DX時代のITエンジニアに送る、
「いきいき」ヘルスマネジメント
懸⽥ 剛, 福島 梓
17-E-6 02/17 15:05 ∼ 15:50
アジャイル式
私たちはなぜここにいるのか?
• こんなことを伝えに来ました!
• よい仕事には「いきいき」な状態が不可⽋
• 「いきいき」と過ごすためのヒント
• 個⼈、チーム、組織でできること
• 現状やありたい姿を考えてもらうきっかけ!!
辞書的には…
① 新鮮で⽣気があふれている
さま。
② 元気で,活気のあるさま。
• ⼗分な活⼒を持って⽇常を過ごせている
• ⾃分の実現したいことに取り組めている
• 仕事のパフォーマンスが出せている
• ⼼⾝、プライベート、仕事の調和が取れている
• ⽣きていてよかった!と感じている
• いきいき≒ウェルビーイングかもしれない
「いきいき」とはなんだろう?
⾃分らしく⽣命(いのち)を⽣かしている
みなさん、「いきいき」してますか?
ちょっとやってみよ!(今⽇は割愛)
よくわかるほねとひざ.com:https://hone-hiza.com/locomo/02check-2-1.html
できましたか?
筋力やバランス力が落ちてきてい
るかも?運動習慣、十分なたんぱ
く質とカルシウムを!
https://hone-hiza.com/ch/check_4.html
左右とも
できた
安心してください。筋力やバラン
スは十分です。
どちらか
できなかった
⽇本のアジャイル第⼀世代(2000年〜)
東京(〜2010)→ 愛媛(2010〜)
アジャイルコーチ、CAO、アーキテクト発掘調査
チームの「いきいき化」のお⼿伝い
懸⽥ 剛(かけだ たけし)
Agile459, ザ・メンタルモデルワークブック読書会主催
⽇本スポーツ協会 公認スポーツプログラマー
マラソン(3:26)、100kmマラソン(10:44)
3児の⽗、パーマカルチャリスト、おやじの会、ゆる農業
最近はWeb3/DAOが気になる...
h6ps://tkskkd.com/
h6ps://zensow.jp/
h6ps://note.com/kkd/
h6ps://twi6er.com/kkd/
h6ps://www.strava.com/athletes/3772130
この講演をするに
⾄ったストーリー(懸⽥ver)
∼2009(38) 電車通勤・挫折の30代
5~10kg減
リバウンドを繰り返し続かぬ習慣
2010(39) 地⽅移住→環境変化
2012(41)
美味しい↑
東京→愛媛 代謝↓
在宅で歩数激減↓↓
体重↑↑
環境変化は、⾝体を変える!!
2012(41) とつぜん、⾛り始めた!
愛媛マラソン中継
⾛る 筋⾁痛
休む
少しずつ
少しずつ
より遠く
より⻑く
心スッキリ
⾝体スッキリ
「俺も⾛れる?」
死ぬぞ!
2012-2014におせわになったモノたち
2015(44) ⾷事に⽬を向け始めたら...
⾷に注⽬!
栄養素だけじゃない!
⾷べたもので
できている!
⼈体は
システム!
⻑時間⾛れる
⾝体に
なりたい!
部分(運動)から、
全体調和へ
2015(44) ⾷事、睡眠、作業環境カイゼン
作業環境
睡眠管理
トレイルラン
食事
常に元気!!
2014-2016にお世話になったモノたち
2016(45) しくじり、当たり前の有り難さ
当たり前の⽇常が
有り難いことで幸せ
ギックリ腰 絶望...
当たり前は、失ってからその価値に気づく...
2016(45) ⽇常を⼤切にし維持する
柔軟性、
全身の動き
休養・無理なし
身体の声 専門家との協調
⽕消しではなく、
予防へ
2016-2021にお世話になったモノたち
2022(50) 中年の危機を乗り越え気づいた
中年の危機 ⼼⾝の健全さで
乗り越えられた
2012(41) 2015(44) 2022(50)
2011(40) 2017(47)
仕事と⼼⾝不可分
⼼⾝を整え、⾃分らしく、⼈⽣に取り組む
=「いのちを活かす」=「いきいき」
この10年の体験の総括
⼼⾝⼀如
ここで終わっては
「元気なおじさん」の話で
終了なのですが…
やってきたことを整理してみると…
⼩さなステップで
少しづつ実験、カイゼン
部分から始めて
全体調和へ広げる
しくじりを
学びにして活かす
⽇々のモニタリング、
異常検知と対応
これって「アジャイル」と同じ!!
