こっている問題はなぜ起こってしまうのか？解決するには何をしたらいいのか知り
たい
・カウンセリング、コーチング、コンサルを仕事にしている、またはしていきたい
・セラピーなどのセッション技術を向上したい
・タロットカードや他のカードを使っているが、もっと別の何かも探している
・副業や起業で自分らしく収入を得たい
・すでに起業したり起業準備していて、もっと腕を磨いて実績や結果を出したい
<こんな実績があります>
・セッション当日の夜に理想のパートナーと出会えた
・セッション翌日に出会った理想のパートナーに次の月に求婚された
・夫婦仲がよくなって旦那さんの収入も増え、お金の不安が消えた
・必要なお金が必要な時に手に入る方法が分かった
・不妊に悩んでいたが妊娠できた
・毎年苦しんでいた猛烈な花粉症が消えた
・20年間悩まされていた腰痛が消えた
・ダイエットする必要もなく健康的に痩せてサイズダウンした
etc.
2

カードの引き方
まず最初にココロカードの引き方を解説します。
詳細なカードの解説は後ほどさせていただきます。
必ずこの通りでなくとも構いませんが、慣れるまではガイドに沿って使ってみてください。
この解説では一人で引くことを想定していますが、もちろん他者のカウンセリングにも使えます。
引くのは毎日でなくて構いません。
日常の中で確認していくプロセスがあるので、セッションに使うなら２週間くらいの間を開けてみま
しょう。
カウンセリングのツールとして使う場合は、カードから思い浮かぶ出来事を詳しく聞きながら他の
カードとの関連性を一緒に探して行ってあげましょう。
「何か思い当たることありますか？」と聞いていくだけでかなり深いところまで心の癖を言語化す
ることができます。
簡易な引き方
● 朝のテーマ１枚引き
毎朝ポジティブカード全体をシャッフルし、今日のテーマとして１枚選びます。
そのカードを写真に撮り、SNSに書き留めて１日過ごしてください。
１日の終りに今日を振り返り、そのカードで感じたことについてのコメントを書き残してみ
ましょう。
例：ポジ表面カード「選択する」が出ました。今日１日、いままで選びきれなかった何かを
選択することを意識して過ごしてみましょう。
● 瞑想でネガティブ感情の手放し１枚引き
瞑想する前にネガティブカード全体をシャッフルし、瞑想のテーマとして選ぶ。
瞑想しながらそのカードについて出てきた記憶や感情を呼吸とともに味わいつくして手放
します。
カードを見てもネガティブな感情が湧き上がらなくなるまで、あるいは感謝の気持ちが湧
き上がるまで、何度か繰り返し瞑想してみてください。
例：ネガ潜在カード「劣等感」が出ました。劣等感について瞑想し、現れてくる過去の記憶
や思考、いらなくなった価値観を深呼吸で手放していきましょう。
身体が軽くなって無心になったら瞑想を終わらせます。
3

● お茶会のテーマトーク３枚引き（２〜３人のグループ用）
お友達との会話や、お茶会等イベントの参加者同士でもっと親近感を感じたいときに使い
ます。
最初に誰から話すか話す順番を決めておきます。
ネガ表面カード、特徴カード、ポジ表面カードからそれぞれ１枚、合計３枚のカードを引き
ます。
話す人は、①ネガ、②特徴、③ポジの順番で、それぞれのカードの言葉で思い出す出来
事や人について、思いつくままに話をしていきます。
聞く人は、相手が話しやすいように詳細を聞いてあげたり、カードとカードの間に感じる関
連性について、話す人の気づきをサポートします。
３枚のカードすべてについて話し終えたら、同じカードについて次の人が話します。
参加者全員が３枚のカードについて自分の体験を話し終えたら、全員の共通点や気づき
について感じたことをシェアしあってください。
4

詳細な引き方
１）ポジ、ネガのカード６山と、特徴の４種のうち所属するキャラのカード、ネガティブ感情のカー
ド、テーマカードを図のように配置します。
特徴と感情は全部のカードを置くわけではないことに注意してください。
２）全ての山から１枚ずつカードを引いて、裏向きのまま置いていく。
　　残りのカードをよけておく。
３）全部のカードを一斉に表に返す。
４）課題感がある場合はネガ側から読んでいく。
　　１枚１枚を見ながら、
　「これを見て何を思い出しますか？」
　　と質問していく。
　　それでもピンとこない場合は、
　　「これは自分がする方ですか？される方ですか？」
