人事や総務を兼務してわかった

「小さく始める」

は開発だけではないということ

2020/6/27
はち@PasshinateHachi
#品川
この時間のお約束

・(出社初日の)キラキラした気持ちで!



・全員参加型のセッション!



・Muralを使います!



 
https://app.mural.co/t/sfo2020hachi4600/m/sfo2020hachi4600/1592018069754/2dfa
51fc468719abc6516737ece2d73922aaacef

2
早速ですが・・・

「このセッションに

   どんなことを

    期待していますか?」

Muralに書き込んでみましょう!
 3
ありがとうございます!



この期待に沿える

内容に寄せていきます!

4
蜂須賀 大貴 @PassionateHachi

2012年 株式会社IMAGICA入社 (現:株式会社 IMAGICA Lab.) 

お仕事:

 - PdM、PjM、プロダクトオーナー(CSPO) 

 - インフラエンジニア(AWS) 

 - セールスエンジニア 

- 働き方改革 特命係 

5
映像業界の
働き方を変えたい!
個人のスキルとセンスからチー
ムで働く業界に!
6
お仕事:

- 7名のチームでScrum ( Product Owner) 

- 顧客、現場、営業へのセールスエンジニア的な動き 

- コミュニケーション支援 

 (朝会、ふりかえり、カンバンなど) 

- 新しい働き方を考え、進める人 

- 社内勉強会で会議の進行について講義 

- テレビ局の技術の方達との座談会を主宰 



最近社内でやっていること

7
お仕事?ほぼ趣味?: 

- Developers Boost 2019 ベストスピーカー2位(デブ
サミのU30向けイベント) 

- Developers Summit 2020登壇 

- イベント登壇(約20回/年) 

講演、対談、公開収録 等 

- ワークショップ、勉強会運営 

- 第14期ファシリテーション塾生 

- https://note.com/hiroki_hachisuka 

- コミュニティー運営



最近社外でやっていること

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私のお仕事

9
働き方改革請負人

開発チームの

プロダクトオーナー

私のお仕事

10
開発チームの

プロダクトオーナー

✔ 7名の開発チームでスクラム



✔ プロダクトオーナー



✔ AI文字起こしサービスなど 

「TRASC」 で検索!
私のお仕事

11
私のお仕事

12
働き方改革請負人

✔ 1300人の映像会社



✔ 昨年6月より管理本部兼務



✔ 編集室が中心の設備産業

今日のAgenda

第1部: 実録!働き方改革記 ~組成からミッション達成まで~



第2部: Agile Manifestoで紐解く 働き方改革のポイント



第3部:明日からあなたが動き出すためのワーク

13


第1部



実録!働き方改革記 

~組成からミッション達成まで~

14
15
2019年4月:他社からの遅れと焦り。直談判と立候補

2019年6月:プロジェクトチーム組成。調査と実践

2019年10月:説明とカイゼン。案内と準備

2020年1月:リモートワーク制度解禁

2020年3月:コロナウイルスとの戦い

16
2019年4月:他社からの遅れと焦り。直談判と立候補

2019年6月:プロジェクトチーム組成。調査と実践

2019年10月:説明とカイゼン。案内と準備

2020年1月:リモートワーク制度解禁

2020年3月:コロナウイルスとの戦い

2019年4月

17
世の中ではいろいろ
やってるのに、

うちの会社は

動かないよな・・・

合併とか

グループ再編で

それどころじゃない

んだよな・・・

在宅勤務ができたら、 

時短勤務じゃなくても 

働けるんだけど・・・

2019年4月

18
✔ 現場は会社のせい



✔ 会社は親会社のせい



✔ 親会社は現場のせい



✔ 誰かがやらないといけない

2019年4月

19
✔ 現場は会社のせい



✔ 会社は親会社のせい



✔ 親会社は現場のせい



✔ 誰かがやらないといけない

誰もやらないなら自分がやるしかない!「誰かがやる」は「誰もやらない」

2019年4月

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✔ プロジェクトだけだと

  机上の空論になる



✔ 実際に手を動かさないと

  進まない



✔ 頭と体が分離すると

  上手くいかない

① プロジェクトではなく、兼務! ② 自分でチームをつくりたい
✔ 形だけのメンバーは

  いらない



✔ 短期で結果を出したい



✔ 一緒に汗をかける人を

  集めたい

2019年4月

21
プロジェクトじゃダメ? 

ダメです!