環境変化へ適応
ありたい⽅向へ向かう
同人誌まで
作っちゃった!!
新しい健康感「ポジティヴヘルス」
https://note.com/orange_be_happy/n/nc8e4e88a558d https://note.com/orange_be_happy/n/n55073c43ab59
「健康=状況に適応し管理する能⼒」
⼈体も、ITシステムも、
プロダクトも、組織も
すべて有機的システム!!
健康=状況に適応し管理する能⼒は
共通なのではないか?(仮説)
個⼈が環境・状況に適応して
⼼⾝の調和を維持・向上し続ける
アジャイル式ヘルスマネジメント
という提案
アジャイルといえば
マニフェストですよね(!?)
アジャイル式ヘルスマネジメントの価値
• プロセスやツールから、⾃分との対話へ
• 部分的な取り組みから、全体調和へ
• 計画やルールに従うことから、状況適応へ
• 短期的成果から、⻑期的継続へ
• 専門家への依存から、専⾨家との協調へ
プロセスやツールから、⾃分との対話へ
• どのようにやるか、何を使うかも⼤事、だけど
• ⼤事なのは⾃分の⾝体感覚・感情を感じること
• 不快は⼼⾝が伝えるメッセージである
• 無視して思考で囚われると痛いしっぺ返しが…
• →「感じ、味わって、メッセージを読み解く」
部分的な取り組みから、全体調和へ
• きっかけとして「部分的な取り組み」から
• 少しずつカイゼンしながらより広い範囲へ広げる
• 「〜だけ」ではなく範囲を広げ全体調和を取り続ける
• ⾝体、⾷事、趣味、家族、仕事すべては繋がっている
• →不調和はどこ?どうすれば調和を取り戻せる?
計画やルールに従うことから、状況適応へ
• その時々の状況に合わせて臨機応変に変化させよう
• 「できない理由」ではなく「代替案」で適応しよう
• ⾃分の性格・好みにあうやり⽅に変えていこう
• 適応できない環境は変えたり移動してもいい
• →「いまの状況は?そこに適した対応は何?」
短期的成果から、⻑期的継続へ
• 短期成果がゼロリセットはもったいない
• 成果は継続に伴って結果として現れてくる
• 無理なく続けられることを増分していく
• ベロシティはすぐに上がらない、ちょっとず
つ上げていく
• →「無理なく続けられることは何か?」
専⾨家への依存から、専⾨家との協調へ
• ⾃分の専⾨家は「⾃分⾃⾝」
• 積極的に⾃分の⼼⾝に関⼼をもつ
• 主体的に⾏動し専⾨家と協調→共解決・共創造
• 信頼できる専⾨家との協調は安⼼をもたらす
• → 「⾃分専⾨家」になり、その上で協調を!
アジャイル式ヘルスマネジメントの原則(1)
• ⼩さなステップ
• なりたい姿
• 実験
• 計測・可視化
• リズム
アジャイル式ヘルスマネジメントの原則(2)
• 楽しさ
• 仲間と共に
• ⽬的の多重性
• 度合い思考
• 無理なし
⼼⾝を整え、⾃分らしく⼈⽣に取り組む
=「⾃分のいのちを活かす」
=「いきいき」
個⼈が環境・状況に適応して
⼼⾝の調和を維持・向上し続ける
アジャイル式ヘルスマネジメント
この後は10年前に一緒に
アジャイル研修を作ってた福島梓さんです!
よろしく
!
