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オープンデータ利活用に向けたソリューション動向

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20141207 第4回 Linked Open Data ハッカソン関西

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オープンデータ利活用に向けたソリューション動向

  1. 1. オープンデータ利活用に向けたソリュ ーション動向を探る ~概要とそのポイント~ 1 2014.12.7第4回Linked Open Data ハッカソン関西 アーバンデータチャレンジ事務局 オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン事務局長 Georepublic Japan 東修作(Shu Higashi/@higa4)
  2. 2. 2 自己紹介 ◆地理空間情報系のソフトウェア開発企業に勤務 ◆個人としてオープンストリートマップや オープンデータの普及活動 ◆娘が車椅子利用者であることからバリア フリーやユニバーサルデザインに興味を持つ ◆OSMのライセンスをCC BY-SAからODbLに 切り替えるにあたりOKFを知り、オープンデータ の活動へ
  3. 3. 3 事例01(Aunt Bertha:行政サービス検索) https://www.auntbertha.com/ 郵便番号を入れるだけ 78704:テキサス州オースティン
  4. 4. 4 事例01(Aunt Bertha:行政サービス検索) https://www.auntbertha.com/ 702件の支援プログラム 上のアイコンでカテゴリを選ぶ
  5. 5. 5 事例01(Aunt Bertha:行政サービス検索) 郵便番号を入れるだけ 78704:テキサス州オースティン https://www.auntbertha.com/
  6. 6. 6 事例01(Aunt Bertha:行政サービス検索) ポイント: ●オープンデータ(文章ではなく機械処理しやすい データ) ●利用者視点でのUI ビジネスモデル: ●経緯:開発者の母の病気 ●運営:Aunt Bertha という企業 ●収入:自治体などサービス提供者向けのサービス カスタマイズ、分析レポートなど ●ソースコード:非公開 ●データ:オープンデータ+クローズドデータ
  7. 7. 7 http://civicinsight.com/ 事例02(Civic Insight:公開型資産管理) 情報の力を借りて街を活性化
  8. 8. 8 事例02(Civic Insight:公開型資産管理) http://civicinsight.com/ 法の執行や建築許可といった複雑 な手続きをわかりやすく可視化 注目している対象物の状 態が変わったときにお知 らせを受け取る
  9. 9. 9 事例02(Civic Insight:公開型資産管理) http://paloalto.civicinsight.com/ 建築申請の状態管理 申請→審査→ (パロ・アルト)
  10. 10. 10 事例02(Civic Insight:公開型資産管理) http://blightstatus.nola.gov/ 法令違反の建築物の状 態管理 通報→検査→ (ニュー・オーリンズ)
  11. 11. 11 ポイント: ●オープンデータ(行政+企業) ●業務分析(フェロー) ●サービス向上+透明性+市民参画+省力化 ビジネスモデル: ●経緯:CfA2012フェローがニューオーリンズ市で 空き家など遊休資産を管理するシステムとして開発 ●運営:CfAからスピンアウトしたスタートアップ企業 「Civic Insight」 ●収入:2013年ナイト財団の賞金獲得、SI ●ソースコード:旧版(BlightStatus)は公開 (Standard CfALicense) ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例02(Civic Insight:公開型資産管理)
  12. 12. 12 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開) http://opencounter.us/
  13. 13. 13 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開) http://opencounter.cityofsantacruz.com/pages/business-details 申請情報を入れていけば 起業に必要な費用も分か る
  14. 14. 14 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開) 出店可能なゾーンを検索 する http://zoningcheck.us/#/
  15. 15. 15 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開) http://zoningcheck.us/#/pages/10 出店都市名を指定
