丸投げ&ロックイン構造
   からの脱却


  ゼリア新薬工業 熊野


    2011/4/25
     Slide No. 1
全体の流れ

前半
  丸投げ、ロックインなどの、問題・事例・
  考察など。

後半
  では、どうすればいいか?
  当社の事例も含めて考えてみます。


         Slide No. 2
ユーザ企業の丸投げ

◆ユーザ企業の丸投げって?

→ 自社で考えなければならないことを、ベンダーに
  任せてしまうこと。

◆結果どうなってしまう?
  → 自分で考えることができなくなる。
      → 考えなくてもやってくれるから。
  → ベンダーとユーザ間のメッセンジャー役
  → お金だけは、大量に出て行く。

           Slide No. 3
ユーザ企業の丸投げ

◆思考停止

→ 要求を自分の言葉で語ることができない。
→ 自社の業務フローをまともに書けない。

(痺れを切らした)ベンダーが、“いくつか案を提示”
   「この3つの案から、選んでください」

丸投げすると、こんな感じになります。



          Slide No. 4
ユーザ企業の丸投げ

◆なぜこうなった??

1990年代後半 → アウトソーシングブーム
上流の仕事が、上等な仕事。
プログラミングなどの、下流の仕事を軽視。

社員が、自社のコンピタンスに特化することと、
プログラミングをアウトソースすること、
これを、間違えた。
プログラムは、自社のコア・コンピタンスであった。


          Slide No. 5
ユーザ企業の丸投げ

◆また・・・
変化することをしなかった。
  → 90年代後半のアウトソースブーム(?)は、
    その当時の最善であった。
  → 常に、時代を見据えて変化することが
    できなかった。
      → これが日本人の苦手なところか?
何故、変化を嫌う?
  → ソフトウェアが、ソフトでなかった。
  → 安定を望む。 しかし、安定って何?

           Slide No. 6
ユーザ企業の丸投げ

◆安定とは?
  → 高速で回転する独楽
   → 常に変化を続けること
   → 常に、外からエネルギーが与えられること

  → 止まっている独楽を安定しているとは言わない
   → 頻繁にバージョンアップをしたり、
   → 業者を変更したり、

  → 安定すること=変化すること

          Slide No. 7
ベンダーのロックイン

◆ロックインって?

ベンダーの戦略
  一度食らい付いたら離さない。
     → 経常的にお金を搾り取る。
  沢山の人間を、べったり貼り付ける。

ユーザのマインド
  お金を出して、問題が起きたときに責任を
  押し付けられる。


            Slide No. 8
ベンダーのロックイン

◆結果・・・・
ユーザ企業は、自社のシステムが、“どうやって”、
“なぜ”動いているかわからなくなる。

ベンダーへの依存度は、時間とともにアップ
  → 気がついたら身動き取れない。

そして・・・、一種の半癒着構造、共生関係が生まれる。
しかし、昨今の保守料の高騰、サービス化がこの環境
を変える。

           Slide No. 9
ベンダーのロックイン

◆ベンダーは・・・

経常的に収入が入る
  → 楽チン
  → 怠けても、給料入ってくる。
  → 技術に力が入らない。
  → 技術に疎く、御用聞きSEが沢山
  → 国際競争力から大きく遅れを取る。



            Slide No. 10
ベンダーも丸投げ

◆多重下請け(丸投げ)構造

元請ベンダーは、下請けベンダーに丸投げする
下請けベンダーは、孫請けに・・・・
孫請けは、オフショアに・・・・

壮大なる伝言ゲームの末、システムが作られる。
  → Fatなドキュメントが必要になる。
  → ユーザ企業と、プログラマは、はるかかなた。


           Slide No. 11
高コスト化
◆多重リスク(又は、バッファ)構造
元請、下請け、孫請け・・・全ての企業が、“リスク”
を見込む。(当然利益も)
リスク(バッファ)って?
   → ユーザ企業が、全てを語れない
   → 何が隠れているか、わからない。
   → 大抵隠れていて・・・、リスク代は消費される。
結果、膨大なコストに。
  → 億のオーダーの見積もりが常態化
  → しかし、誰も“大儲け”していない。