この講演をするに
至ったストーリー(福島ver)
臨床心理学
経歴
• システム開発
• Agile・UX導入支援
大学①
SE
産業保健師
大学②
コンサル 行動観察を活用した新価値創造など
看護学
個人・組織への健康支援
保健師 個人の健康相談など
保健師
l 看護:⽣命⼒の消耗を最⼩限に⽣活過程を整える
• 看護師:治療・療養過程を援助する
• 保健師:予防活動をする
l 産業保健師
• 企業で保健活動をする
• 社員の健康と労働⽣産性の維持向上を担う
• ⼀次予防:病気を防ぐ
• ⼆次予防:早期発⾒・早期対応
• 三次予防:悪化・進⾏を防ぐ
ライフワーク
誰もが自分らしく
イキイキと
働き続けられる組織づくり
なんで
心理 ➡ SE ➡ 保健師?
l PJの女子全員生理止まる。基本「早く辞めたいね」
l BPさんがちょくちょく急にいなくなる「また飛んだね」
l 先輩が泡吹いて倒れた!
救急車で運ばれたのに、翌朝普通にいる・・・
l メンタルで通院中・休職する人がいっぱい
l 何人もの知らない後輩からツライと相談される
相談できる人がいない?
1. みんなどんどん倒れてく&病んでる
2. アジャイルは自分の本質と向き合わせてくれる
l アジャイル開発でも私の興味は左側
l もっと人に関わる仕事したい
l なんでこんなに皆倒れるの?
どうにかしたい
【引用】
https://blogs.itmedia.co.jp/hiranabe/2012/09/right
wing-and-leftwing-of-agile.html
l 上司
✓「私のスキルレベルでは難しいです」
→「できる!気合いで!」
✓「コップの水が溢れる前に教えて」→「やばいです」
→「ギリギリまで頑張って!」→ ギリギリとは
l 保健師@過重労働面談
✓「残業減らせないんですか?」
✓「現場のことはよくわからなくて」
3. 助ける役割のはずの人たちが機能してない
私が保健師になるノ
l 睡眠、食事、運動、趣味…ってこんなに大事だったのか!
l 仕事に直接必要なスキルアップばかり頑張ってたけど、
土台になる身体を整えることは同じくらい大切だった!
✓こんなに仕事の質に関係しているとは
4. 「看護学」には人の身体や心の仕組み、
健康な生活のヒントがめっちゃ詰まってた
個⼈が環境・状況に適応して
⼼⾝の調和を維持・向上し続ける
アジャイル式ヘルスマネジメント
という提案
⾝体を整えるために
検知 原因 対応
l 自分の状態を知る
l 変化や異変に気づく
l 背景や原因を知る l 改善する
l 助けを求める
正しい知識持ち、自分の状態をモニタリングし、
ふりかえりながら、自分にあった対応を探していこう
セルフチェック!
今のあなたの状態は? (1/6) 心身の調子
No 質問項目
1
自分の感情や心、身体を
大事にしていると感じる
2 日常的な痛み、だるさ、不調感はない
3 身体や心の調子の変化にすぐ気づく
身体・心の声、キャッチできてますか?
