遺伝子(勉強会)
- 8. RNA
転写(設計図のコピー)
DNA を鋳型にして RNA ポリメラーゼⅡが mRNA を合成
ATAGCCGTA ・・・ A→U T→A
UAUCGGCAU ・・・ G→C C→C
翻訳(設計図を元に部品を集め組み立て)
mRNA を元にアミノ酸配列へと翻訳
塩基 3 つを 1 組とした暗号=コドン
リボソーム内で tRNA とアミノ酸の
複合体が mRNA に結合
- 11. PCR (ポリメラーゼ連鎖反応)
DNA を増幅させる方法 高温( 95℃ )で DNA 解離
60℃ くらいで短鎖 DNA (プ
ライマー)が結合
72℃ くらいで DNA ポリメ
ラーゼが DNA 伸長させる
以後繰り返し…
参考: LAMP 法
http://loopamp.eiken.co.jp/lamp/principle.html
- 12. RNAi
特定の遺伝子発現を抑制する方法
標的遺伝子と同じ配列でヘアピン上
の二重鎖を作るような DNA を導入
ブチブチと切断される
DNA 断片と酵素で RISC という複合体
標的 RNA の分解
もともと生物が持っている microRNA による制御を利用
- 13. 遺伝子の発現解析(1)
ノーザンブロット ゲル上にて RNA を泳動
( RNA 鎖の長さで分離)
メンブレンに転写
RI や蛍光で標識した特定の DNA 断片
DNA と相補的配列を持つ RNA