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情報リテラシーを高める
SNS活用セミナー
オリンピック、楽しみましたか??
               「ソーシャルメディアの
              オリンピック」と言われる
              ほど、様々な情報がSNS
                を飛び交いました。
              (ツイッターの発言が元で代表団から
                  除外された選手も!)




水泳・平井コーチの
タイムリーな投稿も。      (ITmedianews)     2
ソーシャルメディアの利用状況(国内)




*mixi以外は増加傾向。上記以外では中高生
 中心にLINEの普及も加速度的に。  (in the looop)

                                     3
Facebookユーザー数、世界で9億人
    日本では1,500万人超え
                          アメリカ   1億5,700万人




   *2012.6末データ(Nielsen)

モバイル端末利用者は約50%!                              *2012.5末データ
                                              (ITmedianews)
   (techcrunch.com)


                                                              4
「FacebookはおじさんのSNS」は本当か?

               ・20代、30代が中心。

               ・28才までは女性の
                方が多く、29才以降
                は男性が多い。

               →「社会人層では
                相対的におじさん
                が多いイメージ?」
                     (socialrecruit.jp)

                                          5
Facebookの利用目的アンケート結果

1位:友人・知人の様子がわかるから。

2位:有益な情報を収集/共有できるから。

3位:周囲のみんながやっているから。

  つながり    +   有益な情報
                   (imjモバイル)
                               6
意見交換してみましょう。

・普段こんな風に使ってるよー。(個人、仕事)

・Facebookでこんな良いことがあったよー。

・Facebookで困ったこともあったよー(泣)。


※自己紹介と、一言コメントをお願いします。
                            7
今、なぜSNS、とりわけFacebookなのか?
<他のメディアとSNSの違い>
・多様な意見、情報が流れている。
・お互いがフラットな関係である。
・誰でも発信者になれる。

<Facebook(実名)と他のSNSとの違い>
・リアル社会の延長である。(実名)
・情報の質が一定以上保たれている。
・受信と発信がオーバーラップしている。
                           8
キーワード検索の時代は終わるかも・・・

(黎明期)URLを打ち込んでページを表示
    →めんどくさい。やらない。

(今まで)検索エンジンにキーワードを打ち
     込んでページを表示
    →対象が多すぎて探しにくい。検索スキルが必要。

(今から)自分に最適なニュースソースから
     画面に流れてくる情報を得る
    →既に情報は選別されている、探さない
                    (「Facebookバカ」アスコム社)
                                          9
本日のテーマ

①「CSR・環境分野」の
 情報収集、発信に
 SNSを活用しましょう

②同時に、ジャンルを問
 わずSNSに共通する
 知識や応用術を共有
 し、①に活かしましょう
              参考ページ:
                               (「日経エコロジー」9月号)
             「Brother earth」
           ブラザーの環境サイト                      10
1.Facebookの基本構造を理解する




                       11
「Facebookページ」
Facebookページには法人や団体だけでなく、趣味やキャ
ンペーンなどのカテゴリもある。




                         参考ページ:
                        「ロイターco.jp」
                          「haconiwa」
                      「Save japan Project」


                                        12
「ニュースフィード」 と 「タイムライン」




                          参考ページ:
                          「greenz.jp」
                         環境情報サイト

自分の「ホーム」画面で情   いずれかのアカウントの投
報が流れる場所        稿のみが流れる場所

=ニュースフィード      =タイムライン
                                        13
投稿の種類と特徴
   ①写真:目に留まりやすく、全ての投稿種類の中
       で最も反応(いいね!、コメント他)が多い。
   ②URLリンク:webページの紹介。
   ③近況:コメントのみの投稿。
   *いずれにも共通して、投稿文字数が少ない方が
    反応率は高い。
投稿文字数と
反応率の関係

(縦軸)
=反応率
                       (横軸)×10
                       =投稿文字数
(Office BeginToGone)        14
全ての記事は選別されている=「エッジランク」
・記事の表示方法には「ハイライト」と「最新情報」
 があり、デフォルトは常に「ハイライト」に設定。
       参考ページ:
        「ap bank」   ・「ハイライト」は自動的に
                     当該ユーザーにとって
                     重要と思われる記事を
                     優先的に選別して表示
                     する仕組み。
                    ・表示されない記事も多く、
                     FBページの平均リーチ率
                     は12%!(Facebook社公表値)
                                      15
「エッジランク」の仕組み
                      全てのfbページ・個人
                      ユーザーと、自分との
                      関係が評価され(=
                      エッジランク)、表示の
                      優先順位が決まる。




