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20170916_TARL言葉を紡ぐ_立場と伝え方を知る

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Tokyo Art Research Lab|思考と技術と対話の学校|ことばを紡ぐ(2017.09.16)

アートプロジェクトで伝えること(広報や執筆編集)に挑戰したい人向けに、広報における「立場」と「伝え方」の考え方を整理してお話ししました。

Published in: Marketing
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20170916_TARL言葉を紡ぐ_立場と伝え方を知る

  1. 1. 思考と技術と対話の学校 言葉を紡ぐ 立場と伝え方を知る1 2017.09.16 アーツカウンシル東京 中田一会
  2. 2. 「立場と伝え方を知る」 (すごいお題きた…)
  3. 3. どんな立場に立つか?
  4. 4. どんな言葉を紡いでいるのか?
  5. 5. だれが言葉を紡いでいるのか?
  6. 6. どこから言葉を紡いでいるのか?
  7. 7. どこから言葉を紡いでいるのか? アートプロジェクト (事務局として)
  8. 8. アートプロジェクト どこから言葉を紡いでいるのか? (委託ライター/広報として)
  9. 9. どこから言葉を紡いでいるのか? (外部メディアとして) アートプロジェクト
  10. 10. どこから言葉を紡いでいるのか? (研究者として) アートプロジェクト アートプロジェクト アートプロジ アートプロジェクト アートプロジェクト
  11. 11. どの立場に立つか で 紡ぐ言葉も変わります
  12. 12. [ A面 ] 専門職としてチームの内側から 言葉を紡ぐ(4つの問答)
  13. 13. Q1. インハウスの コミュニケーション 担当の「立場」とは?
  14. 14. (改めて自己紹介) 中田 一会 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課事業調整係 プログラムオフィサー兼 コミュニケーション・デザイン担当 Artpoint Meeting #03 -まちで企む- 打ち合わせ中
  15. 15. ずっとインハウス(組織内)の コミュニケーション職でした。 組織とかプロジェクトとか 2007-2010 出版社 IR担当(東証一部 投資家向け広報)/編集者 2010-2015 デザイン企業 PR/コミュニケーションディレクター 2015-    文化財団 PO兼コミュニケーション・デザイン担当
  16. 16. 現在も(すごく)内側にいます。 事業調整係 アーツカウンシル東京 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京アートポイント計画事業 Tokyo Art Research Lab事業 Art Support Tohoku-Tokyo事業 コミュニケーション デザイン担当 ディレクター 森司 +7名のスタッフ インハウス
  17. 17. これがわたしの「立場」
  18. 18. 考える 素材を 集める 言葉の 場所を つくる 書く 書いて もらう 届ける 結果を共有する わたしの「言葉を紡ぐ」
  19. 19. Q2. コミュケーション デザインって 何をするの?
  20. 20. A. むしろ知りたい…(2016/1)
  21. 21. A. こういうこと?(2017/9)
  22. 22. 「コミュニケーションデザイン」 (※私的定義) 戦略・事業・発信の間にある温度差を正しく感知し、全 体のバランスを図るためのアクションに落としていくこと で、組織/事業が人々から信頼してもらえる状況をつくる 仕事。 インターネット登場以降の価値観に呼応するブランディングの仕事ともいえ る。インハウス(組織に内在化された)の広報やコミュニケーターの強みで あり、仕事の面白さは、「言っていること(発信)」だけでなく、「やってること (事業)」「考えていること(戦略/設計思想)」まで踏み込めること。
  23. 23. コミュニケーションデザイン 5つの基本所作 1. ポテンシャルを探る 2. 戦略を立てる 3. 施策を実施する 4. 表現の調整をする 5. 繋いだ手を離さない
  24. 24. 1、ポテンシャルを探る
  25. 25. 1、ポテンシャルを探る
  26. 26. 1、ポテンシャルを探る
  27. 27. 2、戦略を立てる 2016
  28. 28. 2、戦略を立てる 2017
  29. 29. 3、施策を実施する 東京アートポイント計画の仕組みを伝えるパンフレットを制作
  30. 30. 3、施策を実施する 「Artpoint Meeting」シリーズの立ち上げ
  31. 31. 3、施策を実施する 「Artpoint Meeting」シリーズの企画運営
  32. 32. 3、施策を実施する 「Artpoint Meeting」での成果物配布
  33. 33. 3、施策を実施する 事業ブログの見直し、企画運営
  34. 34. 3、施策を実施する Facebookページ、メールニュース立ち上げ
  35. 35. 3、施策を実施する 成果物発送のリデザインとコンテンツ化
