大阪工業大学知的財産学部 
知的財産実務研修2014 
2014年9月10日 M班 
一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU) 
香月啓佑
香月 啓佑(かつき けいすけ) 
一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)事務局長 
有限会社ネオローグ 編集部
Movements for the Internet Active Users 
一般社団法人インターネットユーザー協会
MIAUの目的 
インターネットやデジタル機器等の技術発展や 
利用者の利便性に関わる分野における 
意見の表明・知識の普及などの活動
MIAUのめざすもの 
利用者がより創造的に活動でき 
そして技術自身が発展できるような環境 
既存のシステムを守るための制度が 
技術の発展を制限しない環境
MIAUの活動内容 
インターネットおよびデジタル技術に関わる 
法制度に関する正確な知識の供給 
インターネットおよびデジタル技術について 
技術発展や利用者の利便性に関わるような法制度への対応 
関連する政府報告書のパブリックコメントに対する 
意見提出活動および政策提言活動 
インターネット利用者の情報リテラシー向上の支援
自己紹介しましょう 
名前 
年齢 
好きな音楽 
なぜ知的財産学部を選んだのか? 
このセッションに何を期待する?
• ネットユーザーと著作権に関する問題とは? 
クラウドサービスを例に 
• 創作と著作権の関係を考える 
『rip! THE REMIX MANIFEST』 
• 実習 
Creative Commons Lisenceの使い方 
• その他ユーザーとIPの関係の最近のトピックを追いかける 
TPP, ACTA, SOPA/PIPA, 特許法改正 
• まとめ
実習にあたっての連絡 
• 講義資料は後日ダウンロードできるようにします 
なので全部をメモする必要はありません。 
• 分からないことは調べながら話を聞いてください 
パソコンやスマートフォンの利用は歓迎します 
• レポートを「超重視」します 
レポートが単なる感想にならないようにしてください。 
何を知ったか、何を考えたかを書いてください。 
(講義に出席しただけでのポイントはありません) 
• 質問・議論を歓迎します 
少しでもなにかあれば聞いてください。僕が嬉しいです。
• ネットユーザーと著作権に関する問題とは? 
クラウドサービスを例に 
• 創作と著作権の関係を考える 
『rip! THE REMIX MANIFEST』 
• 実習 
Creative Commons Lisenceの使い方 
• その他ユーザーとIPの関係の最近のトピックを追いかける 
TPP, ACTA, SOPA/PIPA, 特許法改正 
• まとめ
著作権法 第一条 
この法律は、著作物並びに実演、 
レコード、放送及び有線放送に関し 
著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め 
これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ 
著作者等の権利の保護を図り 
もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
著作権法 第一条 
この法律は、著作物並びに実演、 
レコード、放送及び有線放送に関し 
著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め 
これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ 
著作者等の権利の保護を図り 
もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
知的財産政策を考える上で大切なこと 
保護と利用のバランス
(たぶん今)日これのま講で義ので勉は強内容 
保護> 利用 
今日は利用者サイドの視点から話をします 
あえて
Cloud Computing
Discussion 
クラウドサービスはどんなのがある?
これまでのコンピューティング 
クラウドコンピューティング 
データ 
アプリケーション 
インターネット 
必要な資源を必要なぶんだけ利用する 
データ 
アプリケーション 
端末内の資源ですべてをこなす
もっと便利に使いたい! 
著作権Ripping 
侵害!? 
Upload
Discussion 
クラウドロッカーに著作権侵害はあるか? 
(ある場合)誰が誰の何を侵害?
