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機械学習の導入で
反省した 3つの事
株式会社ビザスク CTO 花村創史
まえおき
✘ ビザスクにおける機械学習の導入事例
○ 導入を検討中の方向け
✘ Pythonの話はほとんどない
✘ 高度に技術的な話はほとんどない
○ LeapMindさんよろしくお願いします!
ビザスク + AI
✘ 知見をもったサラリーマン(アドバイザー)と、ビジネスのアド
バイスを求める企業をマッチング
✘ 登録アドバイザー 約35,000人
機械学習導入のチェックポイント
✘ 機械学習で解決したい課題は明確か?
✘ ルールベースで(人手で)やってみたか?
○ ルールベースで今後もやっていけるのか
✘ 十分なデータがあるか
✘ 結果にミスあっても許されるか
✘ ミスよりもスピードが優先されるか
設定された課題:知見の分類
アドバイザー ビザスク
スタッフ
製造業 / 石油製品 / フィルム
医療 / ヘルスケア
医療 / 介護
IT / Web / SRE
設定された課題:知見の分類
✘ アドバイザープロフィールのクラス分類
○ (当時)プロフィール15,000件、400クラスに分類
✘ 専門知識を持ったスタッフが毎日分類
○ 分類済みのデータが既に存在している
○ 自動化することで人的リソース解放
✘ 機械学習の研究室に所属するインターンが挑戦
Challenge !!
トライ その1
✘ 2万語の名詞を抽出 => ベクトル化, 400クラスに分類
✘ bag of wordsベクトルから分類器
○ 正解率14%
✘ SVDでベクトルを100次元に圧縮し非線形分類器
○ 正解率5%
⇒ クラス多過ぎ, データ量の偏り, 名詞の選別が必要か?
トライ その2
✘ 3階層の400クラスを2階層に絞る => 83クラスへ
✘ gensimとscikit-learnを用いて、素性選択
○ 最適な分類器をひたすら探す
○ 経験データ文書の名詞と動詞を素性に用いたbag of
wordsベクトルを、linearSVMで学習して獲得した分類器
の、正解率38.2%
トライ その3
✘ 日本語版 Wikipediaをプレーンテキスト化
○ Mecabで基本形に直しつつ分かち書き
○ W2Vにより各単語をベクトル化
✘ データのクレンジング
○ データがおもった以上に汚なかった
○ 重複しているデータの削除
○ 誤った分類がされているものを除外
トライ その5
✘ 文章長が短いデータに対するクラス分類
○ Distributional Representations of Words for Short Text Classification
○ クラスごとに意味空間上に多次元正規分布を最尤推定で捉え、文書が各ク
ラスに属する確率を比較する
○ 母集団の9割に対して正解率は 25%。
■ bag of wordsモデルは 45〜55%
○ 「飲食」と「食料品」で間違え => 意味はなんとなく捉えられている
○ クラス間のトピックが似通っている、語の意味を考慮すると、逆に性能が下
がってしまう。
トライ その6
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のベクトルの類似度を測り、もっとも類似度が高いラベ
ルを割り当てるアプローチ
○ 母集団の9割に対して正解率は5%ほど..
○ 文書内単語の共起情報はラベルの単語の共起情報と
必ずしも近くない
画面デモ
反省会
ちょっと反省
「分類済みのデータあるし
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✘ 一番最初に泥臭くクレンジング
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✘ 分類のサジェストが関の山
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今後のはなし
ちょっと宣伝
Mission
組織・世代・地域を超えて、
知見を集めつなぐことで、
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✘ 0からシステム作って見たい方!
✘ AIでの経験優遇 (業務 or 個人)
✘ Webエンジニアの経験優遇
○ 企画,実装からサービス導入,効果検証まで一
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