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フルリモート率100%!!
テレワークを可能にするマネージメント
虎の穴ラボ エンジニアリングマネージャー
松尾 陽祐
T O R A N O A N A L a b
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自己紹介
松尾陽祐
● 2017/11入社
● エンジニアリングマネージャー
虎の穴ラボへの入社理由
● 自社プロダクトの開発がしたい!
● どうせ転職するなら好きな業界で!
趣味
● ラブライブ!プロジェクト全般
● Tokyo7th シスターズ
● 22/7
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今日のテーマ
フルリモートワークを組織に浸透させる
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アジェンダ
● リモートワーク の現状
● リモートワーク移行
○ プロジェクト・マネジメントの原理原則から読み解く
■ 変革できるようにする
■ 協働的なチーム体制の構築
■ テーラリング
● やってはいけない!ダメなリモートワーク
● まとめ
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リモートワークの現状
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リモートワークの現状
緊急事態宣言の解除により、リモートワーク実施率が低下
<引用>東京都 報道発表資料 テレワーク実施率調査結果
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/11/11/12.html
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リモートワークの現状
緊急事態宣言の解除により、リモートワーク実施率が低下
フルリモートワーク率は 1.6%
<PRTIMES> 株式会社月刊総務様のプレスリリースより
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000060066.html
● 出勤した方が生産性が高いと判断されている
● リモートワークに課題を見つけている
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リモートワーク移行
マネージメントの原理原則から読み解く
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マネジメントの原理原則から読み解く
プロジェクト・マネジメントの原理原則 ※出典「PMBOKガイド第7版」
● 勤勉で、敬意を払い、面倒見のいいスチュワードであること
● 協働的なプロジェクト・チーム体制を構築すること
● ステークホルダーと効果的に関わること
● 価値に焦点を当てること
● システムの相互作用を認識し、評価し、対応すること
● リーダーシップを示すこと
● 状況に基づいてテーラリングすること
● プロセスと成果物に品質を組み込むこと
● 複雑さに対処すること
● リスク対応を最適化すること
● 適応力と回復力を持つこと
● 想定した将来の状態を達成するために変革できるようにすること
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マネジメントの原理原則
変革できるようにする
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リモートワーク移行 「変革」である
よくある勘違い
元々PCを使って一人で仕事をしていた
それをただ場所を変えてやるだけ
実際の出勤による勤務
意識しないところで
● 情報の発信
● 情報の受信
が多く行われている
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リモートワーク移行 「変革」である
無意識のうちに行われている情報のやりとり
● 朝の顔色で体調を発信・受信
● 服装でその日の気分を発信・受信
● 仕事中の表情で潜在的な課題を発信・受信
● お昼の買い物で趣味を発信・受信
● 残業している姿でタスク量を発信・受信
「人がいる」というだけで様々な情報が飛び交うのが「会社」
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リモートワーク移行 「変革」である
これまでの仕事・マネージメント = 出社することが前提
「出社」という前提がなくなるため
イチから考え直さないといけない
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マネジメントの原理原則 変革できるようにする
変革のモデル ADKARモデル
ステップ 概要 具体例
Aware(認識) 変化が必要な理由の特定 コロナ禍 / オフィスコスト削減 / QOL向上
目的を明確にする
Desire(願望) 実践したいという気持ちを持つ リモートワークをしたい!
Knowledge(知識) 変化の方法を理解する 現状の業務を分析
リモートワークでの業務手法を検討 /学習
Ability(能力) 得た知識を実践する チームで新しい開発手法を実践する
Reinforce(定着) 定着させるための改善を繰り返
す
振り返りを行い、改善を繰り返す
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変革のモデル ADKARモデル
Desire(願望)
● マネージャー : 企業価値を高める!採用アピール!
● メンバー : QOL向上!
