虎の穴ラボにおけるリモートワークの働き方
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アドベントカレンダー12日目の記事の資料です。 https://qiita.com/advent-calendar/2021/tora-lab
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虎の穴ラボにおけるリモートワークの働き方
- 2. アジェンダ ● 自己紹介 ● リモートワークの働き方 ○ 勤務体制（フルリモート/フレックスタイム） ○ リモートワークのメリット・デメリット ○ ツールの活用 ○ 仕事の進め方 ○ 仕事のコツ ○ コミュニケーション不足の改善施策 ● 宣伝
- 3. 自己紹介 名前： A.M. 所属： 虎の穴ラボ株式会社 職業： Webエンジニア 趣味： アニメ、ゲーム、音楽など 好きな食べ物： カレー🍛
- 4. リモートワーク の働き方
- 6. フルリモートワーク体制導入のポイント ● 柔軟な働き方の提案 ● 社員個々のワークライフバランスの充実 ● 1万円/月のフルリモートワーク手当を支給 ● リモートでもコミュニケーションを取れる工夫 ○ 毎日のコミュニケーションタイム ○ Slackの分報チャンネル など
- 8. リモートワークのメリット ● 通勤時間がないので、時間を有効活用できる ● 仕事環境を自分の好みにカスタマイズでき、集中できる ● 会議室を確保する手間がなくなった ● 自炊をすることで食費が節約できる ● 休憩時間の自由度が上がった ● 実家や旅行先などからでも勤務ができる
- 9. リモートワークのデメリット ● メンバー間のコミュニケーション不足（意識のズレが起きやすい） ● コミュニケーションを取るきっかけを探すのが難しい ● それなりの速度のインターネット回線がないと仕事効率が下がる ● 運動不足になりやすい ● 日中も家にいるので、電気代がかかる ● 昼休みに秋葉原のカレー屋さんが巡りできなくなった
- 11. ツールの活用
- 12. ツールの活用 ● メッセージやり取り： ● 打ち合わせ（MTG）： Google Meet ● タスク管理：
- 15. Slackの活用 - 分報チャンネル ● チームごとに分報チャンネルを用意 ● 分報：日報の分単位バージョン ● 毎分というわけではなく、好きなタイミングで自由に報告す る ○ Twitterで呟くような感覚
- 16. Slackの活用 - 分報チャンネル <例> ● プランA、プランBどっちでいくか悩み中。。 ● プランAだとメリット〜、デメリット〜 ● プランBだと〜 ● 今回は〜だからプランBの方が良さそうな気がする
- 17. Google Meet Googleのビデオ会議ツール ● 1クリックで接続URLが発行できる ● 事前に時間枠を確保する必要なし ● ブラウザで利用可能（アプリのインストール不要） ● Googleカレンダーのスケジュールからも部屋を作れるので、会 議室のように使える
- 21. 仕事の進め方 （開発手法）
- 23. ウォーターフォール開発 機能A 機能B 機能C 機能D 企画 設計 実装 テスト 工程ごとにじっくり開発する。 工程の終わりに全機能をレビューする形になるので、意識のズレが あったときの手戻りがめちゃくちゃ大きい。
- 26. 用語解説：スクラムとは ● アジャイル開発の手法の一つ ● チームで仕事の進めるための枠組み（フレームワーク） ● ソフトウェア開発以外のチームにも適用できるのが特徴 ● 公式のスクラムガイドが多言語で公開されている https://scrumguides.org/docs/scrumguide/v2020/2020-Scrum-Guid e-Japanese.pdf
- 30. カイゼン・ジャーニー アジャイル・スクラムについて詳しく知りたい場合は こちらの本がおすすめ。 ● アジャイル開発や、その手法の一つである「ス クラム」について分かりやすく解説 ● 進行は「ストーリー形式」 ● 各セクションごとにストーリーに対して「解説 パート」がある https://www.amazon.co.jp/dp/4798153346/