複製権 
公衆送信権 
送信可能化権
カラオケ法理 
(利用主体拡張法理)
押さえておきたい判例(日本) 
カラオケスナック 
クラブキャッツアイ事件(演奏権) 
テレビ番組 
まねきTV事件(公衆送信権・送信可能化権) 
ロクラクII事件(複製権) 
音楽 
MYUTA事件(複製権・公衆送信権)
音楽や映像に限らずあらゆる著作物を 
事業者のサーバに保存することは 
事業者が著作権侵害に問われる可能性がある 
デジタル・シュリンクにつながる
クラウドロッカーと著作権の関係を考える上での前提 その1 
データのほぼ全てをクラウドに置くようになる時代の到来 
ブロードバンドの発展はつづく 
インターネットはより高速に。 
特にモバイルインターネット回線の速度が向上し、トラフィックも増える。 
データ圧縮技術の向上 
H.265/HEVCエンコーダの登場で、画質はそのままに、データ量は半分に。 
すでにデータはほとんどクラウド上に置くという設計思想の端末も普及をはじめている 
TOSHIBA CB30-A3120 Chromebook 
ChromeOS搭載 
メモリ:2GB 
ストレージ:116GB 
(16GB Solid State Drive + 100GB Google Drive ) 
2
クラウドロッカーと著作権の関係を考える上での前提 その2 
技術的に見ればクラウドロッカーもWebメールもほぼ同じもの 
SaaS (Software as a Service) 
 ソフトウェアをサービスとして提供するもの 
ソフトウェア 
例:Dropbox、Gmail 
プラットフォーム 
例:Heroku、Google App Engine 
インフラストラクチャ 
例:サーバ 
PaaS (Platform as a Service) 
 ソフトウェアを動かすプラットフォームを 
 サービスとして提供するもの 
IaaS (Infrastructure as a Service) 
 サーバやCPU、ネットワークなどのインフラを 
 サービスとして提供するもの 
「クラウド上のサーバにデータを保存し、ネットワーク上で操作する」 
という視点からは、クラウドロッカーもWebメールもSaaSに分類され、 
サービスを実現する技術はほぼ同じであり、区別は難しい 
4
文化庁 文化審議会 著作権分科会 
著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会 
(通称:クラウド小委員会)で議論されている解決策 
・ライセンシング 
- 事業者と権利者間で契約を結ぶ 
・補償金制度の再構築 
- クラウド事業者が権利者へ一定額のお金を支払う 
- 私的録音録画補償金制度の拡張 
・権利制限規定の再構築 
- クラウド事業に関しては著作権の棒引き 
・そもそもクラウドへの保存は私的複製
Creativity 
Innovation 
Convenience 
Copyright Infringement!!! 
過度の知財保護は成長を止める
Let’s talk about Creativity.
• ネットユーザーと著作権に関する問題とは? 
クラウドサービスを例に 
• 創作と著作権の関係を考える 
『rip! THE REMIX MANIFEST』 
• 実習 
Creative Commons Lisenceの使い方 
• その他ユーザーとIPの関係の最近のトピックを追いかける 
TPP, ACTA, SOPA/PIPA, 特許法改正 
• まとめ
知的財産は使ってもらってナンボ 
「使いやすい」知的財産をめざそう!
Discussion 
使いやすい著作物ってどんなもの?
License
ソフトウェアの世界ではライセンシングに注意 
• BSD License 
• GNU Genenal Public License (GPL) 
• Apache License 
などなど
創造の連環(Remix, Share) 
を作ること
• CCライセンスは決して「著作権フリー」ではない 
著作権は保持しつつ、その利用の仕方を明示している 
• CCライセンスは「コピーを防げない」 
まるっとコピーされるのが嫌な場合は?(例:同人誌) 
• CCライセンスにもバージョンがあるので注意。 
最近CC 4.0(国際ライセンス)がリリースされた。
CCライセンス採用の事例 
• Wikipedia 
• Khan Academy 
• YouTube / Vimeo 
• 聖☆おにいさん 
• flickr 
• Data Journalism 
• Honda 3D Design 
Handbook 
Archives 
• Safecast 
• Zenrin Japanese Otaku 
City 
• Open Data 
• Open Government
Netlabel
Netlabel
東 
京 
2014年5月5日 
恵比寿 LIQUID ROOM + KATA
Green Night Parade / fu_mou
Remix実習 
ネット上に存在する音源・映像データを用いて 
2名ユニットでパフォーマンスせよ 
条件 
•クリエイティブ・コモンズライセンスを活用せよ 
•発表時はそのパフォーマンスの様子を録画する(とする) 
その録画データを「合法に」ネット上で公開できるようにせよ 
•録画データの視聴は無料とし、誰でも見られるとする 
•用いた作品データのタイトルとアーティスト、ライセンス、 
どこでダウンロードしたかをまとめておくこと
大阪工業大学知的財産学部 知的財産実務研修2014
大阪工業大学知的財産学部 知的財産実務研修2014

大阪工業大学知的財産学部 知的財産実務研修2014