More Related Content Similar to 【No.5】食を通じた地域コミュニティ活性化事業におけるコミュニティの現状分析 Similar to 【No.5】食を通じた地域コミュニティ活性化事業におけるコミュニティの現状分析 (20) 【No.5】食を通じた地域コミュニティ活性化事業におけるコミュニティの現状分析13. 1.ヒアリング報告 ③塾経営者1 生徒数 生徒数 200 名 小学生 188 名 中学生 10 名 高校生 2 名 平均通塾頻度 週 2 回 、 平日 15 時〜 20 時 、 週末なし 食事時間 なし お弁当サービス について 利用していない。利用している塾は知らない。 教室での飲食は禁止。教室は勉強をするところという意識。 経営で重視している こと ⇒ 親とのコミュニケーション ・一年に一回、面談を 30 分行う (200 人分 ) ・迎えにきたとき、電話でやり取りする際 の会話 ⇒ 子どもともコミュニケーションをとる *とにかく仲良くなることを重要視している。 ⇒ 安全面は気をつける。 ・ 防災 ・親に「迎えにくるように」伝えておく。-> 塾終了後、電話でのお迎え連絡 利用者(保護者)が 求めていること ・ 確かな学力をつけること。 ・ それ以外の要望は特にない ・ お母さんの「子育ての悩み」をきく ⇒ 教室でひらく「子育て知恵袋」というイベントで相談にのる。 受験・進学、しつけ、学習の進め方、親の悩みはたくさんあるので、一人の子育ての先輩として、 相談に乗る。 塾の特徴 「確かな学力向上」が求められているため、それ以外の要望はない。地域的に裕福な家庭が多く、食事に気を使っている家庭も多い。 タウンシェフについて 好感を持てる -> その理由は?:添加物が無い、栄養のバランスがコンビニ弁当よりいいという印象を持つ。町内会の活動のイメージ。 その他 地域の特徴や塾の規模・特徴(時間帯など)を探る必要がある。学童・ 24 時間保育園の方がニーズがあるのでは? 14. 1.ヒアリング報告 ③塾経営者2 生徒数 生徒数 3,000 名 小学生 1,400 名 中学生 1,600 名 平均通塾頻度 週 1.5 回 平日 18 時〜 19 時 週 2.5 回 平日 19 時〜 21 時 受験前や夏期講習は一日通しで実施 食事時間 夏期講習などにおいては、 お弁当店のお弁当、コンビニ弁当 の順。 お弁当サービス について お弁当 が集客の目玉になるとは思わない。そもそも弁当を食べる機会が少ないし、夏期講習などでも、こどもは外に食べに行くことを楽しみにしているため。 こども、 お親御さんへのアピールにつながらない 。 経営で重視している こと 地域密着型の経営、通っている小中学校の傾向に合わせた教育を提供することが、商品コンセプト 。 理念として、親子の絆を大事にしている 。 利用者(保護者)が 求めていること ・成績を上げたい ・成績が上がらないまでも、勉強する習慣をつけてほしい ・親に感謝するようになってほしい ・ちゃんと勉強してしっかりした大人になってほしい タウンシェフについて 好感度はあると思う。事業自体については、親御さんからの納得感は高いだろうし、手作りのほうがいいかも、という印象はあるだろうから。 その他 タウンキッチンのような 理念で事業を実施しているのであれば、食育などを組み込んで実施していただければ、親御さん、子どもへの訴求力は高いのではないか。そうすると、塾としても、取り入れるメリットが出てくる。食育アドバイザーとして、主婦さんが出てくるなど。 15. 2.コミュニティ事例 ●コミュニティレストラン こらぼ屋 http://www. koraboya .com/ ・コミュニティ機能が低下している地域にコミュニケーションスポットとなる飲食店を確保し、その運営に多様な人々を巻き込むことで、お店を中心として食に関心を持つ人たちのテーマ型コミュニティの構築を図る ・「食のテーマ型コミュニティ」と「既存の地域コミュニティ」との間の融合が促進され、地域全体の活性化に繋げる ・社会システムのひずみや市場経済の失敗からこぼれ落ちる人達のセーフティネットとなるコミュニティを創造する ・シェフ:資格などはいっさい不要で誰でもシェフとして登録可 ※ 但し原則としてプロは不可。 ・13都道府県22店舗(2009年1月現在)で運営 * 2001年11月に開業 ・ワンデイシェフ・システムの加盟店であれば、どこのお店でもシェフとして入ることが出来る http://r. goope . jp / koraboya / ・ 1 つのお店で担当できるのは、2週間に1回まで ・ランチタイム :11時30分から14時まで ・厨房は9時から使用可 ・ワンデイシェフ・システムのお店には、チーフコーディネーターという運営の責任者(食品衛生責任者 )がいて、メニューや予約数の管理を行っている。 ・ワンディシェフ・システムを導入してお店を始めるには、ワンデイズネットワークに加盟し、「チーフコーディネーター養成講座」を受講することが条件。 ネットワーク加盟料:50,000円 年会費:10,000円 ・年会費(1~6月登録:2,000円 7月以降登録:1,000円)を納入 ・ 800 円の価格で最低 20 食分用意 ・当日のランチの売り上げの70%を受け取り Why (目的・狙い) What (対象) Where (場所) When (時期) Who (担当者) How (手段・手法 ) How much (コスト) 17. 2.コミュニティ事例 ●ふらっとステーション・ドリーム ( 神奈川県横浜市 ) http://www16.ocn.ne.jp/~furatto/ 誰もが安心して生き生きと暮らしていける地域づくりを目指して、横浜市の平成 18 年度 協働事業に「地域ぐるみ介護予防の仕組みづくり」として提案・採用され、これに基づいて 2005 年 ( 平成 17 年 )12 月に「ふらっとステーション・ドリーム」をオープン ・ 子どもから高齢者まで ・ 団地 エリア内の薬局が閉店し た場所を利用 ・月~金曜日 10:00 ~ 17:00 ・土日祝 12:00 ~ 17:00 ・ NPO 法人ふらっとステーション・ドリーム ・福祉連絡会の仲間と、慶応大学大江教授で運営委員会を立ち上げる。口コミでボランティアを募集。 運営委員会月 1 回。ボランティア登録 30 人ほど、利用者 40 人ほど。 ・食器類、調理器具は、自宅で眠っている高級食器の寄附 ・毎日ランチなどを提供するため、食品衛生法に基づく営業許可を取った。 ・毎日のプログラムにはないが、年間を通じて数回の「ふらっとコンサート」または、落語など の催しを実施 ・ランチ 400 円、コーヒー 200 円、ケーキ 200 円(その日によっていろいろ) ・立ち上げ費用: 650 万円(寄付金) ・収入(年):サロン(飲食込) 460 万円、横浜市協働事業委託費 375 万円、委託販売 80 万円 ・支出(年) :家賃光熱費 266 万円、材料仕入 200 万円、人件費 250 万円 Why (目的・狙い) What (対象) Where (場所) When (時期) Who (担当者) How (手段・手法) How much (コスト) 団地の中にあるカフェタイプの居場所。毎日オープンしているので好きなときに “ ふらっと ” 行くことができる。子どもから高齢者まで、多くの住民で賑わっている。 21. 2.コミュニティ事例 ● なでしこ麹町配食サービス 近所のお年寄りがビル住まいになり、エントランスボタンを押さないと会えない状況で、だんだんそのかたの元気がなくなってきたのを見て。 むかしの千代田区はこんなでは無かったという強い気持ち。 世田谷の「ふきのとう」という団体を参考。 高齢医者や障害者に日中お弁当を届けるサービス 配食事に困りごとも聞く 現在 39 人のボランティアで 100 食程度 ( 上智の学生が配達 ) ・ 「麹町、番町、平河町地区」と「神保町地区」の二箇所 ・平日日中。 ・なでしこ配食サービス・とまとの会 デリバリー範囲であれば、単発注文も可能。 全国にフランチャイズ展開。 ・一人の材料費 500 円でおか ずも10~12 種類、ご飯も別、果物も別につけて、汁 物、お菓子。社会福祉協議会から支援 ( 助成金あり ) Why (目的・狙い) What (対象) Where (場所) When (時期) Who (担当者) How (手段・手法) How much (コスト) 高齢者が食べやすい食に特化したお弁当配達サービス。