【日商USA】Webinar 2024.2.13 米国小売最新トレンドをNRF2024からお届け！

世界最大規模のリテールカンファレンス
NRF2024 フィードバック
～3社が注目した新トレンドとスタートアップ～
Nissho Electronics USA
Yuki Takeuchi
JCB 兼 JCB International
Hotaka Yanagawa
Datacom
Yuki Onodera

NRF Retail’s Big Show 2024の概要
All Copyrights reserved by Datacom Corporation 2
アメリカニューヨークで毎年1月に開催
約170のセッション
（経営、経済、CRM、リテールメディアなど）
登壇者の総数は450人以上
（リテール/メーカーなどのCEO、CxO、SVPレベル）
世界各国から約40,000人が参加
（日本人も多数！）
１,０００社以上の展示
（店舗DX、AI、分析、物流ロボなど）

数多くの最先端グローバル企業が登壇
リテールメーカー Tech, コンサル

直近3年のNRFから垣間見えるアメリカの変化
2022年
2023年
2024年
Accelerate
デジタル化の加速
Break through
困難な状況を打破する
Make it matter
価値を重要視する
• コロナによる生活の制限によって、
デジタルを介した行動が一気に加
速
• 原材料高騰、インフレを受けて、
利益の確保と低価格の実現が困難
に
• 効率化と高付加価値の両輪が肝
テーマ意味合い
• 各社ともコストの最適化や利便性
の向上を一定やり遂げ、企業・ブ
ランドとしての価値が重視にする
流れに
※筆者としての訳、理解

• 2023年は持続的なインフレ、高金利、世界的な情勢
不安、窃盗などで苦しい1年となった
• しかし、小売はresilient（忍耐強い）であった
Growth rate※
+3.6%
Sales
5.1兆ドル※
※円換算約740兆円
• 商品やサービスの新たな提供方法を探索し、顧客の
予算を拡張することに取り組んでいる
• 先を見据えて動くことが大切である
※2022年対比
US CEO
John Furner
OpeningでWalmart U.S. CEOが語ったこと

All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 6
「新たな提供方法」とは
どのような意味合いか？

とある調査結果がそのヒントに

WPP The Store CEOがブランドの在り方について語る
CEO
David Roth
• 影響力あるブランドになることがビジネスにおいて、
極めて重要である
• そういったブランドは、人々の行動や態度を変える
力を持っている
２.4倍※
選好度
２.3倍※
好意度
※各数値はそれ以外のブランドと比較した値

影響力あるブランドになるための要素と効能※
Innovation Trust Performance
Status Purpose Authenticity
Convenience Contemporary Fun
+３6％３.0倍 +19％ 2.7倍 +22％ 1.2倍
+18％ 1.7倍 +15％ 1.7倍 +22％ 2.0倍
2.8倍 3.0倍 +25％ 1.8倍 1.4倍 2.0倍
成長安定性ロイヤルティ度 CAGR 推奨度成長安定性感情的なコミット
CAGR 価格決定力 CAGR 好意度 CAGR 解約の回避
CAGR 推奨度 CAGR 利用度 CAGR 好意度
※各数値はそれ以外のブランドと比較した値
出所：WPP The Store

「Innovation」、「Trust」、「Performance」
Innovation Trust Performance
+３6％３.0倍 +19％ 2.7倍 +22％ 1.2倍
CAGR 推奨度 CAGR 利用度 CAGR 好意度

「Status」、「Purpose」、「Authenticity」
Status Purpose Authenticity
+18％ 1.7倍 +15％ 1.7倍 +22％ 2.0倍
CAGR 価格決定力 CAGR 好意度 CAGR 解約の回避

「Convenience」、「Contemporary」、「Fun」
2.8倍 3.0倍 +25％ 1.8倍 1.4倍 2.0倍

純然たる量販小売は「Convenience」のみにランクイン・・・
2.8倍 3.0倍 +25％ 1.8倍 1.4倍 2.0倍

逆に、食品メーカーでは“Fun”が特出する企業も
2.8倍 3.0倍 +25％ 1.8倍 1.4倍 2.0倍

2/16/2024 All Copyrights reserved by Datacom Corporation 15
チェーン・商品のブランドを高めるために
アメリカ小売が取り組んでいることとは？

Ultaが考えるビューティーカテゴリーの特徴
CEO
Dave Kimbell
• ビューティーカテゴリーは非常に“Dynamic”である
→新しい商品/サービス/体験への飽くなき探求心
→いち個人でも、表現の仕方はひとつではなく多様
DynamicなカテゴリーでUltaが提供すべきこと
Assortment Experience Innovation

