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QGISの活用例を見てみよう
2018年7月30日
講座の流れ
1.扱うデータの説明
2. QGIS上でのPythonの利用
– Pythonによるラスターデータの表示・分析 –
3.QGIS上でのRの利用
– QGIS+Rの利用 –
※巻末には補助資料をつけています。
2
講座前の確認
• 本講座で説明するQGISはVer 2.18.19です。
(講習時には新しくなっている可能性がありますが、2.18.XXであれば大きな影響
はないので新しいバージョンで構いません)
• OSはWindows8.1 Professionalです。
• 講座用のデータをパソコンにコピーしてください。
「handson」フォルダをCドライブ直下に配置してください。
( C:handson となるように配置します)
本講座で利用するデータについて
・標高データの出典:国土地理院 基盤地図情報 数値標高モデル DEM10B
(https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php)
3
扱うデータの説明
本講座で使用するデータ形式について説明します
4
1-1 扱うデータ形式
QGISで扱えるデータは大きく分けて2種類あり、
ベクターデータ(図形)、ラスターデータ(画像)に分けられます。
ポイント、ライン、ポリゴンで表現
本講座ではラスターデータをメインに、QGISの活用例をご紹介
いたします。
ベクターデータ ラスターデータ
グリッド状の
セルの値で表現
5
1-2 ラスターデータについて
ラスターデータは格子状の複数のセルで構成されるデータで、
それぞれのセルに値を入れることができるので、
連続的な値を表現することが可能です。
1
1
1
1
1
23 4
4 4
5
6 7
8 8
9
10
11
12
13
セルの値によって色を割り当てて表現
6
1-3 ラスターデータについて
7
その他ラスターデータの特徴
• 位置座標を情報としてもつことができます。(ベクターデータも)
• ラスターデータの主な拡張子
JPEG、TIFF、GIF、PNG、BMP などなど・・・
• 不明瞭な境界をもつデータの表現に適しています。
(明確な場合は図形であるベクターデータが用いられます)
• ベクターデータに比べて全体のデータサイズが小さく済み、
描画が早いです。(ベースマップの表示に適しています)
1-4 ラスターデータの入手例
ラスターデータの代表例として、標高データがあります。
国土地理院では、基盤地図情報(電子地図の位置基準情報)
を無料でダウンロードすることができ、その中で数値標高モデル
という標高データも入手することが出来ます。(要アカウント登録)
https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php
8
1-5 標高データの入手例
基盤地図情報 数値標高モデル
9
数値標高モデル(標高データ)
各セルに標高値を持っています。本講座では、この数値標高モデルを利用
しますが、QGISで読み込ませるために加工しておきます。(方法については
巻末の付録P.43~に記載しています。)
1-6 基盤地図情報 その他データ
基盤地図情報 ジオイド・モデル
10
各セルにジオイド高を持っています。
ジオイド高とは、地球楕円体から水準面(平均海面)までの高さのことです。
参考:http://www.gsi.go.jp/buturisokuchi/geoid.html
ジオイド・モデル
QGIS上でのPythonの利用
Pythonを用いてラスターデータを
表示・分析します
11
2-1 Pythonとは
この章では、プログラミング言語のPythonを用いたQGIS操作例
をお見せいたします。
12
• QGISの拡張機能であるプラグインの開発言語で、より多機能で
便利なQGISを利用するには欠かせない言語です。
(ユーザー自身がPythonでプラグインを自作することもできます。)
• 他の言語と比較して、扱いやすいプログラミング言語と言われてい
ます。
• ArcGIS等の商用のGISでも採用されています。
Pythonとは...
