Successfully reported this slideshow.
Your SlideShare is downloading. ×

Uxデザイン定義書ワークショップ 20120726 公開版

Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Ad
Loading in …3
×

Check these out next

1 of 39 Ad

Uxデザイン定義書ワークショップ 20120726 公開版

Download to read offline

2012年7月26日に開催したgenesixUXデザイン定義書ワークショップのスライドを権利的に問題無いようにしたものです。
定義書のテンプレートは↓
http://www.slideshare.net/mikihirofujii/templateux

2012年7月26日に開催したgenesixUXデザイン定義書ワークショップのスライドを権利的に問題無いようにしたものです。
定義書のテンプレートは↓
http://www.slideshare.net/mikihirofujii/templateux

Advertisement
Advertisement

More Related Content

Slideshows for you (20)

Similar to Uxデザイン定義書ワークショップ 20120726 公開版 (20)

Advertisement

More from Mikihiro Fujii (11)

Recently uploaded (20)

Advertisement

Uxデザイン定義書ワークショップ 20120726 公開版

  1. 1. UXデザイン定義書 ワークショップ photo by Brian L. Denker http://www.flickr.com/photos/bdenker/33237141/
  2. 2. 自己紹介 藤井 幹大(@mikihirocks) • 株式会社ジェネシックス 2010年5月17日 設立 株式会社VOYAGE GROUPのスマホ系子会社 • デザインセンター チーフUXデザイナー (キャリアはWebデザイナー)
  3. 3. 伝えたいこと 確信1:UXデザインには「理由」が必要。 確信2:UXデザインは共通言語。 提案:UXデザインは事業の成長に貢献できる。 ※あくまでgenesixの現場の話。
  4. 4. 配布資料の確認 1.UXデザイン定義書テンプレート 2.UXデザイン定義書サンプル 3.UXデザイン定義書の作成ステップ 4.キャズム理論 5.genesix流「ゴール」分類 6.エバンジェリストユーザー? 7.Exerciseのステップ
  5. 5. UXデザイン定義書 genesixのデザインプロセスで使っ ているUXデザイン共有資料。 1.テンプレート 2.サンプル
  6. 6. UXデザイン定義書の作成ステップ 以下を行なってボトムアップで作成。 1.ヒアリング:ビジネスプラン 2.データ収集:ユーザー行動のリサーチ 3.配役(ペルソナ・マネキン):ユーザーモデル 4.ゴール設定 5.キャラクター設定 6.共有:UXデザイン定義ステートメント ビジネスプランの実現を目的として作成。
  7. 7. キャズム理論 IT製品がメイン市場に普及するためには越えな くてはならない深い溝(=キャズム)がある。
  8. 8. Exerciseのステップ 1.テーマ提示 2.回答(1分):お題への回答を付箋に書く。 3.チーム共有 (30秒):順番に付箋を出して説明。 4.選出 (30秒):ベスト回答を多数決で1枚選出。 5.全体発表 (30秒):提案者以外が発表。
  9. 9. Exercise 0 自己紹介 みなさんがモノづくりをしている「理由」を教 えてください。 お題 •所属/職種/名前 •モノづくりしている理由を1つ
  10. 10. genesixデザインの理由 世界を良くする。 何が「良い」のかは都度話し合う。 そのためにUXデザインを使う。
  11. 11. UXとは?
  12. 12. 一般的な「UX」 User Experience(ユーザー体験) ISO 9241-210 UX =「製品、システムまたはサービスに対する使用、 および/または、使用を予想した時の、人の知覚と反 応」 UX白書 UX =「システムに出会うことによる経験」
  13. 13. genesixでの「UX」 「ユーザーのゴール体験」 「ゴールしないものをデザインしても無意味」 Goal Directed DesignをUX的にしたもの。
  14. 14. Goal Directed Designとは? •「ペルソナの発明者」Alan Cooperのインタラク ションデザイン手法。 •テーマはユーザーのゴールの理解/実現。 •genesixではカスタマイズして利用。