ビューティーカテゴリーを最も熟知した企業の品揃え
Assortment
• 美容は自分自身をどう表現するかということであり、人
類の誕生以来、文化のひとつとして存在していたもので
ある
• 美のニーズは多様であることを肝に銘じる
他の誰よりも人々の美容を理解
 ロイヤルティプログラムを強化した結
果、会員は4,200万人を超え、売上の
95%を会員が作っている状況
 年間2,000ブランドから提案があり、
ニーズに基づき、厳選した約5%を採用
正解はひとつではない
 「取引先との会食で、SNSなどで人気
となった新進気鋭のネイルブランドの
創業者と、持続可能な生産に拘るブラ
ンドの創業者に出会った」という話を
引用
 全く異なるブランドではあるが、「本
質的な美の追求」という点は同じ
 誰にもビジネス成功の機会は平等にあ
る

実店舗とオンラインの双方で顧客体験を高める
Experience
• 顧客の探求活動に対して、どのように貢献していけるか
を常に考え続ける
5万人のスタッフに
よる1to1の接客
店舗併設のサロン
パーソナライズされ
た自社App
Human Experienceを通して、
顧客の“声”を聴く
サポート

顧客にとって有益なTechに対して積極的に投資を行う
Innovation
• 最も大切なことはHuman Experienceであり、
それをサポートするTechに対して積極的に投資を行う
まつ毛エクステを自動化 Virtual Try-On

その他にも、Techを活用した機能を多数紹介

Techの最新トレンドに常にアンテナを張る
出所：Campaign US（https://www.campaignlive.com/article/loreal-showcases-ai-powered-advisor-beauty-genius-ces/1856937）
• Kimbell氏はCES 2024におけるロレアルの基調講演にも言及
• 画像認識や対話によって、化粧品を提案する「Beauｔｙ Genius」への期待を膨らませる

15年に渡り、サスティナブルな製品にこだわるブランド
CEO
Hali Borenstein
• “We make killer clothing without killing environment”
＝我々は環境を破壊せず、イケてる服を作っている
• ただし、サスティナブルな製品を提供し続けるため
には、自社が利益を生める体制であることも大切
Sustainable
Data
Tech
D2C
Reformationが成長した背景にあったもの

会社に根付くDNAが意思決定の拠り所
Sustainable
• Day1からサスティナブルを大切にしてきており、会社の
DNAにもなっている
• ビジネス上で難しい判断もあるが、ブレずに判断
店内でも自社のこだわりを表明
基準を満たす素材の探索に時間を要し、
発売が9か月遅延した新ライン
※コロナ以前はドレスが中心

DataとTechが接客の質を高める
Data
Tech
• “Tech alone isn’t going to be best experience”
→テック単独では良い体験を創れない
• “Having data alone is not enough”
→膨大なデータが存在するだけでは価値創造に不十分
事例｜店舗に設置されたタッチスクリーン
• 店舗内のスクリーンで試着したい商品を選択すると、商品がセットされた試着室が準備される

顧客体験を向上させるために設置されたスクリーンがもたらす効果
接客
試着サポート
商品探し
（サイズ/色など）
接客
試着サポート
商品探し
（サイズ/色など）
これまで現在/今後
Tech活用で接客に費やす時間が増加顧客も満足している模様
NPS※が20pt 向上
→接客が良くなった成果
１人あたり購入点数も向
上
→在庫を精緻に管理した成果
（長時間の在庫確認作業が
減）
※NPS：Net Promoter Score（顧客推奨度）
スタッフの時間の使い方

参考｜Amazonも自社の店舗（Style）で、試着の自動化に着手
LA郊外のSC内に誕生気になる商品のQRをスキャン試着依頼を送ると準備が開始される

オンラインD2Cの先駆け企業が実店舗も上手く活用し始める
D2C
• 創業以来D2Cブランドとして事業を拡大
• 売上の90%ほどはECによって生まれる
• 現在は、新たな顧客との接点として10～15店/年を出店
新たな顧客との出会い
アメリカ
国内
海外
• 自社で店舗を出店
• 小売企業とも連携
• TikTokを活用してZ世代と
も出会う必要がある
• カナダ、イギリスに出店
• ECも活用し、グローバル
進出を強化
D2Cならではの発想
• 実店舗でもECと同じように、“クリッ
ク”、“カート追加”、“購入”というファ
ネルを知りたい
• 試着した人の56%が購入に至る
• 試着して買わなかったものなどを理解
し、次回推奨するものを変えていける
前述のスクリーンを用いて見えてきたたこと

サマリー

サマリー｜小売やメーカー等の企業がより成長するために
企業・商品の
ブランド力を高める
自社の強みを理解
社員/スタッフと
Techの協創
美容業界で顧客を最も知る
サスティナブルというDNA
D2Cブランドの先駆け
店舗×サロン×Appの顧客体験
Techの探求
タッチパネルで接客の質をUp

会社noteでも情報を発信しておりますので是非覗いてみてください

ご質問などがございましたら、下記までお願いします！
yonodera@datacom.jp linkedin.com/in/yuki-onodera-5aba2084

