1. カウンセリング・コミュニケーション
（面談のスキル）
【設定】・上司による部下との面談
（目標設定、評価面談等）
・先輩社員が、新入職員からの相談受け
※上下関係が明確な相手との場面
【狙い】相手の心をひらき、相手にとって効果的な
面談を実施するためのスキルを学ぶ

2. ①面談者（受け手）の心得
面談者は、「直そうとするな、
わかろうとせよ」。まず相手
の考えを理解することに集中
人は自分が話す量が多いほど
満足度が高い。面談者が満足
感を得ないこと。（相手に話
させる）
効果的な面談は、日頃のコ
ミュニケーションが基盤とな
る。ちょっとした会話を心が
けること。

3. ②面談の設定と手順
①落ち着いた場所を選ぶ
②ゆとりのある時間設定（最低３０分）
③導入時はスモールトークを行い、気持ちを楽にさせる
④面談の冒頭は、絶対にネガティブことから入らない
⑤初めに面談の主旨・目的を明言してから開始する
⑥記録は極力とらない。特に相手が記録に残して欲しく
ないことは目の前で取らず退室後すみやかに記録する
⑦最後に、話し合ったことを本人に復唱してもらう

4. ③効果的な面談のスキル
①アイコンタクトをとり、うなづく
②共感的な反応をする（肯定する、誉める）
③質問によって状況を整理する
「何があった？」「自分はどう思っている？」
「どうしたい？」
④質問によって掘り下げ、相手に考えさせる
「具体的には？」「もう少し詳しく話して」
「例えば？」「原因はどこにあると思う？」
⑤会話の間をとる ／ 沈黙もじっくり待つ

5. 2005作成、2012改定
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