OpenStack は Summit Toyo 時点でどんな感じで、これからどうなるのか？

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ＮＴＴデータ
技術革新統括本部 基盤システム事業本部
梅森 直人 <umemorin@nttdata.co.jp>
忙しい人のための OpenStack 超サマリ
- OpenStack は Summit TOKYO 時点でどんな感じで、これからどうなるのか？ -

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about.me/unetto
• Computer Network (Ethernet/IP)
• OpenFlow
• SDN
• IoT
• OpenStack Beginner

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この発表のターゲット
• 忙しい人
• OpenStack Beginner
• OpenStack Users
• OpenStack Developers

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アジェンダ
OpenStack Summit ってこんなとこ
超サマリ
Summit 初参加者が感じたこと
１
２
３

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OpenStack Summit ってこんなとこ

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OpenStack Summit ってこんなとこ
• Conference と Design Summit に分かれている
– Conference: OpenStackに関わる全ての人向け
OpenStack Beginnerはまずはここから
– Design Summit: コントリビュータ(開発者)向け
OpenStackコミュニティに貢献する人はこちら
• Conferenceの様子は後でYouTubeに公開されるので、極論を言
えば、ただConferenceのセッションを聞きたいだけなら無理に行
かなくても良い。
• Summitに参加する意義とは？
– ビジネスチャンスの発掘？ テッキーな仲間発見？ モチベーションはそれぞれ。
– 今後のOpenStackの方向性を決めるDesign Summit こそ意味がある、という人も。

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OpenStack Summit 参加者の割合(エリア別・役割別)
https://www.openstack.org/summit/tokyo-2015/sponsors/#audience
30%
25%
16%
13%
10%
7%
75%
12%
10%
2% 1%

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ちょっと脱線：Devs : Ops(Users) = 2 : 1
１
２

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もう少し脱線：おなじみHype Cycle (by Gartner)
「この坂」を登り切るためには？

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超サマリ
- Summit TOKYO 時点での OpenStack とこれから-

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OpenStackを「Users」の切り口でサマる
① ユーザの変化
② 人材育成
③ 各プロジェクトの位置付けと成長度の見える化

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① ユーザの変化
• Superuser Awardsの変遷
– １回目 CERN (研究機関)
– ２回目 Comcast (サービスプロバイダ)
– ３回目 NTT Group (ICT)
※ ここまで全てITに詳しい企業・団体
今回注目すべき点は、他にもある。

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① ユーザの変化
一般エンタープライズの成功事例が紹介されている
これまで: 「ITに詳しい企業や団体が、自分たちのために使う」
Summit TOKYO 時点: 「一般の企業や団体が、自分たちのために使う」
これから(？): 「多くの一般の企業や団体が、自分たちのために使う」

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② 人材育成
• クラウドに限らず、システムの運用はノウハウの塊
– これまで: スキルが属人的になりがち
• 長年の勘に頼ったトラブルシューティング
• システムの運用を、いかにシステマティックにやるか
– Summit TOKYO時点: 運用方法を知識として体系立てる
• オープンな認定プログラム
• その他の育成サービス
– NEC: OpenStackの実運用を想定した技術者育成サービスを提供
OpenStackコミュニティによる運用者に対する認定プログラム
(COA: Certified OpenStack Administrator)
https://www.openstack.org/summit/tokyo-2015/videos/presentation/day-1-summit-keynotes
http://www.openstack.org/coa
LPIによるOpenStack技術者認定プログラム
(OPCEL: OpenStack Professional Exam by LPI-Japan)
https://opcel.org/

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③ 各プロジェクトの位置付けと成長度の見える化
これまで
OpenStackには多くのプロジェクトがあり、何をどう使って良いの
か、Beginnerは迷いやすい。ましてや品質など分かるわけもない。
Summit TOKYO 時点
何をどう使って良いのか、検討フローが見える化された
http://www.openstack.org/software/

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③ 各プロジェクトの位置付けと成長度の見える化
Summit TOKYO時点
各プロジェクトの成長度(品質)も見える化された
http://www.openstack.org/software/project-navigator

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Summit 初参加者が感じたこと

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興味深かった発表：
[通信キャリア] OpenStack ロードマップ パネルディスカッション
OpenStackの導入状況
- Verizon: デプロイ済みプロダクトは今のところ無し。
- AT&T: 2012, 1月から商用プロダクションとして利用。
- NTT(i3): (NTT-Grとしての回答は難しい)パブリッククラウドの足回り等で利用。
- CableLabs: 主にネットワーク仮想化に関するR&Dの研究プログラムで利用。
- SKT: ベンダ製品からOpenStackに移行予定。パブリック・プライベートクラウドの両方。
OpenStackを使ってみて学んだこと:
- どの機能が使われるか、ユーザ/サービスプロバイダが必要な機能をどのタイミングで提案してコ
ミュニティ活動を行うかの見極めが重要。
- OpenStackのデプロイは簡単ではない。だけど運用がもっとも難しい。
- OpenStackとはコレだという説明をし、NOCメンバから運用に関する要求が上がってくるものの、
その要求は従来の通信キャリアの思想に基づくものであり、クラウドの
思想にはそぐわない。(所謂一つのコレジャナイ)
- アジャイル開発、Dev/Opsの考え方を社内に根付かせる必要があった。
https://www.youtube.com/watch?v=LnVXJzRLgS4

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初参加者としての所感
• リアルなユースケースは、ある意味ビジネスの源泉。ホイホイ
紹介出来るものではない。
 今回のKIRINの事例を皮切りにもっと増やして行きたいところ
• 体制面を含めた運用の強化は、根が深い課題。
• 自律化・自動化ではない運用効率化のアプローチってあるんで
しょうか？
• DevsとOps(Users)の距離の縮め方。
• どんな業界/職種の人が、発表を聞きに来ているんでしょう？

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本番はこれから
「この坂」を登り切るためには？

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本番はこれから
2015 ?
2016？
2017？
2018？
Super
User Stories
Super Non-IT
User Stories
Excellent
User Stories
Awesome
User Stories
?

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