1. 開発した作品の紹介
尾崎安範

2. アウトライン
 個人活動
 ディープラーニングによるヒアリ判定Webサービス
 社会人
 バーチャル型ロボットによる集客の研究開発
 スポーツの動きと筋電を解析する基礎研究
 中学・高専時代
 RPGの開発
 お絵かきメッセンジャー
 ゲーム開発
 大学・大学院時代
 顔画像検索

3. ディープラーニングによるヒアリ判定
Webサービス
 危険な外来生物であるヒアリとそうでないアリを
写真で見分けてくれるWebサービス
 製作期間：２日（企画からデプロイまで）
 アルゴリズムはResnet50をベースに改造
 PCでもスマホでも現在利用可能
 http://alfredplpl.softether.net/fireant/index.html
https://blogs.technet.microsoft.com/jpai/2017/09/1
4/protection-from-fire-ant-using-ai/ より引用
-余談-
自分がデプロイした２ヶ月後に
MSが同様のことを発表

4. 現在（社会人）
 業務内容の秘密を守るため、以下の２点は公開
資料をご覧ください。
 バーチャル型ロボットによる集客の研究開発
 尾崎安範ら、"通行者の行動モデルに基づいてサービス利用を促すバーチャルエー
ジェントを備えたインタラクティブサイネージ“ CNR, 2017
 スポーツの動きと筋電を解析する基礎研究
 尾崎安範ら, "運動学習を促進する力触覚インタラクション技術に関する検討" CNR,
2015
 Ozaki, Yasunori et al., "Characterizing Multi EMG Channels Using Non-Negative Matrix
Factorization for Driver Swings“ IEEE EMBC 2016
 尾崎安範ら、"ゴルフスイングにおける筋活動センサデータからの非負値行列因子分解に
よる特徴抽出" MBE, 2016

5. プログラミングのきっかけ
 友だちから誘われたRPGの開発
 開発ソフト：RPGツクールXP
 ゲームバランスなどを担当
 RPGツクールのコンテストで佳作を受賞

6. ネットワークプログラミング
 お絵かきメッセンジャー
 １つのキャンバスにネットワークを介して
多人数で絵が描けるソフト
 お絵描きチャットだと書いた絵が
他の人に上書きされてしまう問題から発想
 ３人のリーダーとして開発
 開発言語：Java(約１万行, ３ヶ月)

7. ゲーム開発
 高専の文化祭でカップル向けゲーム
 文化祭には２人以上の来客者が多いのではないか
という発想
 １０人以上のグループのリーダーとして開発
 文化祭の優秀賞を受賞
 開発言語：Java(約7000行, 2ヶ月程度)

8. 画像検索
 曖昧なクエリによる顔画像の検索[1]
 コンピュータに顔の特徴を学習させて検索
 対象としたクエリ：「オタクっぽい」、「家庭的」など
 開発言語： C++（前処理）, R（検索結果の集計・分析）
[1]尾崎安範・出口大輔（名大）・高橋友和（岐阜聖徳学園大）・井手一郎・村瀬 洋（名大）、
印象に基づく属性による顔画像の検索に関する検討、
電子情報通信学会総合大会、2012
検索クエリ
「メガネをかけていて、色白
または
・・・
女性」
検索クエリ
「知的な女性」
従来（具体的なクエリ） 本研究（あいまいなクエリ）

9. 修士時代の研究
 画像視聴時における視線を用いた
ユーザの内部状態(興味や好み)推定
 広告効果測定などへの応用が考えられる
 視線の動き、瞳孔の開き具合などを利用
[1] 尾崎安範, 菅野裕介, 佐藤洋一, "視線情報と画像特徴に基づく画像の選好推
定," パターン認識・メディア理解研究会（PRMU）, 2014
[2] Yusuke Sugano, Yasunori Ozaki, Hiroshi Kasai, Keisuke Ogaki and Yoichi Sato, "Image Preference
Estimation with a Data-driven Approach: A Comparative Study between Gaze and Image Features,"
Journal of Eye Movement Research, vol. 7, num. 3, 2014.

10. マルチモーダルエージェント
感情インタラクションシステム
 ユーザの視線と表情の組み合わせから
行動が変わるキャラクター
 より自然なインターフェイスがあると
ユーザにとって操作が楽になるという視点から発想
 開発言語：C#(視線検出、グラフィック),
C++(表情認識部)
 ライブラリ：XNA, OpenCV
[1] 尾崎安範, "目と目で通じ合う初音ミク －視線と微笑みのインタラクション－," あの人の研究論文集, Vol.3, No.1,
2012

11. 将来生み出したい技術
 お客様が求める商品やサービスを提供するため
の技術を開発
 そのために
 ユーザにストレスを与えにくいTPOを予測する機械学
習技術（空気の読めるAI）
 TPOに応じた無理のない行動技術（空気を作り出す
AI）
 の２つに取り組んでいきたいと考えております。