OSS系データベース、クラウド・データベースへ脱Oracleへの実現方法

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OSS系データベース、
クラウド・データベースへ
脱Oracleへの実現方法
株式会社クライム小林俊博
https://www.climb.co.jp/

脱Oracleの背景
Oracleライセンス体系の変更
Standard Edition ONE (SE1) 廃止でコスト↑
Standard Edition 2
CPU 4ソケットStandard Edition
CPU ４ソケット
変更前変更後
Standard Edition ONE
CPU ２ソケット

Oracle SQL Server MySQL PostgreSQL
テーブル、ビュー〇〇〇〇
ストアドプロシージャ〇〇〇〇
マテリアライズドビュー〇 ✖ ✖ 〇
シーケンス〇〇 ✖ 〇
シノニム〇〇 ✖ ✖
可用性(クラスタ) 〇 ▲ ▲ ▲
リカバリ面〇〇〇〇
検索〇〇 ▲ ▲
セキュリティ〇〇 ▲ ▲
アプリケーション〇〇 ▲ ▲
コスト ✖ 〇 ◎ ◎
脱Oracle先データベース比較

Oracle SQL Server MySQL PostgreSQL
テーブル、ビュー〇〇〇〇
ストアドプロシージャ〇〇〇〇
マテリアライズドビュー〇 ✖ ✖ 〇
シーケンス〇〇 ✖ 〇
シノニム〇〇 ✖ ✖
可用性(クラスタ) 〇 ▲ ▲ ▲
リカバリ面〇〇〇〇
検索〇〇 ▲ ▲
セキュリティ〇〇 ▲ ▲
アプリケーション〇〇 ▲ ▲
コスト ✖ 〇 ◎ ◎
マルチAZ
モジュール
脱Oracle先データベース比較
運用レベルを落とさずに
脱Oracleでコスト↓

脱Oracle事例 -移行-
移行
移行
製造業A社 : SQL Server移行キャンペーン利用
イーリバースドットコム様 : クラウド間での移行
Amazon RDS
Oracle
Amazon RDS
Aurora

脱Oracle事例 -連携- SBアットワーク様
SBアットワーク様 : 社内システムとの連携

異種DBへ移行・連携する際の課題
Amazon RDS
Oracle
移行課題
• Auroraへのスケールアウト
• 移行時のダウンタイムを最小限
• 一部データ変換の必要性
移行
RDS
Oracle
RDS
Aurora
Amazon RDS
Oracle
連携課題
• リアルタイムなデータ連携
• エージェントの導入負荷
• 連携運用のコスト
連携
Oracl
e
PostgreS
QL

Q. どうやって脱Oracleを実現すればいいか？
脱Oracle手法
DBMoto(デービーモト)

DBMoto由来
DBMoto(デービーモト)
DB2 Motion
DB2 Connectivity

DBMotoとは
異種DB間対応
リアルタイムレプリケーションツール
開発元: HiT Software
http://www.hitsw.com/

何故DBMoto？

コストパフォーマンス
導入前導入後
DB負荷
ダウンタイム
データ変換
異種DB
双方向連携
リアルタイム
低負荷な異種DBレプリケーション
スクリプト、関数によるデータ変換
移行ダウンタイムは切り替え時のみ
リアルタイムな双方向連携

エージェントレスなレプリケーション
EXADATA
RAC
RDS
Database Appliance Windows
レプリケーションツール
PDB
DB側にエージェント等を導入する必要はありません

サポートするデータベース
IBM DB2 for i(AS/400)
IBM DB2 for z/OS
IBM DB2 for AIX, Linux, Windows
Oracle ９i～
MS SQL Server
MySQL/Amazon Aurora/MariaDB
Azure SQL Database
IBM Informix
SAP Sybase ASE
SAP Sybase SQL Anywhere
IBM PureData(Netezza)
PostgreSQL
Amazon Redshift
SAP HANA
SAP Sybase IQ
Actian Vectorwise
HP Vertica
MS Access
Firebird
Ingres
IBM SolidDB
IBM dashDB
Teradata
Hadoop
ソース/ターゲット対応ターゲット対応

事例 : 旧Oracleから新Oracleへのリプレイス
あらゆるOracle環境をレプリケーション
物理/仮想/クラウド、エディションも問いません
旧Oracle
ぐるなび様 : 旧Oracleから新Oracleへの移行
新Oracle
移行

Unicode処理
異種DB、文字コード処理
Oracle
文字コード:
JA16SJIS
文字コード:
UTF-8
PostgreSQL
Unicodeへ変換 Unicodeから変換
SQLでデータ抽出 SQLクエリ発行
SQLクエリ生成

導入前導入後
DB負荷
ダウンタイム
データ変換
異種DB
双方向連携
リアルタイム
✔

必要なデータのみレプリケーション
カラム1
カラム2
カラム3
カラム5
カラム4
必要なテーブルのみ必要なカラムのみ
カラム1
カラム2
カラム3
カラム5
カラム4
カラム1
カラム2
カラム3
カラム5
カラム4
カラム1
カラム2
カラム3

レプリケーションデータのカスタマイズ
1234
(株)クライム
Climb
12
1234
(株)クライム
Climb
00012
2018/9/20
Trim()
ユーザ関数
Now()
VB, C#

導入前導入後
DB負荷
ダウンタイム
データ変換
異種DB
双方向連携
リアルタイム
✔
✔

ダウンタイムを最小限に抑えた移行
DB構築
Import
Export
切り替え運用開始
DB構築
レプリケー
ション
切り替え運用開始
通常のDB移行
レプリケーションによるDB移行
システム停止期間
全件＋差分

