グラフィックレコーディング勉強会 in 宇都宮でのスライドです。 「グラフィックレコーディングをやってみよう！」初心者向け、４時間のワークショップで使っています。

1. グラフィックレコーディングをやってみよう！
グラフィックレコーデイング勉強会 in 宇都宮
2016年年1⽉月31⽇日 三澤 直加
グラフィックレコーディング勉強会, Naoka Misawa, Azumi Wada

2. グラフィックレコーディング！

3. グラフィックレコーディング！
Photo:
Toshiya
Kondo

4. グラフィックレコーディング！

5. 本⽇日は、よろしくお願いします！
講師・ファシリテーター：
三澤 直加
グラフィックレコーディング サポーター：
グラフィックレコーディング勉強会から
株式会社グラグリッド 取締役
NPO法⼈人アイデア創発コミュニティ推進機構理理事
グラフィック・レコーダー・ネットワーク
⼩小野 奈奈津美 ⻄西⽥田 武史和波 ⾥里里翠

6. ワークショップのねらい
⾃自分の活動の中で役⽴立立つこと
やってみたいこと
⼀一つでも⾒見見つけて欲しい！
グラフィック レコーディングの活⽤用⽅方法を知る！
⾃自分でもやってみる！

7. ワークショップのポリシー
“習うより慣れろ”
・グラフィックレコーディングはスポーツ！
・やればやるほどうまくなる！

8. ワークショップのポリシー
“個性を活かそう”
・⾊色をどんどん使おう！
・⾃自分なりの⼯工夫をしながら進めよう！

9. ワークショップのポリシー
“⾝身体で描き、⾝身体で理理解せよ”
・⾝身体全体をつかって、⼤大きな線を書くことで習得が早くなる！
・紙の抵抗感を感じて書くと、線が活き活きしてくる！

10. ワークショップの進め⽅方
• ⾃自⼰己紹介と準備運動
• さまざまな視覚化の技法
• グラフィックレコーディングってどうやるの？
• 美しく描くための基本を知ろう！
• 聴き取りトレーニング
• 表現するトレーニング
• 構造化トレーニング
• グラフィックレコーディンをやってみよう！
• リフレクション
• グラフィックレコーディング、どう使えそう？

11. ⾃自⼰己紹介
A3の紙、めいっぱい⼤大きく。（3分）
「好きな⾷食べ物のイラスト／あなたのニックネーム」
あなたが
冬に⾷食べたい⾷食べ物を
絵で描いてください！

12. いろんなところで役に⽴立立つ
さまざまな
視覚化の技法！

13. さまざまなシーンでつかえる「視覚化の技法」
講演会で
対談の場で
会議で
座談会で
アイデア出し
の場で
戦略略会議で

14. グラフィックレコーダーネットワーク（⽇日本）
講演内容をみんなの前でグラフィカルに記録する

15. 講演内容をみんなの前でグラフィカルに記録する
さっきの話
こういう
⾒見見⽅方もあっ
たのか！
©
Naoka
Misawa
そうそう、
こんなコト
⾔言ってたな
グラフィックレコーディング

16. ⾒見見解をぶつけあうためのきっけけに
おれはそう
思わない。
あの、部分、
おれはこう
思う。
吹き出しは、勝⼿手な妄想です。

17. イベントを盛り上げる⼀一つにしかけにも
創造的な
雰囲気！

18. 講演内容を楽しいノートにまとめてシェア
GR:
Satomi
Wanami
スケッチノート

19. 講演内容をノートにまとめてシェア
ダイジェス
トが把握で
きる！
こんな話を
してたん
だ！
(c)
Satomi
Wanami
スケッチノート

20. 対談やパネルディスカッションでも同様に
議論論のポイ
ントはここ
かな
この⼈人達が
来てたんだ
©
Naoka
Misawa
スケッチノート

21. 議論論の場で、意⾒見見を書き出す

22. 議論論の場で、意⾒見見を書き出す
©Naoka
Misawa
グラフィックファシリテーション
©Naoka
Misawa
どんどん
絵になるから
発想しやす
い！
他の⽅方向性
でも考えて
⾒見見よう

23. 座談会やインタビューの場で、意⾒見見を書き出す
©
Naoka
Misawa
スケッチノート

24. 会議の場でアイデアをスケッチする
©
Naoka
Misawa
アイデアスケッチ
どんどん
絵になるから
発想しやす
い！
⾒見見てたら
閃いた！

25. 視覚化の効果
②参加者が
アイディア、
議論論プロセスを
理理解しやすくなる
③情報を俯瞰
することで、
新たな発想を⽣生む
①頭の中にある
アイディアを
形にできる
視覚化することで、参加者の意欲が上がり、
アイディア創発の場や会議での合意形成を促す

26. グラフィックレコーディングとは、
会議での議論論の内容や構造を即座に視覚化
する⽅方法です。
イラストや図表、モデル図やチャートを効果的に使い、
情報を視覚的にわかりやすく共有できるので、
アイデア創発の場や、⼤大勢での合意形成に役⽴立立ちます。
グラフィックレコーディング
Copyright
©
2015
Glagrid
Inc.
All
Rights
Reserved.

