SlideShare a Scribd company logo
高血圧→左室肥大 
unit 4 :循環器- ① 
case:高齢女性高血圧既往 
心房細動不整脈で動悸 
2014 5/16 
Group 6 
08211011 河内健二
Sさんの高血圧→左室肥大 
マップ概略 
高齢=老化 
血管壁:動脈硬化進行 
弾力性↓ 
高血圧の既往 
濃い味付けが好き 
腎機能Na排泄↓ 
血中Na濃度↑ 
循環血流量↑ 
遺伝的素因 
肥満 
左室肥大左房負荷 
心房細動 
(左房) 
アディポサイトカイン 
等 
交感神経活動亢進 
末梢血管抵抗上昇 
ノルアドレナリン心 
拍数 
他レニン 
アンギオテンシン 
系
高齢者の高血圧ガイドライン的な 
• 治療の目的: 
臓器障害の進展を抑制し 
心血管病の予防 
降圧目標: 
140/90 mmHg 未満で予後改善が期待される 
治療: 
生活習慣の変更は高齢者は若年者より困難なことに留意 
降圧薬第一選択→Ca拮抗薬(+ARB/ACE阻害薬) 
アドヒアランス(治療の継続) 服薬コンプライアンスに配慮
高血圧治療考え方流れ 
リスク分類→降圧目標 
Sさんのリスクは3個でリスク第三層に該当 
①肥満②左室肥大 
③推算GFR (糸球体濾過量)⇔35 60未満は腎障害リスク有りとする 
推算糸球体濾過量eGFR (mL/分/1.73m2体表面積) 
eGFR = 194 X クレアチニン[mg/dL]-1.094 X 年齢[才]-0.287 (女性はX 0.739) 
しかし 
Sさんは120~130 / 70~80 ということで 
服薬により現在は正常血圧状態 
うまく保てていると考えられる→ sさん減塩減量あんまり必要でないかも? 
血圧うまく保ててるけど一年後左心房系は拡大してしまう!!!???
おまけ高血圧患者の生活習慣修正 
• 食塩摂取日本平均11g→目標値6g 
• DASH食=dietary approach to stop hypertension 
野菜・果物ナッツ低脂肪乳製品 
・減量: BMI 25未満 
・節酒女性エタノール10~20以下ビールコップ一杯は7gなのでOK
左室肥大 
高血圧症 
⇒ 
左室がより強い圧力を加えないと血液を大動脈側に送り出すことができない 
→代償的に左室の心筋細胞が増える 
生み出す電気的エネルギー量が増大し、心電図のR波やS波が大きくなる
左室肥大心エコー
左室肥大心電図 
• 定義: V1のS波+ V5のR波> 35mm 
Sさんは10+ 
9 
で19mm?
左室肥大→左房拡大 
• 左心室肥大 
→固くなる+広がりやすさが障害 
左室充満圧増大 
→左心房の血液を左心室に引き込む効果が衰え 
る 
そのため、左心房に負担がかかり左心房の拡大を 
きたすと考えられている
疑問 
• 血圧うまく保ててるけど一年後左心房系 
は拡大してしまう!!!??? 
• 圧ではなく 
心拍数による負担?
参考文献 
• ガイドライン高血圧日本医事新報者 
• http://www.kitauro.jp/dialysis-04.html 
• ハート先生のブログ 
http://blogs.yahoo.co.jp/soyashi/11772459.html
• 後は程度の差簡単シンプルにはこれ 
• 細動脈arteriole は各臓器に血液を供給するやや細い動脈です。平滑筋層 
が発達しており、それが適度に収縮することで緊張を保ち、血管の断面積つまり血流に対する抵 
抗の大きさが調節されています。したがって細動脈平滑筋層の緊張度を変化させる物質は、臓器 
間での血流の分配を変化させると共に、血圧に影響を与えることになります 
• 抹消抵抗≒細動脈全体としての抵抗(末梢血管抵抗peripheral vascular resistance
• 大動脈 
• 大動脈は弾性に富んでおり血管壁の伸縮により心臓 
から送り出されてくる血液の圧変化を緩衝する働きを 
しています。 
• 心臓が収縮している期間(収縮期)には心室から大動 
脈に押し出されてくる高い圧力(収縮期血圧)により、 
血液は末梢に向かって流れるとともに、大動脈壁を 
押し広げます。心臓が弛緩する期間(弛緩期)には大 
動脈弁が閉じ、心臓からの血液の押し出しは途絶え 
ますが、押し広げられた大動脈壁がもとに戻ろうとす 
る力により血圧(弛緩期血圧)が保たれます。
• 全部ドバッって出てしまうわけではない一部行き来する 
• 基本的に全身風船弾力全血管虚脱せず圧力で満たされてるイメージでGo 
• 元から圧力で満たされてる 
• 心臓はそれをゼロから作るのではなく 
• 増やすのである 
• 血圧圧力は流量流速のため 
• 抵抗は流量流速のため
4-1・5心房細動 動悸 高血圧 左室肥大