導入前導入後
DB負荷
ダウンタイム
データ変換
異種DB
双方向連携
リアルタイム
✔
✔
✔

用途に合わせた3つのレプリケーションモード
リフレッシュ
（全件）
ミラーリング
（片方向差分）
シンクロナイゼーション
（双方向差分）
変更
変更
レプリケーション
変更
ソース
複製元
ターゲット
複製先

レプリケーションモード: リフレッシュ
24
1282
26
0
500
1000
1500
シングルインサートバルクインサート
100万件レコード処理時間(秒)
選択したテーブルの全レコードを転送
初期レプリケーション
バルクインサートによる高速転送
全件

レプリケーションモード: ミラーリング
DB2 AS/400 ジャーナル・レシーバー
DB2 LUW ログ(プロシージャ経由)
Oracle REDOログ・アーカイブログ
SQL Server ログ(ディストリビュータ経由)
MySQL
Amazon Aurora
バイナリログ
参照するトランザクションログ
25
主にトランザクショログを参照し片方向差分
トリガーで実施することも可能
参照サイクルは既定で60秒(変更可)
差分
トリガー対応DB
・DB2 z/OS, DB2 LUW
・Oracle
・SQL Server
・MySQL
・Informix

Oracle差分方式の選択
26
方式特長用途負荷
トランザクショログシンプルな構成小・中規模向け小
ログサーバ接続数最適化大規模向け極小～小

Oracle差分方式の選択
27
方式特長用途負荷
トランザクショログシンプルな構成小・中規模向け小
ログサーバ接続数最適化大規模向け極小～小
ログサーバ

処理抽出
整合性保持の仕組み
TID=1: Insert ～
TID=2: Update～
TID=3: Delete～
TID=4: Update～
TID=5: Update～
ソースDB: トランザクションログ
Insert ～ (TID=1); Commit;
DBMotoにTID=1を保存
Update～ (TID=2); Commit;
ターゲットDB: 処理の流れ

処理抽出
整合性保持の仕組み
TID=1: Insert ～
TID=2: Update～
TID=3: Delete～
TID=4: Update～
TID=5: Update～
ソースDB: トランザクションログ
Insert ～ (TID=1); Commit;
Delete～ (TID=3); Commit;
ターゲットDB: 処理の流れ

双方向差分
レプリケーションモード: シンクロナイゼーション
ソースを優先
ターゲットを優先
更新の早い方を優先
更新の遅い方を優先
ユーザスクリプト
コンフリクト回避オプションマルチシンクロナイゼーション双方向の差分レプリケーション
コンフリクト(衝突)回避
3台以上のマルチシンクロナイゼーション

導入ラクラク
インストール
インストーラは軽量の30MB
インストールは1分以内

設定ラクラク
設定
1. ソースDBへ接続
2. ターゲットDBへ接続
3. レプリケーションジョブを作成

事例紹介:イーリバースドットコム様
Amazon RDS OracleからAmazon RDS Auroraに移行

事例紹介: イーリバースドットコム様
導入前の課題
導入後～決め手・メリット～
• Auroraへのスケールアウト
• 移行時のダウンタイムを最小限
• 一部データ変換の必要性
• 異種DB間完全対応
• 差分転送で最小限のダウンタイム移行
• 関数、スクリプトによるデータ変換

事例紹介: SBアットワーク様
社内システム活用のためOracleとPostgreSQLを連携

事例紹介: SBアットワーク様
導入前の課題
導入後～決め手・メリット～
• リアルタイムなデータ連携
• エージェントの導入負荷
• 連携運用のコスト
• レプリケーションによるリアルタイム連携
• エージェントレスで低負荷
• GUIからの設定のみで楽々運用

事例紹介: ぐるなび様
旧Oracle
災害対策用Oracle
DBMoto導入後：
＜移行＞
 システム停止時間を最小限に抑えての
Oracleデータベースの移行
＜バックアップ＞
 ディザスタリカバリ環境構築により、障害
時は切り替えのみでOK
＜データ連携＞
 他システムへの連携用にMySQLへレプ
リケーション
移行・バックアップ・データ連携の3パターン構成
新Oracle
MySQL
移行
バックアップ
データ連携

ライセンス
Oracleのスペック
Windows
DBの種類とスペック
ソースDBとターゲットDBの組み合わせ
移行用の１年間限定ライセンスも！

導入前導入後
DB負荷
ダウンタイム
データ変換
異種DB
双方向連携
リアルタイム
✔
✔
✔
✔
DBMoto >>他ソリューション得

大規模なデータ統合向けソリューション
Stambia
RDB
EC2 RDS
Redshift
・Aurora
・MariaDB
・Oracle
・SQL Server
・MySQL
・PostgreSQL
Webサービス
DWH

E-LTアーキテクチャ
利点
→パフォーマンス最大化
→アーキテクチャ簡素化
→既存リソースの活用
従来アーキテクチャ E-LTアーキテクチャ

利点
→専用エンジンいらず
→高性能なDWHを最大限活用
→不必要なデータの分析

E-LTに最適化されたテンプレート
ソース側ターゲット側

活用例
運搬データ
Eコマース
マスターデータ
カタログ
アプリ
データハブ
Stambia
Webサービス
ERP インスタンス
BI お客様の
ニーズ把握

ご清聴ありがとうございました

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