2015.11.22のデジタル写真研究会（デジタブル）第90回記念勉強会での発表用に作成 デジタル写真技術研究会（デジタブル）第90回記念勉強会 https://digitable.doorkeeper.jp/events/33013 2015.01.16追記 デジタル写真技術研究会（デジタブル）2016年1月度定例勉強会向けに更新

1. フォトグラファーのためのUXデザイン
DIGITABLE 正会員
shirasy
1
2016.01.16 DIGITABLE 2016年1月度定例勉強会
Ver. 1.42

2. 2
写真や映像を見る・使う人にとっての経験が
重視されたアプローチを検討
デジタル化、ネットワーク、コンピュータの
普及に伴い、写真や映像が大量に れる

3. 3
触覚
視覚
嗅覚
聴覚
時間的要素のある
メディア
接触
運動感覚
方向感覚
写真
イラスト
文字
タイポグラフィー
グラフィックデザイン
図像
アニメ
ビデオ
映画 音楽
声
音
臭い
味
情報デザイン原論（電通大出版局）
知覚メディア

4. 4
http://shirasy.blogspot.jp/2014/08/blog-post.html
http://shirasy.blogspot.jp/2016/01/gif.html
https://twitter.com/shirasy/status/685113682083237888

5. 5
情報デザイン インタラクション
デザイン
知覚デザイン
情報デザイン原論（電通大出版局）
コンテンツ

6. 6
この人はパソコンを使う人であり、Webサイト
上の写真を見る人でもある

7. 7
⃝⃝という状況で⃝⃝のために、
手段として⃝⃝の写真を見ている状態

8. 8
ユーザエクスペリエンス（UX）
インタラクティブシステムを使う経験のこと
「製品・システム・サービスの使用、または使用を予想
した時における人の知覚と反応」（ISO 9241-210）
インタラクティブシステム：
利用者が、文字、画像、音声、動画、その他の多様な表現技術を用いた相互作用によって
知的生産活動を行うためのシステム
https://www.sociomedia.co.jp/402

9. 9
パソコンでWebサイトを
ブラウズする経験
写真を見る経験
写真（主にコンテンツとしての写真）とUX
UX

10. 10
UXに影響する要素
UX白書より
ユーザーとシステムを取り巻く文脈
ユーザーの状態
システムの特性

11. 11
実用的品質
感性的品質
ユーザーの目的の達成をいかに容易に
実現するか（ユーザビリティに関連）
ユーザーの心の中で醸成される
非タスク指向の品質（魅力、満足感等）
Marc Hassenzahl The Interplay of Beauty, Goodness, and
Usability in Interactive Products , HCI 2004
UXに関わる要素
写真は、どちらにも影響がある。
PHOTOGRAPHER'S EYE -写真の構図とデザインの考え方-
（ボーンデジタル）

12. 予期的UX 一時的UX
エピソード
的UX
累積的UX
経験を想像する
利用中
経験する ある経験を
内省する
多種多様な
利用期間を
回想する
利用後利用前/非利用時 利用期間全体
時間軸の観点でのUX 例：勉強会参加
UX白書 http://site.hcdvalue.org/docs

13. http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20151102_727916.html

14. 14
伝聞（ビジュアルとインタラクション/体験を想像）
ビジュアル（インタラクション/体験を想像）
インタラクション/体験
CEDEC2015 簗瀬氏講演スライドより

15. https://www.youtube.com/watch?v=8HZLUiBGLMc

16. 16http://www.digitable.info/

17. 17
写真と記憶
Remembering Self（記憶する自己）※
※ Daniel Kahneman 氏が提唱
写真は、過去の経験に関する記憶を蘇らせる要因に
なり得る
回想による新たなる経験

18. 18
https://digitable.doorkeeper.jp/events/33013

19. 19
http://shirasy.blogspot.jp/2016/01/gif.html

20. 20
「体験」そのものはユーザー
の個人的なもの
どんな「体験」をしてもらう
か計画すること
体験が量産・再生産される仕
組みを作ること
UX
UXD
http://www.slideshare.net/masaya0730/uxux

