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一般公開用資料 リサーチ・プロジェクト 100 事務局編
ご注意 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
最終報告書 リサーチ・プロジェクト 100 事務局編 2010 年 10 月 1 日 Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
最終報告書 目次 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
1.ヒアリング/アンケート結果フィードバック ヒアリング/アンケート実施概要 ,[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング/アンケート実施者 所属 / 役職 教師( 11 名) ,[object Object],[object Object],企業( 7 名) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],行政( 6 名) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],NPO /アカデミア /その他( 8 名) ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object]
[object Object],低所得地域の子どもについてのフィードバック  Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 低所得地域で不登校になると、担任もケアしないため 放置されてしまう。中学校卒業後は、地元の不良グループに入ることも。 子どもが引きこもっても、ケースワーカーに会わせない親も多い。 子どもは、そのまま引きこもってしまう。 学力テストの成績が低くても、自分たちの学力が低いという 実感や、それが問題であるという意識がわいていなかった。 キャリアの人は遠い世界の人というイメージだった。 ヒアリング/アンケートからの声 ケースワーカー A ケースワーカー B 足立区住民 CSR で行っているキャリアセミナーに 来る高校生は 、 キャリア意識が高いわけではない。どこまで セミナーを受けて、 現実的にキャリアを考えているかはわからない。社員からの一方的なコミュニケーションになっている かも ? 外資銀行人事
低所得地域の子ども支援団体についてのフィードバック  ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング/アンケートからの声 虐待、発達生涯などを抱え、コミュニケーションが上手く取れない子どもたちの メンタルフレンドとなり、彼ら・彼女らが将来に向かって一つの目標を持てることができるように支援する。学習はツール程度で捉えている。 目標設定は、解いた問題数に対しシールをあげるなど、モチベーション重視。 勉強する時間をつくるのが、主要な目的。 親しみを持ってもらうことで、継続的に参加してもらうようにする。 また生活保護の子どもは、親が何もしていないがお金をもらっているのを目にしているため、努力する意識が低い。一方で、母子家庭の子どもなどは、頑張っている親を見ているため、努力しようという意識があることもある。「かわいそうな子」ではなく 「困っている子」に支援、抜け出すのは子ども自身、ということを気づかせる。 NPO 代表 B NPO 代表 C 子どもたちが受け入れるかどうかが問題。特に生活保護家庭の子どもは、 普段接触がない外部の人間に対しては、神経を尖らせている。 現在、支援は計 5 名に対して行っているが、 よく観察する、寄り添ってあげることが大事なので、これが今の限界に近い。 NPO 代表 A
教師についてのフィードバック ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング/アンケートからの声 授業がある期間は休日が月に 2 日~ 4 日程度しかとれなく、夏休みでも 1.5 ヶ月で 10 日程度、年末も 1 週間程度しか休んでいないので、 プライベートがほとんどなくなってしまうという問題。困っています。 教育学 ( 教育方法、教育心理、教育社会学など ) の知識が足りない のではないかと思う。また、授業の指導法について、 常に改善していこうという意欲も足りないのではないか。 教員 A 教員 B 専門職という意識が薄い。教育はだれでもが、自分の経験から 物を言うことができる。また、教員免許がなくても教えることはできる。 しかし、人の行き方とか、人間の幸せとかを教科の知識を通して教えることができるのは教員しかいない。このことをより掘り下げるための 研修 ( 指導技術、教育倫理など ) が求められると思う。 教員 C
(補足)教師向け研修/ネットワークについてのフィードバック ,[object Object],[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング/アンケートで、 あったらよいという声のあった研修 ,[object Object],[object Object],[object Object],ヒアリング/アンケートで、 あったらよいという声のあった ネットワーク ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],※ サンプル数が十分でないため、補足として共有させていただきます
公立学校についてのフィードバック ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. ヒアリング/アンケートからの声 外部の人間が信頼関係をもてるかどうか、そこも重要 (人間性・信頼性)。学校の中にどうやって取り入れていくのか、 学校サイドとのホウレンソウがうまくとれるのか。 学校は敷居が高いのは事実。実績と信頼が必要。 1 ~ 2 か月のイベントだけではなく、1~ 2 年のプロジェクトなどを行い、 学校と信頼関係を気づくことが必要。 PTA 活動・ボランティア活動などと協働事業として人材派遣を行い学校との関係を気づいていくこともできる。 教員 D 市職員 A 貧困家庭(生活保護)の実態が知られていない。 学校の先生には意識がなく、関わってもらうのも無理。 ケースワーカー C いい校長先生とめぐり合うかどうかがポイント。 日本教育再考連盟 やスクールアドバイスネットワークに 紹介してもらうとよいかもしれない。 NPO 代表 C
