U理論(TheoryU)の概要解説〜ビジネス・組織論の観点から〜

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この資料は、InclusionJapan,Inc.が、主にビジネスや組織論に関する観点で、MITのオットーシャーマー氏が提唱する「U理論(Theory U)」について解説した資料です。

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U理論(TheoryU)の概要解説〜ビジネス・組織論の観点から〜

  1. 1. 「U理論(Theory U)」の要点解説
 ビジネス・組織論の観点から Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved. 1
  2. 2. Company Logo Theory Uとは n  MITのオットー・シャーマー氏が提唱する理論 n  定型的な対応や、従来の論理的なアプローチだけでは
 解決が困難な、政府・企業・自治体・その他様々な場面で複雑化する 問題に取り組むための手法 n  「すでに起きてしまった過去」に学ぶだけではなく、「これから起こりつ つある未来」から学ぶことにフォーカスしている n  本手法は、欧米・日本国内でも、幅広く組織変革やリーダーシップ開 発に応用されている 2 Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  3. 3. Company Logo 3 U理論は高解像度に分解された一連の流れ LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING OBSERVE DEEPLY CONNECT TO WHAT WANTS TO EMERGE ACT ON IT INSTANTLY 多くの宗教・コンセプトに共通する流れ 高解像度に分解したのがU理論 Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  4. 4. Company Logo 4 Uプロセスの全体像 LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING How we attend to the world 左側がperception(認知) 右側がAction(行動) 過去からの旅で作られたselfと、 未来の旅により形作られるSELF の2つが話し合うことで、 PRESENCINGが起きる Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  5. 5. Company Logo 5 DOWNLOADING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・過去に基づいた習慣によって行動する ・自分の経験・意見を主張し続ける 【4つの典型的】 1:見ていることを認識しない 2:考えていることを口にしない 3:言ったことを実行しない 4:行ったことを見ない ・・・この繰り返しから抜け出すのが、Uプロ セスへの第一歩となる Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  6. 6. Company Logo 6 SEEING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・OPEN MIND:互いが自分の意見の表明 を保留し、相手の意見を受け入れている ・科学者が使う「仮説思考」の状態 ・自分の知らないことに着目し、新たな発見 を喜んでいる 【この状態になるために】 VOJ(Voice Of Judgement)を乗り越える: ・他の人の意見に対して「良い」「悪い」とい う瞬間的判断を止める ・自分自身が問題に取り組む ・問題の定義や質問を重視する Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  7. 7. Company Logo SEEINGを可能にしSENSINGの入り口となる「ダイアロ グ」 n  ダイアログとは何か? –  参加者が、自分の見解や立場に固執することなく、その時々の テーマを探求する話し合いのプロセス –  アインシュタインの共同研究者でもある、David Borm博士に
 より、「Borm Style」とも呼ばれる n  「話し合い方のルール」は4つ ①対等で自由な立場で参加する ②自分の考えにこだわらない ③自分の考えや背景をオープンにする ④人の意見の背景を理解しようとする 7 Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  8. 8. Company Logo 8 SENSING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・OPEN HEART:感情的にオープンになり、 互いに相手に共感し合っている ・自分が、取り組もうとしている問題と分離 しているのではなく、その問題の一部であ ることを認識している ・深い沈黙と、心の底からの質問がある 【この状態になるために】 VOC(Voice Of Cynicism)を乗り越える: ・感情を露わにすることを畏れない ・空間や事前の人間関係を整える ・インタビューなどを通して、互いの物語を 知り、その物語を自分のものとして語り合う ・視点を「物質」から「内面」へと転換する Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  9. 9. Company Logo 9 PRESENCING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・OPEN WILL:SEEINGが「現在」の視点であ るのに対し、「未来から」の視点で物事を捉 えるという視座の転換が起きている ・深い「SOURCE」とつながっている ・とても静かに、スローダウンし、現在と向き 合っている感覚 『その場にいるだけで暖かさを感じ、参加す る前と後で何かかChangeしている』 【この状態になるために】 VOF(Voice Of Fear)を乗り越える: ・サポート・グループと呼ばれる安全なチー ムで、DeepListeningを繰り返し続ける ・捨て去るべきだと感じた「収入・信念・人間 関係」などを、捨て去る(Letting Goする) ・Who is my self?/What is my work?という2 つの問いを探求し続ける Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  10. 10. Company Logo 10 CRYSTALLIZING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・深い「SOURCE」とつながり続けたまま、具 体的なビジョンを描いている ・身勝手な自分だけの意志ではなく、より深 い意志が明確に生まれつつある ・まだ存在しない、未来に生まれ来る存在を 一員として感じられる 【この状態になるために】 ・新しく踏み出すべきだと感じられたことを 受け容れる(Letting Comeする) ・活動や営みの土台となる組織や環境を準 備する Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  11. 11. Company Logo 参考:LSPによるCRYSTALLIZING 11 Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  12. 12. Company Logo 12 PROTOTYPING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・ヴィジョンに沿って、具体的なものを作った り、行動を行い、フィードバックを得ている 【この状態になるために】 ・最初の直感を大切にする ・機会は予想外の形で現れるので、常に機 会を待ち受け、速やかに行動する ・完成に拘らずどんどん形にし、世の中から のフィードバックを次々と受ける ・既存の環境をフル活用し、庇護を受ける ・HAND=>HEART=>HEADの順を追い、WHY を明らかにしていく(※過去の延長線上で あればHEADで分かるが、未来からの視点 では、HANDから始める必要がある) Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.
  13. 13. Company Logo 13 PERFORMING LV.1 LV.2 LV.3 LV.4 DOWNLOADING SEEING SENSING CRYSTALLIZING PROTOTYPING PERFORMING PRESENCING 【状況】 ・多くの組織や人を巻き込み、関わる人が、 自分と社会とのつながりを感じられ、エンパ ワーされている ・いわゆる「手触り感」のあるシステムが構 築されている ・参加する人たちは、自分が仕事をすること の楽しさを、取り戻すことができている 【この状態になるために】 ・企業内で、継続的な学習と進化が推進さ れるようなコミュニティを運営する Copyright © 2013 Inclusion Japan ,Inc. All rights reserved.

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