※ライセンスはPSF (Python Software Foundationライセンス)という
フリーソフトウェアライセンスでGNU General Public Licenseと互換性のあるライセンスです。
2-2 Pythonを使用するメリット
QGIS上の基本的なデータ操作はマウス操作で行えますが、
Pythonによるプログラム実行でもデータ操作を行うことができます。
(1つのデータの表示や加工であればマウスが圧倒的に早いです)
13
しかし、Pythonには
• 繰り返しや組み合わせの処理に長けている
というメリットがあり、QGIS上で複数のデータを素早く簡単に
処理するにはPythonによる操作がとても優れています。
次ページより、Pythonによるデータ操作例を紹介します。
2-3 Pythonコンソールの表示
• Pythonを使用するため、コンソールという機能を表示します。
• QGISを起動し、メインメニュー – [プラグイン] – [pythonコン
ソール」を選択します。
14
2-4 Pythonコンソールの表示
• Pythonコンソールが表示されます。
• 入力エリアにPythonコマンドを打つと出力エリアに結果が出力
されます。
入力エリア
出力エリア
15
2-5 モジュールのインポート
• QGIS用のモジュールをインポートするため以下を入力します。
import qgis.core
入力エリアに入力後、Enterキーを押す 出力エリアに反映されればOK
16
2-6 ラスターデータの読み込み
• Pythonコマンドを用いてQGISにラスターデータを認識させます。
base_dir='C:/handson/data/raster'
base_dir='C:/handson/data/raster'
本講習用のフォルダを指定します。
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
指定したフォルダを用いて
使用する標高データも変数化しておきます。
QgsRasterLayer()はラスター読み込み用の関数です。
【説明】
配布の標高データ
17
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
C:handsonpythonhandson1.py
の2・3行目からコピーできます。
2-7 データの確認
• きちんと認識されているか以下のコマンドで確認できます。
rlayer.isValid()
認識失敗の場合は“False”を返す
18
認識成功の場合は“True”を返す
2-8 ラスターデータの表示
• QGIS上に表示するコマンドを入力するとデータが表示されます。
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(rlayer)
19
handson1.pyの4行目からコピーできます。
2-9 Pythonコンソールのエディタ機能
• Pythonコンソールでは、エディタ機能を用いることにより
複数行のソースコードを一括で実行できます。
エディタ表示ボタン スクリプト実行ボタン
エディタ
20
handson1.py
のコード全体を実行
2-10 Pythonによるラスター分析
• 先ほど表示した標高データから傾斜図を作成します。
21
標高データ 傾斜図
(傾斜の緩急を数値化)
傾斜図の作成にはgdalogr:slopeというアルゴリズムを使用します。
2-11 傾斜図作成コード
• エディタに以下を入力します。
22
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster'
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
output_file=base_dir + '/out/slope.tif'
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'AS_PERCENT':0,
'SCALE':100000,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:slope', parameters)
slope_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(slope_layer)
C:handsonpython
handson2.py
にコード記載しています。
コードの内容については
巻末の付録を参照ください。
2-12 傾斜図の作成・表示
• スクリプトを実行すると作成した傾斜図が表示されます。
23
2-13 傾斜方位図の作成・表示
• 傾斜方位図を作成してみます。
24
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster'
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
output_file=base_dir + '/out/aspect.tif'
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'TRIG_ANGLE':0,
'ZERO_FLAT':0,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:aspect', parameters)
aspect_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(aspect_layer)
傾斜方位図
( 斜面の方向を数値化)
( gdalogr:hillshade )
handson3.py
にコード記載しています。
2-14 陰影図の作成・表示
25
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster'
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
output_file=base_dir + '/out/shade.tif'
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'Z_FACTOR':1.0,
'SCALE':1.0,
'AZIMUTH':315.0,
'ALTITUDE':45.0,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:hillshade', parameters)
shade_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(shade_layer)
陰影図
(指定した位置から光を当てた図)
( gdalogr:hillshade )
handson4.py
にコード記載しています。
• 陰影図を作成してみます。
2-15 Pythonによるバッチ処理
