BIZ REACH-時間の最適化で生産性は向上するのか？

1. 株式会社ビズリーチにおける検証事例

2. 背景：
⼈材領域と教育分野のインターネットサービスを展開する株式会社ビズリーチで
は、エンジニア・クリエイターが業務に集中できる環境づくりを⽬指し様々な施
策を展開している。
集中専⽤スペース
「クワイエット・ルーム」の導⼊
最⼤４時間の集中時間を確保できる制度
「クリエーターズ・タイム」の導⼊
今回：
在籍するエンジニアに対し、より柔軟な作業環境を提供するため数年前よりフレ
ックス制度を導⼊。会社の意向に反して、フレックス制度を利⽤するエンジニア
の数が伸びなやんでいる。今回、⽣産性向上施策の⼀環として、JINS MEMEによ
る集中⼒測定を通じたフレックスタイム制度の最適化に取り組んだ。

3. - 26⼈の社内エンジニアを対象に2週間の試験運⽤を実施
↓
1週⽬： JINS MEME をかけて集中度を測定
↓
2週⽬：１週⽬の結果をもとに、より集中できると判別された時間帯に重要
タスクをシフト。再度、JINS MEMEにて測定

4. 結果1:
被験者が集中出来ている割合を時間ごとに分析した
グラフです。⼀般的な企業と⽐較してかなり夜型で
、集中割合が上がっていく、という珍しい組織であ
ることが分かりました。
これは、エンジニアの⽅を対象にした他の企業のデ
ータよりも顕著であり、仕事の始業時間を変更する
ことも考えてみると良い、と考えられます。

5. 15min * 250day = 61H
61Hour / Year
15min/Day
結果2:
1週間⽬に判明した「各⼈がより集中できると判別された時間帯」に重要タスクをシフトした結
果、1⽇（8時間）の間で集中できる時間が、26⼈の平均で約15分増加しました。
これは、1年間で61時間の集中時間の増加に値します。このようにJINS MEMEを使うと、集中
時間や⽣産性を上げるための施策の効果を可視化することができます。この分析に基づき、集中
時間を増加させる施策のPDCAを回し続けることができます。