  15. 15. genesix流「ゴール」分類 セルフ:行動で実現される自己イメージ。 例:できる人間と思われて社会的な立場を得る。 (参考:マズローの「自己実現理論」) ファンクショナル:行動完了の条件。 例:タスクを忘れなかった。省ステップでメールした。 (感覚的なワードは入れないのがコツ) エモーショナル:行動から得たい感情の状態。 例:かわいいと感じた。簡単にメールできた。
  16. 16. プロジェクト設定 ECナビに勝つサービス 「FDナビ」 アクティブユーザー数
  17. 17. Exercise 1/5 プロジェクトのブレ エンドユーザーの想定 お題 競合ECナビの事業的ボリューム層のユーザー •デモグラ属性(特定の年齢、性別、職業) •ゴールを1つ
  18. 18. ゴールの見つけ方
  19. 19. 道具→課題→ゴール 【道具的存在】 ゴールを持ったユーザーに対して可能性を示し てくる存在。 【ブレイクダウン】≒ 課題 道具的存在を...利用できない/無い/邪魔 → ゴールではなく道具自体にフォーカス。 優れた道具は意識されない。
  20. 20. 道具→課題→ゴール ゴールに対して道具が認識 され、課題が生まれる。
  21. 21. 道具→課題→ゴール 課題からゴールが探れる?
  22. 22. ゴールの探り方 「リフレーミング」 「なぜ?」→ ゴール仮説を発見。 リスク:主観的な妄想に陥る。 「パターン」 •リサーチ→けもの道で課題を発見。 •リリース→ゴール仮説を検証。 リスク:パターンにこだわってゴールを見失う。 「発見→仮説→検証」を繰り返して探り続ける。
  23. 23. 課題解決で事業成長するの?
  24. 24. UXデザインによる事業成長
  25. 25. UXデザイン☓顧客開発モデル 1.課題の先にあるゴールを探る。 2.エバンジェリストユーザーのゴールにフォー カス。 3.エンドユーザーの共感でキャズムを越える。
  26. 26. エバンジェリストユーザー? 1.課題を自覚 → 間に合わせの解決 2.解決の価値を理解 → 推薦の意欲 3.課題が本質 → 拡散能力は考慮しない
  27. 27. エバンジェリストは初期市場にいる。
  28. 28. Exercise 2/5 まずは課題から ユーザーの課題を探る お題 •競合ECナビのエンドユーザーの課題
  29. 29. Exercise 3/5 「なぜ?」 エバンジェリストユーザーが間に合わせの解決を している課題を探る お題 •「課題」の理由:なぜそれが課題なのか。
  30. 30. UXデザイン☓顧客開発モデル 1.課題の先にあるゴールを探る。 2.エバンジェリストユーザーのゴールにフォー カス。 3.エンドユーザーの共感でキャズムを越える。
  31. 31. エンドユーザーが共感できない 成功体験はキャズムを越えにくい。
  32. 32. Exercise 4/5 共感でキャズムを越える エンドユーザーが共感できるゴールは? お題 •課題が解決されたエバンジェリストがエン ドユーザーに推薦する時なんて言う? •FDナビのエンドユーザーの共感の理由
  33. 33. UXデザイン☓顧客開発モデル 1.課題の先にあるゴールを探る。 2.エバンジェリストユーザーのゴールにフォー カス。 3.エンドユーザーの共感でキャズムを越える。
  34. 34. チームの目線をそろえる UXデザイン定義ステートメント ユーザーモデルやゴールを元に、 「誰のためのどんなモノなのか」 を定義することで、シンプルに共有できるよう にする。
  35. 35. Exercise 5/5 チーム内共有 FDナビのエバンジェリスト向け UXデザイ ン定義ステートメント お題 •⃝⃝な人のための△△ができる□□サービス
  36. 36. UXデザインの検証
  37. 37. UXデザインの検証 •UXデザインは仮説=検証必須!!!! •ゴールすれば行動が変わる=定量的 な指標(KPI)を設けて検証。 FDナビのKPIは?
  38. 38. まとめ 確信1:UXデザインには「理由」が必要。 →UXデザインは方法。目的にしない。 確信2:UXデザインは共通言語。 →本来ブレるプロジェクトの軸になる。 提案:UXデザインは事業の成長に貢献できる。 →UXデザイン☓顧客開発で事業を成長させる。
  39. 39. 参考資料 •『キャズム』http://amzn.to/LS8pRh •『存在と時間入門』http://amzn.to/LS8AvS •『About Face 3』http://amzn.to/LS8GU8 •『未来を発明するためにいまできること』http://amzn.to/LS8STs •『アントレプレナーの教科書』http://amzn.to/MPblM3 •『リーンスタートアップ』http://amzn.to/MPboYh •自己実現理論(Wikipedia)http://bit.ly/MPbwqE

×