今のあなたの状態は? (2/6)食事
No 質問項目
4
食べ過ぎや極端な制限をせず、
自分に適切な量を食べている
5 食事の内容やバランスを考えて食べている
6 夕食は20時より前に済ませている
からだ(血や肉)
をつくる
炭水化物
・脂質
糖/脂肪酸
野菜・果物
食物繊維/
ビタミン・ミネラル
たんぱく質
アミノ酸
からだの調子を整える
エネルギーの
元になる
今のあなたの状態は? (3/6) 活動
No 質問項目
7 週に2回以上は運動をしている
8
身体を動かす時に
痛みや動かしにくさは感じない
9
長時間同じ姿勢を続けないようにしている
(立ちっぱなし、座りっぱなしなど)
⾝体を動かそう
•酸素・⾎液の循環不良
•肩こりや腰痛など
•柔軟性や筋⼒、持久⼒
の低下
動かない 動けない
l メンタルヘルス や ⽣活の質を改善する
l 脳の活性化にもつながる
今のあなたの状態は? (4/6) 睡眠
No 質問項目
10 入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒はない
11 朝スッキリ目覚め、よく眠れたと感じる
12 平日と休日の起床時間の差は2時間以内だ
睡眠の役割
記憶の
整理•定着
脳や体の
疲労回復
免疫⼒
の増強
⾝体組織
の修復
ホルモン
の分泌
ストレス
の緩和
今のあなたの状態は? (5/6) 休養
No 質問項目
13
自分なりの趣味や
リラックスする時間を持てている
14 体調の悪い時には休養をとるようにしている
15
仕事の合間にこまめに休憩を挟んでいる
(1時間に1回程度)
•  テニスをする
•  ドライブしながら大声で歌う
•  料理する
•  友人と飲みに行く
•  お笑いをみる
•  部屋の断捨離・模様替えをする
•  旅行に行く
•  なける映画をみる
•  犬と散歩する
•  日記に思いをぶちまける
•  筋トレする
•  絵を描く
•  好きなアーティストのライブに行く
•  宝くじにあたったら何するか考える
•  自分をほめたたえる
•  深呼吸する
•  ゆっくりお風呂につかる
•  アロマをたく+オレンジの照明
•  公園でボーっとする
•  カフェでのんびりする
•  友人・家族と他愛のない話をする
•  散歩する
•  日光浴
•  犬のおなかに顔をうずめる
•  銭湯でサウナ/温冷交代浴
•  ストレッチする
•  海を眺める
•  一人になる
•  座禅にいく
•  幸せなことを考える
エネルギーを
チャージする
エネルギー
をつかう
今のあなたの状態は? (6/6) つながり
No 質問項目
16 定期的に楽しく過ごせる友人と会っている
17 悩みを相談できる人や場がある
18
自分の居場所と感じられる
集まりや場が複数ある
仕事以外にも複数のつながりを持とう
視野が
広がる
考えが
整理
気持ちが
晴れる
安⼼感
いくつ○がつきましたか?
1. ⾃分の⼤事を
⾒つめ直す
3.⾝体を動かす
4. 同じ時間に
起きる
2. バランスよく⾷べる
5. 趣味は⼤事に 6. 新しいつながり
l まずは1つ、無理なくできる
小さな目標から
l 週毎に行動を、
月毎に状態をふりかえる
個⼈でできること
自分の状態をモニタリングし、
ふりかえりながら、自分にあった対応を探していこう
検知
原因
背景
対応
個人から
チームや組織へ
l プレゼンティズム
⾵邪や花粉症、睡眠不⾜、⼼配事があるなどの
不調が原因でパフォーマンスが低下している状態
集中⼒・作業効率・判断⼒の低下
個人のいきいき度合いが低いことは
組織や企業の損失にもつながる
チームや組織でできること
l チームで⽣活カイゼン
ü ⼀⼈でやるより皆でやったほうが続けやすい
ü チームの「いきいき」=個⼈の1+1以上
l よい職場づくり=チームで環境カイゼン
ü 個⼈だけでは限界がある
ü 互いの価値観が
尊重していけるように…
チームや組織でできること
業務上のカイゼンだけでなく、
組織全体のウェルビーイング「いきいき」に向けた
カイゼンにも取り組みませんか?
l チームの健康や
パフォーマンスアップに
寄り添う人が必要
noteと出版物のご案内
l note.comで情報を発信します!
• https://note.com/kkd/m/m3b7c70d6de64/
• 今⽇はお話できなかった情報をお届けします。
l 5⽉に翔泳社さんから本を出版します!
• 『アジャイル式健康カイゼンガイド(仮)』
• 様々な基礎知識、具体的取組みが盛り沢⼭!
個⼈・チーム・組織で
環境・状況に適応して
⼼⾝の調和を維持・向上し続ける
アジャイル式ヘルスマネジメント
⼼⾝を整え、⾃分らしく、⼈⽣に取り組む
→⾃分のいのちを活かし切ろう!
「いきいき」としたシステムは、
「いきいき」とした⼈々が⽣み出す!
沢⽥マンション(⾼知)
Special Thanks to...
• https://www.irasutoya.com/
• https://irasutoya-sear.ch/
• https://chojugiga.com/

DX時代のITエンジニアに送る、アジャイル式「いきいき」ヘルスマネジメント