Cognos Report Authoring Burst

1. Title D1_ユーザー属性毎にレポートを分割して保存する
キーワード バースト
ユーザー属性毎にレポートを分割して保存する
完成イメージ
レポート全体
バーストレポート
使用データ・パッケージ
GO販売(クエリー)
作業ステップ
1. バーストの概要
2. Cognos Administration でグループの追加
3. レポートの作成
4. バースト設定
5. レポートの実行
6. ラベルの変更
詳細手順
1. バーストの概要
バーストは、ユーザーごとにユーザー属性に基づくレポート結果を生成する機能です。
たとえば、各地域の販売員には、それぞれの国または地域の販売目標を示すレポートが必要です。
バースト・レポートを使用して各販売員に必要な情報のみを送信します。
バースト・レポートは、E メールで配布したり、フォルダーに保存して IBM Cognos Connection で表示したりすることができます。
今回は、レポートを作成し、国別にレポートを分割して、Cognos Connection上に保存する例を紹介します。
2. Cognos Administration でグループの追加
「Cognos Administration」を開き、「グループの新規作成」を選択し、「Australia」、「Italy」、「US」を作成します。
3. レポートの作成
リストを挿入し、GOデータウェアハウス（クエリー）＞販売とマーケティング（クエリー）＞販売（クエリー）にある下記のデータアイテムを挿入します。
・従業員（地域別）＞国
・製品＞製品ライン
・販売の実状＞数量

2. 国を選択し、セクションを選択します。
下記のようになります。
クエリー・エクスプローラーを選択し、「クエリー1」を選択します。
GOデータウェアハウス（クエリー）＞販売とマーケティング（クエリー）＞販売（クエリー）にある下記のデータアイテムを挿入します。
・国別バースト・テーブル＞受信者
国別バースト・テーブルに入っているデータは下記のようになります。
これにより、実際の国のデータとCognosのグループが関連付けされます。
4. バースト設定
「ファイル」＞「バースト・オプション...」を選択します。
レポートをバーストできるようにするを選択し、下図のように選択します。

3. レポートを共有フォルダに保存します。
5. レポートの実行
バースト実行をするには、オプションを指定して実行、スケジュール実行の2通りの方法がありますが、今回はオプションを指定して実行します。
詳細オプションを選択します。
バックグラウンドで実行を選択します。
レポートをバーストを選択し、実行を選択します。
ダイアログを閉じた後にこのレポートの詳細を表示するにチェックを入れて、OKを選択します。

4. 更新を選択し、ステータスが成功になったことを確認します。
Cognos Connectionでこのレポートの出力バージョンを表示を選択します。
下記のようにバーストされていることを確認します。
各レポートを開き、関連している国のみが表示されていることを確認します。

5. 6. ラベルの変更
Report Authoring
Cognos Connectionでこのレポートの出力バージョンを表示して、名前が変更されている事を確認します。