            Slide No. 12
高コスト化

◆巨大なコンプレックスである情報システム。
  → 様々な専門家が必要
  → その専門家をマネージする人

◆プロジェクト会議は、20~30人
  → そして、そこにはプログラマはいない。
  → プロマネといわれる、調整者。
  → プロマネの人件費、一人一時間3万円
  → プロジェクト会議、1回100万円也
      → これも高コスト化の一因


           Slide No. 13
ユーザ企業の経営者

◆ユーザ企業の経営者は・・・

ITに疎い経営者も多い。
なんで、こんなにお金がかかるのか、不信感がつのる。
上述のような構造とは、露知らず。
  → 何故なら、ベンダーと自社のIT部門が
  共生関係にあるから、知らされない。
子会社にしてしまえ?
  → これも、一種の解決策かも


           Slide No. 14
ベンダーの自己矛盾

◆ラピッドなツール、方法論を使わない。

受託開発で、大量の人間を、人月単価で押し込む
ビジネスモデルは、おいしい。

自動化ツールなど使うと、人月減ってしまう。

方法論もしかり。
  → 知的にやったら、人月減ってしまう。

結果、技術力が低下する。

          Slide No. 15
ユーザ主導のコンペ

◆コンペを行う
生産性、コストで勝負すればよい。
  → 自由経済の原理が働く。
  → SIベンダーが、高生産性ツール、方法論を
   積極的に使う可能性がある。

◆ベンダーの言い分
リスクを見込んで、見積書を作る。
しかし、コンペが進むと、それが徐々に減っていく。
   → ユーザ企業がリスクを保持しないと、ベンダーも
     疲弊するだけ。
            Slide No. 16
受託開発モデルの限界

◆受託開発モデルのイナーシャ

人間を、人月単価で商品化。
  → これが儲かった?
  → このビジネスモデルから、思考が脱却できない

◆限界
  前述までの様々な問題の根源。

この、SIベンダーの受託開発モデルを、壊す。
  → これがシステム・イニシアティブ研究会の仕事。

           Slide No. 17
人月単価のモデル

◆本質的なジレンマ

人間を人月単価で、商品化
  → まるで消費財のような扱い。

人間は、そもそも生産財。
  → 生産財の需要は、一定でない。
  → 好景気の時は、需要が増え、
  → 不況の時は、需要が減る。
  → リストラ、賃下げ → 失業率上昇
  → さらに、不況に・・・。

            Slide No. 18
IT企業ってなんなんだ?

◆そもそも

IT企業というのは、“情報”を主に扱う会社だろう。
今の、ITベンダーは、そうではない。

本当のIT企業は、情報やサービスの会社
  → 金融機関や、鉄道会社など。
  → これが、IT企業といっていいだろう。

今の、ITベンダーは?
  → 人材派遣企業? 商社? 保険業?

           Slide No. 19
日本発イノベーションが起きない

◆人材派遣会社、商社からは無理。
技術を磨くのではなく、お金を儲けることが大事。
技術者集団でなくなってしまった?
  → 縦割りな組織構造、管理・官僚主義
   → 利口な専門家の上に、
   → バカな政治家、という構造(国も企業も)
若くて優秀なエンジニアの芽が出ない。
   → 3K、7K、デスマーチ
   → 技術者の離反
   → 悪循環
           Slide No. 20
ユーザ企業も無気力

◆情報システム部門の高齢化
年を取ると・・・
  → 新しいものに、(無意識に)抵抗感
  → 変化を嫌う。

◆技術屋<事務方
事務方が、国や企業の主導権を握っている。
企業内の評価も事務方のほうが高いだろう。
  → やはり、若い優秀なエンジニアの芽が出ない。

           Slide No. 21
パッケージソフト、SaaS

◆スクラッチ開発→パッケージ化というビジネス
  → パッケージソフトって・・・
  → 本質的な矛盾がある気がする。

◆本質的な矛盾
  → ソフトではない → 柔らかくないということ
  → 不特定多数の利用が前提
  → 最大公約数的な作り
  → アドオン、カスタマイズしても限界
  → 結果、靴に足を合わせることにも。。。

            Slide No. 22
“ソフト”ウェア

◆ソフト=柔らかい
  → 今の“ソフト”ウェアは、柔らかくて、簡単に作り
    変えられて、簡単にバージョンアップできて・・・
    という存在だと感じますか?
  → 特にパッケージソフト
      → 数行の修正で100万円とか
      → “ハード”ウェアに近い
◆ハードウェアが柔らかい時代
  → 仮想化、クラウド
  → スケールアウトも簡単

            Slide No. 23
これでは、幸せになれない

◆なぜか?