願望は全員が強く持つ
マネジメントの原理原則 変革できるようにする
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変革のモデル ADKARモデル
Knowledge
マネージャー メンバー問わず、業務を分析
● 業務の細分化とリストアップ
● リストに対して、リモート時のシミュレーション
● リモート時に必要なことを列挙
         +
● リモートワークノウハウの習得(他社事例・書籍等)
マネジメントの原理原則 変革できるようにする
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マネジメントの原理原則
協働的なチーム体制の構築
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マネジメントの原理原則
協働的なチーム体制の構築
コミュニケーション
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メディア・リッチネス
コミュニケーションのリッチネスが高い = 複雑な情報が扱える
<参考>PMBOKガイド 第7版 4.2.2.2 コミュニケーションチャネルの有効性
リッチネス 媒体 情報 フィードバック 焦点 言語の多様性
高い
低い
対面 視覚・聴覚 迅速 相手と合わせる 身振り・自然言語
Web会議 視覚・聴覚 迅速 相手と合わせる 身振り・自然言語
電話・音声通話 聴覚 迅速 相手と合わせる 自然言語
文字チャット 視覚(文字のみ) 遅いことがある 合わせられない 自然言語
メール 視覚(文字のみ) 遅い 合わせられない 自然言語
協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
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複雑なコミュニケーションを必要する例
<定例的なもの>
● プロジェクトのキックオフ : 人を知る
● 要件の検討 : 「何が必要か」の焦点を合わせながらミーティング
● プランニング : 実施するタスク内容をすり合わせながらミーティング
● デイリースタンドアップ : 課題が必ずあるので迅速に処置が必要
● レトロスペクティブ : 改善策の検討は意見が飛び交う
これらはすべてWeb会議 + カメラON を用いる
協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
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複雑なコミュニケーションを必要する例
<突発的なもの>
● 障害発生 : 事象・ステークホルダーへの影響など迅速な判断が必要
● 開発時の仕様確認 : 確認が必要=認識ズレのリスクがある
突発的な対応発生時に迅速に集まる必要がある
協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
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緊急時の対応
Web会議のスペースを予め決めておく
<虎の穴ラボの実例>
● 「緊急時に集う部屋」のURLをSlackのトピックなどへ記載
● 障害検知の自動通知に「緊急時に集う部屋」のURLを記載
協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
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開発時の仕様確認
Web会議に移行するルールを決めておく
<虎の穴ラボの実例>
● Slackでのやりとりが3回以上 → Web会議へ集合!
● 質問事項が5行以上 → Web会議へ集合!
協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
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マネジメントの原理原則
協働的なチーム体制の構築
タスクの進捗管理
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協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
タスクの進捗管理
1. 1週間かかる作業が発生
2. 認識合わせをして業務開始
3. デイリースタンドアップで「順調です」という報告
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タスクの進捗管理
1. 1週間かかる作業が発生
2. 認識合わせをして業務開始
3. デイリースタンドアップで「順調です」という報告
4. 💥期限前日 認識違いが発覚
協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
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タスクの進捗管理
気軽なコミュニケーションで意識せずに防げていた問題
● 「少し見せて?」
● 「ここの仕様、ややこしいけど大丈夫?」
[横にいる人と話す] と [Web会議に呼んで話す] は
どうしても気軽さが違う
協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
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タスクの進捗管理
0.5h ~ 1h 単位でタスクを分割
● 機能ごと(ストーリーごと)の分割
● フェーズでの分割(アーキテクト検討/PoC/IF設計/実装...)
→ デイリースタンドアップで、
 細かな単位で状況を把握できる
協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
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マネジメントの原理原則
協働的なチーム体制の構築
タスクのバランスを取る
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協働的なチーム体制の構築 タスクのバランスを取る
作業量のバランスを取る
出勤時
● 忙しそうにしている人がいる
● 遅くまで残業している人がいる
→すぐに気づくことができる
 なんとなく気づいて調整ができる
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マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築
作業量のバランスを取る
リモートワーク時
状況を逐一見ることはできない
● 忙しいのか?余裕があるのか?
● 無理に残業等していないか?
