Azure Sphereの概要

1. Azure Sphere 概要
アブネット株式会社 FAE 細倉聡明
2020年2月6日

2. アヴネットの紹介

3. 3
アヴネットについて
• 本社 米国 アリゾナ州フェニックス
• 創業 1921年
• 1960 年 ニューヨーク証券取引所 上場
• 2018 年 ナスダック 上場
• 取引サプライヤー 125ヵ国に1,400社以上
• 顧客数 210万以上
• 従業員数 全世界で 15,400名
• 2019年 フォーチュン US 500社 165位
アワード
エシスフィア・インスティテュート 世界で最も倫理的な企業に
6年連続で選出(2014－2019)
ガ―トナーのSupply Chain Top 25ハイテク企業部門で
上位10社に選ばれる

4. 4
アヴネットについて
15,000+
従業員数
2,500+
エンジニア
210万
顧客数
1,400+
取引サプライヤー数
1.5M+
エンジニアリング
コミュニティメンバー
1,220億
年間出荷ユニット
125
グローバルネットワーク拠点数

5. 5
アヴネットの主要ラインカード
半導体 電子部品 エンベデッド

6. 6
エンベデッド取り扱いサプライヤー
CPU
Cloud ServiceEmbedded Board Wireless / Gateway / Access Point
Security Software
Embedded Computer
Embedded OS / Middleware FA Server Others
Storage

7. 日本のIoT事情とAzure Sphereの登場

8. 8
ビジネスでのIoT活用＠日本
出典：財務省（2018）「財務局調査による 「先端技術（IoT、AI等）の活用状況」について」

9. 9
IoTでやりたいのは目的はサービスの提供で
お金を生むところであったり費用削減でお金
を減らす部分であるはず。
セキュリティ担保は重要だがビジネスとして
みると結構なコストセンター。
IoTでなにをやりたいのか？

10. 10
IoTデバイスはどんどん増える
出典：総務省「平成30年情報通信白書（IHS Technology）」

11. 11
IoTデバイスへの攻撃もどんどん増える
2016年 2017年 2018年
出典：NICTER観測レポート2016～2018

12. 12
マイコン
OS
アプリケーション
データの収集、加工、分析
IoTデバイスのセキュリティを考える
センシング
デバイス クラウド
コネクション
デバイス認証どうしよう？
認証鍵はどうやって管理しよう？OSの設定はどうすれば？
アップデートが必要な脆弱性はある？
アップデートどうしよう？
セキュリティ対策ってどこまで？
通信プロトコルは？
これで大丈夫という根拠は？
だれがこれやるの？
サービスの提供
I/Oはどうやって制限するの？
認証サーバはどうしよう？

13. 13
マイクロソフト：7 Properties of Highly Secure Devices

14. 14
インテリジェントなデバイス

15. 15
コンシューマデバイス

16. 16
マイクロコントローラデバイス
Secured MCU
Secured OS
Cloud Security
Azure Sphere = セキュアIoTプラットフォーム

17. Azure Sphere 概要

18. 18
Project Sopris
MT7687
Sopris
トラディショナルなMCUを拡張して
7プロパティを実装
The Seven Properties of Highly Secure Devices

19. 19
Azure Sphere MCU Architecture
ハイレベルアプリケーションコア
リアルタイムアプリケーションコア
コネクティビティ
Microsoft Pluton セキュリティサブシステム
I/Oファイアウォール
FLASHSとSRAM
多重化されたI/O

20. 20
Azure Sphere MCU

21. 21
Azure Sphere OS
Microsoftが初めてリリースしたLinuxベースのカスタムOS
ARM Trust Zone技術によるセキュリティ・ドメインの分離
ユーザーアプリケーション以外すべてMicrosoftにより提供、維持される
すべてのソフトウェアは、Microsoft の証明機関 (CA) によって署名済み
OSサービスでネットワーク認証とネットワークファイアウォール提供
ユーザーアプリケーション向けにはランタイムを提供

22. 22
Azure Sphere OS リリースと主なH/Wサポート
Version API GPIO PWM I2C SPI UART I2S ADC Ether RTC M4 PMU
TP4.2.1 1
○
A7
-
- -
○
A7
- -
- -
-
-
18.11
1,
β1811
β
Private
A7
β
A7
18.11.1
18.11.2
19.02
1,
β1902
Β
A7
β
A7
19.03
19.04
19.05
1,2
β1905
○
M4+A7
○
M4+A7
○
M4
β
M4
△
Public
A7
β
M4
19.06
19.07
19.09
1,2,３
β1909
β
A7
○
A7
○
A7
β
M4+A7
19.10
19.11

23. 23
MediaTek MT3620 M4 コア Development

24. 24
Azure Sphere Security Service
OSとアプリのOTA
• OSの自動更新機能により最新、セキュアな環境
デバイスのリモート認証
• ハードウェアに格納された秘密鍵とクラウド上の
公開鍵、暗号化鍵ペアーによるデバイスの認証
フェイラーレポート
• 不具合発生時にはデバイスのエラー情報を自動送信

25. 25
Azure Sphere Security Service / OTA
Azure Sphere 19.10からロールベースアクセスコントロール（RBAC）に対応
AADも必須ではなくなりOTAの仕組みも以前に比べてシンプルに。

26. 26
ビジネスで検討されている方へ
さいごに