Successfully reported this slideshow.
We use your LinkedIn profile and activity data to personalize ads and to show you more relevant ads. You can change your ad preferences anytime.

名古屋アジャイル勉強会「モチベーションはどこからくるの?」

462 views

Published on

2019年11月29日に開催した名古屋アジャイル勉強会の資料です。

Published in: Leadership & Management
  • Be the first to comment

  • Be the first to like this

名古屋アジャイル勉強会「モチベーションはどこからくるの?」

  1. 1. モチベーションは どこからくるの? 2019-09-27 名古屋アジャイル勉強会 山本 博之 Motivation Agile Quality of Life
  2. 2. 講師自己紹介 山本 博之(やまもと ひろゆき):yama__moto@twitter ● ITベンダー子会社勤務のSE/PG。 ● 親会社のソフトウェア製品の導入や教育、カスタマイズ、テク ニカルサポートを行っています。 ● 最近一日8000歩を目標に歩くようにしています。一駅手前か ら歩くとか。今はスマホで歩数測って記録もしてくれますし楽で すね。ちょっと汗ばんだりして代謝もよくなっているような気が するのでモチベーションが上がっています! 2
  3. 3. 今日の勉強会の動機とねらい よく「馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはで きない」といいますね。 これは自分自身にも他人にも、個人にも組織にも当てはまること だと思います。主体的な動機、モチベーションはとても重要で、そ れを引き出すことは簡単ではありません。 一方で、アジャイル開発は人間中心の方法論なので、メンバーの やる気に強く依存していますし、またそれを引き出すしくみを持っ ています。 3
  4. 4. 今日の勉強会の動機とねらい 今回のアジャイル勉強会では、アジャイル開発の根っこにあるモ チベーションへのアプローチを学び、仕事や生活を楽しむことへの 活用を考えてみたいと思います。 4
  5. 5. アジェンダ ● モチベーションとは ● 欲求についての考察 ● 自己紹介 ● アジャイルとモチベーション ● ワーク 5
  6. 6. モチベーション 6
  7. 7. モチベーションとは “動機づけ。行動を始発させ、目標に向かって維持・調整する 過程・機能。” Wikipedia “動機づけ” 動機、やる気、モチベーションは普段同じような意味で使っていま すが、本当はちょっと違うみたいですね。 やる気はモチベーションにおける動機のひとつ、でしょうか。生理 的欲求とか社会的欲求も動機ですかね。 7
  8. 8. モチベーションモデル 書籍「モチベーション3.0」でダニエル・ピンクは、モチーべションを 「社会に人がどう関わるかのモデルであり、社会の進化・変化に 合わせて進化している」としています。 ● モチベーション1.0: 生存のための動機(に基づくモデル) ● モチベーション2.0: 社会や組織から与えられる評価による動機 ● モチベーション3.0: 学習や創造、熟達への内面からの動機 8
  9. 9. 欲求 動機となる欲求とその階層については、マズローの提唱した5段 階欲求モデルが知られています。 9     自己実現欲求:能力を発揮し目標を達成したい    承認欲求:自分を認めたい/他人から認められたい   社会的欲求:他人と関わりたい、集団に属したい  安全欲求:身の安全を守りたい 生理的欲求:生命を維持したい
  10. 10. 欲求 ちなみにこれは「daveの7段階欲求」(Google I/O 2018)。 10       自己実現欲求:能力を発揮し目標を達成したい      承認欲求:自分を認めたい/他人から認められたい     社会的欲求:他人と関わりたい、集団に属したい    安全欲求:身の安全を守りたい   生理的欲求:生命を維持したい  Wifi/残りギガ バッテリー残量 これらについて考えてみます。
  11. 11. 欲求の特質:下位の欲求と上位の欲求の違い ● 上位の欲求(承認や自己実現) ○ これらを満たすことが高いパフォーマンス の源泉になる(可能性がある) ○ オプションなので、諦めることもできる(で きてしまう) ● 下位の欲求(安全や社会的欲求) ○ 基本的人権なので、満たされないと仕事 や活動どころじゃない ○ 短期的には動機になり得るが、長期的に は無理(あって当然だから) 11 自己実現欲求 承認欲求 社会的欲求 安全欲求 生理的欲求