(GAIAX ソーシャルメディアラボ)             16
「イベント」ページの活用




               ・参加者の顔が
                事前にわかり、
                交流を促進。

               ・参加予定者は
                友達を「招待」
                できる機能も。
                      17
「アルバム」機能
           ・「写真を追加」で新たな
            アルバムを作成。デー
            タの共有に有効。

           ・アルバムに写真を追加
            し、それ自体を投稿で
            きる。

           ・投稿の「表紙」に1枚
            を指定でき大きく表示、
            ランダムに3枚が小さ
            く表示される。
                      18
2.マナーとプライバシー管理




                 19
トラブルを避けるためには

実名/匿名メディアに関わらず、
 ①他人のプライバシーを侵害しない
 ②公になっていない事実を公表しない
 ③「攻撃」「批判」を行わない


    また、「匿名メディア」でも素性が
    明らかになるのは時間の問題です。
                     20
のマナー (1/2)
Facebookは実名制であるため、これまでのようなWEB上のみのネットワークとマ
ナーが少し異なります。「現実の人づきあい」と同じように接することが大切です。

①「友達リクエスト」は、「メッセージ」と共に送りましょう。:特に久し
ぶりに出会う相手は、案外こちらのことを明確に覚えていないこと
もあります。また唐突にリクエストのみ送ることは、相手に失礼な印
象を与えます。いきなり他人の家にノックをしないで入り込みませ
んよね?同じことです。
(注)ユーザーにより「実際に会ったことのある人のみ承認する」人と、「実際に
会ったことが無くても信頼できれば承認する」人に分かれます。自分のポリシー
を基本情報に掲載しておくと親切です。

②「プロフィール」はある程度しっかり記載しましょう。:実名が原則
のため、相手が自分のことを特定でき、また信頼できるだけの最
低限の情報は記載しましょう。プライバシーが気になる方は情報量
を調節し、また「ホーム→プライバシー設定」で公開範囲を制限し
ましょう。                   (Business-skill human-skill note) 21
のマナー (2/2)
③「いいね!」「コメント」は遠慮しないでどんどん行いましょう。:
「いいね!」ボタンは元来の表記は「Like!」です。肯定のGoodとい
う意味より、「読んだよ」という程度の、ややポジティブな表現です。
いいね!をもらった相手は嬉しいものです。どんどん押しましょう。
コメントは、なおさら明確に自分の感想を相手に伝えることができ
ます。

④他人の「ウォール」への投稿は控えましょう。:意見を募る際など
投稿を促す方針のfacebookページなどを除き、他人の(特に個人
の)ウォールへの投稿は、その必要性が本当に高い時以外は控え
ましょう。相手へ個人的に連絡すべき内容は、メッセージ機能を使
用しましょう。



                         (Business-skill human-skill note) 22
記事の公開範囲
・ホーム→プライバシー設定→デフォルト設定の管理
 で公開範囲を指定。


               ・投稿ごとに公開
                範囲は選択できる




                       23
位置情報、チェックインに注意!
・自宅住所が特定される投稿は避けるのが望ましい。
 モバイル(スマートフォン等)からの発信の場合、
 「位置情報ON」になっていると自動的に市町村名
 が表示され、投稿頻度から自宅が明らかに。
 (iPhoneの場合「設定」→位置情報サービス」でオフ)

             ・カメラの位置情報がONのまま
              撮影すると、画像から撮影場
              所の住所が特定されてしまう。

             ・「チェックイン」時のみ位置情
              報をONにするのが無難。      24
その他プライバシー関連で気を配るべきこと
・自宅や友人宅ではチェックインしない。
・子どもの顔がはっきりわかる写真を数多く
 投稿することのリスクを認識する。
 (参考 http://japan.cnet.com/news/commentary/35019935/ )