一見、この癒着構造の中で、双方ハッピーに見えるけど?

このモデルでは、“賢い企業がバカをみる”
  → これで、産業が良くなるわけが無い。




           Slide No. 24
賢い企業がバカをみる

◆例えば・・・

前述のリスクの話。
ユーザ企業がまともに業務フローを書けない。
自社の要件を語れない。
だから、その肩代わりをすること、手戻りの可能性、
これらを、リスクとして、最初から乗せている。

→ 自社で要件を語れる、業務を語れる企業は、
損をするだけ。

           Slide No. 25
日本企業の中国への進出

◆日本企業が、中国に進出した当初

慣習の違い?
契約どおり、お金を回収できないことが多かった。

その後、日本の企業も学習して、そのリスクを上乗せ
するようになった。

中国のまじめな企業は損をしますね。

→ そもそも、無駄ばかりなんだが・・・・
            Slide No. 26
無駄といえば・・・

◆中国の事例でも・・・
  → 契約違反だ、そうでない、
  → 裁判したり、
  → 今後は、リスクを上乗せしておこう
  → こんなの、無駄な作業なだけ。
  → 価値を生む作業ではない。
◆日本でも・・・
  → 不透明なコスト構造
  → 値引で半額近くになったりする
  → 値引合戦のコンペ → 同じように、無駄。

            Slide No. 27
値引といえば・・・

◆日本のクラウドサービス
クラウドは、サービスです。
サービスとは、例えば、電車やバスや、電気、水道など。
基本的に、従量課金制となる。
そして、その体系は明確でシンプルである必要がある。
マイカーを買うなら、値引、オプションなど、時間をかける。
しかし、電車に乗るか、タクシーに乗るか・・・。
これが、サービス。
  → 明確な価格体系がオープンでなければ、
    サービスの自由な選択はできない。
            Slide No. 28
とあるクラウドビジネス業者

◆クラウドサービスなのに・・・
  → 値引で半額以下に・・・
  → 初期費用が膨大
  → 月にどのくらいの費用がかかるか、不透明

◆最短で、5営業日でサービスイン!
  → 値引交渉に、1ヶ月とかかかる。
  → 従来型のビジネスのイナーシャ。
  → サービスというものの、本質を経営者が
    わかっていない。

            Slide No. 29
では、どうすれば脱却できるか?

◆ユーザ企業の自社コンピタンス
知識領域別に考えてみる
 ドメイン知識 → 自社のコア・コンピタンス
 アプリケーションの知識 → 自社コンピタンス
 データベース、クラス → 自社コンピタンス
 プログラム → 自社コンピタンス
 ミドルウェア → ある程度、アウトソースしても良い
 ネットワーク → ある程度、アウトソースしても良い
 ハードウェア → 自社で抱える必要は無い


           Slide No. 30
当社の事例

◆前提
  → 自社の内製で実施
      → モデリング
      → プログラミング
  → 技術コンサルを採用
      → 成果責任なし
      → 瑕疵責任なし
      → リスクは、当社で保有する




            Slide No. 31
当社の事例

◆技術の獲得

優秀なエンジニアを見つける。
 → 会社では無い。個人。
 → 外に積極的に出ること。
 → 優秀なエンジニアは、集まる。
 → 斥力に負けないようにする。

◆優秀なエンジニア
  → フリーランスにいる。


           Slide No. 32
当社の事例

◆技術の獲得

優れたエンジニアとは?
  → 自ら進んで、技術を学び成長できる人間

そのような人材になるには?
  → 外に出て、優秀なエンジニアに会う。
  → 刺激を受け、自分とのギャップを感じる。
  → ギャップに対するフラストレーションが生じる。
  → これが、自ら学ぶ原動力になる。


           Slide No. 33
当社の事例
◆技術の獲得
エンジニアリングに注力
  → 技術は短く、原理は長い。
具体的には
  → モデリング
      → オブジェクト指向モデリング、UML
      → データモデリング
  → モデリングをやる意味
      → モデリングは、思考そのもの
SIベンダーも、エンジニアリング音痴が多い
   → 目利きになれる。
           Slide No. 34
当社の事例