• ここまでの操作であれば、Pythonを使わずとも早く、簡単に
処理を行うことができます。
26
それでは、今までの操作を複数のファイルに対して行ってみます。
手作業の場合は、1つ1つのファイルに対して処理を行うしかあり
ません。
2-16 アルゴリズムのバッチ処理
27
• Pythonを用いてアルゴリズムのバッチ処理を行います。
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster/batch'
Input_files = [
'C:/handson/data/raster/batch/634073.tif',
'C:/handson/data/raster/batch/634074.tif',
'C:/handson/data/raster/batch/634075.tif',
'C:/handson/data/raster/batch/634076.tif',
'C:/handson/data/raster/batch/634077.tif',
'C:/handson/data/raster/batch/634170.tif,
]
for file in Input_files:
output_file=file.replace('/batch/', '/batch/out/shade_')
rlayer=QgsRasterLayer(file)
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'Z_FACTOR':1.0,
'SCALE':1.0,
'AZIMUTH':315.0,
'ALTITUDE':45.0,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:hillshade', parameters)
shade_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(shade_layer)
for文でリストのファイルを1つずつループ処理
パラメータ(引数)
アルゴリズム(gdalogr:hillshade→陰影化)
handson5.py
にコード記載しています。
・
・
・
・
・
・
・
使用するデータを指定
Pythonに慣れている方は、ファイル・フォルダ操
作のモジュールを用いることで使用するデータ
の指定をコンパクトに書くこともできます。
(os、globモジュール等)
2-17 アルゴリズムのバッチ処理
28
• 実行すると、陰影図が表示されました。
1枚の画像が表示されているように見えますが・・・
2-18 アルゴリズムのバッチ処理
29
• 実は36ファイル分の陰影図を作成・表示しています。
1ファイル分の陰影図
画像が増えるほど手作業とPythonでの処理スピードに差が出ます。
(Pythonのメリット)
QGIS上でのRの利用
QGIS+Rの利用例をお見せします
30
3-1 Rとは
31
• Rとは、データの解析や作図等に用いられるコマンドライン
ベースのプログラミング言語であり、Python同様フリーのソフ
トウェアです。
32
• 自作のRスクリプトを実行することができます。
• [R scripts] – [ツール] – [新しいRスクリプトを作成する] を選択
すると、専用のスクリプトエディタが表示されます。
• コードを入力し、アルゴリズム実行ボタンを押します。
3-2 QGIS+R 自作スクリプトの実行
handson1.rsx
にコード記載しています。
例として、頻度分布図を2つのデータで表示できる
よう、それぞれ色分けして図を作成するコードを入
力(Rのhist関数を使用)
アルゴリズム実行ボタン
33
• ダイアログで確認後、結果が表示されます。
3-3 QGIS+R 自作スクリプトの実行
Rでは、頻度分布図(ヒストグラム)以外に、8方位別の平均標高図を作図
できたり、ラスターデータだけでなくベクターデータの解析も行えるなど、
可能なことがたくさんあります。
ありがとうございました
34
付録
講座内で説明できなかった部分の補足情報です
35
付録について
ex1. 数値標高モデルのダウンロード・加工
– 本講座で使用した標高データの準備手順 –
ex2. Python操作関連項目
– Pythonの規則、傾斜図作成コードの内容説明等 –
ex3. R操作関連項目
– マウス操作によるRの使用例 –
36
ex1-1 数値標高モデルのダウンロード
講座中に使用した基盤地図情報の数値標高モデルですが、QGIS
で読み込めるよう、ダウンロードしたデータのフォーマットを変換
する必要がありました。
ここでは、ダウンロードから加工までの手順を説明します。
まず、基盤地図情報のページ(https://fgd.gsi.go.jp/download/menu.php)
へアクセスし、数値標高モデルの「ファイル選択へ」を選択します。
37
ex1-2 数値標高モデルのダウンロード
データは2次メッシュ単位でダウンロードできます。
検索条件を指定(講座のデータは10mメッシュ、10Bを指定)し、
取得したいメッシュの番号をクリックすることで選択リストに追加
されるので、「ダウンロードファイル確認へ」をクリックします。
38
ex1-3 数値標高モデルのダウンロード
ダウンロードするリストが表示されるので、
ファイル名の左にチェックを入れて、ダウンロードを行います。
進むと、ログイン画面が現れるのでアカウント登録をしていない方
は新規登録をしてください。
39
ex1-4 数値標高モデルのダウンロード
ログイン後、アンケートに答えることでダウンロード可能になるの
で、保存場所を指定し、ダウンロードを実行してください。
40
ex1-5 数値標高モデルのダウンロード
ログイン後、アンケートに答えることでダウンロード可能になるので、
保存場所を指定し、ダウンロードを実行してください。
ダウンロードが完了したら、zipデータを解凍しておきます。
41
ex1-6 数値標高モデルの変換
ダウンロードしたデータはXMLファイルという形式で保存されてい
るので、Tiffファイル形式に変換します。ここでは、株式会社エコリ
ス様の「基盤地図情報標高DEM変換ツール」を使用します。
ツールはMITライセンスです。
サイトに移動(http://www.ecoris.co.jp/contents/demtool.html)し、
ツールをダウンロードします。
42
ex1-7 数値標高モデルの変換
ダウンロードしたツールを解凍し、「基盤地図情報標高DEM変換
ツール」フォルダの中にある「変換結合.vbs」というファイルを実行
します。
43
ex1-8 数値標高モデルの変換
投影法を選択します。本講座で使用した標高データは
平面直角座標を選択する必要があるので「2」を指定します。
(平面直角座標でなければ傾斜区分図等を作成できません)
本説明でも平面直角座標を指定したケースで進めます。
指定後、OKをクリックしてください。
44
ex1-9 数値標高モデルの変換
