コンピテンシーを活用した
人財育成
名古屋アジャイル勉強会
2017-02-24
Competency
Human
自己紹介
● 山本 博之(やまもと ひろゆき@yama__moto)
● ベンダー勤務のプログラマー
● 職場は名古屋市新栄です
● パッケージ製品の導入サービスやカスタマイズをやっています
● WebUIの修正を依頼されてはりきってコードを書いたものの、
クライアントは互換表示設定したIE(IE7相当)で全く動かなく
てしょんぼり、というのが最近のできごと
● よろしくお願いします
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ご案内
● 本資料はSlideShareで公開します
○ 本資料内容についてメモを取る必要はありません
● テーブルに本資料のプリントアウトを用意してあります
○ 確認したい点があればごらんください
● コピー用紙、付箋紙、サインペンは自由にお使いください
○ 気づいたこと、疑問など書き留めてください
● 随時質問等していただいてよいです
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アジェンダ
● 自己紹介
● コンピテンシーと人材開発を取り上げる理由
● コンピテンシーとは
● コンピテンシー体系
● 人格コンピテンシー
● アジャイルと人材開発
● 現状分析
● 人材育成いい話
● チャレンジ
● まとめ
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自己紹介
● コピー用紙にサインペンで、以下のことを書いてください
○ お名前(本名でなく、呼ばれたいお名前でよいです)
○ お仕事(言える範囲でよいです)
○ 今日のこの勉強会に期待すること
○ 中華まんではなにが好きですか?
● テーブルの方がみんな書けたら、順番に、ひとり1分くらいで、
書いた紙を見せながら自己紹介お願いします
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コンピテンシーと人材開発を取り上げる理由
● 組織は人があってこそ。変化が早く大きな今日では、学びと成
長の観点は欠かせません
● コンピテンシーとは、「高業績者に共通してみられる行動特性」
のこと。人財育成を、個人の資質と経験だけに頼って行うので
はなく、コンピテンシーモデルを参考に行うことが有効だと考え
られています
● 今回の勉強会では、チームに必要なコンピテンシーをベース
にリーダー、あるいはチームに貢献するメンバーを育成するこ
とについて考えてみたいと思います
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改めてコンピテンシーとは
● 「職務や役割における効果的ないしは優れた行動に結果的に
結びつく個人特性」[Evarts(1987)]
● というのが日本における通説ではありますが、歴史的には、
● 「行動ディメンション、基準、特性、行動傾向を指す広い概念」
[McClelland(1973)]
● 最初は業績に結びつく特性というわけではなかったようです
● 1990年代にアメリカで人材活用の場に取り入れられ、日本に
は近年の能力成果主義の導入とともに取り入れられた経緯が
あり、冒頭に挙げたような認知がなされているようです
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コンピテンシーはユニットテストではない
● 業績を上げるために有効と考えられる特性がリストになってい
るわけですが、
○ 実際「コンピテンシーチェックリスト」とかありますが、
● そこにある全ての項目を会得しなければならないわけではな
い
● 人にはそれぞれ個性とか、持ち味があっていいんです
● 強みを活かせばいいし、弱いところはなんらかの方法で補え
ばいいと思います
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コンピテンシー体系
● 文書化・体系化されたものがいくつかあります
● 例えば、プロジェクトマネジメント知識の体系化でおなじみ
PMI(Project Management Institute)がまとめたプロジェ
クトマネジメントコンピテンシー開発フレームワーク
PMCDF(Project Management Competency
Development Framework)というものがあります
○ 選抜や業績評価のためではなく、プロジェクトマネージャの
コンピテンスを向上し、その専門職能を開発する方法に関
するガイダンスを、個人および組織に提供する
● 今日はこいつをベースにお話を進めます
● あと、プロジェクトマネジメントを以下PMと略記します
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なぜPMコンピテンシー?
