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第4期わが街のプラチナ構想 香川県
- 2. 1.背景・目的①
香川県は、24の有人離島などのへき地が点在
かがわ遠隔医療ネットワーク(K-MIX)創設【H15年度】
①遠隔診断機能 ②地域連携クリティカルパス ③ドクターコム 等
島嶼部等では、医療資源の確保が困難
「孤立しがちな」介護分野(医療・介護連携含む)においても、IT等を活用し
た連携ができないか?
K-MIXの
ネームバリュー
全県的なネット
ワーク(全国初)
10年間持続した
ICT基盤
- 4. 2.計画内容
医師
医師
薬剤師
看護師
ケアマネ
サービス
提供者
看護師
地域ケア会議
地域包括支援センター
大学
病院
本人(患者、介護者)の、情報(医療・介護)をITを利用して、情報共有する。
◎医療と介護の壁(Barrier )のない自由(Free)に融合(Mix)できるシステム
サービス担当者会議
社会福祉協議会
行政
地域包括支援センター
ケアマネ
サービス担当者会議
医療関係
団体
本人
家族
地域ケア会議
K-MIX
F-MIX
- 5. 3.成果(アウトプット)
・サービス担当者会議や地域ケア会議で、これまで参加が難しかった者(遠方地にいる家族、
主治医等)が、参加可能となり、チームができる。
・会議等の開催のため、関係者の出席の調整に時間がかかっていた介護支援専門員が、本来の
サービス業務に専念できる。(在宅介護を支える家族の要望等にも迅速に対応可能となる。)
テレビ会議システム
ケアプラン、アセスメント等の共有化
・多職種の関係者がケアプラン等をいつでも確認できると、日々変化する介護利用者の状況を把握
することができ、必要に応じて、専門家から適時助言を介護支援専門員は受けることができる。
・ベテランの介護支援専門員も情報の共有化ができれば、経験が少ない介護支援専門員に助言等が
行われ、質のよいケアプランが作成できる。
地域ケア会議等の記録状況等の共有化
・サービス担当者会議は介護利用者数、地域ケア会議は地域の数だけあり、個別に開催すると
会議を開催することだけが目的になる可能性がある。会議記録等の共有化が可能となれば、
困難事例等が発生した場合にも参考にできる。(不要な会議を開催しなくてよくなる。)
(介護利用者、家族等の事前の承諾等は必要)
- 7. 計画の実行②(その他の可能性)
社会保障と税の一体改革
○医療・介護等のサービスの質の向上に資するもの
・レセプト、医療情報の分析
・難病、癌等の医学研究等においても、継続的で正しいデータの蓄積が可能となる。
○個人番号カード(1人1番号)
・マイ・ポータルにおいて、ワンストップサービス、プッシュ型サービス等のサービスの利用
・番号をキーに医療機関のカルテ情報を取得が可能となる。
平成27年10月 :個人番号の指定・通知 28年1月:個人番号の利用を開始
平成29年 1月 :個人番号利用事務の情報連携開始予定
K-MIX等との連携
住民一人ひとりに合った
行政からの情報提供
民間事業者(配食サービ
ス等)のIT利用
連携の
可能性
- 8. 年 度
事 業
26年度 27年度 28年度 29年度
協議会
研修・説明会
研究開発(設計・テスト等)
機器導入
広報・啓発
5.スケジュール
【参考】番号制度
広報・啓発
○付番・通知(10月)
○個人番号利用、個人
番号カード交付(1月)
○情報連携開始
○ 番号制度でも、医療・介護分野での情報の利活用や環境整備も議論されており、この時期に
F-MIXの研修会広報・啓発活動もあわせて行うと議論が深まると考えられる。
- 9. 6.実施体制
福祉関係課
医療関係課
番号制度
WG
病院
大学
医療関係
団体
介護関係
団体
サービス提供
事業所
福祉施設
行 政
医 療
介 護
- 10. 7.資金計画
サーバ等 設備費(H27)
運営費(H26~H29)
30,000千円
15,000千円
広報・啓発(H26~H29) 5,000千円
支出
収入
一般財源 国補助金
展望
平成30年度以降は、サービスの運用を関係団体に移行
K-MIXの機器を利用できれば、費用減の可能性有