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ソーシャルメディアを活用した個人/組織のブランディング
- 2. 本日のメニュー
自己紹介
パーソナルブランディング
各ソーシャルメディアの特徴
各ソーシャルメディアの利用方針
ソーシャルメディア最前線
LinkedInをブランディングフィールドとして活用する
組織のブランディング
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- 3. 自己紹介
名前:河野 義広(かわの よしひろ)
出身:茨城県行方市
経歴:
前職:茨城大学 研究員
2011年4月 東京情報大学 情報システム学科 助教
研究テーマ:ソーシャルメディアの社会的影響
Twitter上のアテンション(人の興味・関心)の調査
パーソナルブランディングによるキャリアデザイン支援
Twitter:@yoshi_kawano
Facebook, LinkedIn, Google+, SlideShareにも注目
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- 4. ソーシャルメディアの特徴
マスメディアの特徴
例:新聞、テレビ、雑誌、ラジオなど
新聞社、放送局などから大衆に向けた一方的な情報発信
一部のプロのみが情報発信する
ソーシャルメディアの特徴
例:ブログ、Twitter、Facebookなど
誰もが参加・発言できる
双方向でのやり取り
一人ひとりが主役、個人が活躍する時代
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- 5. パーソナルブランディング
目的
ソーシャルメディアを活用した自己PR
Web上に自分の活動記録を残す
インフルエンサー(大きな影響力を持つ人)になること
必ずしもフォロワーを増やすことが目的ではない
ポイント
明確な目的を持ってソーシャルメディアを使いこなす
是非、実名で活動しましょう!
匿名だと効果が薄い
ソーシャルメディアリテラシーが重要
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- 6. 発表の目的
目的
各ソーシャルメディアの特性を理解し使い分けていくこと
目的を持って使い分けるのが大切
単なる使い方の説明はしない
パーソナルブランディングを意識した使い方
個人ブランドの総和⇒組織のブランド
パーソナルブランディング
自分の理想の姿に近付くためのすべての活動
自分の専門性を主張し、自分自身の価値を高める行為
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- 7. 各ソーシャルメディアの特徴(1)
Twitter
ソーシャルフィルタリングによる優れた情報収集
気になる人をフォローするだけ、誰をフォローするかが大事
即時性の高い情報伝達能力
発信した情報が即座に世界を駆け巡る
インターネットに公開され、ずっと残る
Facebook
実名ベースでの友人との交流(写真、ビデオなど)
「いいね!(Like)」ボタンによる”おすすめ”
イベント情報の収集&参加表明
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- 8. 各ソーシャルメディアの特徴(2)
LinkedIn
パーソナルブランディング
Web上での履歴書の公開
仕事の紹介、人物の推薦⇒『ビジネス課題の解決策発見ツール』
Twitter、SlideShareからのコンテンツの掲載
人脈作り
ビジネスでの人脈管理
新たな人脈の構築
気になる人とつながるには誰から辿ればよいか
シグナル機能による興味対象者の発見
情報収集
コネクション、LinkedIn Todayからのノイズの少ない情報
グループ、Q&Aによる議論、質問
質問に対しプロフェッショナルが回答してくれる 8
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- 9. 各ソーシャルメディアの特徴(3)
Google+
UI、機能的にはTwitterとFacebookの中間くらい
サークル機能で情報公開範囲を自分で管理
「+1」による検索結果のソーシャル化
サークル内の人が「+1」した記事は検索結果の上位に表示
誰をサークルに入れているかでGoogle検索の結果に差が生じる
SlideShare
作成したスライドの共有
Twitter、Facebook、LinkedInなどへの拡散
閲覧・シェア数の確認⇒人気コンテンツの可視化
スライドをLinkedInのプロフィールに掲載
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- 10. 注目しているソーシャルメディア
Twitter
自分の考え、気になったことを発信する場(自己PR)
Facebook
友達の近況、勉強会の参加(プライベート、自己啓発)
LinkedIn
履歴書の公開、情報収集、人脈、企業研究(ビジネス)
Google+
「+1」による検索結果のソーシャル化(情報検索)
SlideShare
スライドの共有、閲覧・シェア数の確認(専門性PR)
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- 11. 日々の情報収集
基本はGoogleアラート
Twitter、Facebook、LinkedInなどのキーワードを指定
気になった記事はTwitterから発信(コメントも付加)
Facebookの友達にも知らせたい場合は「いいね!」
コメントを残せば、Facebookだけでなく記事にも足跡が残る
ソーシャルフィルタリング
Twitter、Facebook、LinkedInからの情報収集
Facebookには使い込んでいる友人が多いので、得られる情報も
多種多様→面白い情報はTwitterに流すこともある
特にLinkedInはノイズが少なく、有用な情報が多い
いかに効率的に情報収集するかが大切! 11
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- 12. 河野の利用方針(1)
Twitter
パーソナルブランディングの主戦場
気になった記事、自分の意見を述べる場
できるだけ毎日つぶやくようにしている
ブログのサマリを投稿
Facebook
ありのままの自分を発信する場
Twitterは表向き、Facebookは裏も表も(家の中の感覚に近い)
リアルでの自己啓発に役立て、その結果はTwitterで!