  12. 12. 要求の得失の非対称性と「消極的な人」 人間は社会的な生き物なので、社会的欲求や承認欲求を満たし たいし、それが得られないと孤独や不安になります。これは(より 下位の欲求である)安全を失うことと同じ。だから社会的欲求や承 認欲求にはリスクがあると言えます。 また自己実現のための行動も、帰属や承認を失う可能性がありま す。 なので、上位の欲求に基づく行動に消極的な人もいます。これも ひとつの生き方(処世術)かと思います。 12
  13. 13. 他者承認と自己承認 承認には他者からの承認と自己承認があります。 他者からの承認は社会的欲求の充足でもあるので、より根源的 だけれど、自分でコントロールできないので脆いところがありま す。 自己承認は他者との取引ではないので、強固になり得ます。けれ ど与えてもらうものではないので、得るためには偶然とか努力とか なにかが必要です。 「モチベーション3.0」では、タイプX(外部)とタイプI(内部)と説明し ています。 13
  14. 14. 自己紹介 みなさんにテーブル内で自己紹介をしていただきます。 A3コピー用紙に以下を書いてください。 ● お名前(呼ばれたいお名前でかまいません) ● 今日この勉強会に参加された動機 ● モチベーションが上がる/下がること/もの みんなが書けたら、順番に紙を見せながら自己紹介してください。 14
  15. 15. アジャイルとモチベーション 15
  16. 16. アジャイルとモチベーション 「アジャイル」は軽量で適応的、実践主義・経験主義的なプロジェ クト運営手法(の総称)です。それは必然的に人間中心で、メン バーの意欲を必要とするとともに、それを最大に引き出そうとする ものです。 例えば、アジャイル開発のタスクは割当て(指示命令)ではなく自 主的なサインアップで進めます。 あるいは、定期的にふりかえりを行い、チーム自身がチームの開 発プロセスや実践項目を改善していきます。 16
  17. 17. アジャイルと人間中心 アジャイル開発の対極にあると思われるウォーターフォール型開 発、受託システム開発、多重請負構造では、人を交換可能なリ ソースとみなし、工学的な管理対象とみなします。人月モデルって やつです。 これがモチベーションを阻害するものであり、多くの不幸を生んで いることは皆さんご存知の通りかと思います。 ソフトウェアやシステムの開発・運用はつまるところ人の活動と関 わりです。それを大事にしていくのがアジャイルの本質のひとつだ と言えると思います。 17
  18. 18. モダンアジャイルと心理的安全性 1990年代に生まれたアジャイルを再定義しようとするムーブメント 「モダンアジャイル」が2013年頃にあり、 そこでは 人々を最高に輝かせる 安全を必須条件にする という原理がうたわれています。 これは「心理的安全性」と呼ばれる「人間関係においてリスクを取 ることがチームにおいて安全であるという共有された信念」です。 安全の元で積極的な人間関係が実現され、結果人々が最高に輝 く、ということを言っています。 18
  19. 19. ここまでの理解度チェック ここまでの説明はご理解いただけましたでしょうか?みなさんの理 解度を「表明じゃんけん」で確認させてください。 ● 完全に理解した:パー ● だいたい分かった:チョキー ● ちょっと何言っているかわからない:グー せーので上記のいずれか理解度を教えてください。せーの! 質問、ご意見ありましたらお願いします。 19
  20. 20. ワーク 20
  21. 21. ディスカッション:モチベーションについて 21 モチベーションとは「行動を始発させ、目標に向かって維持・調整 する過程・機能」であることを最初に確認しました。これについて 話し合ってみたいと思います。 ● みなさん(あるいはみなさんのいる組織)は具体的に、どのよう な考え方、取り組みをしていますか? ● どのような考え方、取り組みが理想だと思いますか? ● 試してみたい考え方や、取り組みはありますか?
  22. 22. まとめ ● モチベーションは動機ややる気を行動に繋げるモデル。 ● 自己実現欲求や内発的な動機がより高いモチベーションに繋 がります。 ● 心理的安全性がモチベーションの基盤になります。 ● アジャイルは人間中心。 ● モチベーションモデルをアップデートしうまく回しましょう。 22
  23. 23. 最後に:理解度確認 最後にもう一度「表明じゃんけん」でみなさんの理解度を確認させ てください。 ● 完璧に理解した:パー ● だいたい分かった:チョキ ● 全然分からなかった:グー せーので上記のどれかを出してください。せーの! ご質問、ご意見ありましたらお願いします。 23

×