◆技術の獲得
どのくらいの、時間とお金がかかるか?
  → 約3 年
  → フィージビリティ兼、技術習得で実施
  → お金は・・・かかります。
どこから予算を出したか?
  → いままで、ベンダーにジャブジャブ払っていた
    お金の一部をまわす。
モチベーションが大事
  → 情報システム部員の気力、喜び、楽しさ。
           Slide No. 35
人材育成の原動力
◆仕事の楽しさ → 原動力
今、仕事がつまらないですか?
  → 昔は仕事が楽しかった・・・という話を良く聞く。
なぜつまらない?
  → 自分の世界が経験とともに拡大していくことを
    実感できない。
今、仕事で求められていること
  → コスト削減、効率化・・・
      → 目標、夢、希望が無くなってきている?
人を育てることは、コストではなく、投資
  → 投資の気持ちで社外での活動を推進せよ
            Slide No. 36
Agile開発

◆Agile開発
Scrum+XP+カンバン方式のような形式

◆用語
  → スプリント
      → 1ヶ月を単位とする。
      → 動くものを作る
  → イテレーション
      → 1週間単位
      → フィードバックループ
      → レビューとブラッシュアップを繰り返す
               Slide No. 37
Agile開発
◆用語
  → 朝会
      → 毎日行う。30分程度。
      → 朝に、本日の仕事の確認、問題の共有。
  → チケット
      → 一つの仕事
      → 行うことが明確であるもの
      → 1枚のチケットは、約2~3時間が目安
◆チケットドリブン
  → これで、初めて、ソフトウェア開発の、
    正しスケジューリングができる。
              Slide No. 38
Agile開発

一枚のチケット→A5サイズ

         余白(磁石エリア)

         チケットのタイトル




  担当者A       予想時間             実績時間
             2h               3h
  担当者B
             予定日              実施日
             2011/04/02       2011/04/01




               Slide No. 39
Agile開発

◆ペアプログラミング(ワーキング)
  → XP(eXtreme Programming)のプラクティス
    → レビューを一日中やろう!という精神
  → 一つのチケットを二人で担当
  → 毎日変わる。
◆狙い
  → メンタリング
      → 教えるもの、教わるもの
  → 二つの頭で考える。
  → ナレッジを流動化
  → メンバー間の風通しを良くする。
                Slide No. 40
Agile開発

カンバン      色の付いた●は、磁石。色が担当者に対応                    2台のキャビネット(のつもり)
           ↓                                      ↓




 今週やること   今日やること                      今日やったこと   今週やったこと




               ↑
             チケット
             (A5サイズ)
              A5サイズ)




                       Slide No. 41
Agile開発

◆なぜAgileか?
  → ベンダー主導だとウォータフォールにしか
    ならない
        → コストをFIXする必要があるから
        → 契約も問題になる

  → ユーザ企業主導だと、Agileと相性いい




              Slide No. 42
Agile開発

◆Agile的な要件定義 ~ 家計簿の話。
あなたが友人から、家計簿をやりたいから相談に乗って欲しいと依頼された
とする。あなたはどうしますか?
その友人が、以前から帳面なりで家計簿をつけていた経験があるなら、話は
早い。“何がしたいか?”、“管理項目は?”などをヒアリングして、ソフトを作る
なり、アプリを紹介するなりすればよろしい。
しかし、初めて家計簿にトライするような場合、気をつける必要がある。
この時、“何がしたい?”と聞いた時点で失敗する可能性が高い。
なぜなら、その友人は、まだイメージが無い。しかし聞かれたら言葉を返すしか
ない。その後、「言ったじゃないか?」「こんなはずじゃなかった」・・・
正解は、「一緒に考えよう」だ。そして、反復とフィードバックの中で、要求を実現
すればよい。

                 Slide No. 43
モデリング

◆よくある社員マスター
 社員マスタ         このテーブルには、いくつかの間違いがあ
 社員コード(主キー)    ります。いくつあるかわかりますか?