21. 21
UXD と 写真のデザイン
PHOTOGRAPHER'S EYE -写真の構図とデザインの考え方-
（2012）

22. 22
UXD と 人間中心デザイン

23. 23
人間中心デザインの目的
人間の生活の質を向上させること

24. 24
システムを使いやすく使い勝手の良いものにす
ることを意図
ユーザーのニーズ、必要条件にフォーカス
人間工学およびユーザビリティの知識や技術を
適用
人間中心デザインの概要
ISO 9241-210 より

25. 25
ソフトウェア 写真と
のデザインプロセスは共通項がある

26. 26
利用状況の理解と特定
人間中心デザイン
プロセスの計画
ユーザ要求の特定/
仕様化
設計解の作成
要求に対する設計
の評価
ユーザ欲求に
合致した設計解
ISO 9241-210 より
人間中心設計のプロセス

27. 27
利用状況の理解と特定
人間中心デザイン
プロセスの計画
ユーザ要求の特定/
仕様化
設計解の作成
要求に対する設計
の評価
ユーザ欲求に
合致した設計解
ISO 9241-210 より
人間中心設計のプロセス

28. 28
頭に描いているUIのイメージを共有する
スケッチ プロトタイピング

29. 29
スケッチ プロトタイピング
ノートなどへのスケッチ
ストーリーボーディング
ペーパープロトタイピング
ソフトウェア開発時、
情報構造やユーザインターフェースの
アイデアをスケッチで表現
http://alpha.mixi.co.jp/2013/11664/

30. 写真のデザインフロー（広告写真家の場合）
第90回 DIGITABLE 記念勉強会 高木氏講演スライドより
https://www.youtube.com/watch?v=qwThshGvF00

31. 31
第90回 DIGITABLE 記念勉強会 高木氏講演スライドより
サムネイル：
親指程のサイズでイメージ案作成
カンプ
（スケッチ）

32. 32
ブラッシュアップ後に本番を撮影
第90回 DIGITABLE 記念勉強会 高木氏講演スライドより
構成を中心に検討するため、モノクロで

33. 33
事例（本勉強会の申し込みページ）

34. 34
元のイベント案内ページ
課題：勉強会の雰囲気が
湧きづらかった

35. 35

36. 36
利用状況の理解と特定
人間中心デザイン
プロセスの計画
ユーザ要求の特定/
仕様化
設計解の作成
要求に対する設計
の評価
ユーザ欲求に
合致した設計解
ISO 9241-210 より
人間中心設計のプロセス

37. 37

38. 38
利用状況の理解と特定
人間中心デザイン
プロセスの計画
ユーザ要求の特定/
仕様化
設計解の作成
要求に対する設計
の評価
ユーザ欲求に
合致した設計の解
ISO 9241-210 より
人間中心設計のプロセス

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利用状況の理解と特定
人間中心デザイン
プロセスの計画
ユーザ要求の特定/
仕様化
設計解の作成
ユーザ欲求に
合致した設計の解
ISO 9241-210 より
人間中心設計のプロセス
要求に対する設計
の評価
黒須「UXカーブに見る放送大学学生の満足度の動的変化」
安藤、田中「エクスペリエンスフィードバック評価法の提案」
現状は、専門家による 経験を基にした評価が中心と
思われる。
例えば、Webサイトやアプリで用いる写真・映像であれば・・
・UXカーブ
・エクスペリエンスフィードバック評価法

40. 40
http://www.slideshare.net/masaya0730/ss-15949969

41. 41
http://www.slideshare.net/masaya0730/ss-15949969

42. 42
まとめ
写真とUX
写真撮影・画像処理プロセスと
HCDプロセスの共通性
UXに関わる要素
時間軸の観点でのUX

43. 43