米国時間 9月26日から28日にかけて「Mobile World Congress in Las Vegas 2023」が開催されました。
今回のイベントでは、5Gの将来の可能性について非常に多く語られていました。特にT-MobileやAT&Tといった米国通信事業者のトップランナーの取り組みや最新のスタートアップ情報は、日本の多くの企業にとって非常に参考になるかと思います。
現地の模様や発表されたトレンドを、皆さまに共有いたします。
本日のアジェンダ
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01 イベント概要
02 Key Findings
03 注目セッション
04 展示会場の様子
05 注目スタートアップ
2.
• 期間
2023年9月25日~9月28日
• 会場
LasVegas Convention Center
• 参加者
14,000名
World Mobile Congress In LV 概要
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米国の無線割り当てについて
• 電波は周波数帯が低いほどより遠くに信号を飛ばせる。高い周波数帯ほど、容量が大きくなる。
• 5G関連では600MHz、850MHz、700MMHz、2.5GHz、24GHz、28 GHz、39 GHz、60 GHzがあてがわれている。
• 2015年には、Citizens Broadband Radio Service (CBRS) と呼ばれる3.5GHzから3.7GHzの周波数帯が開放。
プライベート5Gへの活用が注目されている。
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Source:https://api.ctia.org/wp-content/uploads/2022/09/Spectrum-Allocation-in-the-United-States-2022.09.pdf
7.
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国内最大、最速、最も信頼性の高い
5Gネットワーク
• ミッドバンドの活用による急速な5G展開
広大なカバレッジ。ホームインターネットにおいて
1年強で最も多くの加入者を獲得
• 5G基盤上でのサービスを拡充
積極的なスタートアップ投資を実施。山火事の予兆検知
臨場感あふれるスポーツなどのライブ中継
• スライシング技術の応用
ビデオ通話アプリに最適化されたスライシングの提供
セキュリティスライスの提供の計画 John Saw
EVP & CTO, T-Mobile USA
写真: MWC in LV HP
8.
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1500メガヘルツの周波数を開放する
計画
• 国家スペクトラム戦略の策定プロセスを公式に開始
遅くとも年末までに発表予定。周波数の開放については、
上述の目標を上回る可能性もある
• 周波数管理プロセスのシステム的な課題
政府と民間企業の間で、政策および技術のレベルでの
効果的なコミュニケーションが行われていない
• 技術活用の促進も同時並行で必要
「ダイナミック・スペクトラム・テクノロジー」などの
促進も必要
Austin Bonner
Deputy U.S. CTO
#21 続いては、Celonaです。Celonaは、CBRSの周波数帯を利用した企業向け5Gワイヤレスに関連する製品を提供しています。製品の特長は、企業 IT ネットワークとの統合が可能であること、設定、運用の大幅な簡素化があります。この会社では、 SIM、5Gコア、アンテナ、クラウドベースの管理ソフトウェアを提供しています。アプリごとデバイスごとのQoS機能に特許を持っており、きめ細かいトラフィックの制御ができます。管理ソフトウェアでは、SIMの管理ができるほか、ZTPによる導入、リモートメンテナンスにも対応しています。そのため、通常数週間から数か月かかる導入を数時間で行うことができます。5Gコアは、マイクロサービス化されていることから、柔軟な拡張も可能です。最近では中立ホストの機能も実装しています。
#22 続いては、DeepSigです。 機械学習を用いた信号検出技術を持っており、従来よりもはるかに速い3ミリ秒で分類します。こうした技術は、軍事利用やセキュリティの観点で特に重要とされてきました。一方、通信事業者においても、重要であり、5G基地局のパフォーマンスモニタリングに利用することができます。機械学習は、ノイズの分析に有効です。例えば、天井やほかの障害物の跳ね返りが多い場合、スループットが落ちるだけでなく、各デバイスのエネルギー消費量にも影響をしてきます。今年の5月には、HTC G REIGNS(レインズ)社との協業を発表しています。この会社はプライベート5GのOne boxソリューションを提供しており、ワイヤレスの設計および運用機能をDeepsigが組み込みで補完しています。