クラウド勉強会で話した内容です。

1. クラウド勉強会
物理サーバとクラウドの運用管理の違い
2010.3.24
株式会社ハートビーツ
技術統括責任者 馬場 俊彰
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2. 株式会社ハートビーツ
MSP(Management Service Provider)
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OSSを活用したインターネットサービスが得意
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ビジネスが成功すること
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システムがサービスを提供し続けられること
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24時間有人監視＋一次対応、サーバ管理
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障害対応エクスプレス
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インフラ診断コンサルティング
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アーキテクチャ検討
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インフラ見直し、仮想化・クラウド活用
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インフラ無料相談
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フルマネージドロードバランサ Copyright (C) 2005-2009 HEARTBEATS Corporation. All Rights Reserved.

3. 自己紹介
●
馬場 俊彰(ばば としあき)
@toshiak_netmark
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株式会社ハートビーツ 技術統括責任者
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現職： インフラエンジニア
前職： Webシステム開発(Java)
前々職：インフラエンジニア
●
得意分野
●
Webシステムのアーキテクチャ全般
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主にWebシステムのインフラ全般の構築・設定・チューニングなど
(ハードウェア、ネットワーク、OS、ミドルウェア)
●
インターネットサービスに関わる技術要素全般
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4. クラウド勉強会大好き！
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5. 物理サーバとクラウドの運用管理の違い
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6. クラウド
エンドユーザ
アプリケーション ユーザ
アプリケーション
実行環境
ユーザ
ミドルウェア
OS ベンダー
ベンダー
ハードウェア
ネットワーク ベンダー
コロケーション
IaaS PaaS SaaS
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7. 前提
基盤：
Amazon EC2
載せるシステム：
webスケールほどでもない
規模（数台～十数台）のシステム。
冗長化・負荷分散構成
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8. 活用する特徴
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9. 柔軟さ！
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10. 柔軟さ
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起動が簡単・停止が簡単
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マシンイメージを使える
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課金時間単位が細かい
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11. 大事なこと
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12. 頭の切り替え！
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13. ケーススタディ１
web(AP)サーバのうちの1台で原因不明の遅延が継続
＜物理サーバの対応＞
●
原因箇所の特定・対応
●
デーモンやサーバの再起動
●
ハードウェアトラブルの場合、交換など…
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14. ケーススタディ１
web(AP)サーバのうちの1台で原因不明の遅延が継続
＜物理サーバの対応＞
●
原因箇所の特定・対応
●
デーモンやサーバの再起動
●
ハードウェアトラブルの場合、交換など…
＜クラウドの対応＞
●
原因箇所の特定・対応
●
デーモンやサーバの再起動
●
時間がかかりそうなら…
– 別インスタンスを起動・投入
– 不調インスタンスを破棄
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15. ケーススタディ１
web(AP)サーバのうちの1台で原因不明の遅延が継続
＜物理サーバの対応＞
●
原因箇所の特定・対応
●
デーモンやサーバの再起動
●
ハードウェアトラブルの場合、交換など…
＜クラウドの対応＞
●
原因箇所の特定・対応
●
デーモンやサーバの再起動
●
時間がかかりそうなら…
暫定状態なしで
– 別インスタンスを起動・投入 本番稼働環境が復活
– 不調インスタンスを破棄
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16. ケーススタディ２
Master DBサーバがダウン
＜物理サーバの対応＞
●
起動をトライ
●
起動しなければ、更新遅延がないSlaveを特定
●
SlaveをMasterに昇格
●
接続先設定変更
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17. ケーススタディ２
Master DBサーバがダウン
＜物理サーバの対応＞
●
起動をトライ
●
起動しなければ、更新遅延がないSlaveを特定
●
SlaveをMasterに昇格
●
接続先設定変更
＜クラウドの対応＞
●
別のインスタンスにMasterDB用EBSをアタッチ
●
新Masterを稼働
●
接続先設定変更
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18. ケーススタディ２
Master DBサーバがダウン
＜物理サーバの対応＞
●
起動をトライ
●
起動しなければ、更新遅延がないSlaveを特定
●
SlaveをMasterに昇格
●
接続先設定変更
＜クラウドの対応＞
●
別のインスタンスにMasterDB用EBSをアタッチ
●
新Masterを稼働
●
接続先設定変更 迷う時間が少ない
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19. ポイント
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20. まるごと捨てる！
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21. まるごと捨てる！
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見切りをつける
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必要なのはマシンではなくてマシンリソース
●
インスタンスを捨てることを常に視野にいれる
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22. 実現するための工夫
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AMIパターンを増やさない
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起動パラメーターで場合分け
●
自動化する
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○○を見て判断して、△△して■■するだけ
→たいていは「だけ」が大変。そこを自動化！
例：アプリからの参照先DB切り替え、スレーブの追加をアプリに通知
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起動を高速化
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自動化・EBSからの起動
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AMIの鮮度維持（起動後のupdateを少なく）
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リポジトリからのアプリケーションデプロイを高速化
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EC2にリポジトリを配置
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S3にアプリケーションを配置
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23. アーキテクチャ
柔軟さを活かすためのアーキテクチャ
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データをロストしないしくみをつくる
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インスタンスは揮発型。S3・EBSは永続型。
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キューイング・キャッシングを活用した非同期処理中心の構成。
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ボトルネックを回避できるしくみを作る
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負荷を分散
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データを分散
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24. Ｑ＆Ａ
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25. ご清聴いただきありがとうございました
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