前から訳そうとして、単語をそのまま訳していっても、 英文を読めるようにはなりません。 文の構造を把握することが必要です。 単語を知っていたとしても、適当に読み進めると 読めなくなってしまう英文例をご紹介します。 http://courslide.org/

1. ds

2. 次の英文を読んでみてください。
At the time which we speak
of the boy was very poor.

3. いかがでしょうか？
知らない単語はなかったと思います。
それでも注意して読まないと、
この英文は読めないのではないでしょうか。

4. 実際に読んでみましょう。

5. At the time which we speak
of the boy was very poor.
① Atで始まっているので、
前置詞句は
どこまでか範囲を考える。

6. で読み進めていくと…
At the time which we speak
of the boy was very poor.
②「the time which∼」
があり、
which は関係代名詞で the time に
かかることを確認。

7. ③ whichの範囲を確定させる。
「関係代名詞＋ ∼ 」「∼」
の
には、
先行詞が入る部分があるはず。
At the time which we speak
関係代名詞
of the boy was very poor.
どこに先行詞が入るか？

8. At the time which we speak
of the boy was very poor.
ここです！
適当に前から読み進めると、
we speak of the boy とつなげてしまい、
わけがわからなくなるので注意！

9. ① Atで始まっているので、
前置詞句は
どこまでか範囲を考える。
＜At the time ∼ speak of＞までが、
Atがつくる前置詞句の範囲だということに
なります。

10. At the time which we speak
of the boy was very poor.
最後に残った、
この部分に
この文の主語と動詞があったのです。

11. 文の構造を分かりやすくしておきましょう。
＜At
the time
which we speak of ＞
the boy was very poor.

12. 訳しておきます。
At the time which we speak
of the boy was very poor.
私たちが話題にしていた時代に、
その少年はとても貧しかった。