調整をするから待って・・・ 
 できなきゃ会社辞めます 

22
2019年4月:他社からの遅れと焦り。直談判と立候補

2019年6月:プロジェクトチーム組成。調査と実践

2019年10月:説明とカイゼン。案内と準備

2020年1月:リモートワーク制度解禁

2020年3月:コロナウイルスとの戦い

2019年6月

23
チーム組成!
✔ 経営企画3年目



✔ 人事同期



✔ 総務2年目

✔ 若手で組成



✔ スペシャリスト

  を集める

2019年6月

24
✔ インタビュースクリプト

  を作成



✔ 時短や怪我で在宅経験の

  ある人全員にヒアリング

Action1:徹底したヒアリング
✔ 業務規定上、グレーなこと

  もあった



✔ 結果を真摯に捉え、

  規定と運用のバランスを

  柔軟に考える

2019年6月

25
✔ 現状の規約を無視して

  やってみる



✔ 「あるべき姿」を考える

Action2:自らやってみる
✔ 環境音への配慮



✔ 家族の理解



✔ コミュニケーションの工夫

2019年6月

26
✔ アンケート実施



✔ 個別ヒアリング



✔ 個別アドバイス

Action3:未経験者のマインドチェンジ
✔ 不安なだけ

  怖いだけ



✔ まずは始められる

  ように

27
2019年4月:他社からの遅れと焦り。直談判と立候補

2019年6月:プロジェクトチーム組成。調査と実践

2019年10月:説明とカイゼン。案内と準備

2020年1月:リモートワーク制度解禁

2020年3月:コロナウイルスとの戦い

2019年6月

28
✔ 規約は自由度高く



✔ ガイドラインは細かく



✔ 運用していく中で

  ガイドラインを柔軟に

  更新していく

Action4:規約改定 & ガイドライン作成
✔ 未経験者からトライアル

  を実施



✔ ふりかえりで得た気づき 
をガイドラインへ反映



  (家族向け説明資料、Web

 ツールの使い方など)

2019年6月

29
✔ マネージャー向け説明会



✔ 事例共有会



✔ マネージャー同士座談会

Action5:徹底した不安の払拭
✔ イレギュラーへの対応



✔ 相談窓口の設置・対応



✔ 家族向けガイドライン

30
2019年4月:他社からの遅れと焦り。直談判と立候補

2019年6月:プロジェクトチーム組成。調査と実践

2019年10月:説明とカイゼン。案内と準備

2020年1月:リモートワーク制度解禁

2020年3月:コロナウイルスとの戦い



第2部



Agile Manifestoで紐解く 

働き方改革のポイント



31
これらの結果は

全てAgile Manifestoに

描いてある物語を実践しただけ

32
33
今回の物語をAgile ManifestoにMapping

34
✔ 経験者に徹底したヒアリング



✔ マネージャーの不安を払拭するための対話



✔ 反対勢力との対話と課題解決



✔ 対話の結果を受けたガイドラインの策定

プロセスやツールよりも個人と対話
今回の物語をAgile ManifestoにMapping

35
✔ まずは自分がやってみる!



✔ 説明して感じたことを聞いてみる。



✔ 実践に合わせてドキュメント変えていく



✔ 「実験」「トライアル」を何度もやる

包括的ドキュメントより動くソフトウェア
今回の物語をAgile ManifestoにMapping

36
✔ 意見に真摯に向き合う



✔ できることはすぐやる。



✔ できないことその理由を素直に言って一緒に考える



✔ 反対の声こそ、よく聞く

契約交渉より顧客との協調
今回の物語をAgile ManifestoにMapping

37
✔ 「なりたい姿」に沿って柔軟に対応



✔ イレギュラーを歓迎し、一つ一つ向き合う



✔ 対応を全て可視化する!オープンにして味方を増やす!