More Related Content

Viewers also liked

保健事業のご案内
保健事業のご案内保健事業のご案内
保健事業のご案内
hagiwr_iprevent
 
高血圧学会2014発表用
高血圧学会2014発表用高血圧学会2014発表用
高血圧学会2014発表用
Naoki Nago
 
病棟管理 高血圧
病棟管理 高血圧病棟管理 高血圧
病棟管理 高血圧
Shoiku Matsumoto
 
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありませんあなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
Akinari Moriya
 
自閉症
自閉症自閉症
自閉症
Kenji Kawanai
 
心臓から目覚し時計まで
心臓から目覚し時計まで心臓から目覚し時計まで
心臓から目覚し時計までkoress project
 
2012心臓リハビリ
2012心臓リハビリ2012心臓リハビリ
2012心臓リハビリ
Naoki Nago
 
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
Meditur
 
014虹が丘病院 経腸栄養管理
014虹が丘病院  経腸栄養管理014虹が丘病院  経腸栄養管理
014虹が丘病院 経腸栄養管理
chiikigenki
 
012佐世保記念 経管栄養法
012佐世保記念 経管栄養法012佐世保記念 経管栄養法
012佐世保記念 経管栄養法chiikigenki
 
入院患者の下痢へアプローチ
入院患者の下痢へアプローチ入院患者の下痢へアプローチ
入院患者の下痢へアプローチSentaro Iwabuchi
 
アドバンスド身体診断ワークショップ
アドバンスド身体診断ワークショップアドバンスド身体診断ワークショップ
アドバンスド身体診断ワークショップKenichi Ejima
 
栄養の取り方はデータが教えてくれる
栄養の取り方はデータが教えてくれる栄養の取り方はデータが教えてくれる
栄養の取り方はデータが教えてくれる
mtsnrtkhr
 
めまい
めまいめまい
めまい
Naoki Terayama
 
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
Sentaro Iwabuchi
 
教育講演「Fast」 のコピー
教育講演「Fast」 のコピー教育講演「Fast」 のコピー
教育講演「Fast」 のコピー
Hirohisa Shimizu
 
高齢者の栄養問題を考える
高齢者の栄養問題を考える高齢者の栄養問題を考える
高齢者の栄養問題を考えるpenpen3750
 
Med プレゼン2016
Med プレゼン2016 Med プレゼン2016
Med プレゼン2016
Hirohisa Shimizu
 
受動喫煙
受動喫煙受動喫煙
受動喫煙
Kenji Kawanai
 

Viewers also liked (20)

保健事業のご案内
保健事業のご案内保健事業のご案内
保健事業のご案内
 
Sistem gerak pada manusia
Sistem gerak pada  manusiaSistem gerak pada  manusia
Sistem gerak pada manusia
 
高血圧学会2014発表用
高血圧学会2014発表用高血圧学会2014発表用
高血圧学会2014発表用
 
病棟管理 高血圧
病棟管理 高血圧病棟管理 高血圧
病棟管理 高血圧
 
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありませんあなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
あなたにお出ししている薬は血圧を下げる薬ではありません
 
自閉症
自閉症自閉症
自閉症
 
心臓から目覚し時計まで
心臓から目覚し時計まで心臓から目覚し時計まで
心臓から目覚し時計まで
 
2012心臓リハビリ
2012心臓リハビリ2012心臓リハビリ
2012心臓リハビリ
 
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
20140621 日本健康・栄養システム学会 指定発言資料
 
014虹が丘病院 経腸栄養管理
014虹が丘病院  経腸栄養管理014虹が丘病院  経腸栄養管理
014虹が丘病院 経腸栄養管理
 
012佐世保記念 経管栄養法
012佐世保記念 経管栄養法012佐世保記念 経管栄養法
012佐世保記念 経管栄養法
 
入院患者の下痢へアプローチ
入院患者の下痢へアプローチ入院患者の下痢へアプローチ
入院患者の下痢へアプローチ
 
アドバンスド身体診断ワークショップ
アドバンスド身体診断ワークショップアドバンスド身体診断ワークショップ
アドバンスド身体診断ワークショップ
 
栄養の取り方はデータが教えてくれる
栄養の取り方はデータが教えてくれる栄養の取り方はデータが教えてくれる
栄養の取り方はデータが教えてくれる
 
めまい
めまいめまい
めまい
 
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
高齢者の下痢:感染性腸炎 IDATENサマーセミナー2014
 