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マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築
作業量のバランスを取る
カンバンツールを利用したタスクの可視化
<虎の穴ラボ実例>
Trello + Plus for Trello(時間管理)
● プランニングでチケットに見積ポイントを設定
● メンバーごとのToDoポイントの把握
● 昨日のDoneポイントの把握
https://trello.com/ja
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マネジメントの原理原則
協働的なチーム体制の構築
モチベーションの維持
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協働的なチーム体制の構築 モチベーションの維持
モチベーションの維持
出勤時
● つまらなそうな顔をしている
● 周りへ愚痴を吐く
モチベーションが薄くなっていることを検知しやすい
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マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築
モチベーションの維持
リモートワーク時
● 表情はミーティング時の限られた時間のみでしか判断ができない
● 愚痴をわざわざSlackで言ってくる人はいない
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マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築
モチベーションの維持
<虎の穴ラボの実例>
● 定期的な 1 on 1 面談
● ムードチャートの導入
メンバーの問題を素早く把握する
月 火 水 木 金
高海さん 😆 😆 😆
桜内さん 🙂 😄 😆
渡辺さん 😓 😭 😭
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マネジメントの原理原則
テーラリング
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テーラリング
テーラリングとは
プロジェクト運営手法を、よりチームにフィットさせる(調整していく)
一つとして同じチームは存在しない
● プロジェクトチームの人数
● 扱うサービスの価値
● 作業環境
● メンバーのスキルや人間性
チームごとにぴったりの運営手法に作り替えていく
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マネジメントの原理原則 テーラリング
レトロスペクティブ(振り返り)
リモートワーク振り返りミーティングを定期的に開催
もっともわかりやすく馴染み深い方法 KPT
● Keep : リモートワークの運営としてよかったこと
● Problem : リモートワーク ゆえにうまくいかなかったこと
● Try : 問題点を解決するためのアクション
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マネジメントの原理原則 テーラリング
レトロスペクティブ(振り返り)
<虎の穴ラボの実例>
2020/2頃
● 数日間 リモートワークを実践
● 振り返りミーティングを実施 → 改善を実施
● 1週間 リモートワーク を実践
● 振り返りミーティングを実施 → 改善を実施
● フルリモートワークへ
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やってはいけない!
ダメなリモートワーク手法
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ダメなリモートワーク手法
<よくない例>リモートワークを部分的に実施する
● 管理職は出社 → 管理職が出勤前提の考えしかできなくなる
● 日ごとに別々に出社 → 出社有無でコミュニケーション格差が生まれる
● 出勤日を決める → 「なぜ出社するのか?」という問いに答えが出ない
全員でフルリモートワーク にしないと意味がない
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<よくない例>非同期コミュニケーションに傾倒しすぎる
「非同期コミュニケーションが至高!」
「同期コミュニケーションは旧世代の仕事の進め方!」
そもそも同期・非同期コミュニケーションは用途が違うものである
ダメなリモートワーク手法
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<よくない例>過度な監視 / 報告
● 仕事をしているか確認するために常時Web会議室へ接続させる
→ 監視される → 心理的安全性が著しく低下
→ 生活音などが気になり集中力低下
● その日にやった業務を詳細に日報で書かせる
→ 日報を書くことが目的になり、いらないコストをかけ始める
タスクは細かく分割し、カンバンツールで管理できれば問題ない
ダメなリモートワーク手法
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まとめ
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● リモートワークへの移行は「変革」である。マネージャー/メンバー全員が変える
方法を考える
● コミュニケーション方法は使い分ける
● メンバーの表情や気分を把握する術を用意する
● タスクは細かく分割してビジュアライズ
● 改善を繰り返し続けて、
自分たちだけの最強のリモートワークチームを作れ!