企業についてのフィードバック  1/2 ,[object Object],[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 2 年も行くと、 2 階級昇進が遅れてしまう。 MBA も 3 年に 1 人、幹部候補が行く程度。キャリアを考えるといけない。 いきなり 2 年間は無理。何を得られるか不明。 実績としてもっと短期のものを要する。( 1 日程度) 日本での松田さんの事業の実績がないと、参加までいかない。 実績があれば、考える。 ( 3 か月程度まで) ヒアリング/アンケートからの声 総合スーパー社員 総合商社人事 外資コンサル人事 LFA のプログラムとして、 社員の 2 年間の派遣は無い。 ( 1 日程度が限度)ただ 、内定を出した後に 2 年間コミットしてきてという派遣は可能かも知れない。 外資銀行人事
企業についてのフィードバック  2/2 ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 支援について、会社としてフレームワークがあるわけではない。 個人の采配に依るところが非常に大きい。 LFA の事業内容に反応する人が、社内にかなりいることは確か。 現在支援している NPO への支援も、 社員の自発的な協力からはじまった (現在は CSR としても支援している)。 ヒアリング/アンケートからの声 総合商社人事 支援する団体は、社員から CSR 担当に提案することができる。 また支援の継続にあたっては、社員からのレスポンス (例:活動に参加しやすかったか)は結構重要。 ボランティア活動が終わったあとには、報告ウェブサイトに掲載するとともに、社内でもいろいろな場所に活動結果を掲示しており、感想がシェアされる。 外資銀行人事
行政についてのフィードバック ,[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 教育課題の解決に必要なことは、 企画の立案と、 それを受け入れる度量の有る行政長の存在。 どちらか片方がかけていると、解決には到底いたらないだろう。 このプログラムに関して、行政(市)が一律に決めることが難しい。壁が高い。 事業の内容としては、協働可能だが、市も財政が厳しいので、全額税金でというわけにはいかない。企業からの寄付、市民からの寄付など、具体的に示してくれることで、信頼もできるし、実現性が高まる。 ヒアリング/アンケートからの声 町職員 市研究員 市職員
LFA の事業についてのフィードバック ,[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. TFA のブランドがあるので着目されていると感じる。 LFA の活動じたいには、それほど新規性はない。 松田さんの人脈等が強いのではないか? 「情熱的かつ優秀な人材を活用することによって、 より充実した授業カリキュラムづくりに取り組むことが可能になる」は、 既に行っている教員もいるので、「より充実した」がどれくらいなのか疑問。 学力以外の面における生徒指導時間の確保」は、 時間の確保にどのように直結するのか疑問。 日本の LFA を通じて、日本以外の地域での同様の活動への参加をさせる可能性はある。ただし安全面での確認事項が多い点は留意。 ヒアリング/アンケートからの声 外資銀行人事 市研究員 総合商社人事
その他、 LFA の事業についての示唆 ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 熱意がある方なので、期待している。 元となったアメリカの事業、松田さんの人柄はともに高評価。 ただし日本にむけてどのように調整していくのか。 今の日本の負の側面を、どうやって周知させていくのかがポイント。 ヒアリング/アンケートからの声 市職員 総合商社人事 日本の教育を変えていくという志は共感する。 出来ることがあればどんどん関わって行きたい。 自分の損得で動く教員ではない、生徒が学校が楽しいと言える、 居心地がいいといえる環境を築きたい。 教員 「もっとやりたかったら LFA がある!」になればよい。 他の教育系 NPO でも進路の一つとして紹介出来る。 NPO 代表
2.ヒアリング/アンケート結果から得られる仮説 ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
3.フォローアップ依頼調査の報告 ①大阪生活保護率と学力テストの相関データについて ,[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 大阪の生活保護率と学力テストの関係 大阪市 門真市 守口市 東大阪市 生活保護率( % ) 学力テスト点数
[object Object],[object Object],② 公立学校・行政地区へのアプローチ・ポジションについて 各部課 教育委員会 文部科学省 東京都 教育長 総務部 指導部 人事部 その他部 外部人材活用事業の実施( NPO など) 教員養成(東京都師範養成塾・教育大学院)、 新人育成教員の配置(再雇用)、非常勤教員の活用 土曜日の講習の拡大に伴う人材活用支援事業 (対象:退職教員、非常勤講師、地域人材、大学生) 校長 他職員 学校 職務 アプローチ優先順位 /理由 ( 推測) 都の教育方針の決定 国の教育方針の決定 都知事 学校の教育方針の決定 ① もっとも現場の裁量権がある  ② 施策を波及させる力が ある ③ 施策を打つ力がある ( 可能性がある) 国・東京都・学校の関係性