教育講演「Fast」 のコピー
教育講演「Fast」 のコピー教育講演「Fast」 のコピー
教育講演「Fast」 のコピー
 
高齢者の栄養問題を考える
高齢者の栄養問題を考える高齢者の栄養問題を考える
高齢者の栄養問題を考える
 
Med プレゼン2016
Med プレゼン2016 Med プレゼン2016
Med プレゼン2016
 
受動喫煙
受動喫煙受動喫煙
受動喫煙
 

More from Kenji Kawanai

禁煙指導
禁煙指導禁煙指導
禁煙指導
Kenji Kawanai
 
産休
産休産休
自閉症
自閉症自閉症
自閉症
Kenji Kawanai
 
小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん
Kenji Kawanai
 
不妊の原因
不妊の原因不妊の原因
不妊の原因
Kenji Kawanai
 
子宮頸がん
子宮頸がん子宮頸がん
子宮頸がん
Kenji Kawanai
 
小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん
Kenji Kawanai
 
不妊の原因
不妊の原因不妊の原因
不妊の原因
Kenji Kawanai
 
子宮頸がん 組織診 細胞診
子宮頸がん 組織診 細胞診子宮頸がん 組織診 細胞診
子宮頸がん 組織診 細胞診
Kenji Kawanai
 
4-5.5 意識障害
4-5.5  意識障害4-5.5  意識障害
4-5.5 意識障害Kenji Kawanai
 
4-4・5 人工心肺 iabp
4-4・5 人工心肺 iabp4-4・5 人工心肺 iabp
4-4・5 人工心肺 iabpKenji Kawanai
 
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神Kenji Kawanai
 
4-2・5 冠動脈造影
4-2・5 冠動脈造影4-2・5 冠動脈造影
4-2・5 冠動脈造影Kenji Kawanai
 
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスクKenji Kawanai
 
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気Kenji Kawanai
 
2.4肺の過膨張の機序樽状変形
2.4肺の過膨張の機序樽状変形2.4肺の過膨張の機序樽状変形
2.4肺の過膨張の機序樽状変形Kenji Kawanai
 
1.4胸部写真のパターン.
1.4胸部写真のパターン.1.4胸部写真のパターン.
1.4胸部写真のパターン.Kenji Kawanai
 
5.5胆石による膵臓への影響
5.5胆石による膵臓への影響5.5胆石による膵臓への影響
5.5胆石による膵臓への影響Kenji Kawanai
 
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)Kenji Kawanai
 
4.5肝移植(制度 統計を中心に)
4.5肝移植(制度 統計を中心に)4.5肝移植(制度 統計を中心に)
4.5肝移植(制度 統計を中心に)Kenji Kawanai
 

More from Kenji Kawanai (20)

禁煙指導
禁煙指導禁煙指導
禁煙指導
 
産休
産休産休
産休
 
自閉症
自閉症自閉症
自閉症
 
小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん
 
不妊の原因
不妊の原因不妊の原因
不妊の原因
 
子宮頸がん
子宮頸がん子宮頸がん
子宮頸がん
 
小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん小児 熱性けいれん
小児 熱性けいれん
 
不妊の原因
不妊の原因不妊の原因
不妊の原因
 
子宮頸がん 組織診 細胞診
子宮頸がん 組織診 細胞診子宮頸がん 組織診 細胞診
子宮頸がん 組織診 細胞診
 
4-5.5 意識障害
4-5.5  意識障害4-5.5  意識障害
4-5.5 意識障害
 
4-4・5 人工心肺 iabp
4-4・5 人工心肺 iabp4-4・5 人工心肺 iabp
4-4・5 人工心肺 iabp
 
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神
4-3・5 循環器における物理系利用 As(大動脈弁狭窄症)で息切れ 失神
 
4-2・5 冠動脈造影
4-2・5 冠動脈造影4-2・5 冠動脈造影
4-2・5 冠動脈造影
 
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク
4.4肺癌の検査生検サンプル気管支検鏡のリスク
 
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気
3.4自宅で行う酸素療法非侵襲的 マスク換気
 
2.4肺の過膨張の機序樽状変形
2.4肺の過膨張の機序樽状変形2.4肺の過膨張の機序樽状変形
2.4肺の過膨張の機序樽状変形
 
1.4胸部写真のパターン.
1.4胸部写真のパターン.1.4胸部写真のパターン.
1.4胸部写真のパターン.
 