まとめ
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ご清聴ありがとうございました

虎の穴ラボ TechDay#3 フルリモート率100%!リモートワークを可能にするマネージメント

  • 1.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. フルリモート率100%!! テレワークを可能にするマネージメント 虎の穴ラボ エンジニアリングマネージャー 松尾 陽祐 T O R A N O A N A L a b
  • 2.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 自己紹介 松尾陽祐 ● 2017/11入社 ● エンジニアリングマネージャー 虎の穴ラボへの入社理由 ● 自社プロダクトの開発がしたい! ● どうせ転職するなら好きな業界で! 趣味 ● ラブライブ!プロジェクト全般 ● Tokyo7th シスターズ ● 22/7
  • 3.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 今日のテーマ フルリモートワークを組織に浸透させる
  • 4.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. アジェンダ ● リモートワーク の現状 ● リモートワーク移行 ○ プロジェクト・マネジメントの原理原則から読み解く ■ 変革できるようにする ■ 協働的なチーム体制の構築 ■ テーラリング ● やってはいけない!ダメなリモートワーク ● まとめ
  • 5.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワークの現状
  • 6.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワークの現状 緊急事態宣言の解除により、リモートワーク実施率が低下 <引用>東京都 報道発表資料 テレワーク実施率調査結果 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/11/11/12.html
  • 7.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワークの現状 緊急事態宣言の解除により、リモートワーク実施率が低下 フルリモートワーク率は 1.6% <PRTIMES> 株式会社月刊総務様のプレスリリースより https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000060066.html ● 出勤した方が生産性が高いと判断されている ● リモートワークに課題を見つけている
  • 8.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワーク移行 マネージメントの原理原則から読み解く
  • 9.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則から読み解く プロジェクト・マネジメントの原理原則 ※出典「PMBOKガイド第7版」 ● 勤勉で、敬意を払い、面倒見のいいスチュワードであること ● 協働的なプロジェクト・チーム体制を構築すること ● ステークホルダーと効果的に関わること ● 価値に焦点を当てること ● システムの相互作用を認識し、評価し、対応すること ● リーダーシップを示すこと ● 状況に基づいてテーラリングすること ● プロセスと成果物に品質を組み込むこと ● 複雑さに対処すること ● リスク対応を最適化すること ● 適応力と回復力を持つこと ● 想定した将来の状態を達成するために変革できるようにすること
  • 10.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 変革できるようにする
  • 11.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワーク移行 「変革」である よくある勘違い 元々PCを使って一人で仕事をしていた それをただ場所を変えてやるだけ 実際の出勤による勤務 意識しないところで ● 情報の発信 ● 情報の受信 が多く行われている
  • 12.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワーク移行 「変革」である 無意識のうちに行われている情報のやりとり ● 朝の顔色で体調を発信・受信 ● 服装でその日の気分を発信・受信 ● 仕事中の表情で潜在的な課題を発信・受信 ● お昼の買い物で趣味を発信・受信 ● 残業している姿でタスク量を発信・受信 「人がいる」というだけで様々な情報が飛び交うのが「会社」
  • 13.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. リモートワーク移行 「変革」である これまでの仕事・マネージメント = 出社することが前提 「出社」という前提がなくなるため イチから考え直さないといけない
  • 14.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 変革できるようにする 変革のモデル ADKARモデル ステップ 概要 具体例 Aware(認識) 変化が必要な理由の特定 コロナ禍 / オフィスコスト削減 / QOL向上 目的を明確にする Desire(願望) 実践したいという気持ちを持つ リモートワークをしたい! Knowledge(知識) 変化の方法を理解する 現状の業務を分析 リモートワークでの業務手法を検討 /学習 Ability(能力) 得た知識を実践する チームで新しい開発手法を実践する Reinforce(定着) 定着させるための改善を繰り返 す 振り返りを行い、改善を繰り返す
  • 15.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 変革のモデル ADKARモデル Desire(願望) ● マネージャー : 企業価値を高める!採用アピール! ● メンバー : QOL向上! 願望は全員が強く持つ マネジメントの原理原則 変革できるようにする
