67. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
(nはデータ数)
68. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
(nはデータ数)
69. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
y の標準偏差
(nはデータ数)
70. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
y の標準偏差
(nはデータ数)
x の偏差
71. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
y の標準偏差
(nはデータ数)
x の偏差 y の偏差
72. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
相関係数
関係数
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうしたらよ
。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であると
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y それ
ぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といいます
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
[相関
係数]
x の平均
x の偏差
x の分散
x の標準偏差
y の標準偏差
(nはデータ数)
x,y の[共分散]
x の偏差 y の偏差
73. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
x,y の共分散
x の偏差 y の偏差
相関関係の強い/弱いを,数値で表すにはどうし
す。データが (x1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組で
rxy =
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2
で表されます。上の式の中央の部分で,分母は,x, y
れぞれの偏差を同時に平均したもので,共分散といい
2
「統計学入門」(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ
浅野 晃/統計学(2013 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
x
y
イロ
ハ ニ
イ・ロ・ハ・ニで散の意味を,図 2 で考えてみましょ
ます。各領域で,(xi − ¯x)(yi − ¯y)
では,xi − ¯x > 0, yi − ¯y > 0 で,(xi
くなります。また,(ハ)では x −
の値はどうなる?
x
y
y
x
(イ)(ロ)
(ハ) (ニ)
74. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
x
y
y
x
(イ)(ロ)
(ハ) (ニ)
共分散の意味
x
y
イ
(xi, yi)
+
(xi, yi) が「イ」の領域にあるとすると
共分散の意味を,図 2 で
分割します。各領域で,(
(イ)では,xi − ¯x > 0, yi
は大きくなります。また,
が左下に行くほどこの積の
となります。xi
yi
共分散の意味を,図 2 で考えてみ
割します。各領域で,(xi − ¯x)(yi
)では,xi − ¯x > 0, yi − ¯y > 0 で
大きくなります。また,(ハ)では
左下に行くほどこの積の値が大きく
x
図 2: 共分散の概念
意味を,図 2 で考えてみましょう。散布図の平面
。各領域で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) の値を考えてみます
xi − ¯x > 0, yi − ¯y > 0 で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) > 0 であ
ります。また,(ハ)では xi − ¯x < 0, yi?¯y < 0 でや
くほどこの積の値が大きくなります。これに対して
75. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
x
y
y
x
(イ)(ロ)
(ハ) (ニ)
共分散の意味
x
y
ハ
(xi, yi)
+
(xi, yi) が「ハ」の領域にあるとすると
xi
yi
x
図 2: 共分散の概念
意味を,図 2 で考えてみましょう。散布図の平面
。各領域で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) の値を考えてみます
xi − ¯x > 0, yi − ¯y > 0 で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) > 0 であ
ります。また,(ハ)では xi − ¯x < 0, yi?¯y < 0 でや
くほどこの積の値が大きくなります。これに対して
域で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) の値を考
> 0, yi − ¯y > 0 で,(xi − ¯x)(yi −
。また,(ハ)では xi − ¯x < 0, yi
この積の値が大きくなります。こ
つの分布で, i(xi − ¯x)(yi − ¯y)
考えてみましょう。散布図の平面を
− ¯x)(yi − ¯y) の値を考えてみます
¯ > 0 で,(xi − ¯x)(yi − ¯y) > 0 であ
ハ)では xi − ¯x < 0, yi − ¯y < 0 でや
値が大きくなります。これに対して
77. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
78. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
79. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
80. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
81. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
82. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
83. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
84. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
85. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
86. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
87. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味
正で大きな値
→強い正の相関
1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y
x x
図 3: 正負の相関
x
y
x
y
x
(a)
y
y
x
(b)
y
y y
x x
図 3: 正負の相関
負で絶対値が大きい
→強い負の相関
88. 2015年春学期
A.Asano,KansaiUniv.
共分散の意味1, y1), (x2, y2), . . . , (xn, yn) の n 組であるとき,x と y
n
i=1(xi − ¯x)(yi − ¯y)/n
n
i=1(xi − ¯x)2/n n
i=1(yi − ¯y)2/n
=
n
i=
n
i=1(xi
上の式の中央の部分で,分母は,x, y それぞれの標準
同時に平均したもので,共分散といいます。
(東京大学出版会)44 ページ(受講者にのみ配付)
13 年度秋学期) 第6回 (2013. 10. 31)
は
x
y
差し引きゼロ
→無相関
x
x
(b)
x
(c)
y
y
x
3: 正負の相関