カロリー調整食やムース食、安否確認サービスもある 28. 4.文献調査 ①コミュニティの現状と課題 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 出典 : http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/community/pdf/070207_1_sa.pdf コミュニティの分類 29. 4.文献調査 ①コミュニティの現状と課題 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 出典 : http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/community/pdf/070207_1_sa.pdf 地域により異なる地域コミュニティの現状 33. 4.文献調査 ①コミュニティの現状と課題 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 出典 : http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/community/pdf/070207_1_sa.pdf 地域の人々との付き合いに関する意識など 37. 4.文献調査 ③地域コミュニティの希薄化と子育ての現状 出典: 「地域とのかかわりと教育に関するアンケート調査」( 2009 年第一生命) http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/news/news1004.pdf * 放課後子ども教室 :すべての子どもを対象として、安全・安心な子どもの居場所を設け 、地域の方々の参画を得て 、学習やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動等の取組を推進する放課後子ども教室推進事業 ** 放課後児童クラブ :児童福祉法第6条の2第2項の規定に基づく放課後児童健全育成事業であり、共働き家庭の児童(小学校おおむね1~3年生)を対象として、放課後等に適切な遊びや生活の 場を提供するもの 個人との付き合いはあるが・・・ 「場所」も多少はあるが・・・ 「地域」としてのつながりは希薄 子育ての「場所」はできても、「地域ぐるみ」のつながりは 醸成できていないのが現状 38. 4.文献調査 ③地域コミュニティの希薄化と子育ての現状 出典: 「地域とのかかわりと教育に関するアンケート調査」( 2009 年第一生命) http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/ldi/news/news1004.pdf * 放課後子ども教室 :すべての子どもを対象として、安全・安心な子どもの居場所を設け 、地域の方々の参画を得て 、学習やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動等の取組を推進する放課後子ども教室推進事業 ** 放課後児童クラブ :児童福祉法第6条の2第2項の規定に基づく放課後児童健全育成事業であり、共働き家庭の児童(小学校おおむね1~3年生)を対象として、放課後等に適切な遊びや生活の 場を提供するもの 「場」の充実も望まれるが・・・ もっと欲しいのは「地域ぐるみ」の子育て環境 子育ての「場所」よりも、「地域ぐるみ」の子育て環境が望まれている 40. 4.文献調査 ④課金モデル事例 ● 常設型地域の茶の間「うちの実家」 ( 新潟県新潟市 ) http://www.sawayakazaidan.or.jp/ibasyo/case/04koushinetsu/uchinojikka.html 誰かに会いたい、誰かと話したい、誰かと一緒にお茶のみしたい、行くところがほしいという人々の願いに応えた毎日型の地域の茶の間。 子どもからお年寄り、 障がいの有無にかかわらず、誰でもいつ来てもいつ帰っても OK 。 16 畳程度の和室でおしゃべり、縫い物、囲碁、昼寝など思い思いの時間を過ごす。 