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サイコム・ブレインズ株式会社 国内におけるグローバル化支援&異文化マネジメント
- 2. © CICOM BRAINS Inc.
日本人ビジネスパーソンがグローバルな環境で直面する課題とは?
n 海外赴任者が現地の社員や取引先と上手くコミュニケーションをとれない
n 海外拠点の日本人マネージャーが、ナショナルスタッフ(現地人社員)を
適切にマネジメントできずストレスを抱えていたり、不用意な言動によって
スタッフとの間に溝が出来ている
n 海外拠点のローカル社員が突然、退職してしまう
n 日本の本社と海外拠点間のコミュニケーションがうまくいかず、共同プロジェ
クトの進捗が滞りがちである
n 国内の事業所で外国人社員の雇用をはじめたが、問題が多く定着しない
- 3. © CICOM BRAINS Inc.
日本人がグローバルな環境で活躍するために必要になる能力とは
• 業界知識
• 職務に関する専門知識、経験
• 組織をマネジメントするノウハウ など
• 語学力
• ビジネスシチューエーションに応じたコミュニケーションスキル
• マネジメントとしての知識に基づいたコミュニケーションスキル
• 様々な価値観や文化的背景を
持つ人々に対する柔軟性
• 思い通りにならない事態が
起きても簡単に折れない
=タフネス
- 4. © CICOM BRAINS Inc.
異文化適応力を高め、本来の実力を発揮するには?
異文化適応力を高めるための処方箋:
n 異文化への気づきとステレオタイピング(思い込み)からの脱却
n 異文化を理解するフレームワーク「ホフステードの6次元モデル」
n 自分自身の文化的傾向・特徴の理解
n 文化的な違いを克服する実用的なスキル習得
仕事の能力は高いし、語学力もあって外国人とのコミュニケーションも問題ないはずなのに、
日本にいた時のようなパフォーマンスを発揮できない。
そんな人は「異文化への適応」に何らかの問題を抱えているのではないでしょうか?
「グローバル化」の時代を迎え、国際規約やルールの一元化が進む一方で、国や文化、民族のアイデンティティが
ますます強くなっています。多様な価値観、文化的背景をもつ外国人ビジネスパーソンとよい関係を構築し、
ビジネスの成果を出すためには「異文化適応力」が必須です。
- 5. © CICOM BRAINS Inc.
ホフステードの6次元モデル
異文化研究の第一人者といわれるオランダのヘールト・ホフステード博士が40年以上にわたる実証
研究に基づいて開発した「異なる文化的価値観を読み解くフレームワーク」が6次元モデルです。
ホフステード博士は世界各国の国民の文化的な特徴を6つの「次元」に分解し数値で表しました。
これによって、従来、なんとなく感覚的に捉えられていた「文化」という概念を定量的に理解することが
できるようになり、グローバルな環境におけるビジネスの現場での有効活用が進んでいます。
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・この国ではどのようなリーダーシップのあり方が求められるのだろうか?
・この国ではどんな意思決定のスタイルが好まれるのだろうか?
・この国では人々は何に動機づけられるのだろうか?
・この国では人々は「フレキシブルで臨機応変さ」を好むのか、あるいは物事が不確実な状態
を避けようとする傾向が強いのだろうか?
・実用的で長期的な考え方と規範やルールを重視する考え方のどちらが好まれるのだろうか?
・ポジティブで開放的な考え方が好まれるのか、あるいは自分の感情を抑制的にコントロール
することが好まれるのだろうか?
【6次元モデルを企業経営や組織のマネジメントに活かすポイント】
- 6. © CICOM BRAINS Inc.
6次元モデルによる個人の文化的価値観の把握
n Culture Compass Assessment:
ホフステードの6次元モデルに基づき、個人の価値観の傾向値と、赴任先や留学先あるいはビジネス相手
の国との平均的価値観の比較ができるオンラインサーベイ。自分自身と母国、任意の国の人々の価値観を
相対比較し、どこにコミュニケーション上のリスクがあるのかを明らかにします
アセスメント結果(抜粋)
【考察】
左図のような文化的価値観を持つ人(=You)が米国に赴任
してビジネスを行う場合、リーダーシップの発揮の仕方やモチ
ベーションの源泉の違い、さらに短期的でルールや規範を重
視する米国人との価値観のギャップに戸惑うことが予想され
ます。
そうしたリスクをあらかじめ予測し、どのように対処すればそう
した「価値観の違い」を克服することができるでしょうか?
- 7. © CICOM BRAINS Inc.
異文化理解と適応トレーニング
CICOM BRAINSはホフステード博士の理論の普及や異文化理解と適応力を高めることを目的に活動しているitim Internationalとの
パートナーシップのもとにグローバル経営を支援する「異文化理解と適応トレーニング」を提供しています
また、トレーニングプログラムのレクチャー・パートをコンパクトにまとめたオンライン教材を組み合わせた集合研修など、様々なスタイル
で国内外を問わず「異文化への理解と適応を通じた経営のグローバル化の支援」に取り組んでいます
【トレーニングプログラム概要】
Ø イントロダクション& 異文化シミュレーション
Ø 異文化適応力、そして「文化とは何か?」
Ø マネジメントにおける文化の影響
Ø 異文化を読み解くフレームワーク「ホフステードの6次元モデルとは」
Ø 自身の文化的価値観を識る:Culture Compass Assessment結果のフィードバック
Ø 次元の組み合わせとビジネス現場への応用
Ø ケーススタディ: 「マルチコープ社」 - コンフリクトの背景と対処法は?
Ø まとめと振り返り
【オンライン教材】