2/16/2024 All Copyrights reserved by JCB Co., Ltd. 36
自己紹介
柳川穂高
株式会社ジェーシービー
JCB International Credit Card Co., Ltd.
2019年、株式会社ジェーシービー入社。
加盟店管理や加盟店向けセキュリティー事業推進を担当。
2023年、JCB米国法人/シリコンバレー拠点へ赴任。
米国を中心とする金融およびリテール業界におけるビジ
ネストレンド把握、スタートアップ発掘および協業推進
に従事。

アジェンダ
Key
Findings
注目
Startup
注目展示

2/16/2024 38
Key Finding
All Copyrights reserved by JCB Co., Ltd.

2/16/2024 39
「実店舗」重要性の再認識

2/16/2024 40
実は…
出典:Capital One
85％以上
が実店舗での売上げ

2/16/2024 41
ECが普及する中…
店舗は「体験提供」の場に。
出典:Nike

2/16/2024 42
単に「体験提供」の場だけでなく…
「顧客データ収集」のタッチポイントに。
出典:Sitoo
「個人レベル」でチャネル間の紐づけできるかが今後の鍵。

2/16/2024 43
店舗DX「現実解」への進化
出典:The Verge

2/16/2024 44
店舗DX実現のためのソリューションについて
よりリテーラー目線で「導入しやすい」「うれしい」ものに。
顧客体験
費用対効果
顧客体験
費用対効果

2/16/2024 45
注目展示

「Caper Cart」の注目ポイント
自社の「実店舗がない」にも関わらず、
スマートカート開発会社を買収/展開
リテーラー目線で
「省人化」ソリューションを完備
レジ周り：カートにて決済完了
品出し：搭載カメラで棚をモニタリング
①
②

①実店舗でECと同等の情報収集が可能
シームレスな決済体験を提供
②
①体形情報入力
②QRコード生成
③QRコード読取
④商品のバーコードを読み取り
在庫や他おすすめを選択
⑤決済
▼利用フロー
「FirstLook」の注目ポイント
タッチ決済のリーダーが隅に内蔵

①
②
RFID技術を活用して費用対効果を良化
手のひら決済の開発/導入
「Just Walk Out with RFID」
の注目ポイント
RFIDリーダーがポータブルなゲートに内蔵
Amazon傘下の
Whole Foods実店舗で導入済

2/16/2024 49
注目スタートアップ

社名 Cooler Screens
設立 2017年
本社 Chicago, IL
従業員 -100名
資金調達累計 $80.7M
評価額非公開/Series C
投資家 Microsoft’s Venture Fund 他
チーム
Arsen Avakian (Co-Founder & CEO)
冷蔵棚ガラス扉のデジタルディスプレイ化
事業概要
• 消費者はディスプレイに知りたい情報やおすすめ商品
を音声で質問することが可能。
• 広告を掲出しつつ、扉内外のカメラ・センサーから情
報収集、AIを活用した独自エンジンによって、客の行
動、A/Bテスト、広告の費用対効果、最適な在庫管理
などについて分析、メーカーへ連携可能。
• SEUAにてコンピューターサイエンスを専
攻。i2 Technologies社で事業開発を経験後、
同社を共同設立。
音声認識機能

商号 Sheeva.ai
設立 2016年
本社 Alexandria, VA
従業員 50名
評価額非公開/Series A
投資家 Pegasus Tech Ventures 他
チーム
Evgeny Klochikhin (Founder & CEO)
車両位置データを活用した車内決済ソリューション
事業概要
• GPS情報と特許取得した自社技術等を用いて、車の正
確な位置データを取得し、利用者を特定。特定の誤差
は2m以内。
• 利用者特定後に車に登録された決済スキームで決済実
行。給油やEVチャージ、駐車、ドライブスルー等が
ユースケースとして想定されている。
• 英国にてPh.Dを取得し、米国政府系機関
での業務経験有。データサイエンス等の
分野で10年以上従事。

End of document
2/16/2024 52

自己紹介
2/16/2024 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 53
Yuki Takeuchi（竹内祐貴）
2011年
日商エレクトロニクス入社。
大手通信キャリア、OTT事業者向けの営業やマーケティングを担当。
2018年
ZoomやAsanaなど、SaaS製品の新規ビジネス開発を担当
マーケ、ビジネス開発、プロダクトの各チームをリード。
2024年
2023年4月にNissho USAに赴任。リテールテックや
エンタープライズIT領域を担当し、
新規ビジネス開発をミッションとして活動中。