  16. 16. 16 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開) http://zoningcheck.us/#/pages/40?city=brownsburg&use_id=10394&zone_id=6564&latitude=39.85572865909662&longitude=-86.39545440673828 地図上で出店可能なゾー ンを視覚化
  17. 17. 17 ポイント: ●スモールビジネスの起業に必要な登録手続きを 行う24時間営業の窓口 ●必要な公的費用が分かる ●オープンデータ ビジネスモデル: ●経緯:サンタ・クルーズ市のフェローが開発 ●運営:Open Counter Enterprises Inc. ●収入:2013年ナイト財団の賞金獲得、SI ●ソースコード:公開(Standard CfA License) ●データ:オープンデータ 事例03(OpenCounter:窓口業務の情報公開)
  18. 18. 18 事例04(TextMyBus:バス運行状況通知) http://textmybus.com/ 50464番に自分の位置を メッセージ送信するだけで、 そこに向かっているバスの 運行状況が送られてくる @ Michigan & John C Lodge(バス停名) 37 Michigan Westbound: (路線名) 28 min(次のバス到着までの予測時間), 68min(その次のバス到着までの予測時間) 現在地、交差点名など
  19. 19. 19 ポイント: ●オープンデータ(リアルタイムバス運行データのAPI) ●テキストによるシンプル操作、シーンに応じた機能提供 ビジネスモデル: ●経緯:デトロイト市で2011年のフェローが開発 ●運営:(デトロイト市のみ) ●収入:US Economic Development Administrationの Strong Citiesなどのファンドを獲得 ●ソースコード:非公開 ●データ:オープンデータ 事例04(TextMyBus:バス運行状況通知)
  20. 20. 20 http://5374.jp 事例05(5374.jp:ゴミ回収日検索アプリ) 最小の操作で分かりやすい 表示
  21. 21. 21 ポイント: ●オープンデータ(自治体) ●オープンソース(少しCodeが分かれば他地域でも できる)、無料で使えるインフラ、UI ビジネスモデル: ●経緯:Code for Kanazawaが開発 ●運営:Code for Kanazawa+開発コミュニティ ●収入:? ●ソースコード:公開(Mozilla Public License, v. 2.0) 事例05(5374.jp:ゴミ回収日検索アプリ)
  22. 22. 22 https://jauntful.com/ 事例06(Jauntful:ガイドマップ作成サービス) OpenStreetMap をベースに 写真+記事を追加してガイド マップを作成する
  23. 23. 23 https://jauntful.com/nissyyu/eJZX_eVNGg 事例06(Jauntful:ガイドマップ作成サービス) 奈良の事例
  24. 24. 24 https://s3.amazonaws.com/jtfprintouts/10103/nissyyu_nara_10103_61.pdf 事例06(Jauntful:ガイドマップ作成サービス) ワンタッチでPDF出力
  25. 25. 25 ポイント: ●オープンデータ(市民:OpenStreetMap) ●美しいデザイン(画面+PDF) ●市民投稿者は自分の投稿分は自由に利用できる ビジネスモデル: ●経緯: ●運営:Jauntful ●収入:ビジネス向けサービス(api提供、カスタマイズ マップ作成、アクセス解析等) ●ソースコード:非公開 ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例06(Jauntful:ガイドマップ作成サービス)
  26. 26. 26 http://www.expunge.io/ 事例07(Expunge.io:補導歴削除判定アプリ) 過去の補導歴を削除できるかどう か検索できる。 削除可能であれば相談先を案内。
  27. 27. 27 ポイント: ●オープンデータ(法令、手続きなど) ●課題領域の専門家と市民ハッカーの出会い ビジネスモデル: ●経緯:CivicSummerイベントの成果を元に 市民ハッカーが開発。 ●運営:Smart Chicago(現在イリノイ版のみ) ●収入:? ●ソースコード:公開 ●データ:オープンデータ 事例07(Expunge.io:補導歴削除判定アプリ) http://www.smartchicagocollaborative.org/on-the-launch-of-expunge-io/
  28. 28. 28 http://crowdcrafting.org/app/philippinestyphoon 事例08(Crowdcrafting:市民による災害支援) ツイート内に含まれるURLが 画像なのか判断
  29. 29. 29 http://crowdcrafting.org/app/philippinestyphoon 事例08(Crowdcrafting:市民による災害支援) 状況把握に有用な画像かど うか人間が見て判断