昼食時に はみんながおかずをまわしたり、箸が行き渡っているかを確認したりと一段と活気が出てくる。 みんなが主役の居場所。 運営団体: うちの実家運営委員会 代表者: 河田珪子 開催曜日: 月、火、木、金曜日、第 1 ・ 2 土曜日、第 3 日曜日 時間: 10:00 ~ 15:00 、宿泊は 18:00 ~翌 9:00 まで 利用料: 参加費 300 円、食事代 300 円、宿泊料 1 泊 2,000 円(食事代含まず、要予約) ひと - 食事作りと当番(鍵の管理・全体の目配り・事務)の計 2 人 /1 日(手当て 460 円 / 時間)。 - 利用者:当初約 14 人 /1 日、 38 人 / 月( 4 回開催中) もの - 平屋建ての木造家屋。 施設に入所した人の家族が活動を理解し、貸してくれた。 家具は借家のものやもらいもの。 食器・調理器具は寄付 おかね 一口 1 万(年会費 2,000 円、寄付 8,000 円)出資してくれる「夢買人」-> 150 万円、寄付 100 万円 ・ 世話する人される人を分けない。役割はみんなにあるので役割はつけない。その為エプロン着用は台所だけ。 ・ 出入り自由の形をとっていると参加者の数がはっきりしないので、食事は汁物や煮物等にする Why (目的・ 狙い) 概要 運営 (手段・ 手法) TIPS やさしさの連鎖を広げていきたい。 人に会え、人と話ができ、人と一緒に食事ができ、そして笑いがある。 41. ■ 収支 ■ 参照 参照 http://www.shimin-ouen.com/dantai/detail.asp?namespaceprm=1&usercode=42 http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/backnumber/13th/04-320.html 4.文献調査 ④課金モデル事例 ● 常設型地域の茶の間「うちの実家」 ( 新潟県新潟市 ) 42. 4.文献調査 ④課金モデル事例 ● 「 もうひとつの家 」 ( 静岡県袋井市 ) http://www.sawayakazaidan.or.jp/ibasyo/case/06toukai/mouhitotsu.html 0 才から 100 才までが「人」に会いに来る家。 お年寄りに寄り添い、働く若い世代を助け、子どもとたちがいきいきと育つ場に。 プログラムは、決めていない が参加自由の音楽療法は人気で、高齢者や小さな子どもたちも楽しんでいる。 月に 1 回は、おでんパーティーやバーベキューなど食中心のイベントがあって、今 を大切に地域で生きている。心の交換で生まれるたくさんの「ありがとう」を大切にしている。 運営団体 : NPO 法人たすけあい遠州 代表者 : 稲葉ゆり子 開催日時 : 月~金曜日 9:00 ~ 17:00 利用料 : 参加費 1,000 円(食事代も含む) 時間通貨での利用も可 年会費 1,000 円 ひと - 助け合い活動の仲間 10 人ほどでスタート。当初は、スタッフが中心。 - いつの間にか高齢者が口コミで増えてきた。 - 口コミで高齢者、子連れのお母さん、赤ちゃんなどと参加者が広がり、 30 人来る日も 10 人くらい来る日もある。 もの - 特別に何かを確保しようとしていない。 - 物は、人についてくる。人が座るイスを用意すれば、そこに人が来る。 おかね 一口 1 万(年会費 2,000 円、寄付 8,000 円)出資してくれる「夢買人」-> 150 万円、寄付 100 万円 ・ おいしい食事は生活の基本。料理が得意な人が集まると毎日がごちそう。 ・ 役割を決めず、見ていて聞いていて必要なところに入る。仕切らない。 ・「いる人全員と話す」「出会いを喜ぶ」ことを心がける。 Why (目的・ 狙い) 概要 運営 (手段・ 手法) ポイント いつ来てもいい、いつ帰ってもいい、もうひとつの家。 「出会い」「縁」を大切に「困ったときはおたがいさま」と助け合いが生まれている家。 