本日のアジェンダ
03
01 注目トレンド
02 注目スタートアップ
03 中国の存在感の高まり

注目トレンド

勢いが拡大するリテールメディア存在感が高まる中国

米国リテールメディア市場
2024年には、TV広告と同等規模の約$600億（約9兆円）の市場規模となる
2025年にはTV広告を抜き、2027年には約$1,000億（15兆円）の市場になる見込み
Source: INSIDER INTELLIGENCE , The Golden Age of retail media networks 講演資料

現在は “Retail Media 2.0” のフェーズ
商品サンプル
店内広告
ストリーミングTV
ディスプレイ&ビデオ
検索広告
オンライン店内/物理空間顧客生涯価値
Source：Grocery Shop2023 講演資料

リテーラーと様々なメディアのコラボレーションが加速
Source：The Golden Age of retail media networks 講演資
料

現在の市場規模は$67億、2027年には$240億に達する見込み
Source：The Golden Age of retail media networks 講演資
料

店舗内広告の活用
Source：The Golden Age of retail media networks 講演資料, Grocery Shop2023 講演資
料

米国の中国ブランドから何を学べるか
2/16/2024 65
Deborah Weinswig
CEO Coresight Research
写真筆者撮影
Jason “Retailgeek” Goldberg ,
Chief Commerce Strategy OfficerPublicis Groupe

Source: Bloomberg Second Measure

SheinとTemuが成功した要因
マーケティング戦略
顧客中心のアプローチ
信頼の構築
ゲーミフィケーション

信頼の構築

ソーシャルメディアを活用して、コストをかけずに効果的に認知を高める
Source：Coming to America 講演資料

信頼の構築

On Demand
Business Model

SHEINは1日平均 5,000-10,000 の新製品をリリースしている
2/16/2024

信頼の構築

顧客がリスクなく購入できるサービスを提供
2/16/2024

信頼の構築

ショッピング体験をゲーミフィケーション
2/16/2024

注目スタートアップ

Obsess（体験型バーチャルストアを提供）
2/16/2024 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp
社名
設立 2017年
本社 New York, NY
従業員 87名
評価額非公開/Seed
投資家
Lightspeed Venture Partners
Disney Accelerator
David Asper
チーム
Neha Singh (Co-Founder & CEO)
• Neha Singhは2003年に
Informaticaでキャリアを開始。
• Goldman Sachs、Google、
AHAlife、Vogueを経て、2016年
にeコマースプラットフォーム
Obsessを設立し、CEOを務める。
80
事業概要
• 小売業者のEC（電子商取引）サイト上で買い物体験を可能と
するバーチャルストアを提供する。
• 顧客は、実際の実店舗を歩いているかのように、仮想空間内
を自由に巡り、注目した商品を360度見回して、
気に入ったらその場で購入手続きが可能。
• 世界中で300を超えるブランド、小売業者の事例がある。
Source：Obsess Web

Source：Good Neighbor Stories

メタバース上でバーチャル・キッズワークショップを開催
o 2023年3月から、Robloxのメタバース上で子供向けの
ワークショップを開催している
o このワークショップでは、メタバース上に構築された
仮想Home Depotの店内で、材料を集めて、巣箱や花壇、小型車
などのDIY体験ができる
o 毎月開催している対面式のワークショップではメタバース上で
利用できるコードを配布しており、物理店舗への動線も考慮され
ている
o Robloxは、若い世代の1億人のアクティブユーザーを有しており、
今後の消費の担い手となるザルファと呼ばれるアルファ世代、
Z世代へリーチをしたい多くの企業に活用されている
o WalmartやGucci、Forever 21、Chipotle、Build-A-Bear
WorkshopなどがRoblox空間上でサービスを提供している
参考：Home Depotのメタバースの活用事例
Source: https://www.marketingdive.com/news/home-depot-roblox-kids-workshop-generation-
alpha/644068/

Gently（持続可能なフルフィルメントサービスを提供）
2/16/2024 All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp
社名
設立 2023年
本社 Santa Monica, CA
従業員 20名
資金調達累計非公開
評価額非公開/Seed
投資家 -
チーム
Anas Aljumaily (Co-Founder)
• 上智大学を卒業後にJX石油開発で
キャリアをスタート。
• 中東でコンサル企業など、複数社
の経営に携わる。
• ハーバードビジネススクールで
で出会ったElian氏とGentlyを創業。
83
事業概要
• TargetやWalmart、Amazonなどの大手小売業者が構築して
いる同日配達の仕組みを中小企業に展開。
• $6/パッケージの手頃な費用を実現。AIの需要予測によって
顧客に近い場所に在庫を配置して配送することによって
低価格を実現している。
• 小型の電気自動車による配送と、廃棄物を出さない梱包材に
よって環境にやさしい持続可能な配送を実現している。
AI需要予測で消費者の近くに
在庫を設置する
小型電気自動車 ”Gently EV”
Source：Gently Web

All Copyrights reserved by Nissho Electronics USA Corp 2/16/2024 84
Source：CEO MEDIUM

End of document

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