　　と質問してみる。
５）全体を眺めて、隣同士や反対側の意味が繋がっているカードはあるか探して見る。
　　カードを読む順番は「気になる順」だが、参考までによくあるパターンはこちら。
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具体的なサンプルセッションは付属の動画を参照ください。
ココロカードサンプルセッション
https://youtu.be/d-7kTBnZ0hQ
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ココロカードの構成
カードは、９つの種類（山）に分かれています。
ひとつのエリアにつき、そこに置けるカードが９枚～３０枚ずつあります。
それぞれを山にしておいて、その中から一枚ずつ引いていきます。
自分で見る場合は自分で引き、セッションで使用する場合はクライアントさん本人に引いてもらい
ます。
どんな風に切るかは、引く人の自由です。ルールはないので自分の感覚で選び、引いてくださ
い。
引いたら、まずはカードを伏せて各エリアに置き、使わないカードはよけておきます。
7

横の行の解説
＜表面意識＞
いちばん上の段は、表面の段です。
心理学でいう表面意識、顕在意識を表します。
普段、見たり、聞いたり、考えたりしていること、感じたりしていることが、この上の段に出てきま
す。
＜潜在意識＞
真ん中の段は、潜在意識です。顕在意識での思考をもっと奥で支えている思考です。
本音の部分、自分ではなかなか気づくことが難しいけれども、実際は大きな存在感を占めている
部分です。氷山で例えると、海面に出ている部分を顕在意識だとすると、こちらの表面は１割で
す。それに対して潜在意識、氷山の水面下に拡がっている部分は９割と言われています。その潜
在意識を、真ん中の段で表現しています。
一般的には、この表面と潜在意識の二つで自分というのものが１００％表現されているはずです
が、心理学的に言うと、もっと深いレベルの自己、自分が存在すると言われています。
＜集合無意識＞
それが深層の、無意識のレベルです。深層意識、無意識と言われています。具体的に何のことを
指しているかというと、自分の周りの人たちや自分の周りの環境です。社会とか、仕事、人間関
係とか、そういったものを指しています。自分を掘り下げていくと、自分の周りの景色、環境に出
てくる。自分の周りの環境も自分で創っているというのが、今の最新の心理学の表現方法、研究
8

成果です。全てが自分であるからこそ、深層意識、無意識のレベルの自分というもの、つまり周り
の出来事や環境というものも、このカードによって表面化することができます。それがこの横の段
です。
縦の列の解説
今度は縦の行ですが、時系列で言うと、左の列が過去、中央が現在、そして右の列が未来を表し
ています。
または、今現在の状況を読み解きたいなら左がネガティブな見方、右がポジティブな見方、中央
はプラスマイナスゼロの個性や自己表現を同時に表しているので、そう読みかえても構いませ
ん。
左の行がネガティブな出来事、マイナスの出来事です。マイナスの状態、マイナスの意識がこち
らに表れます。
それに対して右側にはポジティブな出来事、プラスの出来事、ポジティブな状態、意識が表れま
す。
そして、マイナスもプラスも両方作り出し、過去の出来事も未来の自分も両方作り出しているの
が、中央の現在の自分です。
現在の状態の個性や感情、隠れているテーマが、中央の縦の行で表現されています。
各エリアの詳細は別途解説していきます。
配置の詳細
ネガカードは「思考（表面意識）」「本音（潜在意識）」「事象（深層意識）」。
ポジカードも「行動（表面意識）」「実感（潜在意識）」「出現（深層意識）」と言う三種類があります。
ネガを左、ポジは右で上から表面、潜在、深層意識と置いていきます。
真ん中は上から「特徴」「感情」「テーマ」となっています。
ひとつずつ解説していきますね。
＜配置の一例＞
9

①ネガ表面　④特徴　　⑦ポジ表面
②ネガ潜在　⑤感情　　⑧ポジ潜在
③ネガ深層　⑥テーマ　⑨ポジ深層
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ネガティブ
①ネガ表面
顕在意識（表面意識）
＜思考/解釈（〜だ）＞
表面的に「起きている」「繰り返している」と思い込んでいる現象です。
