東京都町田市にあるクラフト工房La Mano(ラマノ)は、1992年に障害のある人たちの作業所として設立されました。物づくりや手しごとで社会と繋がるをモットーに、手染、手織りによる天然染料を使った製品を作っています。そんなラマノでは、2017年からTURN LAND「手のプロジェクト」を行っています。 今回の勉強会「記録と広報を考える」では、「きてん企画室」のコミュニケーションプランナーの中田一会さんと写真家の加藤甫さんを講師に迎え、ワークショップも交えながら、記録と広報の関係性や、効果的な情報発信の方法について、ラマノでの活動を事例に参加者と一緒に学び、考えていきます。 ラマノのようにさまざまな人が関わり、長い時間をかけて活動している物事ほど、その価値を改めて言葉にしたり、普段かかわりのない地域の人たちに活動の魅力を伝えたりすることが難しいかもしれません。福祉施設で行っている日常的な活動やアートプロジェクトを効果的に発信し、多くの人に知ってもらうためには、どうしたらよいでしょうか?