  36. 36. 4、表現を調整する スタッフの登壇
  37. 37. 4、表現を調整する ネットTAM連載企画
  38. 38. 5、繋いだ手を離さない データベース運用
  39. 39. コミュニケーションデザイン 5つの基本所作 1. ポテンシャルを探る 2. 戦略を立てる 3. 施策を実施する 4. 表現の調整をする 5. 繋いだ手を離さない
  40. 40. Q3. 「伝え方」の ポイントは?
  41. 41. 伝え方のポイント その1 素材は自ら用意する
  42. 42. 素材とは? コミュニケーションコンテンツの材料となりうる画像や テキスト、そのほか情報のこと。 (広報力とは、7割方素材収集力だと思います!) 野菜を料理人に渡す
  43. 43. 素材とは? 基本情報、前提情報、ビジュアルイメージ、プロセス の記録、関与者の声、有識者の評価、授賞情報、メ ディアクリップ、ウェブ記事……etc. たとえばこんな野菜
  44. 44. 伝え方のポイント その2 素材の行方もフォローする
  45. 45. 素材の行方… ● メディア掲載の確認 ● SNSでの扱われ方の確認    ↓ ● 良いリアクション→共有されるように ● 悪いリアクション→対応に向けて動く ○ 例)札幌芸術祭問題(ゲストハウス、芸術祭)
  46. 46. 伝え方のポイント その3 チーム/プロジェクトに フィードバックする
  47. 47. Q4. アートプロジェクトは なぜ伝えにくいのか?
  48. 48. そもそも「伝えやすい」対象とは? ● 目的がわかりやすい ● 起承転結がはっきりしている ● 要素がシンプル ● 多くの人に(前提や存在が)知られている ● 絵になりやすい ● 素材がたくさんある ● 参加方法やターゲットが明確 (アートプロジェクトは…わりと真逆!)
  49. 49. アートプロジェクトの紡げない問題 現場の中の人の場合 ● ビジョン/コンセプトの問題 ● マンパワーの問題 ● 企画の問題 ● 視点の問題 ● 危機意識の問題 ………etc.
  50. 50. アートプロジェクトの紡げない問題 現場の外の人の場合 ● プロセスまで見えない問題 ● 情報でてこない問題 ● 素材もらえない問題 ● 立ち位置の問題 ………etc.
  51. 51. 「言葉を紡ぐ」 社会化すること 認知できる形にすること
  52. 52. [ B面 ] 個人として筋力を鍛えながら 言葉を紡ぐ
  53. 53. 言葉を紡ぐには、 そもそも筋力がいると思う 「 ブログなんて本当に大っ嫌いだけど、君は絶対やりなさい」( 50歳・ベテラン編集者)
  54. 54. ※ここから個人としての話です
  55. 55. プロジェクト+メディアをたくさん抱えてます SHIRUSUCOOP https://www.shirusu.org/ 工夫舎 https://quhoo.jp ヤギに手紙を届ける https://yagini.tokyo/ キロク学会 https://noralogger.wordpress.com/ LAYOUT.net 解体新所 http://layout.net/ TEDxTokyo yz http://www.tedxtokyoyz.com/
  56. 56. 筋トレ最新事例をひとつ
  57. 57. 家を継ぎ接ぐ https://tghgie.wordpress.com/
  58. 58. 「家を継ぎ接ぐ」の構造 ● テーマ ○ 30代女性が祖父母の遺した空家に移り住む ○ 暮らし/住宅/移住/家族/女性の生き方 ● 目的 ○ 寂しさをどうにかする、腕試し ● 想定リアクションと規模 ○ 面白がって手伝いたがる人が現れる ○ 同じ境遇/課題意識の人と繋がる
  59. 59. 「家を継ぎ接ぐ」の構造 ● こだわり(チャレンジポイント) ○ 明確なテーマ=明確なタイトル ○ 2層構造=「はじまり」「なりゆき」 ○ 賞味期限=文章中心、非SNS的、煽らない ○ わかりにくさ=一覧しづらい構造 ○ ブログではない=主題、書き出し、起承転結 ○ 人を立てる=次々と登場する人物(匿名) ○ 現実味=詳細な描写、プライベートを明かす
  60. 60. 「家を継ぎ接ぐ」を始めて2ヶ月弱 ● リアクション(記事数20本) ○ 面白がって家まで来た人…5名 ○ 個別に直接届く熱い感想…約10名 ○ 家族/友人/仕事相手の交流 ● 筋トレ的には ○ 執筆スピード上がった、癖がわかった ○ 一人称テキストの表現手法ができてきた ○ フックとなるキーワードが見えてきた
  61. 61. (提案) ひとつサイトを つくってみませんか?
  62. 62. どんなサイトにしますか? ● テーマ ● ゴール、想定読者、想定リアクションと規模 ● サイト名、URL ● タグライン、説明文 ● サービス、テンプレート、カテゴリ ● 一人称の出し方、文体、特色の出し方
  63. 63. ウェブサービスいろいろ ● シンプルにテキストを書きたい!コミュニティ機能ほしい! ● デザイン性の高いサイトをつくりたい! ● 構造のしっかりしたウェブサイトをつくりたい!
  64. 64. きっとこんなことにつまづくはず ● 対象への踏み込み方 ● 執筆方針とモラル ● 文章のマンネリ化 ● ネタ切れ ● カテゴリの不整合 ● リアクションの見えなさ ● モチベーションの維持

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