5.5胆石による膵臓への影響
5.5胆石による膵臓への影響5.5胆石による膵臓への影響
5.5胆石による膵臓への影響
 
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)
4.5薬剤性 肝炎(≒薬剤性肝障害)
 
4.5肝移植(制度 統計を中心に)
4.5肝移植(制度 統計を中心に)4.5肝移植(制度 統計を中心に)
4.5肝移植(制度 統計を中心に)
 

4-1・5心房細動 動悸 高血圧 左室肥大

  • 1. 高血圧→左室肥大 unit 4 :循環器- ① case:高齢女性高血圧既往 心房細動不整脈で動悸 2014 5/16 Group 6 08211011 河内健二
  • 2. Sさんの高血圧→左室肥大 マップ概略 高齢=老化 血管壁:動脈硬化進行 弾力性↓ 高血圧の既往 濃い味付けが好き 腎機能Na排泄↓ 血中Na濃度↑ 循環血流量↑ 遺伝的素因 肥満 左室肥大左房負荷 心房細動 (左房) アディポサイトカイン 等 交感神経活動亢進 末梢血管抵抗上昇 ノルアドレナリン心 拍数 他レニン アンギオテンシン 系
  • 3. 高齢者の高血圧ガイドライン的な • 治療の目的: 臓器障害の進展を抑制し 心血管病の予防 降圧目標: 140/90 mmHg 未満で予後改善が期待される 治療: 生活習慣の変更は高齢者は若年者より困難なことに留意 降圧薬第一選択→Ca拮抗薬(+ARB/ACE阻害薬) アドヒアランス(治療の継続) 服薬コンプライアンスに配慮
  • 4. 高血圧治療考え方流れ リスク分類→降圧目標 Sさんのリスクは3個でリスク第三層に該当 ①肥満②左室肥大 ③推算GFR (糸球体濾過量)⇔35 60未満は腎障害リスク有りとする 推算糸球体濾過量eGFR (mL/分/1.73m2体表面積) eGFR = 194 X クレアチニン[mg/dL]-1.094 X 年齢[才]-0.287 (女性はX 0.739) しかし Sさんは120~130 / 70~80 ということで 服薬により現在は正常血圧状態 うまく保てていると考えられる→ sさん減塩減量あんまり必要でないかも? 血圧うまく保ててるけど一年後左心房系は拡大してしまう!!!???
  • 5. おまけ高血圧患者の生活習慣修正 • 食塩摂取日本平均11g→目標値6g • DASH食=dietary approach to stop hypertension 野菜・果物ナッツ低脂肪乳製品 ・減量: BMI 25未満 ・節酒女性エタノール10~20以下ビールコップ一杯は7gなのでOK
  • 6. 左室肥大 高血圧症 ⇒ 左室がより強い圧力を加えないと血液を大動脈側に送り出すことができない →代償的に左室の心筋細胞が増える 生み出す電気的エネルギー量が増大し、心電図のR波やS波が大きくなる
  • 8. 左室肥大心電図 • 定義: V1のS波+ V5のR波> 35mm Sさんは10+ 9 で19mm?
  • 9. 左室肥大→左房拡大 • 左心室肥大 →固くなる+広がりやすさが障害 左室充満圧増大 →左心房の血液を左心室に引き込む効果が衰え る そのため、左心房に負担がかかり左心房の拡大を きたすと考えられている
  • 10. 疑問 • 血圧うまく保ててるけど一年後左心房系 は拡大してしまう!!!??? • 圧ではなく 心拍数による負担?
  • 11. 参考文献 • ガイドライン高血圧日本医事新報者 • http://www.kitauro.jp/dialysis-04.html • ハート先生のブログ http://blogs.yahoo.co.jp/soyashi/11772459.html
  • 12. • 後は程度の差簡単シンプルにはこれ • 細動脈arteriole は各臓器に血液を供給するやや細い動脈です。平滑筋層 が発達しており、それが適度に収縮することで緊張を保ち、血管の断面積つまり血流に対する抵 抗の大きさが調節されています。したがって細動脈平滑筋層の緊張度を変化させる物質は、臓器 間での血流の分配を変化させると共に、血圧に影響を与えることになります • 抹消抵抗≒細動脈全体としての抵抗(末梢血管抵抗peripheral vascular resistance
  • 13. • 大動脈 • 大動脈は弾性に富んでおり血管壁の伸縮により心臓 から送り出されてくる血液の圧変化を緩衝する働きを しています。 • 心臓が収縮している期間(収縮期)には心室から大動 脈に押し出されてくる高い圧力(収縮期血圧)により、 血液は末梢に向かって流れるとともに、大動脈壁を 押し広げます。心臓が弛緩する期間(弛緩期)には大 動脈弁が閉じ、心臓からの血液の押し出しは途絶え ますが、押し広げられた大動脈壁がもとに戻ろうとす る力により血圧(弛緩期血圧)が保たれます。
  • 14. • 全部ドバッって出てしまうわけではない一部行き来する • 基本的に全身風船弾力全血管虚脱せず圧力で満たされてるイメージでGo • 元から圧力で満たされてる • 心臓はそれをゼロから作るのではなく • 増やすのである • 血圧圧力は流量流速のため • 抵抗は流量流速のため