自分は「加害者」か「被害者」のどちらかですが、よくよく考えてみると自分も誰かと逆の配役をし
ていることに気がつきます。
本質的な質問：
「されて来たこと」か「して来たこと」で、思い当たるのはどちらですか？
そのことは、どのくらい幼い頃から繰り返していますか？
言えてないことは何ですか？
やりきっていないことは何ですか？
②ネガ潜在
潜在意識
＜本音（したい／感じたい）＞
ネガ表面が自分の「意思に反して仕方なく」繰り返されてきたというニュアンスがあるのに対して、
ネガ潜在は「ネガティブな状況を積極的に創りだそう」という潜在意識の意図が現れています。
潜在意識の能力は顕在意識の９倍以上と言われていますので、表面でいくら困っていたり怖くて
も、潜在意識がメリットを感じていればその状況を９倍の力で引き寄せます。
このことのメリットは何ですか？
なぜ（いつから）これを感じる必要がある？
これに関する登場人物は誰ですか？
③ネガ深層
集合無意識
＜出来事（引き寄せる）＞
過去に起きた辛い出来事や、ネガ潜在が強まって引き寄せる最悪の出来事を想起させる項目で
す。
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ネガティブな感情に取り憑かれている時は、ワクワクが行動のエネルギーになりにくかったりしま
す。ネガティブな感情を感じたくないために、ポジティブな感情も麻痺して「それどころじゃない」と
いう感じですね。
人間は未知の領域に前進するリスクより、現状維持のリスクを取りたがる傾向があります。
これはコンロの上の「ぬるま湯」に浸かっているカエルに例えられます。
そのまま何もしないでいると、どんどんお湯の温度が上がって「ゆでガエル」の出来上がり。それ
は本人も望んでいないはずです。
例えばいま自分は最悪の一歩手前で、ちょっと気をぬくと「またあの最悪の状態に逆戻りしてしま
う！」という「過去のリスク体験」を思い出してみると、その人の決断のスイッチが入りやすくなりま
す。
これはいつ体験したことだろう？
この時の感情はどんな感じだっただろう？
これに関する一番最悪の状況はどういう状況だろう？
ポジティブ
⑦ポジ表面
顕在意識（表面意識）
＜行動（〜する）＞
ここはネガティブループから抜け出すための具体的な「行動指針」になります。
ポジティブなカードから読み解いているなら、潜在意識が最もパワーを発揮する突破口となる行
動です。
具体的に
「今日できること」
「今月中にできること」
「今年できること」
などを紙に書き出して、見えるところに貼っておくといいでしょう。
今日できることは何だろう？
今月中にできることは何だろう？
今年できることは何だろう？
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⑧ポジ潜在
潜在意識
＜実感（感じる）＞
ポジ表面で出た内容を、「努力」と「根性」で頑張って達成しても疲れるだけであまり意味はありま
せん（笑）。
そうではなく、潜在意識では感じてるポジ潜在の内容を、普段から意識して感じるように心がけて
みてください。
行動を頑張るのではなく、感じることを意識するのです。
そうすることでポジ表面の内容が自然体でリラックスしながらワクワク状態で達成することがで
き、頑張らなくても行動し続けられます。
どんな時にこれを感じているだろう？
もっと感じるために決断できることはなんだろう？
誰がこれを感じさせてくれるだろう？
⑨ポジ深層
無意識
＜出現（気づく）＞
ポジで出たカードを感じて行った結果、頑張らなくても自然と行動が変わっていきます。
そうすると自然と人間関係や環境に今までなかった変化が訪れていることに気がつきます。
変えようとしても変わらなかったことが、いつの間にか変わっていたことに驚き、そしてそれは、実
はずっと前からそうだった（思い通りだった）という事にしっくり来ている自分にびっくりするかもし
れません。
ということは、普段からこのことに気づいて行けば、自然とポジ潜在の実感を感じることができ、
頑張らなくてもポジ表面の行動が自然とできるようになって行くということです。
どんな時にこれが実現で来ていただろう？
これが実現したら具体的には何が起きるだろう？
いまそれを感じられる場所はどこだろう？
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④特徴