43. ■ 収支 参照 ■ 参照 http://www.burat.jp/members/writerblog/entry_disp.200609201200-0010039.200609251233-5000002.200902172213-3000017 http://azarea.pref.shizuoka.jp/challenge/woman/2007/woman_detail/woman08.html 4.文献調査 ④課金モデル事例 ● 「 もうひとつの家 」 ( 静岡県袋井市 ) 47. 4.文献調査 【参考】地域 SNS による活性化のモデル Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 出典 : http://www.candc.or.jp/cyosa_kenkyu/pdf/2009/report_01_1a.pdf 48. 4.文献調査【参考】市民が考える望ましい活動の主体 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 出典 : http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/tishin/jitikai/tiikisien/pdf/teigenzenbu.pdf 52. 5. ビジネスプラン提案 タウンキッチンの POD ( point of difference) は、①参加型 ②企業ができない 安心で安全な食品を市場価格で提供すること。*企業が同じ作り方した場合市場価格では提供できない。 この二つの要因は車輪の両輪。どちらがかけても事業が成り立たない。 一般の企業では、金銭⇔労働の関係が成り立つが、この場合成り立たない。よって参加者に向けての報酬以外のインセンティブが必要になる。 ビジネスモデルは「ワンデイシェフ」を参考にすることを提案 54. 5. ビジネスプラン提案 ドクモカフェ ( 読者モデルを目指すにサイト ) なるものも存在する。益若 つばさなど。。 例えば、読者モデルが人気を集めている。お金よりも自分の得意な分野で活躍したい、注目を集めたいという人が増えている。また、仕事にしないことによって自由な環境を得られるというメリットもある。 ( 参考) 読者モデルの自己実現 56. 5. ビジネスプラン提案 習い事の目的と良かったこと(習い事をしている専業主婦のみ n=128 ) 好きなことを続けるためにお金を払っている人たちは多い。。また料理やお菓子に興味を持つ女性、習う女性も多い。 こういった向上心&センスのある女性に向けて、活躍の場を提供する。 61. 7.成果指標 - 短期的な事業成功のポイント < PRODUCT > 1.商品の味、見た目 2.パッケージの完成度 3.指名買いされるブランド力 < PLACE > 1.商品と販売店、顧客層との整合性 < PRICE > 1.価格と販売店、顧客層との整合性 2.類似商品との価格差 < PROMOTION > 1.商品の物語性 2.商品 × 商品の物語性(レシピ等) 3.販売コーナーのエンタメ性 (什器、音、販売員等) <その他> 1 .オペレーションの効率化 2. 【直営店事業】 ① 安全性の徹底とその訴求方法 ②品質均一化とチェック方法 ③美味しさ ④ 低コスト × クリエイティブ ⑤ボリューム感(購買意欲刺激) ⑥盛り付け方法 ⑦ POP ① 汎用性 × 低コスト ②コンセプト(ロゴ) ③保管しやすさ ④協賛(広告媒体化) ① 時間かけて口コミ ②既に認知されているブランドと JV ③媒体活用 ① 顧客導線の確認と集客の仕組み(導線確保) ②周辺商店・商品の把握(共同戦線) ① 顧客ライフスタイルの把握(年収・食生活) ① 競合の価格調査(価格コンシャスな時代) ②価値訴求・コンセプト訴求=共感獲得 ① コンセプトありき ②地域への貢献と感謝、協力 ③パートスタッフの集客力頼みは NG ④競合店との差別化(優れている<違う)、働く人にもストーリーを付ける(働く理由=貢献) ⑤ 購入者(働くママ)や利用者(子供)もストーリーに巻き込む ⑥誰が作ったかに着目(個人名) ⑦ 作り手が違うことを個性と特徴に変える (レシピ) ⑧ ① 投資額との見合い ②清潔感 × 明るさ × 購買しやすさ=安心感 ③ ① 作業マニュアル ②従業員教育の徹底(フレンドリー × 安心感) 62. 7.