  30. 30. 30 ポイント: ●オープンデータ(政府・自治体+市民) ●市民参画、クラウドソーシング、草の根国際連携 ビジネスモデル: ●経緯: ●運営:OKF+開発コミュニティ ●収入:? ●ソースコード:公開(Affero GPL v3) ●データ:オープンデータ 事例08(Crowdcrafting:市民による災害支援)
  31. 31. 31 http://www.opendatadevops.org/ 事例09(GitMachines:実行環境プラットフォーム) 検証済みの汎用的な実行環 境をできるだけ簡単に提供
  32. 32. 32 ポイント: ●公的なソフトウェア基準に準拠し、一般に使用される プロダクトやツールが予め構成されている ●リソースの検証、調達コストを低減 ビジネスモデル: ●経緯:2013年オープンデータ・デイ・イベントで発案 ●運営:有志で開発中 ●収入:ナイト財団の賞金を獲得 ●ソースコード:公開 事例09(GitMachines:実行環境プラットフォーム)
  33. 33. 33 事例10(TO THE Trails:ハイキングコース案内) http://www.tothetrails.com/
  34. 34. 34 http://www.tothetrails.com/ 事例10(TO THE Trails:ハイキングコース案内)
  35. 35. 35 http://www.summitmetroparks.org/App_Themes/MetroParks/images/media/Ohio&ErieCanalTowpathTrail-2013.pdf 事例10(TO THE Trails:ハイキングコース案内) 元データの例(PDF)
  36. 36. 36 ポイント: ●オープンデータ(データ形式の統一、地理データ化) ●用途に合った情報の一元提供 ビジネスモデル: ●経緯:オハイオ州のフェローが開発 ●運営:(Summit countyのみ) ●収入:? ●ソースコード:フロント部分は公開(ライセンス不明) ●データ:オープンデータ 事例10(TO THE Trails:ハイキングコース案内)
  37. 37. 37 http://adoptahydrant.org/ 事例11(Adopt a Hydrant:消火栓を確保せよ) 消火栓に命名し、面倒見 を宣言する。降雪時に隠 れないよう除雪の責任を 持つ。
  38. 38. 38 ポイント: ●オープンデータ ●ゲーム性、社会貢献 ビジネスモデル: ●経緯:? ●運営:(ボストン市版のみ) ●収入:? ●ソースコード:公開(Standard CfA License) ●データ:オープンデータ 事例11(Adopt a Hydrant:消火栓を確保せよ)
  39. 39. 39 http://www.cityvoiceapp.com/ 事例12(City Voice:市民の声) 電話なので誰でも使える 多様な意見収集が可能
  40. 40. 40 http://www.southbendvoices.com/ 事例12(City Voice:市民の声) サウスベンド市の空き家 や廃屋に関する意見提供 サイト 話の内容は誰でも聞ける
  41. 41. 41 http://www.southbendvoices.com/subjects/1010-Manchester 事例12(City Voice:市民の声) 修理か撤去かを市民が投票
  42. 42. 42 ポイント: ●オープンデータ(市民による) ●市民参画、音声による自然な報告、本音に近い世論 、賛否両論 ビジネスモデル: ●経緯:サウスベンド市2013年フェローが開発 ●運営:(サウスベンド市のみ) ●収入:? ●ソースコード:MITライセンス ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例12(City Voice:市民の声)
  43. 43. 43 http://www.lafabriquedelaloi.fr/ 事例13(The Law Factory:法令履歴管理)
  44. 44. 44 http://www.lafabriquedelaloi.fr/ 事例13(The Law Factory:法令履歴管理)
  45. 45. 45 ポイント: ●オープンデータ(法律文書) ●透明性、立法過程の可視化、統計的な把握 ビジネスモデル: ●経緯: ●運営:フランスのNGO「Regards Citoyens」 ●収入:Picriによるファンド ●ソースコード:公開(Affero GPL v3) ●データ:オープンデータ 事例13(The Law Factory:法令履歴管理)
  46. 46. 46 http://vozdata.lanacion.com.ar/ 事例14(Voz Data:あなたのデータ)
  47. 47. 47 http://vozdata.lanacion.com.ar/ 事例14(Voz Data:あなたのデータ)
  48. 48. 48 http://vozdata.lanacion.com.ar/ 事例14(Voz Data:あなたのデータ) 伝票などのスキャン画像を市 民が電子化
  49. 49. 49 ポイント: ●オープンデータ(法律文書) ●議会の経費などをスキャン画像から文字・数値化、 可視化、透明性、市民参画 ビジネスモデル: ●経緯:国会議員による汚職事件が多発 ●運営:アルゼンチンのNPO「LA NACION」 ●収入:? ●ソースコード:? ●データ:オープンデータ 事例14(Voz Data:あなたのデータ)