✔ 予定通りかそうじゃないかがわかるように計画もしっかり

計画に従うよりも変化への対応を
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2019年6月

39
チーム組成!
✔ 経営企画3年目



✔ 人事同期



✔ 総務2年目

✔ 若手で組成



✔ スペシャリスト

  を集める

2019年6月

40
チーム組成!
✔ 経営企画3年目



✔ 人事同期



✔ 総務2年目

✔ 若手で組成



✔ スペシャリスト

  を集める

2019年6月

41
✔ インタビュースクリプト

  を作成



✔ 時短や怪我で在宅経験の

  ある人全員にヒアリング

Action1:徹底したヒアリング
✔ 業務規定上、グレーなこと

  もあった



✔ 結果を真摯に捉え、

  規定と運用のバランスを

  柔軟に考える

2019年6月

42
✔ インタビュースクリプト

  を作成



✔ 時短や怪我で在宅経験の

  ある人全員にヒアリング

Action1:徹底したヒアリング
✔ 業務規定上、グレーなこと

  もあった



✔ 結果を真摯に捉え、

  規定と運用のバランスを

  柔軟に考える

2019年6月

43
✔ 現状の規約を無視して

  やってみる



✔ 「あるべき姿」を考える

Action2:自らやってみる
✔ 環境音への配慮



✔ 家族の理解



✔ コミュニケーションの工夫

2019年6月

44
✔ 現状の規約を無視して

  やってみる



✔ 「あるべき姿」を考える

Action2:自らやってみる
✔ 環境音への配慮



✔ 家族の理解



✔ コミュニケーションの工夫

2019年6月

45
✔ アンケート実施



✔ 個別ヒアリング



✔ 個別アドバイス

Action3:未経験者のマインドチェンジ
✔ 不安なだけ

  怖いだけ



✔ まずは始められる

  ように

2019年6月

46
✔ 規約は自由度高く



✔ ガイドラインは細かく



✔ 運用していく中で

  ガイドラインを柔軟に

  更新していく

Action4:規約改定 & ガイドライン作成
✔ 未経験者からトライアル

  を実施



✔ ふりかえりで得た気づき 
をガイドラインへ反映



  (家族向け説明資料、Web

 ツールの使い方など)

2019年6月

47
✔ アンケート実施



✔ 個別ヒアリング



✔ 個別アドバイス

Action3:未経験者のマインドチェンジ
✔ 不安なだけ

  怖いだけ



✔ まずは始められる

  ように

2019年6月

48
✔ 規約は自由度高く



✔ ガイドラインは細かく



✔ 運用していく中で

  ガイドラインを柔軟に

  更新していく

Action4:規約改定 & ガイドライン作成
✔ 未経験者からトライアル

  を実施



✔ ふりかえりで得た気づき 
をガイドラインへ反映



  (家族向け説明資料、Web

 ツールの使い方など)

2019年6月

49
✔ マネージャー向け説明会



✔ 事例共有会



✔ マネージャー同士座談会

Action5:徹底した不安の払拭
✔ イレギュラーへの対応



✔ 相談窓口の設置・対応



✔ 家族向けガイドライン

2019年6月

50
✔ マネージャー向け説明会



✔ 事例共有会



✔ マネージャー同士座談会

Action5:徹底した不安の払拭
✔ イレギュラーへの対応



✔ 相談窓口の設置・対応



✔ 家族向けガイドライン



第3部



明日から

あなたが動き出すためのワーク



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ここからは・・・

Mutualを使って

ワークをやります!



https://app.mural.co/t/sfo2020hachi4600/m/sfo2020hachi4600/1592018069754/2dfa51fc4
68719abc6516737ece2d73922aaacef

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53
今日の一番の
学びは? →

上記の学びか
ら、あなたにで
きることは?→

明日まず

何する?→

付録:当日のリアクション

54
付録:当日のリアクション

55
付録:当日の質問

56
はち回答:



大きなデメリットはなかったと思いま
す。



強いて言えば、会社全体や上の方
の方への働きかけは若手メンバー
に期待するのは酷なので役回りとし
て全て私が引き受けました。



オープンにしていたので、実質各部
署のシニアの人も内容は伝わってい
たのも功をそうした感じです。

付録:当日の質問

57
はち回答:



今回はお話を割愛してしまいました
が、細やかにチームビルディングを
しました。具体的には、インセプショ
ンデッキ、ドラッガー風エクササイズ
などで目的やそれぞれへの期待を
可視化し、「何かあれば全部責任と
る」というのを明言したので、最終的
に「いつもの部署よりやりやすい」と
いうFBをもらいました。



本心は分かりませんが・・・(笑)



付録:当日の質問

58
はち回答:



端的にいうと「私(とチーム)が思う素
敵な状態」としました。



個人的には「会社全体の方向性」は
「主体的な誰かの目指す姿に多くの
賛同がある状態」だと思っています。
なので、一番意志が強くて一番調査
をしている人が示す方向性であれ
ば、賛同者が増え、いつしかそれが
スタンダードになるのではないかと
思っています。

今日の資料はSlide Shareにアップ済みです
#品川 チャンネル でリンクを共有しています。
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人事や総務を兼務してわかった「小さく始める」は開発だけではないということ