  • 16.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 変革のモデル ADKARモデル Knowledge マネージャー メンバー問わず、業務を分析 ● 業務の細分化とリストアップ ● リストに対して、リモート時のシミュレーション ● リモート時に必要なことを列挙          + ● リモートワークノウハウの習得(他社事例・書籍等) マネジメントの原理原則 変革できるようにする
  • 17.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築
  • 18.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 19.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. メディア・リッチネス コミュニケーションのリッチネスが高い = 複雑な情報が扱える <参考>PMBOKガイド 第7版 4.2.2.2 コミュニケーションチャネルの有効性 リッチネス 媒体 情報 フィードバック 焦点 言語の多様性 高い 低い 対面 視覚・聴覚 迅速 相手と合わせる 身振り・自然言語 Web会議 視覚・聴覚 迅速 相手と合わせる 身振り・自然言語 電話・音声通話 聴覚 迅速 相手と合わせる 自然言語 文字チャット 視覚(文字のみ) 遅いことがある 合わせられない 自然言語 メール 視覚(文字のみ) 遅い 合わせられない 自然言語 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 20.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 複雑なコミュニケーションを必要する例 <定例的なもの> ● プロジェクトのキックオフ : 人を知る ● 要件の検討 : 「何が必要か」の焦点を合わせながらミーティング ● プランニング : 実施するタスク内容をすり合わせながらミーティング ● デイリースタンドアップ : 課題が必ずあるので迅速に処置が必要 ● レトロスペクティブ : 改善策の検討は意見が飛び交う これらはすべてWeb会議 + カメラON を用いる 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 21.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 複雑なコミュニケーションを必要する例 <突発的なもの> ● 障害発生 : 事象・ステークホルダーへの影響など迅速な判断が必要 ● 開発時の仕様確認 : 確認が必要=認識ズレのリスクがある 突発的な対応発生時に迅速に集まる必要がある 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 22.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 緊急時の対応 Web会議のスペースを予め決めておく <虎の穴ラボの実例> ● 「緊急時に集う部屋」のURLをSlackのトピックなどへ記載 ● 障害検知の自動通知に「緊急時に集う部屋」のURLを記載 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 23.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 開発時の仕様確認 Web会議に移行するルールを決めておく <虎の穴ラボの実例> ● Slackでのやりとりが3回以上 → Web会議へ集合! ● 質問事項が5行以上 → Web会議へ集合! 協働的なチーム体制の構築 コミュニケーション
  • 24.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
  • 25.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理 タスクの進捗管理 1. 1週間かかる作業が発生 2. 認識合わせをして業務開始 3. デイリースタンドアップで「順調です」という報告
  • 26.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. タスクの進捗管理 1. 1週間かかる作業が発生 2. 認識合わせをして業務開始 3. デイリースタンドアップで「順調です」という報告 4. 💥期限前日 認識違いが発覚 協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
  • 27.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. タスクの進捗管理 気軽なコミュニケーションで意識せずに防げていた問題 ● 「少し見せて?」 ● 「ここの仕様、ややこしいけど大丈夫?」 [横にいる人と話す] と [Web会議に呼んで話す] は どうしても気軽さが違う 協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
  • 28.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. タスクの進捗管理 0.5h ~ 1h 単位でタスクを分割 ● 機能ごと(ストーリーごと)の分割 ● フェーズでの分割(アーキテクト検討/PoC/IF設計/実装...) → デイリースタンドアップで、  細かな単位で状況を把握できる 協働的なチーム体制の構築 タスクの進捗管理
  • 29.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 タスクのバランスを取る
  • 30.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 協働的なチーム体制の構築 タスクのバランスを取る 作業量のバランスを取る 出勤時 ● 忙しそうにしている人がいる ● 遅くまで残業している人がいる →すぐに気づくことができる  なんとなく気づいて調整ができる
  • 31.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 作業量のバランスを取る リモートワーク時 状況を逐一見ることはできない ● 忙しいのか?余裕があるのか? ● 無理に残業等していないか?
