1. WF開発とアジャイル開発の比
較

2. 目次
１.はじめに
２.WF(ウォーターフォール)開発って？
３.アジャイル開発って？
４.まとめ～WF開発とアジャイル開発の比較～

3. １.はじめに

4. ソフトウェア開発について
• ソフトウェア開発・・・ユーザーの要求をソフ
トウェア製品に変換する作業
ホームページ ユーザーの欲しい！を形にする
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ブログ
各種プロセスを経てプロ
グラマーがソフトウェア
を開発

5. ソフトウェア開発のプロセス
要求定義
開発を複数の段階に分割 外部設計
モデル化する！！
内部設計
プログラミン
グ
・WF(ウォーターフォール)開発
テスト
・アジャイル開発
導入

6. ２.WF(ウォーターフォール)開発っ
て？

7. WFとは
ウォーターフォール開発
・全体的な見通し
普及率が高
・スケジュール管理 い！！
・資源配分管理
１年間で作るっ
て分かってるか
ら管理面がしや
すい！！

8. WFのプロセス
要求定義 しっかりとしたスケジュー
ルが組まれている！各工程
外部設計 を順を追って進める。
内部設計
プログラミン
時 グ
間
テスト
運用
逆戻りができな
い
開発段階

9. WFのチーム構成
• ユーザーと開発者のコミュニケーション
→機会が尐ない
• 仕様書が明確
→ 専門分野でのチーム構成
マ
ネ
テス アナリス ー
ター ト ジ
ャ
ー
デザイナー プログラマー

10. WFのメリット
• スケジュール管理が容易
→ 全体像が把握しやすい
• 明確な仕様書
→ 作業の円滑化
• 進歩管理が容易
• 段階ごとの作業管理

11. WFのデメリット
• 初期段階での要求定義
• 要求変化への対応が困難
→ ビジネス環境の変化へ対応が困難
• 問題発見時の労力
• 期待と実際のシステム相違の可能性

12. 現代のWF開発の問題点
近年の
変化状況
ビ 開発期間より
ジ も変化状況の
ネ
ス 方が早い
環
境 システム システム完成 これまで
開発期間
の変化状
況
環予
境測
変可
化能
量な
時間
IPAの調査

13. ビジネス環境とソフトウェア開発の
関係
ビジネス環境
外部ビジネス環
とシステム開 境
発の関係っ
て？ ビジネス戦
略
IT戦略
内
要求の早期固定(WF) 部 要求
状
リス 態
ク システ
外部、内部のビジネス環
境の変化への対応ができ
ム開発
ない！！
→ ビジネス環境変化す
る

14. WF開発の問題点
環境が変われば
欲しいものも変わる・・・
1年もかけて作られたものを見たら
想像と違う・・・
1年の間にこの機能はいらなくなった・・・
最後まで作ったのに
問題点が見つかった・・・

15. じゃあどうする？
環境は変わっていくもの！！
要望も変わっていくもの！！
解決策は？
・短期的なフィードバック
・顧客とのコミュニケーション
戻れないWF開発から
繰り返すアジャイル開発へ！

16. ３.アジャイル開発って？

17. アジャイル開発とは
ビジネス環境
の変化が
激しい・・・ アジャイル開
発
★要求への対応
★ユーザーとの協調
★問題の早期発見
最後になっ
て
問題が！

18. アジャイル開発のプロセス
・短期的なフィードバック、要求定義
・繰り返される反復
→ 要求変化への柔軟性
第1イテレーション(反 第２イテレーション 第３イテレー
復) ション
要求定義 要求定義 要求定義 第ｎイテレー
ション
プログラミン
企画 グ
プログラミン
グ
プログラミン
グ ・・
ストーリーリスト
テス
ト
テスト テスト
・・
作成
１、ホームページ
作成 リリース
２、プロフィール
リリー リリー
作成 ス ス
３、利用規約作成 顧客 開発者 ※１イテレーション＝１～２
４、オンライン 週間程度の短期間
ショップ作成
・ リリースの段階でユーザ
・ と話し合い要求定義を行
・

19. アジャイル開発の特徴
• 要求の固定を前提としない
→ ビジネス環境の変化、要求変化への
対応
• 定期的なフィードバック
• コミュニケーションを重視
• 顧客の参画度合いが強い
• プログラム重視

20. アジャイル開発のチーム構成
• はっきりと区別しない役割分担
• チームで成果責任を果たそうとする態度
• 積極的に関わる顧客の存在
ビジネス
• 成果責任と権限委譲 ソリュー
ション
• 自己組織化 WIN!
システム WIN!
HAPPY!
HAPPY! 目的 目的
信頼・協調・尊
重
顧客と共に開発す ビジネス側 開発側
る！！

21. アジャイル開発に適した領域
• ビジネス要求が変化する領域
• リスクの高い領域
→ ・不確実な市場
・技術的難易度
• 市場競争率の高い領域
→ ・TTM(time to market)の短縮が必要

22. アジャイル開発のメリット
• 要求変化への柔軟な対応
• 期待と成果物の不一致の防止
• 問題点の早期発見
• 開発を進めながらの成長
• 優先的な機能から開発、運用
• エンジニアのモチベーションの保持

23. アジャイル開発のデメリット
• スケジュール管理が困難
• 長期的な開発の見通しが困難
• 開発者への高いスキルの要求

24. ４.まとめ
～WF開発とアジャイル開発の比較
～

25. WF開発とアジャイル開発の比較
特徴
WF開発・・・品質・スケジュール管
理重視
アジャイル開発・・・スピード・柔
軟性重視

26. WF開発とアジャイル開発の比較
プロセ
リリース
ス
アジャイル開
イテレー
ション(反
発
復)
WF開発
時間

27. WF開発とアジャイル開発の比較
顧客と
の距離
WF開発・・・積極的な関わりが尐
ない傾向
アジャイル開発・・・短期的な顧
客とのコミュニケーション

28. WF開発とアジャイル開発の比較
管理
WF開発・・・スケジュール管理や全体の
見通しが立ちやすい
アジャイル開発・・・長期的なスケ
ジュール管理やドキュメント上での管理が
困難。

29. WF開発とアジャイル開発の比較
柔軟性
WF開発・・・要求変化への対応、仕様漏
れや問題が発覚時の対応が困難。
アジャイル開発・・・要求変化への柔軟
な対応、仕様漏れや問題の早期発見。

30. WF開発とアジャイル開発の比較
適正領域 技術・市場に 高
おけるリスク
アジャイ
ル開発
ビジネス環
境の変化量
小 大
WF開発
低

31. 開発モデルは使い分ける！
長期的に開発を進めるWF開発
や繰り返しのアジャイル開発
大切なの
は・・・
状況により使い分けるこ
と！

32. 最後に・・・

33. コミュニケーションの必要性
美容室と似てい
る？
今日はパーマ
かけてくださ
過程 結果
い あっ！ 思い通
もうちょっと弱め り！
にかけて！！
コミュニケーションのとれ
る人
コミュニケーションのとれな
い人
・・・

34. ご清聴ありがとうございまし
た