・スパムアプリをダウンロードしない。
 (例)Change your Profile color/マイカレンダー 等

・「友達リスト」の公開範囲のデフォルトは「公開」。
                                          自分のタイムライン
                                          →友達→編集 で設定可

                                          設定内容は「友達」以下の
                                          レベルを推奨します。
                                                         25
利用端末の通知機能
・アカウントが他人に使用されるリスクへの備えと
 して、初めて利用する端末でFacebookにログイン
 した際にメールで通知される。

(設定方法)「ホーム」 →アカウント設定 →セキュリティー
    →ログイン通知 →メールアドレスへの通知をON

                       ネットカフェ等
                       ID・パスワード
                       漏えいの危険
                       性が高い端末
                       からは、ログイ
                       ンしない方が無
                       難です。
                                  26
リクエストへの対応-対応方針を決める
・「友達リクエスト」への対応方針を決めておくと
 何かとスムーズです。(自己紹介文に記載も)
 ①親しい知り合いのみ承認
 ②会った事があれば承認
 ③誰でも承認    等々
・「メッセージ」もなく、親しくないor会ったことが無い
 方は、自分が望まないなら断っても良いのでは。
・でも、やむを得ず承認せざるを得ないこともあり
 ますよね・・・そんな場合は(次ページ)
                          27
リクエストへの対応-制限リストの活用
・ホーム→左メニュー→「友達」→「制限」をクリック
 し「このリストに友達を追加」の欄に氏名を入力。
              ・制限リストの「友達」は、公開範囲
               が「公開」の投稿のみ閲覧可。
              ・相手のフィードを受け取りたくない
               場合は記事の右上プルダウンより
              「〇〇さんのフィード購読をやめる」




  (参考 http://kumasakahitomi.com/archives/1626.html )   28
リクエストへの対応-「友達」数の目安
・イギリスの人類学者ロビン・ダンバー氏の研究
 「人が現代社会で共同生活を営む上での
  上限人数は約150名」
( 「フェイスブックがあぶない」文集新書)

・Facebookユーザーは平均「245人の友人」を持ち、
 「イベント、グループ」などを介した「それ以外の
 100人」とのつながりを持っている。
(Office BeginToGone)



         「多ければ良い」というものでは無い
         ようです。
                             29
少しブレイク。意見交換しましょう。

・ここまでの話題で印象に残ったこと。

・ここまでの話題に関連して沸いた疑問点。

・その他なんでも感じたこと。




                       30
3.良質のレスポンスを得る




                31
自分にとって価値ある情報を得るには
どうしたら良いか?
・「情報」はギブ&テイク。価値ある情報は、
 価値ある情報の「発信者」の元に集まるもの。
・Facebookはオリジナルの投稿以外にも
 「いいね」「コメント」「シェア」で情報発信
 できる。受・発信が同時である特性を活かす。
・返報性の法則=いいね!をたくさん押す人
 の投稿に「いいね!」は集まる。

                         32
投稿種類とレスポンスの傾向
                    (GAIAX ソーシャルメディアラボ調べ:
                     一定期間のfbページにおける調査結果)

    投稿種類   平均いいね数      平均コメント数

    写真      10.2          1.9
    動画      7.9           1.5
    リンク     4.8           0.7
    近況      4.0           0.9

・「写真」投稿が最もレスポンスが良い。
・「webリンク」はエッジランクが上がりづらい。

   「写真」の重要度が非常に高い。
                                        33
効果的な投稿の特徴                        (Facebook社発表)

・「写真」は16:9サイズがベスト(テレビと同じ)
・写真に添えるコピーは「90文字」前後が最適。
・動画は15~30秒の間に。


                                                       参考ページ:
                                                      「北海道Likers」
                                                    100文字前後のテキ
                                                    スト+印象的な北海
                                                    道の画像で大ヒット。




     ( http://wired.jp/2012/09/05/effective_fb_marketing/ )         34
「写真素材」を最大限に活かす
ワンランク上のスマートフォン撮影術
・写真の印象は、ページそのものの印象。
http://f-navigation.jp/column/046.html




                                         35
ひと手間かけるとグッと魅力的に
  ・撮影データの「露出」「明るさ」「色温度」を
   調整するだけで印象が変わる。
  ・適度にセンタリング、トリミングする。
無料の画像加工アプリを利用
(例)Photoshop express など




                           36
4.インプットを多様化する




                37
優れたFacebookページを探してフォローする
・「日本語Facebookページランキング」
http://fbrank.main.jp/   Q.いくつのfbページをフォローしていますか?