変換するデータが属する平面直角座標の系番号を指定します。
系番号がわからない場合は国土地理院の解説ページ
(http://www.gsi.go.jp/sokuchikijun/jpc.html)を参考にしてください。
東京都であれば9系となります。
45
ex1-10 数値標高モデルの変換
陰影起伏図を作成するかのダイアログが出ますが、今回の目的
は標高データの取得なので、いいえを選択して構いません。
次にフォルダの参照ダイアログが出ますのでデータが入っている
フォルダを選択してOKを押します。
46
ex1-11 数値標高モデルの変換
海域の標高について問われ、「はい」をクリックすると
変換開始メッセージが出るので、OKを押すことで変換が開始され、
変換終了後に終了ダイアログが表示されます。
47
ex1-12 数値標高モデルの変換
指定したフォルダに「(2次メッシュ番号).tif」、「merge.tif」という
Tiffファイルが作成され、こちらがQGISで読み込むことのできる標
高データになります。(merge.tifは複数のファイルを結合、調整し
たファイルです)
講座ではこのデータのファイル名を「sample.tif」に変更しています。
48
ex2-1 Pythonの規則
• Pythonの機能の呼び出しは、「関数名(引数1, 引数2, 引数…)」
とするのが通常です。
• Pythonでは基本的な関数はそのまま使えますが、さらに多くの
関数を使えるようにするため、拡張モジュールを読み込ませる
ことがあります。
モジュール例: sys、os、qgis.core、processing
49
ex2-2 Pythonで使用するアルゴリズム
• Pythonで使用するアルゴリズムの基本的な呼び出し方は以下の通りです。
50
processing.runalg(‘アルゴリズム名’, 引数1, 引数2, …)
processing.runalg(‘gdalogr:slope’,引数1, 引数2 …) となります。
• 使用したいアルゴリズムがgdalogr:slopeだとすると、
• 引数が多くなる場合は、別の変数でリストとしてまとめておくとコードが見
やすくなります。
引数1, 引数2, 引数3
parameters = {
引数1,
引数2,
引数3
}
processing.runalg(‘gdalogr:slope’, parameters)
ex2-3 アルゴリズム・パラメーター一覧
• どのようなアルゴリズムがあり、それぞれどのパラメーターが
必要なのかを調べたい場合は、QGISの公式ページに一覧が
載っています。
51
アルゴリズム一覧トップページ
https://docs.qgis.org/2.18/ja/docs/user_manual/processing_algs/index.html
今回使用した傾斜図の作成アルゴリズム(gdalogr:slope)
https://docs.qgis.org/2.18/ja/docs/user_manual/processing_algs/gdalogr/gdal_analysis.html
ex2-4 Pythonによる傾斜図作成
• 本講座でお見せしたPython処理による傾斜図作成のコードの
内容を説明します。
52
標高データ 傾斜図
(傾斜の緩急を数値化)
傾斜図の作成にはgdalogr:slopeというアルゴリズムを使用します。
ex2-5 傾斜図作成コードの内容説明1
• 傾斜図作成コードは以下です。
53
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster'
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
output_file=base_dir + '/out/slope.tif'
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'AS_PERCENT':0,
'SCALE':100000,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:slope', parameters)
slope_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(slope_layer)
①
②
C:handsonpython
handson2.py
にコード記載しています。
ex2-6 傾斜図作成コードの内容説明2
54
import processing
base_dir='C:/handson/data/raster’
rlayer=QgsRasterLayer(base_dir + '/sample.tif')
output_file=base_dir + '/out/slope.tif'
【説明】
processingモジュールの読み込み
本講座用フォルダの指定
読み込む元データ(標高データ)の指定
作成ファイルの指定
①
ex2-7 傾斜図作成コードの内容説明3
55
parameters = {
'INPUT':rlayer,
'BAND':1,
'COMPUTE_EDGES':0,
'ZEVENBERGEN':1,
'AS_PERCENT':0,
'SCALE':100000,
'OUTPUT':output_file
}
processing.runalg('gdalogr:slope', parameters)
slope_layer=QgsRasterLayer(output_file)
QgsMapLayerRegistry.instance().addMapLayer(slope_layer)
【説明】
パラメーター(引数)の指定
②
傾斜図の作成
傾斜図の表示
傾斜図の読み込み
アルゴリズム名 引数
ex2-8 傾斜図の表示
• 実行して傾斜図が表示されるか確認してください。
56
ex3-1 QGIS+R 使用方法
57
• 使用するコンピュータにRをインストールすることで、
QGISのプロセッシング機能からRを実行できるようになります。
(※Rのインストール、設定等の方法については省略します)
• メニュー – [プロセッシング] – [ツールボックス] を選ぶと、
プロセシングツールボックスとRの項目が表示されます。
ex3-2 QGIS+R 標高値の頻度分布図
58
• 標高データを読み込ませ、[R scripts] – [Raster processing] –
[Raster histogram] を選択すると、ダイアログが表示されます。
Layerに標高データが指定されてい
ることを確認し、Runをクリック
• Rを用いて頻度分布図を作成します。
59
• 標高値の頻度分布図が作成されました。
ex3-3 QGIS+R 標高値の頻度分布図
結果の図はコピーしてExcelやWord等に貼り付けることができます。
縦軸:
頻度
横軸:標高値

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