1. LODチャレンジ実行委員会
佐藤宏之 飯塚京士

2.  近年、米国や英国をはじめとする世界各国で、Webを利用
した情報公開や、行政への市民参加を促進するオープンガ
バメントが急速に進展
 政府・公共機関の行政・統計などのデータをオープンにし、
それを新しいサービスの創造や産業活性に活用する試みが
進む
 データの公開・利活用にあたっては、Linked Open Data
(LOD)の採用が進む
 上記動向の参考：
◦ オープンガバメントとLinked Data （セマンティックWebコンファレンス
2011発表資料）
 http://s-web.sfc.keio.ac.jp/conference2011/0403-sato.pdf

3.  Research Funding Explorer
◦ 英国政府データ公開サイトdata.gov.ukに登
録されているアプリ
◦ 研究活動と知的財産（特許）に関するデータ
をLinked Dataの原則に沿って統合できるよ
うにした上で可視化
◦ http://bis.clients.talis.com/about

4. YYYY-MM-DD
開始日 テーマ 複合材料 テーマ
特許 C
出願日
プロジェクト X メンバ
A 教授 発明者 YYYY-MM-DD
ロケーション B 教授
資金提供者
緯度
Ｚ機関
経度

5. 研究投資活動の分布図に加えて累 研究分野毎の累積投資額と
積投資額と出願特許数の表示 研究機関のロケーションマップ
data.gov.ukに掲載されているアプリケーションの画面イメージ
http://data.gov.uk/apps/research-funding-explorer より

6.  Research Funding ExplorerでLinked Open Data化さ
れた情報は、API（SPARQLエンドポイント）を通して開放
されている
◦ http://api.talis.com/stores/bis-innovation/services/sparql
 これにより、他のアプリがこのデータを取り込んで、独
自の観点から可視化したり、分析結果を表示したりす
ることができる

7.  地図に複数のデータをマッシュアップできる
data.gov.ukに登録されているアプリ
◦ Postcode Research
 http://data.gov.uk/apps/postcode-
research
 住宅購入者を対象とした情報提供
 郵便番号をもとに，犯罪情報や学校情報を地
図と関連付け，地域の情報を提供
 上記はLODの活用例ではないが、英国では
犯罪情報も以下のように警察公開データが
LOD化されており、アプリ作成に利用できる
◦ 英国犯罪データのSPARQLエンドポイント
 http://crime.rkbexplorer.com/sparql/
マップで示された
地域の犯罪統計

8.  LODチャレンジを通して、さまざまな人々・
コミュニティの力で、日本のデータもより
OpenにLinkして活用されることを期待し
ています！