平成30年10月16日
内閣官房IT総合戦略室
企画官 髙田 裕介
官民連携とICT
自己紹介
• 2000年4月 郵政省(現総務省)入省。主にICTを活用し
た地域活性化などを担当。
• 出向経験(市役所、内閣官房など)を通じ、地域づくりの支
援にも従事
Ex. 岡山市まちづくりSNSの立ち上げ、2020年東京オリンピック・パラリンピッ
クの事前合宿誘致支援など
出典)岡山市ウェブサイト
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なぜ官民連携か
●「骨太の方針2018」(平成30年6月15日閣議決定)
民間の公益活動を促進するため、その成果を適切に評価する手法
を普及しながら、寄附文化の醸成や行政・企業・NPOによる協働
(コレクティブインパクト)、クラウドファンディングや官民連携による社
会的ファイナンスの活用を促進する
• 国・自治体問わず、行政リソースは縮減傾向
• 社会の成熟化に伴い、行政課題は多様化・複雑化
• 急速な技術の進展・サービスの革新
自分の経験から(2007年@岡山市)
• 「電子町内会」→「まちづくりSNS」を企図
• 町内会、婦人会、NPO、地元企業などを糾合した地域SN
Sを立ち上げ(総務省補助の採択プロジェクト)
• 目的は、まちづくり活動の効率化・見える化。また、地場の
2大企業の参画を仰ぎ、インセンティブ付与
ところが・・・・
蹉跌の原因
• 「言い出しっぺ」である行政に過度に負担が集中。多くの主
体が「お客さん意識」を脱せず
• 説明と(後ろ向きな)調整に多くの時間を費消。コンセプト
を練る余裕のない中でプロジェクトを進めざるを得ず
• 2007年時点では、SNSというツール自体が未成熟。ストレ
ンジャーマッチングが成立せず
⇔ 電子町内会の普及
局面の転換
• 個人の未使用の資産やスキルの利用を促進する「シェアリン
グエコノミー」が普及段階に
• ICTにより取引コストが極小化。ニッチなサービスもCtoC
マーケットプレイスで取引の対象に
• 行政や地域のつながりで行われていたサービス(福祉・
慈善)が「ビジネス」に転化する可能性
ex. ボランティアドライバーによる相乗り(北海道天塩町)
「イベント民泊」によるホテル不足の解消(徳島県徳島市)
近隣住民による「子育てシェア」(奈良県奈良市)
見えつつある新たな行政モデル
行政
住民
行政
住民
納税
3rd party
信頼の供与
補助
サービスサービス
事業者
納税
サービス
委託
利用料
取組のなかでの教訓
• いかに卓抜なアイデアであっても、理解が難しいものは普及
しづらい(先に担当者が説明疲れを起こす)
• コンセプトを雄弁・平明に語る「最初の一例」を創出できる
かどうかがカギ
 特に、当該取組のbefore/afterをプレゼンできるか
 「AゆえにB」は正しいか?
ex.「規制緩和が進まないからシェアエコが進まない」「既存
事業者の抵抗でシェアエコが進まない」
ご清聴ありがとう
ございました

JAPAN COLLECTIVE IMPACT SESSION in 渋谷