27. グラフィック
レコーディングって
どうしたらできるの？

28. グラフィックレコーディングとは
会議での議論論やカンファレンスの流流れ等、
情報を即座に、グラフィカルに視覚化し、共有する⼿手法
絵を
描く？
⼈人に
⾒見見せる？
即座
に？

29. グラフィックレコーディングの障害
普段の
⾃自分のノートには
どんな課題がある？
絵を描くのが
苦⼿手…
書くのが怖い⾔言葉葉が散乱して
何がいいたかったか
結局わからん
書いている間に
議論論が進んで
追いつけない！
うまく描かなきゃ
って思うと
頭が真っ⽩白
とっさに何を
選んで書くべきかが
わからない
書いてはみたけど
⾃自分以外は
わからなさそう

30. グラレコ課題分割
聴きとる 表現する 構造化する
まずは情報を「聴く」
何を話しているのか、
意識識して
聴きとっていく
聴いたものを「表現する」
聴きとったものを
スピーディーに
伝わるイラストや
記号で表現する
表現を「構造化する」
描いた絵や情報の
関係性をとらえ
構造化する

31. グラレコ課題分割(今回のワーク)
聴きとる 表現する 構造化する
まずは情報を「聴く」
何を話しているのか、
意識識して
聴きとっていく
聴いたものを「表現する」
聴きとったものを
スピーディーに
伝わる絵にする
表現を「構造化する」
描いた絵や情報の
関係性を考え
構造化する
聴きとる
トレーニング 表現する
トレーニング 構造化する
トレーニング

32. 美しく描くための
基本を知ろう！
3つのトレーニング、その前に

33. グラレコでつかう道具（基本セット）
環境に合う
⼤大きさの紙
裏裏写りしない
太いカラーペン
はがしやすい
テープ
メモ＆調べ物
スマホ
メモ＆構造検討
ポストイット
修正⽤用
ラベルシール

34. 基本的なペンの持ち⽅方
プロッキーの太いほうで、うまく描くための持ち⽅方
尖った⽅方を
親指側に持つ

35. 基本的なペンの使い⽅方
ペン先全てを使って、
しっかり押しつける
ペンを置くだけで
こういう形ができる

36. 基本的なペンの使い⽅方

37. 基本的なペンの使い⽅方

38. 基本的なペンの使い⽅方

39. 基本的なペンの使い⽅方

40. まっすぐな線で、美しい⽂文字がかける！
ペンの向きが固定されていないと、不不安定な⽂文字に
ペンの向きが固定されると、⽂文字も安定して、
スピーディーに書けるように
名づけて：プロッキーフォント！

41. ペンに慣れるために描いてみよう
波線
⻑⾧長い線
ぐるぐる線
いろんな⽂文字

42. 細かい⽂文字を書きたい時のペンの持ち⽅方
プロッキーの太いほうを、そのまま回転！
ペンを回転させ
芯を縦向きにする
尖った部分を
下に向ける

43. 太い⽅方でも細かい⽂文字が書ける！
↓芯を縦向きにすると、細くて繊細な線がかける。

44. 聴きとる
トレーニング１

45. ⼤大事なことを聴きとる練習
①A3⽤用紙とペンを⽤用意
②スピーカーの話を
ききながら
そこに登場する「モノ」
をすべてメモしてください。
⾼高速で
話します！
※⾃自分⽤用にメモできればOK
綺麗麗な⽂文字で書く必要はありません。
全部書き取れるように、頑張って⾏行行きましょう！

46. チーム内で振り返り
いくつ聞きとれた?
難しかった「モノ」は?
全部聴きとるために
やっていた⼯工夫は？
etc..

47. 全体で振り返り
聴きとるために
できる⼯工夫？

48. 表現する
トレーニング2

49. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く
パーツの配置を意識識して顔を描こう！

50. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く

51. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く

52. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く

53. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く

54. ⾃自分なりの簡単⼈人間を描く
眉⽑毛が、⽬目のくぼみに
⼊入ってしまう
☓
眉⽑毛を書く時には
⽬目の周りと間隔をとろう。
なんか変・・・
骸⾻骨の形を想像・・・