  • 32.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 作業量のバランスを取る カンバンツールを利用したタスクの可視化 <虎の穴ラボ実例> Trello + Plus for Trello(時間管理) ● プランニングでチケットに見積ポイントを設定 ● メンバーごとのToDoポイントの把握 ● 昨日のDoneポイントの把握 https://trello.com/ja
  • 33.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 モチベーションの維持
  • 34.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. 協働的なチーム体制の構築 モチベーションの維持 モチベーションの維持 出勤時 ● つまらなそうな顔をしている ● 周りへ愚痴を吐く モチベーションが薄くなっていることを検知しやすい
  • 35.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 モチベーションの維持 リモートワーク時 ● 表情はミーティング時の限られた時間のみでしか判断ができない ● 愚痴をわざわざSlackで言ってくる人はいない
  • 36.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 協働的なチーム体制の構築 モチベーションの維持 <虎の穴ラボの実例> ● 定期的な 1 on 1 面談 ● ムードチャートの導入 メンバーの問題を素早く把握する 月 火 水 木 金 高海さん 😆 😆 😆 桜内さん 🙂 😄 😆 渡辺さん 😓 😭 😭
  • 37.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 テーラリング
  • 38.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. テーラリング テーラリングとは プロジェクト運営手法を、よりチームにフィットさせる(調整していく) 一つとして同じチームは存在しない ● プロジェクトチームの人数 ● 扱うサービスの価値 ● 作業環境 ● メンバーのスキルや人間性 チームごとにぴったりの運営手法に作り替えていく
  • 39.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 テーラリング レトロスペクティブ(振り返り) リモートワーク振り返りミーティングを定期的に開催 もっともわかりやすく馴染み深い方法 KPT ● Keep : リモートワークの運営としてよかったこと ● Problem : リモートワーク ゆえにうまくいかなかったこと ● Try : 問題点を解決するためのアクション
  • 40.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. マネジメントの原理原則 テーラリング レトロスペクティブ(振り返り) <虎の穴ラボの実例> 2020/2頃 ● 数日間 リモートワークを実践 ● 振り返りミーティングを実施 → 改善を実施 ● 1週間 リモートワーク を実践 ● 振り返りミーティングを実施 → 改善を実施 ● フルリモートワークへ
  • 41.
    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. やってはいけない! ダメなリモートワーク手法
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. ダメなリモートワーク手法 <よくない例>リモートワークを部分的に実施する ● 管理職は出社 → 管理職が出勤前提の考えしかできなくなる ● 日ごとに別々に出社 → 出社有無でコミュニケーション格差が生まれる ● 出勤日を決める → 「なぜ出社するのか?」という問いに答えが出ない 全員でフルリモートワーク にしないと意味がない
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. <よくない例>非同期コミュニケーションに傾倒しすぎる 「非同期コミュニケーションが至高!」 「同期コミュニケーションは旧世代の仕事の進め方!」 そもそも同期・非同期コミュニケーションは用途が違うものである ダメなリモートワーク手法
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. <よくない例>過度な監視 / 報告 ● 仕事をしているか確認するために常時Web会議室へ接続させる → 監視される → 心理的安全性が著しく低下 → 生活音などが気になり集中力低下 ● その日にやった業務を詳細に日報で書かせる → 日報を書くことが目的になり、いらないコストをかけ始める タスクは細かく分割し、カンバンツールで管理できれば問題ない ダメなリモートワーク手法
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. まとめ
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. ● リモートワークへの移行は「変革」である。マネージャー/メンバー全員が変える 方法を考える ● コミュニケーション方法は使い分ける ● メンバーの表情や気分を把握する術を用意する ● タスクは細かく分割してビジュアライズ ● 改善を繰り返し続けて、 自分たちだけの最強のリモートワークチームを作れ! まとめ
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    Copyright (C) 2022Toranoana Lab Inc. All Rights Reserved. ご清聴ありがとうございました