フローチャートって何なのって、こんなのです。プログラムの説明が少しでも円滑になれば幸いです。

1. プログラムの流れを
図で表す方法その1
フローチャート/アクティビティ図
アクティビティ図と混ぜた自己流です
2014-06-09
Katsuhiro MORISHITA
森下功啓

2. フローチャートの見た目

3. フローチャートとは
• プログラムの流れを図にしたもの
• 特に、１つのプログラムについて、処
理の流れを表す

4. フローチャートの限界
• プログラミング言語の表現力を圧倒
的に下回る表現しかできない

5. 伝統的なフローチャートの問題点
• 記述できない
– 割り込み
– 並列処理
– 状態遷移、メッセージのやりとり、クラス定義
• そもそも、データ構造を記述できない
– ハッシュテーブルなどどうする？

6. フローチャートの存在意義
• プログラムの処理の流れを他人（将来の
己を含む）へ説明
• 頭の整理がつかない場合に作る

7. プログラムを表現する他の手段
• プログラムの流れを示す、アクティビティ図
• システム間のメッセージのやり取りを表す
シーケンス図
• オブジェクトの状態遷移を表す状態遷移図
• クラスオブジェクトを表すクラス図
＊UMLで検索してみてください。
説明対象をプログラムの流れに絞って、
アクティビティ図を使おう！

8. 流れを説明するのに必須な記号
• スタート
• 処理内容
• 分岐・合流
• 終了
処理内容
条件は枝に書く
４つだけ

9. ルール
• 始まりと終わりがある
• 終わり方はいくつか有ってもいい

10. うまくフローチャートを書くコツ
• 作図する目的を意識
• 記述の粒度を意識
• 関数を一つの箱に入れる
• 関数群も一つの箱に入れてもOK（かも）
• 細かく書くのは無駄
– プログラムを書いた方が速い
– 細かい実装方法はプログラマに任せる

11. Fin.