  ジャンル別に
  「いいね!数」
  ランキング順
  に参照できる。




*Fbページは現在
約8万程度存在す
ると言われている。

                                                   38
個人アカウントの「フィード」を購読する
・「友達」にならなくても、著名人や研究者な
どの個人アカウントの投稿を常時見ること
ができる。=「フィード購読」
  竹井善昭さん           イケダハヤトさん
  :社会起業等のジャーナリスト   :社会的課題のITブロガー




                                   39
twitterの情報収集力を活かす
・(例)「CSR」という
 リストを付けられて
 いる人ランキング」
 http://twkr.in/tag/csr

Twitterで得た情報をきっ
かけに独自の視点で掘り
下げ、Facebookのコンテ
ンツとして投稿する、とい
う流れ。
Twiterの情報量はfbの数
倍あることを活かす。
                          40
情報収集アプリの活用
・(例)Fripboard:複数のSNSから興味のある
    アカウントを指定して、雑誌感覚で見るこ
    とのできるアプリ。
                   Facebook、
                   twitter、google+
                   等からいくつか
                   のアカウントが候
                   補としてリスト
                   アップされており、
                   その中から自分
                   が興味あるもの
                   を指定し定期的
                   にウオッチ。
                                 41
ニュースの「発信元」までさかのぼる
・シェアされた記事が参考になると感じたら、
 シェア元のアカウントまでさかのぼりフォロー




                    参考ページ:
                     「寺坂農園」
                    北海道の農家


                          42
参考Facebookページ(一部)
・環境メディア系、エリア情報
  参考ページ:       参考ページ:     参考ページ:
    「TURNS」    「オルタナS」   「LIKE!日本橋」
 U・Iターン情報誌    環境関連情報誌      地域情報




                                      43
参考Facebookページ(一部)
・環境NPOほか
   参考ページ:        参考ページ:          参考ページ:
 「日本自然保護協会」   「日本環境教育フォーラム」   「ブータン政府観光局」
   環境保全NPO      環境教育のNPO          観光情報




                                            44
参考Facebookページ(一部)
・企業系
  参考ページ:      参考ページ:       参考ページ:
   「エコラッタ」    「楽天のCSR」    「土屋鞄製造所」
 Ecoキャラクター   CSR限定アカウント    商品・サービス




                                     45
参考Facebookページ(一部)
・海外           Q.メリットは何でしょう?
  参考ページ:            参考ページ:                参考ページ:
   「Rio+20」     「National Geographic」   「New York times」
  国際会議情報              科学雑誌                  新聞社




                                                           46
インプット・まとめ
・自分にとって適切な「キュレーター」を
 見つけること。
・「紙媒体」も大切にすること。特に専門雑誌。



              参考ページ:
            「コニカミノルタプラザ」
               ギャラリー



                             47
5.自ら発信する「オウンドメディア」
    としての価値を高める




                     48
テーマを設定する
・自分(組織)が「〇〇の人(組織)」と言われ
 たい、テーマを明確に持つこと。

 →無理をせず好きなこと、得意なことから
  「絞り込み」続けてみる。


            参考ページ:
            「Trippiece」
           旅行情報サイト



                          49
コピーライティングに配慮する

・「共感」する内容に、人々の注目は集まる。
 相手の共感を得るキーワードを考える。

・90文字前後を目安に要素を絞り込み、簡
 潔に伝える。

・思いついたネタをすぐに投稿しない。一晩
 寝かせるとコピーはぐっと良くなるもの。

                       50
投稿の「タイミング」に留意する

           ・「表示」「反応」ともに
            投稿から3時間が経過
            すると伸びは止まる。

           →タイミングを間違える
            と相手に見てもらわ
            ないうちにフィードが
            流れてしまう。
            (伝わらない)

             (GAIAX ソーシャルメディアラボ)
                                   51
適切なタイミング=相手が画面を見ている時




(GAIAX ソーシャルメディアラボ/http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/097)
                                                                  52
しかし投稿ラッシュ時間はエッジランク負けも