ここに配置するカードは「戦士」「王様」「姫様」「女王」の４つキャラのうちの１つです。
他のキャラのカードは置きません。
これらのキャラは、宇宙の全ての物質がもつ４つの性質を擬人化しています。
特徴を判別したらそのキャラの中から１枚引いて貰います。
対象一人に対して他のキャラのカードは使いません。
＜特徴の判別方法＞
特徴はその人が生まれ持った素質４タイプを表しています。
一番わかりやすいのは、動物占いで１２種の動物が属する「地球グループ」「太陽グループ」「新
月グループ」「満月グループ」です。
それぞれ、
「戦士」＝地球グループ
「王様」＝太陽グループ
「姫様」＝新月グループ
「女王」＝満月グループ
と読みかえて使って頂くのが早いと思います。
ネットやアプリなどで判別するサービスを使って、読みかえてみてください。
マジカルインデクス（進化版動物占い）
http://www.magical-index.com/public/check/
それ以外にも、キャラを４つに分ける診断は世界中に数多く存在します。
それぞれあなたの信頼する診断結果を４つのうち１つに当てはめることができます。
例えば
マヤ暦
「戦士」＝赤
「王様」＝黄
「姫様」＝白
「女王」＝青
人間関係のマトリクス
「戦士」＝ポジ依存
「王様」＝ポジ自立
「姫様」＝ネガ依存
「女王」＝根が自立
ウェルス・ダイナミクス
14

「戦士」＝ブレイズ
「王様」＝スチール
「姫様」＝ダイナモ
「女王」＝テンポ
キャラ別の特徴については次で解説していきます。
15

姫様
魅力を発揮して愛されることで輝く。
本質を掴むのがうまく、憎まれ口を叩いても嫌われない。「まあいっか」が口癖。
囚われの身になることも多いが、実は単独潜入部隊だったりする敵情視察(スパイ)タイプ。
キーワード：
新月グループ・少女（共感・自己愛）・恋人（感情）・恐れ/自由
流れ・水・テンポ・ネガティブ依存・規律抵抗・冬
幸霊（愛）<畏>
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戦士
自分で野を駆け、敵を倒し、結果を出して満たされる。
決断力や実行力に優れるが、マイペースなためムラがあり戦略性に弱い。
合理的なできる人と思われたい実働部隊タイプ。
キーワード：
地球グループ・少年（挑戦・評価）兵士（規律）・喜び/憎悪
火・ブレイズ・行動・ポジティブ自立・夏・空想抵抗
荒霊（勇）<恥>
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女王
全体をみて人材をマネジメントし、きっちり戦略を練るのが好き。姫様が成長した姿。
実験や研究は好きだが実現実行にあまり興味がなく、仲間がいないと何もできない。
白黒はっきりさせたい戦略立案（プロデューサー）タイプ。
キーワード：
満月グループ・女神（受容・変容）・魔法使い（知性）・罪悪感/リラックス
金・繊細・ダイナモ・ネガティブ自立・規律執着・秋
和霊（和）<悔>
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王様
統治や任命の責任や成果を引き受けるリーダータイプ。戦士が成長した姿。
志たかく華やかで自由。目立つのが好きだが、めんどくさがり。
決断力があるが、自分の間違いを認めない。怪我をしないと態度を改めないタイプ。
戦略決定（リーダー）タイプ。
キーワード：
覇権（任命・使命）・主権（直感）・怒り/成長
木・発想　（スチール）・ポジティブ依存・太陽・夏・空想執着
奇魂（智）<覚>
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⑤感情
良くも悪くも、人生のパターンを繰り返す「原動力」になっている感情です。
「ポジティブ」なカード10枚と「ネガティブ」なカード10枚があります。
カード面の「感情」の下に「味わう（ー）」と書いてあるのがネガティブ感情のカード、「現れる（＋）」
と書いてあるのがポジティブな感情カードです。
主に課題の解消をする際は、ネガティブ感情のカードを置いてください。
自分のもやもやした状況の根本原因を確認したいときにポジティブな感情カードが出てしまうと、
「無理やりポジティブ思考」に陥ってしまうことがあります。
まずはネガティブな感情に気がつくことが大事なので、ほとんどの場合は、ネガティブなカードし