● 体系化されてよく整理されているので、コンピテンシーについ
て考えるときのリファレンスモデルになる
● プロジェクト運営(=業務遂行)のほぼすべてを包含している
● プロジェクト運営への参画意識はマネージャーやリーダーだけ
でなくメンバー全員に求められる
○ アジャイルでは特にそうです
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PMコンピテンシーの体系
PMコンピテンシー
知識 実践
人格
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PMコンピテンシーの構成
● 知識コンピテンス
○ プロセス、ツール、技法とその適用に関して知っていること
○ ありていに言うとPMBOKを勉強していること
● 実践コンピテンス
○ 知識を適切に解釈し、実行に移すことができること
○ 経験が重要な要素になりますね
● 人格コンピテンス
○ 態度、および中核となる個性の特質
● その他のコンピテンス
○ 業界知識とか業務知識とか所属組織のルールとか法規制とか(知
識コンピテンスに含めても良い気がしますが)
● ともかく、知識だけではなくて、行動力や、物事の見方考え方まで含ん
でいるのがポイント
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人格…?まじか
● 仕事観も人それぞれで、仕事で人格をどうこう言われたくない
ね!という考え方もあると思います
● それはごもっとも
● ただ、技術や知識だけでは足りないのも事実で、行動力やそ
の基盤となる考え方や取り組み態度も、実際のところ無視でき
ません
● この人格コンピテンシーというのはとても特徴的で重要なとこ
ろだと思うので、詳しくみてみましょう
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人格コンピテンシー(1/3)
● コミュニケーション能力
○ ステークホルダーに対する積極的傾聴,理解,応答
○ コミュニケーションのつながりを維持する
○ 情報の品質を確保する
○ 相手に合わせてコミュニケーションを調整する
● 指導力
○ 高いパフォーマンスを促進するチーム環境を創出する
○ 効果的な関係を構築し維持する
○ プロジェクト・チーム・メンバーを動機付けし,指導をする
○ プロジェクトの遂行における責任を果たす
○ 必要とされるときに影響力のスキルを発揮する
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人格コンピテンシー(2/3)
● マネジメント能力
○ プロジェクト・チームを形成し,維持する
○ 組織的な方法でプロジェクト成功のために計画しマネジメ
ントする
○ プロジェクト・チームやステークホルダーの関与するコンフ
リクトを解消する
● 認識能力
○ プロジェクトを俯瞰的に捉える
○ 問題や課題を効果的に解決する
○ 適切なプロジェクトマネジメントのツールと技法を使用する
○ プロジェクトの成果を改善するための機会を追求する
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人格コンピテンシー(2/3)
● 効果性
○ プロジェクトの問題を解消する
○ プロジェクトのステークホルダーの関与,動機付け,支援を
維持する
○ プロジェクト・ニーズに合わせて臨機応変に対応する
○ 必要に応じて自己主張する
● プロ意識
○ プロジェクトへのコミットメントを表明する
○ 誠実さをもって行動する
○ 適切な方法で個人やチームの困難に対処する
○ 多様な要員をマネジメントする
○ 客観的に個人と組織の課題を解決する 16
知識コンピテンシーと実践コンピテンシー
● 知識と実践の項目は、PMBOK(プロジェクトマネジメント知識
体系)を参照しています
○ 5つのプロセス
■ 立ち上げ、計画、実行、監視コントロール、終結
○ 10の知識エリア
■ 統合、スコープ、タイム、コスト、品質、人的資源、コミュ
ニケーション、リスク、調達、ステークホルダー
● PMBOK知っていて損はないと思いますけど、業務知識よりも
大事ということはない気がします
○ どちらも大事、補完する感じですかね
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アジャイルな人財育成
● アジャイルは、仮説・検証・学習のサイクルを回します
● 一度に大きく進もうとするのではなく、小さなステップのPDCA
を何度も回します
● ステップの目標は具体で検証可能なあるべき姿として設定し、
フィードバック駆動で進めます
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ここまでの理解度確認
● ここまでの説明に対する理解について確認させてください
● じゃんけん(グー、チョキ、パー)で理解度を表明してください
○ 十分分かった何の問題もない人:パー
○ だいたい分かったので進めてよい人:チョキ
○ 全然分からないこれはひどい:グー
● それではせーので出してください
● せーの!
● 質問などあれば?(時間があれば)
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現状分析
● 人財育成のターゲットとして誰を考えていますか?
○ 自分?部下?チーム?お子さん?
● コピー用紙を四分割して、ターゲット、知識、経験、人格とタイト
ルを書いて
● ターゲットの現状を記入してください
● まず一番にここを伸ばしたい、と思う点はどれ・なんでしょうか
● それはなぜですか?
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ターゲット 知識
経験 人格
人材育成に関するいい話
● 人材育成に関して、あなたが知っている、体験したお話を教え
てください
○ こういうこと勉強するといろいろ捗るよ
○ こんなふうに育ててもらって感謝してる
○ こんなやり方だとやる気でるよ
● コピー用紙に簡単に書いて、それを見せながらお話しください
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チャレンジ
● 今日のこの勉強会で話を聞いたり自分で話して、なにか試し
てみたいことはできましたか?
● コピー用紙に書いてください
○ どうなっていたいですか?(壮大なことでなくていいです。
それと、なるべく具体的に)
○ そのためにまず、何をしますか?
○ いつまでにやってみれそうですか?
● 差し支えなければ、テーブル内で発表ください
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今日のまとめ
● コンピテンシーは「職務や役割における効果的ないしは優れた
行動に結果的に結びつく個人特性」
● プロジェクトマネージメントに関するコンピテンシー体系として、
PMCDFがあります
● 知識、経験、人格
● アジャイルなアプローチでコンピテンシーを伸ばしましょう
● アジャイルはPDCAを小さく何度も回します
● みなさんの人財育成に関する体験や知識を共有しました
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理解度確認
● 最終的な理解について確認させてください
● じゃんけん(グー、チョキ、パー)で理解度を表明してください
○ 十分分かった何の問題もない:パー
○ だいたい分かった:チョキ
○ 全然分からないこれはひどい:グー
● それではせーので出してください
● せーの!
● 質問などあれば?(時間があれば)
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本日のメインコンテンツは以上です
ありがとうございました!
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名古屋アジャイル勉強会「コンピテンシーを活用した人財育成」