③ ターゲット企業選定について  ,[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
江戸川区西葛西小学校 (キッズドア) 江戸川区下小岩小学校(同) 学校内支援 学校外支援 ( 塾の開設 ) 低学力支援 高学力支援 学校外支援 ( サマースクール 土曜教室等 ) 習熟度別授業又は、 全生徒に対する一般授業 福島県矢祭町教育委員会 (県内学習塾) 青森県東通村 (早稲田進学会) 杉並区和田中学校 ( SAPIX) 千代田区立九段中等教育学校 (早稲田アカデミー) 港区教育委員会 (同) 清瀬市教育委員会 (個別指導学院) 江東区八名川小学校 (塾講師) 足立区(塾講師) 学力と学習支援形態のマッピング ④ NPO ・塾との協働について NPO は低学力支援が主であるが、塾は学力を問わず支援している また、支援形態は多彩である
(参考)塾と公立学校の協働例 ,[object Object],[object Object],Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 塾と公立学校の協働例 江東区 八名川小学校 対象 ,[object Object],協働理由 ,[object Object],備考 ,[object Object],江東区他学校 (江東区教育 委員会) ,[object Object],[object Object],[object Object],清瀬市立清瀬第三、第四、第六小学校、同清明小学校 (清瀬市教育 委員会) ,[object Object],[object Object],[object Object]
(参考)江東区 八名川小学校 のカリキュラム 数学を重点的に塾講師によって指導。結果、国・理・社は江東区でも並 (全国下位)の成績だったが、算数だけは、江東区で 4 位となった Copyright©  2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 江東区八名川小学校のカリキュラム 指導科目 指導開始時期 授業スタイル・内容 授業頻度 講師 塾講師の学校内での位置づけ 数学 2003 ~ 習熟度別に3クラスに分け、 塾講師が担当するのは、 習熟度がもっとも高いクラス。 週1回 東京東部の 学習塾塾長、 菅原明之さん(46) 校内での位置づけは「ゲストティーチャー」。総合学習などで近所のお年寄りが戦争体験を語るのと同じ。 数学「思考力養成を目的とした算数」 2009.5 ~ 2010.3 授業時間内 不明 学習塾ロジム 総合学習に近い? 「ロジカルシンキング」授業 2010.4 ~ 応用力の高い子と低い子の差は、「なぜだろう?」と素直に感じ、「なぜなら」を探し続ける経験の差といわれています。この講座では、未知の問題への適応力、学習の吸収力を高めることを目指します。
 算数・国語・理科・社会の教材や新聞記事等からの題材を使って、先生は誰よりもものわかり悪く、「なぜだろう」と立ち止まってこどもたちと一緒に考え、学校の授業では省略されがちな問題の論理構造を明らかにする作業に集中的に取り組みます。 月1回 ( 全 10 回 ) 学習塾ロジム

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【No.6】日本における「低所得地域の学力低下問題」解消の可能性(その2)

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  • 3. 最終報告書 リサーチ・プロジェクト 100 事務局編 2010 年 10 月 1 日 Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved.
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  • 20. 江戸川区西葛西小学校 (キッズドア) 江戸川区下小岩小学校(同) 学校内支援 学校外支援 ( 塾の開設 ) 低学力支援 高学力支援 学校外支援 ( サマースクール 土曜教室等 ) 習熟度別授業又は、 全生徒に対する一般授業 福島県矢祭町教育委員会 (県内学習塾) 青森県東通村 (早稲田進学会) 杉並区和田中学校 ( SAPIX) 千代田区立九段中等教育学校 (早稲田アカデミー) 港区教育委員会 (同) 清瀬市教育委員会 (個別指導学院) 江東区八名川小学校 (塾講師) 足立区(塾講師) 学力と学習支援形態のマッピング ④ NPO ・塾との協働について NPO は低学力支援が主であるが、塾は学力を問わず支援している また、支援形態は多彩である
  • 21.
  • 22. (参考)江東区 八名川小学校 のカリキュラム 数学を重点的に塾講師によって指導。結果、国・理・社は江東区でも並 (全国下位)の成績だったが、算数だけは、江東区で 4 位となった Copyright© 2010 SAL Research Project 100. All rights reserved. 江東区八名川小学校のカリキュラム 指導科目 指導開始時期 授業スタイル・内容 授業頻度 講師 塾講師の学校内での位置づけ 数学 2003 ~ 習熟度別に3クラスに分け、 塾講師が担当するのは、 習熟度がもっとも高いクラス。 週1回 東京東部の 学習塾塾長、 菅原明之さん(46) 校内での位置づけは「ゲストティーチャー」。総合学習などで近所のお年寄りが戦争体験を語るのと同じ。 数学「思考力養成を目的とした算数」 2009.5 ~ 2010.3 授業時間内 不明 学習塾ロジム 総合学習に近い? 「ロジカルシンキング」授業 2010.4 ~ 応用力の高い子と低い子の差は、「なぜだろう?」と素直に感じ、「なぜなら」を探し続ける経験の差といわれています。この講座では、未知の問題への適応力、学習の吸収力を高めることを目指します。
 算数・国語・理科・社会の教材や新聞記事等からの題材を使って、先生は誰よりもものわかり悪く、「なぜだろう」と立ち止まってこどもたちと一緒に考え、学校の授業では省略されがちな問題の論理構造を明らかにする作業に集中的に取り組みます。 月1回 ( 全 10 回 ) 学習塾ロジム