か置きません。
もし状況が問題なく順調に流れていて、それを加速したい場合には「ポジティブ」感情カードを置
いてそのサポートにしてください。
＜その他の使い方＞
一旦ネガティブな感情のカードを引いて行動指針が決定したら、現実がうまく行った暁に感じられ
る感情の「ご褒美」を想像する材料としてポジティブ感情カードを引いてあげるのも良いでしょう。
また、感情のポジネガにこだわりが無ければ、最初から全ての感情カードを入れて使っても構い
ません。
ネガティブ感情（味わう）ポジティブ感情（現れる）
不安安定
不満充足
怒り喜び
孤独（嫉妬）愛
失望（不安＋不満）豊かさ（充足＋喜び）
恐怖（不安＋怒り）親愛（充足＋愛）
悲しみ（不安＋孤独）楽しさ（安定＋喜び）
憎しみ（不満＋怒り）信頼（安定＋愛）
諦め（不満＋孤独）幸せ（喜び＋愛）
嫌悪（怒り＋孤独）希望（充足＋安定）
ネガティブ感情を味わうとポジティブ感情が現れる。
ポジティブ感情を選ぶとネガティブ感情を癒せる。
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⑥テーマ
ここが一番理解しにくい部分かもしれませんが、「テーマ」というのは、この世界を創りだしている
真の自分＝ゲームデザイナーであり創造主の自分の意図です。
表面的に「キャラクターの自分（＝顕在意識）」がどんなに困っていても、どんなに嫌な出来事を
引き起こしていても、「プレイヤーの自分（＝潜在意識）」はそれをわざわざ苦労してお金を出して
時間をかけて楽しんでいる。
そしてそのゲームを創った目的が「デザイナーの自分（＝無意識）」が持っている「どうやって楽し
ませるか」というのが「テーマ」なんです。
例えば「全能者」が出たら、その人の真の姿は全能者なんだけど、最初から全能だとつまんな
い。ポジもネガもないので両方を体験できない。
だから自分が何者だったかを忘れ、ポジとネガの分離をわざと引き起こしてそれを統合していき、
自分が何者だったかを思い出していく。
そういうゲームを創りだしているという見方をします。
だから本当は全部分かってるんだけど、体験するためにそのことを一旦忘れて、わざわざ分離し
てこの現実を創っている。それがこのココロカードのマトリックス全体に表現されている。
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「表現者」だとしたら、このことを使って、何かこの地球で何か表したいのかもしれない。それは
アートなのかも知れないし、ビジネスかもしれない。そういう感じですね。
なので、いちばん大事なのはここの何とか者って書いてあるところ。が、本当の自分なんだ、ゲー
ムデザイナーの自分なんだということを認識しておけば大丈夫です。
テーマキャラエネルギーコンセプト
創造者（クリエイター）直感型生み出す
表現者（パフォーマー）直感型／外交的ステージに立つ
理解者（サポーター）外交的応援する
調和者（ハーモナイザー）五感型／外交的ハーモニーを奏でる
超越者（トランセンデンス）五感型枠を超える
観察者（ガーディアン）五感型／内向的奇跡を目撃する
達成者（フィニッシャー）内向的完成させる
覚醒者（アウェイクナー）直感的／内向的すべては自分
全能者（オールマイティ）全託なんでもできる
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創造者（クリエイター）
無の領域は沸き立つ量子の海
時空は母のゆりかご
手のひらには光のかけら
明滅する有機交流電灯の明かり
さあここから世界をはじめよう
テーマ：生み出す
才能：クリエイター（直感型）
本質的な質問：どんな世界にしますか？
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表現者（パフォーマー）
この世に語られざる言葉を語り
この世に知られざる愛を踊る
想いを表現することが我が魂
栄光は来たれり
我は世界なり
テーマ：インスピレーション／ステージに立つ
才能※
：スター（直感型／外交的）
本質的な質問：何を表現しますか？
※才能の詳細プロファイルについてはこちらを参照ください。
http://jwda.org/whatiswd/8profile/
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理解者（サポーター）