成果指標 -短期的な事業成功のポイント < PRODUCT > 1.商品の味、見た目 2.パッケージの完成度 3.指名買いされるブランド力 < PLACE > 1.商品と販売店、顧客層との整合性 < PRICE > 1.価格と販売店、顧客層との整合性 2.類似商品との価格差 < PROMOTION > 1.商品の物語性 2.商品 × 商品の物語性(レシピ等) 3.販売コーナーのエンタメ性 (什器、音、販売員等) <その他> 1 .オペレーションの効率化 2. 【塾弁事業】 ① 健康管理・栄養管理を考慮したメニュー ②アレルギー対応必須(情報開示・明示) ③ リスク管理各種 ④盛り付け(キャラ弁などと競合する必要はないが、食欲をそそる盛り付け) ① 低コスト × 食欲増進のカラーやデザイン導入 ① 既存エリアから始める口コミ ②既に認知されているブランドと JV ③媒体活用 ④ 紹介で事業拡大するイメージ ① 直営事業店舗がセントラルキッチン化 ② 複数のクライアント拠点(学堂)を持った時に、デリバリや製造をどうするか? ① 利益を確保できる値頃感の設定 ② 類似商品と競合する(コンビニ弁当、 FF 、他) ① 安心・安全、②低価格、③美味しい・・・商品の 3 本柱は徹底的に追求 ④ 管理栄養士などの専門性による安心感訴求 ⑤確実に注文をもらう仕組み ⑥ 代金回収する仕組み ⑦心理的繋がりを強化する仕組み ⑧交流会 63. 7.成果指標 - 長期的な事業成功のポイント < PRODUCT > 1.生産体制、ロット 2.品質管理、表示 3.知財管理 < PLACE > 1.商品イメージと販売・取扱店の コンセプトとの整合性 2.コーナー販売 or 元売り < PRICE > 1.大ロット化、周年取引 によるコストダウン可否 2.流通モデル最適化 3.広告 / 販促ツールとの費用対効果 < PROMOTION > 1. MD/ 企画 / 店長との合意形成 2.販売代理店との連携ネットワーク 3.差別化ある仕掛け (旬、口コミ、ポイント制、アワード、他) 【直営店事業】【塾弁事業】 ① タウンシェフの採用システムの確立 ②離脱防止策 ③大口顧客(宴会、会議等)への対応 ① ラベリングマシンと貼付作業の効率化 ②管理栄養士・医師等との連携が必須 ③アレルギー対応なども ① ビジネスモデル特許 ②まずは内部資料やシステムの整理と確立 ① タウンシェフブランドの立地戦略 ②タウンシェフの作るお惣菜の品質やメニューとエリア特性の融合(名産品化)->お土産的扱いもあり? ※ 品質管理が均一にできない可能性があるので、なるべく目の届く範囲での販売を心がける ① 企業や団体などの大口契約による大量仕入れの常軌化が、コスト削減を推進する ② 周年取引によるコストダウンのみならず、取組みの意義に共感する支援者を獲得すること ① 多店舗展開を見込んで物流(商流)などを構築(但し、その時がきたら・・・) ① エリアでの口コミ効果を中心に販促する。 ②エリアに貢献することが訴求の中心 ① 組織構成・運営を先行し、北池さんの意向を受けた担当者の業務とする ① 特になしと思われる ① エリア限定のバリューチェーンのため、口コミやそのエリアで使える等身大メリットの仕掛けが◎ Editor's Notes 目的:地域のコミュニティ活性化 -> テーマで集まる(料理好き) -> こぼれ落ちる人たちの社会参加 手段:サービス提供と収益源は別設計 お店に登録した料理好きな皆さんが日替わりで調理を 担当してランチやディナーを提供する、 ワンデイシェフ・システム という仕組みで運営 目的:TKと同じ ⇔ 「一人でなく皆で食べる」ところは違う。食堂スタイルか塾へのデリバリかの違い。実質的には塾なら皆で食べるが。 目的:好きな時にふらっと。仲間とのつながり 運営:ボランティア 資格:食品衛生法の営業許可(取得簡便) 価格:市場価格の 1/2 ~ 1/3 (安価) コスト:寄付による立上げ JV:行政からの補助金確保 収支差額:約 200 万円 目的:TKと同じ 手法:調理はレストラン活用 運営費:会員制(全員が拠出金) ★ 似たコンセプトなら、既に実施しているサービス・団体を活用すれば? 目的:TKと同じ(三方良し) 対象:広範囲で業務受託