(GAIAX ソーシャルメディアラボ/http://gaiax-socialmedialab.jp/facebook/097)
                                                                  53
投稿は一日1~2回が、最も反応率が高い
・3回以上だと、一投稿あたりの反応率が下がる。
・投稿の間には3~4時間以上の間隔が必要。
→相互に食い合うことを避ける。全ての記事が
  表示されるわけではない。




                   (Bazubu.com)

                             54
ここまでを振り返ってみましょう。

・ここまでの話題で、印象に残ったこと。

・自分はこうしているよ!という工夫。



           参考ページ:
          「国立天文台」
          天体に関する
          観測情報など


                      55
6.組織としてのFacebook活用
 (Facebookページの運用)




                     56
Facebookページを立ち上げるには
・すぐに作れます。左メニュー→「Facebookページ」
 →「Facebookページを作成」で以下の画面に。


                   ・順番に要件を入力し、
                    アイコンと背景画像
                    を入れる。

                   ・個人でも、「コミュニ
                    ティー」のカテゴリで
                    趣味や得意なジャン
                    ルでのfbページが
                    開設できる。


                                 57
競合ページを参考にする
・印象に残るユーザーや優れたFacebook
 ページには、何らかの工夫があるはず。
・積極的に追いかけて(いいね!を押して)
 動向をチェックする、マネをする。

           参考ページ:
          「TOYOTA AQUA
           SOCIAL FES」
          環境保全活動
           キャンペーン



                         58
Facebookページの活性化指標
①いいね!とコメント          (facebook navi)




・ファン数が増加するとコアファンや社員(関係者)だ
 けでなく、一般的なファンが増加するため反応率
 は低下する。そもそもリーチ率も低下する。
                                59
Facebookページの活性化指標
②話題にしている人(数)
                    過去7日間に何らかの反応
                    (いいね!コメント、シェア等)
                    をしたユーザー数




     参考ページ:
「なんとかしなきゃ!プロジェクト」
 国際貢献のキャンペーンサイト
                       (facebook navi 9/1)   60
Facebookページの活性化指標③リーチ率
・いいね!の数に気を取られがちですが、大切なの
 は情報がファンに行きとどいているかどうか。
                  ・投稿に対する
                  「オーガニック
       *縦軸=リーチ率
        横軸=ファン数    リーチ」は、ファン
                  のうちどれだけの
                  人が投稿を目にし
                  たかの指標。
                  ・全ページ平均で
                   約30%。
                   (posterous.com)   61
おわりに

・とはいえ、SNSは数ある表現方法の一つに過ぎ
 ない。過度に時間をかけない。

・必要以上に周囲の反応を気にしない。多少芳しく
 ない反応があったとしても、軽く受け流す。

・時には休むことも大事。



                          62
「スキル」の3要素
                                                         人と接する上で、ま
                                                         た情報の発信や受
                                                         信において発揮され
             テクニカルスキル              ヒューマンスキル              る、幅広い能力全体。
                                                         言語、映像、音声な
                                     =対人関係能力
                 =専門能力                                   ど様々な要素を理解、
                                                         し伝達する上で活用
                                                         し、効果の向上が期
                                 コミュニケーション、交渉力
            ある分野や部門に関する                                  待できる。OJTを通じ
                                   プレゼンテーション             ても一定程度の習得
              専門知識や技術                                    は可能だが、意識し
                                    論理的思考、等              て具体的な個別スキ
医師なら医学知識、農家な                         SNSリテラシー            ルを習得しないと身
                                                         につかないものも多
ら農業に関する知識といった、                                           い。
それぞれの役割に固有のも
の。このスキルは役割として
の必要性が高いので、意識
しなくとも身につけるための       コンセプチュアルスキル
努力を自然と行う傾向にあ             =意思決定能力
る。

                       構想、構築、概念化                  様々な要素をまとめ上げ、
                         遂行、等                     周囲を巻き込みながら、実
                                                  行し達成するための、全体
                                                  的な能力。マネジメント層に
                                                  より求められるとされる。



                 *ハーバード大学 ロバート・カッツ教授による分類をもとに作成                   63
2012 ビジネススキル・ヒューマンスキル・ノート
http://www.facebook.com/business.human.skill

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