  50. 50. 50 http://chicagoflushots.org/#seven 事例15(FluShot:インフルエンザ予防接種案内) インフルエンザのワクチン接種を 受けられる場所、時間を可視化。 赤が有料、青が無料。 詳細をクリックすると(例えば薬局 の)説明ページへ移動。
  51. 51. 51 ポイント: ●オープンデータ(自治体) ●ビジネス連携(薬局など) ビジネスモデル: ●経緯:OpenGov Hack Nightsでのアイデアを元に 市民ハッカー(後にフェロー)が開発。後にシカゴ市が採用 ●運営:(シカゴ市、ボストン市) ●収入:? ●ソースコード:公開(MITライセンス) ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例15(FluShot:インフルエンザ予防接種案内)
  52. 52. 52 http://www.schoolcuts.org/ 事例16(SchoolCuts:学校統廃合) 学校の統廃合情報を整理、視覚化 することで、保護者がその影響を 正確に知ることができる。
  53. 53. 53 http://www.schoolcuts.org/ 事例16(SchoolCuts:学校統廃合) 地理空間的な状況や統計的な数 値を視覚化。
  54. 54. 54 http://www.schoolcuts.org/ 事例16(SchoolCuts:学校統廃合) 近隣校との比較。
  55. 55. 55 ポイント: ●オープンデータ(pdfを含めデータ化した) ●透明性、客観的な議論のベース、インフォームドな 意思決定、数値化・視覚化 ●市民(課題保有者)と市民ハッカーの出会い ビジネスモデル: ●経緯:イベントで市民ハッカーが開発。 ●運営:ボランタリー組織(複数組織の連携) ●収入:? ●ソースコード:公開 ●データ:オープンデータ http://www.smartchicagocollaborative.org/on-the-launch-of-expunge-io/ 事例16(SchoolCuts:学校統廃合)
  56. 56. 56 http://click-that-hood.com/ 事例17(Click That Hood:あの街をクリック)
  57. 57. 57 ポイント: ●オープンデータ(行政界) ●ゲーム性 ビジネスモデル: ●経緯:CfA2013ルイスビルのフェローが開発 ●運営:? ●収入:? ●ソースコード:公開 ●データ:オープンデータ 事例17(Click That Hood:あの街をクリック)
  58. 58. 58 https://scraperwiki.com/ 事例18(ScraperWiki:データ操作・視覚化ツール) データ操作 PDFからの文 字抽出
  59. 59. 59 ポイント: ●データ操作・視覚化プラットフォーム ●CKANとの連携 ビジネスモデル: ●経緯:mySocietyのFrancis Irvingが開発 ●運営:ScraperWikiという企業 ●収入:2009年British TV station Channel 4のファンド 2011年ナイト財団のKnight News Challengeで 賞金28万ドルを獲得 利用データセット数に応じた課金、コンサル、導入 ●ソースコード:オープンソース ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例18(ScraperWiki:データ操作・視覚化ツール)
  60. 60. 60 http://www.mapillary.com/map 事例19(Mapillary:みんなのストリートフォト) スマホアプリを入手 通りの写真を撮る 検索、共有、OSM編集
  61. 61. 61 http://www.mapillary.com/map/im/VAkBWLiPCindyXrGglnWsQ 事例19(Mapillary:みんなのストリートフォト) 人物の顔にはボカシが 入る(申告制もあり) 歩いた経路に沿って自動 的に写真が配置される
  62. 62. 62 http://www.openstreetmap.org/edit?editor=id#map=20/35.68605/139.76811 事例19(Mapillary:みんなのストリートフォト) 写真を見ながらOSM上で 地図編集ができる
  63. 63. 63 ポイント: ●クラウドソース、オープンデータコミュニティ連携 ●参加者を増やすための操作簡易化(自動処理) ビジネスモデル: ●運営:Mapillaryという企業 ●収入:プライベートな実行環境や画像利用APIを 企業に有料で提供 ●ソースコード:非公開 ●データ:オープンデータ+クローズドデータ 事例19(Mapillary:みんなのストリートフォト)
  64. 64. 64 あなたも世界を変えられます Enjoy Open Data ! ご清聴 ありがとうございました ご注意:本資料にはCC BYを適用しておりますが、一部それ以外の利用ライセンスの画像等を 含む場合があります。その場合は個々の利用ライセンスに従ってご利用ください。

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