勉強会、人との交流を通じた水面下での自己啓発
ソーシャル界隈の友人からの情報収集
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- 13. 河野の利用方針(2)
LinkedIn
Twitterと並ぶパーソナルブランディングの主戦場
Twitterの投稿の中で、特に自分のブランディングに関係ありそうな
ものを厳選し投稿
「#in」のハッシュタグで連携可能
Twitterをブランディング目的のみで利用すれば自動連携でもOK
⇒Twitter→LinkedInへの連携機能は廃止(2012.6.30)
LinkedIn→Twitter:いいね!やコメントがもらえるのでオススメ
SlideShareのコンテンツを掲載してアピール!
興味のある人とつながって情報交換
実際に会った後で、Facebookの友達になることもある
グループ機能による活用方法や利用方針についての議論
議論するならLinkedInのグループがよい
Twitterは議論に向かない、Facebookは友人のコミュニティのため 13
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- 14. 河野の利用方針(3)
Google+
とりあえず気になった記事には+1
たまに見て情報収集
SlideShare
講演資料の共有
Twitter、Facebook、LinkedIn、ブログに展開
スライドをLinkedInのプロフィールに掲載
PROアカウントによるアクセス解析
自分の資料に対するTwitter上でのコメント収集
資料をダウンロードしたユーザの確認
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- 15. SlideShareからの拡散
投稿ボタン
閲覧数 15
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- 17. SlideShareのアクセス解析
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- 19. ソーシャルメディアの利点
情報収集・発信
人を介した情報収集
キーワード検索ではなく、興味のある人をフォロー
例:大学・企業内の人の意見を直に聞くことができる
情報発信
インターネット上での情報発信が容易に可能
人間関係
組織の枠を越えた人脈の形成
パーソナルブランディング
自分の価値を高める・アピールする場
世界中の人に自分を知ってもらおう!
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- 20. ソーシャルメディアの欠点
情報発信のリスク
情報発信に気を付けないと問題が発生する可能性あり
何でもできる魔法の杖ではない
結局はつながるきっかけの1つでしかない
現実世界が大事
自分を磨く努力は必要
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- 21. ソーシャルメディア最前線
現状
様々なソーシャルメディアが登場
凄まじい速度での技術革新、社会変革
ソーシャルメディアの使い分けが大切
それぞれに特徴があり、どれが一番とかはない
自分に合った使い方を考え、実践する必要がある
今後
ソーシャルメディアリテラシー
情報発信のメリット・デメリットの理解 ⇒ 実名がポイント
ソーシャルメディアデバイド
使いこなす人とそうでない人の間の格差(情報・知識・機会の差)
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- 22. ソーシャルメディアデバイド
ソーシャルメディアデバイドとは?
ソーシャルメディアを使いこなせる人とそうでない人
との間に生じる格差(=デバイド)
使いこなせる人
得られる情報の質・量・入手速度
構築できる人脈
到達可能な知識(Web上の知識にアクセスできる鍵)
⇒格差が拡がることが予想される
是非、活用して未来を切り開いてください!
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- 23. パーソナルブランディングの実践
「実践する」ことが大切
ソーシャルメディアは実際に使ってみないと分からない
ソーシャルメディアは「人と会うきっかけ」
一番大事なのは人と会って話すこと(リアルでの交流)
よりよい人脈の形成が大切
何よりも「継続」が大切
無理なく使っていけることが大切
そのためのモチベーション(使う動機)が重要
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- 24. ソーシャルメディア実践の書
おすすめの参考書
ソーシャルメディア実践の書
著者:大元隆志
教科書にも最適
パーソナルブランディング
ソーシャルメディアリテラシー
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- 26. LinkedIn活用のステップ
1. プロフィールの充実
学歴、職歴、スキル、出版物
プロフィール写真の登録(自分の顔写真が望ましい)
2. ソーシャルグラフの充実
興味のある人とつながる(シグナル機能がオススメ!)
3. インタレストグラフの充実
グループの参加、ニュース・企業のフォロー
4. 専門性のある情報発信
Twitterとの連携による有益な情報発信
SlideShareによる講演資料のプロフィール掲載
詳細は http://www.yoshihirokawano.com/ を参照 26
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- 27. 組織のブランディング
考え方
個人ブランドの総和⇒組織のブランドを決定
期待される効果
組織内での役割分担
各個人の専門性が明確となり、組織内での立ち位置の明確化
ソーシャルリッチなメンバーが組織を変える
ソーシャルメディア上のネットワークに問題解決のプロが多数存在
⇒アイデア出し、意見収集、人材紹介などに有効
メンバーのブランドが組織に還元される
ブランド化された人材は組織より認知される
「この人と仕事がしたい!」で採用希望者、ビジネスの到来
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- 28. LinkedIn活用の提案
『企業ページ』を作成しましょう!
SSI-BJKのページを作成し、活動をアピール
企業、大学、NPOもあるので、学会があってもよいはず!
メンバー全員がSSI-BJKの企業ページに所属
各自の専門性発信によるパーソナルブランディングの実践
⇒学会のアクティビティ向上
企業ページ作成にあたって
企業ドメインのメールアドレス
最低一人以上のコネクション
プロフィール完成度50%以上
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- 29. LinkedInをビジネスに使う本
おすすめの参考書
LinkedInをビジネスに使う本
著者:谷口正樹
LinkedInの活用方法
パーソナルブランディング
課題解決策発見ツール
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- 30. おわり
ご清聴ありがとうございました
ご質問・コメント等ありましたらお願いします
東京情報大学 情報システム学科
先端システム研究室
河野義広
Twitter:@yoshi_kawano
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