ビッグデータによる新たな価値の創造
~けいはんな学研都市での取組み~
2015年3月6日
京都府 政策企画部
理事(未来都市・総合特区担当)
重松 千昭
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本日の内容
・ 「けいはんな学研都市」の特性・ポテンシャル
・ 〃 ミッションと取組経過
・ けいはんなでのビッグデータ関係事業の取組状況
・ 「けいはんなe2未来都市創造プラン」における位置付け
・ 今後のデータ取得の可能性
・ 今後期待するビジネスイメージ
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1 「けいはんな学研都市」の特性・ポテンシャル
■ 我が国を代表する国際研究開発拠点(法律に基づく国家プロジェクト)
先端技術や新しい社会システム研究開発について、
住民と共に実証するのに最適なフィールド
・面積 15,000ha
・人口 24万人
(文化学術研究地域
3,600ha/9万人)
情報、ロボット、地球環境など、世
界をリードする123(2014年3月末現在)
の研究施設等が集積
自然に恵まれた良好な宅地開
発が進行、日本有数の人口増
加地域
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2 「けいはんな学研都市」のミッションと取組経過
関西文化学術研究都市
建設促進法(1987・6~)
・文化、学術、研究の中心となる都市を建設
・我が国及び世界の文化等の発展、国民経済の発達
サード・ステージ・プラン
(2006・3~)
『持続可能社会の実現』への貢献
けいはんなエコシティ推進プラン
(2009・12~)
“「エコ」をけいはんな学研都市の「文化」にする!”
けいはんなe2未来都市推進創造プラン(2013・
12~)
エネルギー安定需給調整システムとヘルスケアなどの様々
な生活支援サービスを融合
スマート・スリムで快適な未来都市モデルを創造
大学、研究機関、企業、住民、自治体」一体で・・・
【主要な取組み】
次世代エネルギー・社会システム実証
プロジェクト(2011・4~)
京都エコ・エネエネルギー戦略
(2013・5~)連 携
○ICT(情報通信技術)等の活用による新しい
省エネ・節電社会の構築
○地域の個性を活かしたスマートコミュニティ
の形成 等
その他・・・省CO2チャレンジ25、マイクロEV開発、カーシェア
実証、 +ヘルスケアシステム開発、植物工場 等
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「けいはんなe2未来都市創造プラン」における位置付け
今後は、旧プランの基本コンセプト“エコをけいはんなの文化にする”を継
承しつつ、これまでの取組で得られた成果を地域に定着、拡充させ、そして
国内外に発信・展開していく必要があります。さらに、これまでの取組の中心
であった環境・エネルギーに加え、新たな社会サービスを融合させ、住民・地
域主体のスマート、スリムでかつ快適なライフスタイルを確立し、自律的に発
展する都市づくりを進めるため、今回「けいはんなe2 ※1(イイ)未来都市創造
プラン」を新たに策定することといたします。
※1 e2……Ecology & Energy conservation(エコロジー&省エネルギー)
【新規施策で達成したい具体的な目標】
ICTを活用した地域のエネルギーの安定需給を図るシステムを構築し、さら
に、ヘルスケアなどの新たな社会サービスを融合させることにより、スマート、
スリムでかつ快適な世界的都市モデル「けいはんなe2未来都市」を、住民・
地域の主体的参加のもと、産学公住が一体となって創造します。また、その
関連技術や社会システムによる新しいビジネスモデルを構築し、けいはんな
学研都市への投資促進や国内外への展開を図ります。
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〈以下プランの抜粋〉
【プラン策定の趣旨】
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【展開イメージ】
今後のデータ取得の可能性 ~それぞれ課題あり~
○ エネルギー関係
・京都府補助対象HEMS普及による家庭の電気使用量
→外部へ提供のための補助要件の見直し?
単位時間、期間、取得タイミングの検討?
・BEMS普及による立地施設、企業の電気使用量
→クローズドされたプラットホーム内限定?
○ ヘルス関係
・フィールド実証による様々なデバイスからのバイタルデータ、運動量、睡眠等の情報
→極めてセンシィティブ(実施主体との調整困難)?
○ モビリティ関係
・カーシェアの展開を通じて得られるプローブ交通情報等
→オープンデータとして活用可か(道路交通行政との連携)?
○ 個人の消費行動や嗜好
・ICTを活用した様々な生活支援サービス提供を通じて得られる情報
→極めてセンシィティブ(サービス提供主体の了解は不可)?
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行政の持つ様々なオープンデータ
「地方公共団体オープンデータ推進ガイドライン(平成27年2月12日)の公開
今後期待するビジネスイメージ
(例1) 人(特に高齢者等)が居ながらにして(特に意識や行動なしで)、
ヘルス関係情報が常に把握され、気象データ等のオープンデータと
も組み合わされて個々のその時々の健康状態に応じて快適に安心
して空調制御等が行われるスーパースマートハウス
(例2) レストラン等で、カウンターセンサーにカードをタッチすれば、その方
の年齢や健康状態に応じたお薦めのメニューが提示され、そのメ
ニューを選択すれば民間サービスのポイント加算や健康保険料や
生命保険料の減額ポイントがつく、住むだけで健康になれ、公的負
担も軽減される「食+健康」サービス
(例3) 鉄道路線とバス路線をきめ細かくつなぐ乗り捨て型の自動運転の
カーシェアが整備され、高齢者等でも安全に移動することが可能に
なるだけでなく、移動する車内でも、健康チェックや様々なサービス
情報が提供され、次の行動サポートも可能となる、単なる移動手段
から生活空間に変えるモビリティサービス
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