言い訳してるんじゃないですか？
できないこと、
無理だって、
諦めてるんじゃないですか？
駄目だ駄目だ！
あきらめちゃだめだ！
できる！できる！
絶対にできるんだから！
テーマ：応援する
才能：サポーター（外交的）
本質的な質問：誰に捧げますか？
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調和者（ハーモナイザー）
悠久の時の中で
揺らぎは波となり
波は流れとなり
流れは重なり合って渦となる
渦が絡まりあって響きあい
世界は歌い始める
フラクタルな楽器の調べに誘われ
神は夢をみる
テーマ：感性をひらく／ハーモニーを奏でる
才能：ディールメーカー（五感型／外交的）
本質的な質問：誰と奏でますか？
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超越者（トランセンデンス）
全ての波がテンポを刻む
光のダンスを踊るように
ある時は静まり
ある時は挑みかかる
その波はやがて境界を超え
向こう岸へと渡る風になる
その源は内なる魂の声
魂は千の海を越える
テーマ：枠を超える
才能：トレーダー（五感型）
本質的な質問：どんな世界を見たいですか？
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観察者（ガーディアン）
あなたが眠る時
世界は透明な波に戻る
あなたが目覚めた時
世界は輝きを取り戻す
シュレーディンガーの猫は
あなたの膝でくつろいでいる
囚われのない澄んだ瞳で
あなたを観ている
世界の創造を見守る者として
テーマ：奇跡を目撃する／守護する
才能：アキュムレーター（五感型／内向的）
本質的な質問：どんな世界を見たいですか？
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達成者（フィニッシャー）
全ての物語は語り終えるためにある
全ての扉は納めるためにある
全ての道は極めるためにある
精密細工の時計のように
神は細部に宿る
その歯車が噛み合うだけで
時は満ち光輝く
テーマ：完成させる
才能：ロード（内向的）
本質的な質問：どうすれば完成しますか？
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覚醒者（アウェイクナー）
テーマ：世界はひとつ／すべては自分
才能：メカニック（直感的／内向的）
本質的な質問：どんな仕組みですか？
31

全能者（オールマイティ）
全知全能の創造主は
大いなる退屈の中で
時の始まりを描き
空間の広がりを夢みた
あらゆる制限と因果を創り出し
その中にあらゆる可能性を秘めた
無動機無目的な遊びの始まり
テーマ：なんでもできる
才能：フロー（全託）
本質的な質問：どんな流れをつくりますか？
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カードの詳細解説
現在制作中。上級講座にて販売予定です。
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あとがき
ここまで読んで頂きありがとうございました。
ココロカードは2009年1月頃にはもう原本となる約300枚のカードセットが存在し、数限りないテス
トセッションをこなして洗練させてきていたものです。
最初は全くデザイン性もなかったものが、義姉でもあるNaomi Angel 氏
(http://www.naomiangel.info/)のデザインで生まれ変わり、使いやすさや言葉の質もどんどん進
化させていきました。
ここまで探求が深められたのも、たくさんのカードセッションをこなす千人組手の相手になってくれ
た方々、カードから素晴らしいインスピレーションを読み取ってくださったクライアントのみなさん、
ココロカード講座を受講して使ってくださっているみなさんのおかげです。
そしてどんな時も僕を支えてくれる妻と娘たち。
ここに感謝の意を記します。
本当にありがとうございます。
ここにまた新しい歴史が刻まれ、一緒に体験できることを嬉しく思います。
2017年2月11日
ココロカードマスターカウンセラー
　ARATA
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