1. 冬期講習~classicⅠ
英語とはアメリカ・イギリス文化圏の言語です。ですので、私たちにとって英語を学ぶ
姿勢は、外国人として外国語を学ぶということになります。
英語のルール(一般動詞・未来形などの文法)や言葉(英単語)をゆっくりでいいと思い
ます、丁寧にひとつひとつ覚えてくれれば、英語を理解できるようになってくるとともに
点数も伸びてくると思います。わかるところとわからないところをはっきりさせて、自分
のできる範囲を少しずつ広げていきましょう。
英語のルールを冬期講習では中心に扱います。関係代名詞など難しいところもあります
が、できうる限りアフターフォローも行います。
英語の基礎として・・・
英語には語順があります。英文の初めに書かれているのは主語、その次は動詞です(疑問
文や命令文は除く) 場合によっては目的語や前置詞+名詞
。 (in English)などもあります。
その中でも特に大事なのが、主語と動詞です。英文の中の中心です。
まずは動詞について。
動詞には be 動詞と一般動詞があります。
Be 動詞(am,is,are)というのは、言い切るときに使うというのと、形容詞をメインで使い
たいときに活躍します。例えば、「私は男です。「私は女です」
」 「私は学生です」「私は先生
です」のようにです。Ex. I am a man.
形容詞をメインで使いたいときというのは、例えば、「花は美しい」
「月は大きい」のよう
にです。Ex.Flower is beautiful.
主に比較級ではこの形容詞の部分「美しい」
「大きい」などの部分を原級・比較級・最上級
で強調する表現がたくさん出てきます。「もっとも美しい」「あのひとよりも若い」といっ
たように。
合わせて、同じくらいという表現の as~as、~よりも・・・だという表現の more~than…
(~er than…)
、~の中で一番・・・だという表現の the most ~ …(the ~est…)の~
部分には形容詞が多く入ります。形を覚えることから始めましょう。
一般動詞というのは、遊ぶ、食べる、作るという動作の行動として完結しているものです。
Ex. I play baseball.
Ex. I eat dinner.
また「わたしは来年卒業します」 年前、私はディズニーランドに行きました」など、こ
「2
れら be 動詞や一般動詞を未来形や過去形に変えることも出来ます。
Be 動詞の未来形は be going to を使います。一般動詞の場合は will を使います。
Be 動詞の過去形は was,were を使います。一般動詞の場合は動詞の語尾に ed をつけたり、
2. 不規則動詞(eat は ate など)があります。ここもひとつひとつ丁寧に覚えていく必要がある
と思います。
そして助動詞についてですが、助動詞とは動詞の意味に、+αで意味を加えるものです。
自信がないときは「かもしれない」の may や、自信があるときは「そうに違いない」の
must、自分の主義・主張を示す should など多種多様です。
have to と同じ表現は must、
この助動詞については言い換え表現がたくさんありますので、
will と同じ表現は be going to だなという風に同じ表現をまず覚えてみて、そこからいろい
ろな角度からの練習問題にあたって慣れることが助動詞を得点源にするポイントかと思い
ます。
◎前置詞の at
狭い場所を指す前置詞――時間(ex.4 時だったら、長針と短針が 12 と 4 の狭い場所を指し
ていますよね)なので、4 時を表現するときは at 4.
◎可算名詞(数えられる名詞)と不可算名詞(数えられない名詞)
名詞には数えることができる名詞と数えられない名詞があります
「雨」
「水」
「音楽」
「平和」などは数えられない・・・
覚えるのが大変かもしれませんが、このように理解するとどうでしょう・・・
「たくさんあることが前提のもの=雨・雪・水・茶・音楽。Ex. 音楽と言えば、モーツフ
ァルトの音楽、アフリカの音楽、ジャズ、ポップスなどたくさんあります」
「普遍的なもの
=平和」
・・・これらは数えられない。
人、猫・・・数えられる・・・人が一人、二人・・・猫が一匹、二匹・・・。数えられる
名詞には語尾に s をつけます。
数えられない名詞でもたくさんの雨、少しの雨と表現したいときも当然あります。
そのときは much(たくさんの) little(少しの)を使います。
、a
反対に数えられる名詞の場合は many(たくさんの) few(少しの)を使います。
、a
◎私はサッカーが好きです。わたしも!というときの表現は too を用います。私はサッカー
が嫌いです。わたしも!というときは either を使います。肯定文と否定文(not が使われ
ている文)で表現が違います。
◎肯定文の時は Some を使います。否定文の時は any を使います。
◎前置詞のあとは名詞や目的格が来ます。
3. ◎不定冠詞とは、たくさんあるうちのどれでもいいからひとつといいたいときに使います。
◎定冠詞・・・山形県山形市のあの公園のあのベンチの下で眠っているけむくじゃらの猫
というように、特定されるものについて使います。
例えば、買い物に行く時にハンバーガー1 個くださいというときは a という不定冠詞になり
ます。理由はハンバーガーならどれでもいいから一個欲しいという意味で使うからです。
もし定冠詞を使った場合、アメリカのAという農場で育てた何とかいう牛を加工したビー
フを使った、レタスは青森県の B さんという農場で何月何日の何時何分に収穫したあの青々
としてるレタスで作って山形県の西バイパスのマックのCという店員が作った・・・とい
うように全て特定したものを要求してしまうからです。
タバコ 1 個ください、ジュース 1 個ください・・・すべて a になります。
不定冠詞を使った名詞、繰り返しを避けるために使われる指示語は one です。
定冠詞を使った名詞、繰り返しを避けるために使われる指示語は it.になります。
文章全体やある一部分を都合よく切り取れるのが、that(単数)や those(複数)になりま
す。
ここに 2 つのペンがあります。そのひとつめを one、ふたつめを the other といいます。二
枚のくじを引く時、一枚目を one、二枚目を the other
ここに 5 つのペンがあります。ひとつ目を one、残り全部を the others と言います。例と
してはひとつはお前にやるから、残り全部は俺のものというようなわんぱく少年。
たくさんあることが前提で、ひとつめを one、もうひとつくださいというときに another
Ex.コーヒーショップで「コーヒー」のおかわり
Ex.居酒屋で松田先生が「ビールもう一杯」
Ex.試着室にて「これと違う服持ってきてください」
全部 another です。
最後にグループの話。あるクラスはサッカー好きのグループと野球好きのグループにわか
れます。サッカー好きのグループは some、野球好きのグループは other になります。