 氏名            このようなテーブル設計をするエンジニアが
               沢山います。
 性別

 役職コード

 所属コード

 入社日

 退職日



               Slide No. 44
モデリング

◆よくある社員マスター
 社員マスタ

 社員コード(主キー)

 氏名            → 間違い:社員の属性ではありません
 性別            → 間違い:社員の属性ではありません
 役職コード

 所属コード         → 間違い:関係で持つべき
 入社日            → 間違い:Eventです。
 退職日           → 間違い:Eventです。


               Slide No. 45
モデリング
◆ ERモデル          これがモデル。
                 エクセルの表で、データベースの
                 テーブル定義書を作るエンジニアはダメ。




             Slide No. 46
モデリング
◆ モデリングの例(クラス図)




            Slide No. 47
プログラミング

◆自社コンピタンスのレイヤー
  → モデル層
◆ある程度外部に出す、またはツールを使う
  → バウンダリー層
◆ツール
  → プログラミングにおける各種ツールは重要
   → Eclipse
   → Subversion
   → Tortoise
   → astah*
                astah*以外は、OSS
              Slide No. 48
テスト

◆ツール (全てOSS)
  → Selenium
  → TestNG
  → Jenkins
◆継続的インテグレーション
  → 上記のJenkinsを使う
  → テストを完全自動化
  → 各種バージョンアップにも有効
◆チケットとテスト
  → 2時間のプログラミングチケットの場合、
    コードを書く時間は30分。後はテスト。
               Slide No. 49
コスト

◆自己責任、自立
  → OSSを使う。
  → あくまで、利用が中心。
  → コンフィグレーションとかバージョンアップは、
    結構面倒
  → このあたりは、(外部)技術者に任せる。
  → 大幅にコストダウン
◆具体的には
  → CentOS
  → MySQL
  → Apache/Tomcat
               Slide No. 50
OSS

◆OSSの利用
   → スケールアウト型アーキテクチャ
   → クラウド(IaaS)で有利
   → 商用ソフトは、サーバを増設時に
     ライセンス費用が、都度かかり俊敏でない
   → クラウドが、このあたりのライセンス環境を
     変えるかも。
◆バージョンの選択
  → 安定したバージョンの最新版
  → バージョンアップテストの自動化
      → 継続的インテグレーションが有効
           Slide No. 51
どこから始めるか?

◆といっても・・・プログラマを養成するには時間がかかる

→ サービスとしての、ソフトウェア開発の紹介

  → SonicGarden カスタムクラウド




               Slide No. 52
カスタムクラウド




     Slide No. 53
カスタムクラウドの特徴

◆月額固定費
  → 価格体系は、3つ(強火、中火、弱火)
  → 成果物を、いつまでに納品、という契約ではない。
  → いつでも、要求を変更することができる。
◆クラウド環境で提供
◆プログラマのチームは固定する
◆技術 → Agile、RubyOnRails、AmazonWebServices
◆効果
  → 固定費で開発を依頼するので、ユーザが真剣に
    考えないといけない。
  → 今一番必要な機能は?
  → この仕様でいいのか?
                  Slide No. 54
モデリングから始める

◆モデリングの進め

ユーザ企業が、UMLやERを書く。
  → シンタックスはすぐに習得できる。
  → 意味のあるものを書くのは、頭を使う。
  → そもそも、ユーザ企業でしか書けない。

何を書くの?
  → 会社を書くことができます。
  → だれよりも、会社に詳しくなります。


            Slide No. 55
将来像

◆従来型のSIベンダー、受託開発モデルの崩壊
  → ユーザ企業が変われば、ベンダーも
    変わる。
  → 変わることは、怖くない。
  → 変わることは、成長そのもの。

◆ユーザ企業の情報システム部門も消滅
  → 現場と一体化したIT
  → いわば、情シス部門の拡散的消滅



          Slide No. 56
日本発イノベーション

◆日本発イノベーションを起こすには?
  → 失敗すること。
      → 失敗を認めること。
      → 日本には、失敗を、穢れと感じる文化
        がある・・・
      → 失敗を許容すること。
  → 横断的知識の練り合わせ
      → 縦割り組織では厳しい
◆もの作り→ルール作り
  → プラットフォーム争奪戦
  → 日本は、もの作りは上手なのに・・・
            Slide No. 57
以上です。

ご清聴ありがとうございました



      Slide No. 58

第1回SIA研究会(例会)プレゼン資料