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アジャイル・スクラム時代のパタン・ランゲージとアレグザンダー理論
- 2. 自己紹介
懸田 剛(Kakeda Takeshi)
• アジャイル第一世代=「おっさん」
• これにちょっとだけ載ってます→
• Agile459ファウンダー
• 零細個人事業主
• アジャイルのお手伝い
• いきいきとしている時
• ラン、とくにトレイルランがすき
• 畑でいろいろするのがすき
- 39. ひとつずつ適用しよう
A Scrum Bookにも書いてあるよ
• スクラムにはプロジェクトはありません。プロジェクトマネジメントで使われるこの用語は、通常、開始、終了、および期待される目的を持っている作業プ
ログラムを指します。このように、プロジェクトには固定のスコープと固定の予算があります。スクラムでは、予測できない要件がある複雑な開発では必要
なように、次のスプリントで常に別のチャンスを得ることができます。そのため、その意味では、スクラムでは「プロジェクト」という言葉は使いません。
• しかし、パターン・コミュニティでは、プロジェクトという言葉を別の方法で採用しています。クリストファー・アレクサンダーは、彼のオリジナルのパターン
コレクションを「The Pattern Language」ではなく「A Pattern Language」と謙虚に呼んでいました。彼の意図は、人々が彼の本からパターンを選び、
自分のパターンをいくつか加え、何を作るかというビジョンを伝える独自の言語を作ることでした。同じように、あなたも本書の中からパターンを選び、そ
れを組み合わせることで、あなたが思い描くスクラムチームを構築することができます。正しい道は一つではありません。
• 盈進学園のプロジェクトでアレクサンダーと一緒に仕事をした建築家(現在は教授)の中野博氏は、これらの派生言語をプロジェクトランゲージと呼ん
でいます。組織は、パターンブックに目を通し、「これだ!」と思ったパターンに黄色い付箋を貼っていくことで、プロジェクト言語を作り始めます。各パター
ンは、あなたの組織とその開発プロセスの改善の連続したステップでの成長や修復の行為をガイドします。一度に1つのパターンを採用しなさい: 1つを
試み、それが働けば、それを保ちなさい; そうでなければ、それを捨て、そして別のものを試みなさい。あなたは道に沿ってあなた自身のパターンを加え
て本当らしい。最高の全体の組織の全体性を増加させるパターンを常に適用しているように頻繁にあなたの順序を再検討しなさい。
• 他の人もあなたの前に行き、同じことをしています。次のセクションでは、スクラムの共同作成者であるジェフ・サザーランド氏の例を見てみましょう。
https://sites.google.com/a/scrumplop.org/published-patterns/sequences/project-languages