- 32. エンジニア の一日 8:00 起床 朝食やニュースチェック 10:00 業務開始 自宅でリモート出勤 10:15~10:20 朝礼 全体への周知事項等の確認 10:20~10:30 朝会(デイリー スクラム) チームに分かれて、前日の成果と本日のタスクを確 認 （その日の目標を確認することで 作業効率向上） 13:00 休憩 各自任意のタイミングで 1時間取得 14:00 業務再開 困ったことがあればすぐ Meetで相談 17:00 MTG/勉強会 打ち合せや、社内勉強会など 19:00 業務終了 フレックスタイム制なので、用事があるときは早めに 上がることも可能 19:00~24:00 自由時間 夕食、趣味の時間 24:00 就寝
- 34. 朝会 - タスク報告例 ● 昨日はタスク１，２をやってレビュー中です。タスク３は途中まで進めています。 ● 今日はタスク３、４，５をやります。もし早めに終わればタスク６進めます。
- 38. 用語解説：KPI Key Performance Indicator（重要業績評価指標）の略。 組織の目標を達成する上で必要な、業績管理評価のための重要な指標のこと。 虎の穴ラボでは、各メンバーがその日にどんな作業をどのくらい実施したかを退 勤時に記録し、 ● 目標との乖離がないか ● 全体の作業バランス をチェックしている。
- 39. KPI - 社内ツールで管理
- 41. 仕事のコツ
- 42. 仕事のコツ - 課題発生時の相談 対応方針の相談などをするときは、以下を実践。 ● 使う時間を明確にし、その時間内で終わるよう情報を整理 ● 前提・趣旨を伝える（相手にわかるよう、情報レベルを揃える） ● 解決の選択肢と、それぞれのメリット・デメリットを用意 ● 結論として「◯◯で良いか」までを語る 「xxがおきました。どうしましょう。」という相談の仕方はNG
- 43. 仕事のコツ - 会議の進め方 ● Googleカレンダーに、「会議の目的」「ゴール」「アジェン ダ」を記載する ● 必ず資料を用意する（空中戦を避ける） ● その場で編集できるもの（スプレッドシートの資料、メモ など）を用意し、メモを取りながら進める ● TODO（誰がいつまでに何をするか）が確認できるまでは 終わらない
- 45. 仕事のコツ - Slackやメールなどの記述 ● 結論を先に書く ● 箇条書きにする（文体での表現を極力避ける） この二つを実践する。
- 47. 仕事のコツ - Slackやメールなどの記述 <OK> xxをお願いしたいです。 背景 xxが発生（xxがxxのため） xxを実施することが決定 これには以下の問題がある ● xx ● xx ● xx これらを解消するためにxxが必要 ※口頭で会話をする時も、まずは 聞かれたことに答えることを意識す る
- 48. 仕事のコツ - 他チーム・部署への依頼 ● 打ち合わせの予定を入れる場合、基本的に翌日以降にする ※緊急案件でない限りは当日に打ち合わせを入れるのはNG ● 余裕を持って依頼する ※本日中にxxして欲しいというような依頼は控える ● いつまでに欲しいのか期限も一緒に伝える ● できるだけ午前中に依頼を投げる
- 51. リモートコミュニケーション ● 時間：毎日の終業前の15分間（18:45 - 19:00） ● 人数：ランダムで3〜5人グループに振り分け ● 場所：オンライン（Google Meet） で実施している、いわゆる雑談タイム。 メンバー間のコミュニケーション不足の解消が主な目 的。
- 52. リモートコミュニケーション
- 54. まとめ
- 56. まとめ ただ、この2つは相反するため、両立するためには ● MTGの時間を短くする ● MTGが複数ある場合は近い時間にまとめて実施する 等、まとまった作業時間を確保する ● MTGは、目的・ゴール・アジェンダを事前に共有する （時間の有効活用。横道にそれたりすることを防ぐ） などの工夫が必要である。
- 57. 宣伝