55. 顔の表情を描いてみよう

56. 顔の表情を描いてみよう
嬉しい
⼝口をあけ
⼝口⾓角を上げる

57. 顔の表情を描いてみよう
怒怒り への字⼝口と
逆ハの字眉

58. 顔の表情を描いてみよう
悲しみ への字⼝口と
ハの字眉

59. 顔の表情を描いてみよう
驚き！ ⽬目と⼝口が
開く

60. 顔の表情を描いてみよう
わかった！ 上向きで
⼝口が少し上に

61. 顔の表情を描いてみよう
困った ハの字眉を
しかめる

62. 顔に傾きをつけることで、意思がこもる
顔の表情＋傾き

63. 体の動きでさらに感情豊かに

64. 体の動きでさらに感情豊かに

65. よくつかうポイントにはマークを！

66. ⾃自分のイチオシを紹介
チームでシェアする
チームの⼈人の表情をみて
うまい、と思ったものを
称え合おう！

67. 3構造化する
トレーニング

68. さまざまな、構造化パターン
リスト ラディアル クラスター
グリッド／テーブル ダイアグラム

69. 69
さまざまな、構造化パターン
例例
内容でまとめずに、意⾒見見を、そのまま書き
出し並べる。箇条書きに書く。
リスト

70. ラディアル
さまざまな、構造化パターン
例例
情報を⽮矢印や枝でつなぎ、情報全体のつ
ながりとひろがりを⽰示す。

71. クラスター
さまざまな、構造化パターン
情報の内容を意識識し分類しながら、情報
の種類、関係性を⾒見見つけていく。
例例

72. 72
構造化のポイント
同類を囲い、
まとまりとして
⾒見見せてあげる
⼤大事なコトバは、
強調して
⾒見見せてあげる
関係性を
⽮矢印を使って
表現する

73. でも、実際はどうするの？
綺麗麗に構造化したいけど
最初から
なんてわからない・・・
よくある型から⼊入ってみよう！

74. すぐに使えるテンプレート
スピーカー テンプレート

75. すぐに使えるテンプレート
サンプル

76. すぐに使えるテンプレート
ビジョン テンプレート

77. すぐに使えるテンプレート
サンプル

78. テンプレートを使って書いてみよう！
お題：
あなたがが来年年までに
やってみたいことを描いてください。
①近くの⼈人２〜～３⼈人
で話す時間をつくり
ます。（５分）
②１⼈人ずつ書いてみ
ましょう。（10分）

79. グラフィック
レコーディング演習

80. グラフィックレコーディング演習
hJps://www.youtube.com/watch?v=ldybnuFxdiQ

81. はりだして、シェア
「これいいな」って思ったグラレコは
ふせんに⼀一⾔言感想をかいて投票！
どんなところが
よかったですか？

82. リフレクション

83. チームで⾃自由に対話（5分間）
テーブルに紙を広げて、みんなでメモをとりながら
仕事に活かす⽅方法を考えよう！
グラフィックレコーディング
どんなところで使えそう？
83

84. 視覚化の効果
②参加者が
アイディア、
議論論プロセスを
理理解しやすくなる
③情報を俯瞰
することで、
新たな発想を⽣生む
①頭の中にある
アイディアを
形にできる
視覚化することで、参加者の意欲が上がり、
アイディア創発の場や会議での合意形成を促す

85. どんな時につかうと効果がでやすいか？
１．
価値観が違う⼈人／異異なる分野の⼈人と
情報を共有したり議論論する時
２．
⾏行行く先が⾒見見えていない、
創造的な議論論をする時
３．
いち早く活動を共有・発信
したい時

86. さいごに
聴きとる
トレーニング 表現する
トレーニング 構造化する
トレーニング
筋⾁肉は⼀一⽇日にして成らず

87. おすすめの本
会議を視覚化する・進⾏行行するぞ！ 描く基礎⼒力力をつけよう！
もっと、グラフィックレコーディング
がうまくなりたい！（英語の本）
ドイツneuland社

88. 初⼼心者向けグラレコテンプレート
• スピーカーテンプレート
http://www.glagrid.jp/toolbox/toolbox_̲05.php
• ビジョンテンプレート
http://www.glagrid.jp/toolbox/toolbox_̲06.php
• アイデアスケッチテンプレート
http://www.slideshare.net/Naoka

89. 仲間と⼀一緒にグラレコ筋トレ！
グラフィックレコーディング勉強会
https://www.facebook.com/graphicrecord
グラフィックレコーダーネットワーク
これからグラフィックレコーディングを
勉強したい⽅方むけ！
新しいワークショップのご案内や
勉強会メンバーのグラフィックレコーディング
活動をレポートします
グラフィックレコーディングを
様々なカンファレンスやイベント等
現場でどんどん活かしたい⽅方向け。
お問い合わせ先：misawa(atmark)glagrid.jp

90. 三澤 直加
エクスペリエンスデザイナー / コンサルタント
顧客起点での商品づくりを⾏行行うための、プロジェクト・ファシリテーション、デザイン
コンサルテイングを中⼼心に活動する。共創プラットフォームの創出に⼒力力を⼊入れており、
アイデア創出ファシリテーターの育成、グラフィックレコーディングの研究、市⺠民協働
型のイベントの企画・運営などを ⾏行行う。
東北北⼯工業⼤大学 ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科 講師
NPO法⼈人アイデア創発コミュニティ推進機構理理事